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2011年7月

2011年7月31日 (日)

不明の小型昆虫類など

 7月も最終日。早いですね。
 これまでに撮りためたものの、手つかずで放置していた写真を整理して、つまらない記事ですが、すこし続けて留守中の日記穴埋め代わりに順不同で自動投稿連載します。

 はじめは、目測ですべて大きさ8mm以下程度の小さな虫類。庭に飛んできたり、草むらにいたもので、図鑑との”絵合わせ”も難しく、名前はわかりません。画像のみの記録としてまとめました。

①寄せ集め:

Photo_3

 
②シロズヒメヨコバイ:
 バラの害虫です。葉の表面が白っぽい斑点模様になっているのを裏返してみると、びっしりついていました。
 頭部が白く、独特の紋様の翅を持つ成虫の大きさは4mmほど。成虫、毛の生えた幼虫、それらの脱皮殻も。Blg201154

 
③6mmほどの大きさ。シマバエ科の仲間?:
 庭にやってきて、アジサイの葉の上をぐるぐる回りながら熱心に葉表を舐め回していました。1cm

 
④大きさ8mmほど、茶色で胴部に縞模様があります。ハエ?:Blg2011523

 
⑤キジラミの仲間??:
 風の吹く草原にたくさん舞っていて、手で払い除けるほど。飛ぶと白い灰が飛んでいるようにみえました。翅の紋様はネギアブラムシに類似していて、体の周りには白い綿状ロウ物質のようなものをまとっています。大きさ7mm以下くらい。Blg2011514

                                   (続く)

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2011年7月30日 (土)

7月下旬の野外で

 天候が今ひとつ不安定で、晴れていたのにいきなり雨がぱらぱら降ったり、遠くで雷が鳴ったり、,時に、“ゆるい”地震があったりと、外出の出鼻をくじかれることがあるこの頃です。そんな中で目にした色々です。

スベリヒユ:
 日光が照りつける田の畦にスベリヒユが黄色い花を一斉に開いていました。花は午前中しか開きません。肉厚の葉を潰すとぬるぬるした汁がでます。雑草ですが、ゆでておひたし、辛子和えなどで、そのぬるぬるした食感が楽しめるおいしい”山野菜”といえます。717

 
ガガイモの花:
 近くで一番の観察スポットだった用水路縁では、夏の雑草刈り取り作業ですっかり刈り取られ、今シーズンは見つかりません。
 少し足を伸ばすとまだ雑草刈作業が終わっていない草原には、たくさんのガガイモが繁茂していました。開花にはまだすこし早かったのですが、開花の始まった株もありました。秋以降には、袋果と種髪の種が見られるようになります。723

 
トウキョウダルマガエル;ミシシッピアカミミガメ;シマヘビ:
 ●田んぼの水路にトウキョウダルマガエルがいました。関西ではトノサマガエルに相当します。稲刈り時期に大挙してやってくるチュウサギ達のお目当ては、住みかが無くなって田んぼから飛び出してくるこのカエル達なのです。  
 カエルもライフサイクルを完結するために必要な生息環境条件が失われたため、ずいぶん減少しました。
 ●それに引きかえ、圧倒的に数を増やしたのは、用水路の至る所にいるミシシッピアカミミガメです。甲羅の大きさが30cmはあるのではないかと思うほど大きなものも。そのせいで在来種の亀はすっかり影をひそめてしまいました。
 ●ヘビも見かける頻度は少なくなりましたが、”陸ウナギ”と呼ばれ、最も普通に見られるシマヘビが、カラスウリの葉が茂る草地を這っていました。
 優に1mを超える長さでした。好事家によれば、蒲焼きにすると旨いのだそうですが・・・Photo_6

 
ツマグロヒョウモン(♀):
 草原のアカツメクサでツマグロヒョウモン(♀)が吸蜜していました。庭の野生スミレにも卵を産んでいったらしく、孵化して間もない小さな幼虫が葉を丸ぼうずにしていました。Photo

 
ヒメジャノメ:
 公園の木立の日陰を好んでひらひら飛んでいた小さいヒメジャノメです。地味なチョウです。717r0014736

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2011年7月29日 (金)

夏のある日、庭先で

 気温は低めですが、蒸し暑い日が続いているいます。そんなある日の庭先風景。

ロイヤルハイネス:
 秋に備えて、充実させなければいけないから、暑い夏の間は花は咲かせないように(つぼみが大きくなる前に摘み取り)しなければならないバラ(ロイヤルハイネス)が、貧弱な花をつけていました。遅かりし、です。717r0014607cc

 
レインリリー:
 半日陰になる木の足下で、突然のように大きなピンクの花を開いていました。数年間植えっぱなしでも途絶えずに花を咲かせてくれる、ヒガンバナ科の球根性ゼフィランサスの園芸種です。
 名前のとおり、日照り続きの間はなかなか花は開きませんが、十分な雨が降った翌日以降に、突然花が開くという感じがします。実際に開花期間に土の中の球根が湿らされると、花が咲きやすい性質なのだそうです。717r0014608

 
カマキリの子供:
 ハーブの鉢植えに体長3cm足らずのカマキリの子供が隠れん坊していました。多分チョウセンカマキリでしょう。そして別の雑草にはお得意ポーズのハラビロカマキリのお子さんが。
 初夏から子供のカマキリがどこからか時々やってきます。2Fのベランダに、熱中症で倒れたらしい子供カマキリも落ちていました。
 たくさん生まれたカマキリの子供も無事大人になるまでに幾多の試練が待ち受けているのです。がんばれカマ子ちゃん達!Blg

 
アメンボとシロメダカ産卵:
 屋外のシロメダカ水槽にアメンボが1匹飛んできていました。飛翔能力に優れていて、かなりの距離を飛ぶようですが、近くにアメンボの住むような川がありません。
 よく来たものです。写真を撮っている間に、ピョンとはねて水槽から飛び出し、そのまま飛び去っていきました。77

 そしてメダカは、と見ると、この日は産卵していました。水温が25℃から30℃以下なら連日産卵しますが、終日水温が30℃を越える状態では産卵はとまります。
 短期間なら水温が40℃近くに上昇するようなことがあってもメダカは死ぬようなことはありません。メダカもがんばれ!

 
コミスジ(写真上2枚)とイチモンジチョウ(写真下2枚):
 通常は素通りしていくコミスジが、どういうわけか庭先の野生スミレにとまっていきました。
 別の日、日陰の木の葉にイチモンジチョウが交代でやってきて翅を開いて休んでいました。
 まだ翅のきれいな個体ですが少し距離があり、不鮮明な画像になりました。

 もう一頭はだいぶ鳥に追い回されたようで、鱗粉もはげ落ち、翅に傷のあるくたびれた個体でした。お疲れ様ですが、がんばって。
 なお後日あらためてイチモンジチョウとした写真下2枚の画像で、”「イチモンジ」”の白斑の配列や形状をよく比較して見ると,違いがあるようで、一番下の個体は「アサマイチモンジ」のように判断されます。
 一応訂正ということにしました。

 Photo_4

 

画像再掲:Photo

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2011年7月28日 (木)

コスズメ幼虫(褐色型)

 去る2011.7.23夜、某国で、落雷が原因で起きたというという高速鉄道の追突・脱線事故。即断即決、高架から落下した先頭車両の運転席を壊して畑に埋めたり(後日掘り起こしてみたり・・)して事故車両は24日夕までにすべて撤去され運転再開へ。
 やはりすごい実行体制です。

 
 続く某月某日、某猫額王国で、なにがしか怪しげな雰囲気も漂う高速設計の新型車両お披露目ニュースを単独取材。

 
 バイオコンピュータ搭載の運転席:R0015564trm

 
 空気抵抗の少ない流線型の先頭車両:R0015560trm

 
 「尾角」装置がもうけられた後尾車両:何の目的装置なのかは非公開です。R0015558trm

 
 高架モノレール方式でコストは安価:(線路はただ乗り、無許可進入ですが・・・)R0015553

 
 バイオ燃料によるエコ運転システム(上)/そして新型車両全体の雄姿(下):(悪趣味のデザイン/カラーできもちわるい)Photo

 
 その後地表に落ちたら、埋めてもらわなくても自動で地中に潜り、掘り出してもらわなくてもやはりバイオコンピュータの指示で、なんと高速ジェット機に変身して地上に出るという。
 人間界の技術をしのぐ某王国の発展は恐るべし。
その姿には似合わず、名前はかわいらしい「コスズメ(幼虫)」です。

コスズメ(幼虫):
 食草はブドウ、ヤブガラシなどのブドウ科植物、メマツヨイグサなどアカバナ科植物。(今回は園芸種のヒルザキツキミソウを丸坊主にしていました。)
 大きさ70~85mm。褐色型と緑色型がある。(今回のものは褐色型)。側面に眼状の紋がある。しっぽ(尾角)がある。幼虫は土中に潜り、蛹で越冬。そのまま羽化して三角翼ジェット機のような姿のガ成虫になって現れる。

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2011年7月27日 (水)

バン、キジ

 近隣に、市営の釣り堀があり、その一角が蓮池になっています。ハスの花が開いているので、7月中旬、見に行ってきました。
 泥の中に根を張り、そして水面にとても綺麗な花を咲かせる蓮。この有様を観じて何を感得しなくてはならないのでしょうか。
 泥の底深く埋まっているレンコンの、とくに辛子レンコンにした時のおいしさしかアタマに浮かばない俗物は、生きるのが楽です。711

 
バン:
 その折、遠くから、”クルル、クルル”という特徴のある鳴き声が聞こえてきました。相当距離があって目視では確認困難でしたが、2羽の黒い鳥が見えましたので、多分バンだろうと思ったものでしたが。
 池の周りを回って、ハスの写真を撮り終わってふと見ると、浮島になった傍にやはり1羽のバンの姿がありました。
 水草の茎をくわえて浮島に上り、巣穴の中に入った様子。1_2

 
 そしてしばらくすると出てきて、再び水に入りました。Photo_7

 ただそれだけの観察でした。当地では見かける頻度は決して多くはありませんが、留鳥として住み着いているようです。

 
キジ:
 ケーンという鳴き声が聞こえました。半日陰になっていた駐車場と水田の間の斜面草地に雄キジがいたのです。ちょうど日当たりに出てきたところで気がつきました。
 そして日陰になった草叢にゆっくり歩いて行った先に、雌キジがいたのです。つがいだったようです。Photo_8

 
 そしてその後、時々こちらが気になる様子で、2羽交互に立ち止まっては様子をうかがいながら、やがて、姿を隠すのに十分伸びた稲田の中に消えていきました。2

 暑苦しい日中のひととき。キジ鍋!さすがにそんなヨユウのある考えは浮かびませんでしたね。

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2011年7月26日 (火)

2011/夏の水田雑草(ウリカワ、オモダカ、コナギ、ミズアオイ、ヒメシロアサザ)

 早生品種の水田では稲穂が出そろっています。8月下旬には稲刈りです。何か気ぜわしさも感じてしまいますが・・・
 さて、昔は稲作に重大な影響を及ぼすとして恐れられ、水田の”強害雑草リスト”に名前を連ねていた水田雑草仲間が、圃場整備の進んだ近郊の美田にも、イネの成長に合わせて、ときにその姿を見せることがあります。
 ほぼ根絶したと思われるものから、しぶとく生き延びるもの、さらには効果的だった除草剤に耐性を獲得したのではないかといわれて、比較的によく見かけるようになったものまでいろいろです。 
 ほとんどの圃場でそれほどひどい雑草は見られませんが、特定の圃場で、特定の種類の雑草がポツポツ見られることがあり、いまだ自然界でせめぎ合いは続いているようです。
 散歩コースで目にしたおりに撮っていた水田雑草類の”近況”です。

ウリカワ
 イネの成長に合わせてイネに与えられた肥料を先取りしてしまうため、その昔は強害水田雑草でしたが、いまでは近郊ではまず目にすることはありません。有効な除草剤などのおかげのようです。
 ただし、無農薬、あるいは有機肥料栽培などを行っている地域ではやはり重大な害草だそうです。それなのに”趣味の水生植物”として栽培しようとするとなかなか難しいです。
 写真のものは数年前に屋外のメダカ水槽に植えたもので、沈水状態です。数年間に渡り途絶えはしないというだけで、草丈は10cm以下にしか成長せず、花も一度も咲いたことはありません。肥料不足が主要な原因かと推測しているのですが・・・1

 
オモダカ
 生えている田んぼと全く見られない田んぼがはっきりしています。もちろん、生えているのは一部で限定的です。
 幼植物の時には独特のヤジリ形の葉が”趣味の鑑賞用水生植物”に値しますが、大量の肥料があればイネより早く大きくなり、これ見よがしに白い花を付けるようになると手に負えなくなります。また稲田の中ではこうなると結構目立つのです。
 例外的ですが、”化け物”のように大きくなっているのを最近見かけました。こんな例は非常にまれです。C

 
コナギ
 専門家の話によれば、養分収奪力が大変大きく、イネの間にも入り込むということで、実際にそのようなかなりひどい状況を目にすることがあります。
 これまでは有効な除草剤が開発されていて被害は押さえられていましたが、近年、スルホニル・ウレア系除草剤に対しては抵抗性を獲得したものがあるのではないかと問題になっているそうです。近郊で見つかる頻度がもっとも多い害草です。
 なお発生初期には、ウリカワ、オモダカ、ミズアオイなどとの区別が困難ですが、成長して特に晩夏以降の開花時期になるとはっきり区別できます。
 晩夏から秋に紫色の花を付けるので、”観賞用水生植物”の仲間入りもするようです。Photo_5

 
④ミズアオイ:
 特定の田んぼにしか見つかりません。かつては他の水田雑草と同じように水田の強害草として恐れられていたそうですが、現在は花も葉も似たコナギとは裏腹に全国的に希少となってしまったようです。
 鑑賞価値の高い美しい青い花を開花させる水生植物です。なぜか同じミズアオイ科で蔓延るコナギやホテイアオイに比較して、本種だけがひとり脆弱な印象です。
 ミズアオイの”趣味栽培”も、けっこう知識が必要で難しそうなので、その気にはなりません。Photo_6

 
⑤ヒメシロアサザ:
 定常的に発生する状況は見られません。全く異なる場所で、突然ぽつんと生えている、という状況をごくまれに観察するだけです。
 専門家の話では、鳥が運んでくるのかもしれないとのことですが。
この写真も最近のもので、まだ花も付けていませんので不確かですが、ヒメシロアサザだろうと推測しました。R0015265

 
PS:
 日中の蒸し暑さから逃れるため、夕食後、夜間の田んぼ道・暗がりウォーキングに行きました。汗をかきながら、早くもエンマコオロギの鳴くのを耳にしました。季節は進んでいきますね。

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2011年7月25日 (月)

アサガオ、ノアサガオ、ヒルガオ、メマツヨイグサ、ヘクソカズラ

 道ばたに雑草の花が咲いています。園芸種に較べれば華麗さはありませんが、よくできているなと感心するところもあります。ただ基本的にはつる性の植物はやはり迷惑雑草扱いですね。

①園芸種アサガオ:
 家庭から逃げ出したものがずいぶん広範囲にはびこっています。栄養条件などに恵まれないので、管理されたものに較べると花はかなり小ぶりですが、水色が涼しげです。R0015237

 
②ノアサガオ:
 多年生の蔓植物で、種はほとんどできません。とても丈夫な雑草で、毎年刈り取られても途絶えることなく、季節がくれば大繁殖して金網フェンスを覆い、迷惑ものの代表のようです。
 栄養条件さえ良ければ葉も花も相当大きくなるようですが、さすがに迷惑ものとしては慎ましい小ぶりの、しかし鮮やかな濃い紫色の花をたくさん付け、散歩する人の目を楽しませています。Photo

 
③ヒルガオ:
 迷惑雑草仲間で、同じ場所に競い合って繁茂しています。混生しているノアサガオよりも花径は大きいです。Photo_2

 
④メマツヨイグサと、園芸種の大輪ツキミソウ:
  メマツヨイグサ(写真上)は道ばたで、夕方から咲き始め、朝にはしぼむ1日花です。花粉は虫に運ばれやすいように、糸でつながっています。雌しべの柱頭は4つにわかれ、花弁・萼は4枚、雄しべは8本です。
 花後に花茎がさらに伸びて、冬、立ち枯れしたものが道ばたに残ると、これも美観を損ねます。
 園芸種大輪ツキミソウ(写真下2枚)はご近所の家庭菜園の角に植えられている大株で、夕刻になると大輪の花をいっぱい付けて見事です。
 糸で数珠つなぎになった花粉の様子や、めしべの長く伸びた柱頭が4つに分かれている特徴など、さらにはっきりしています。(画像はクリックで拡大します)Photo_3

 
ヘクソカズラ
 ”かわいそうな名前”の筆頭株にあげられる植物ですが、おかげですぐに誰にでも名前を覚えてもらえるという効用も。
 小さな花ですが、アップで見るとなかなかのものです。色や形に変異が多いのも特徴です。晩秋、フェンス周りの除草作業に悩まされる人たちにとっては、”へ、くそったれ”、でしょうか。Photo_4

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2011年7月24日 (日)

夏の田舎道で(ヌマトラノオ、ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、メダカ、ツバメエダシャクの仲間)

ヌマトラノオ:
 夏の田舎道、田んぼ近くで水のある湿地にヌマトラノオが白い花茎を立ち上げて群生していました。地下茎が横に走るため群落を形成します。Photo_10

 ヌマトラノオはズブズブの湿地に生えるサクラソウ科の多年草です。山野に生えるオカトラノオは、草姿がよく似ていますが、花序が途中から下向きに垂れるのに対して、本種は上向きに伸びたままなので区別できます。花弁の形にも少し違いがあります。

 
ノカンゾウ:
 水田の傍の空き地に群生していました。花弁は一重です。Photo_11

 
ヤブカンゾウ:
 やはり水辺に近い湿潤地にポツポツと生えていました。遠目にはノカンゾウと同じようですが、こちらの花弁は八重咲きです。Photo_12

 
メダカとフナの稚魚:
 田んぼの間を流れる小さな水路にはメダカがいました。傍の草にはクロイトトンボがとまっていました。
 そのときは全く気がつきませんでしたが、パソコンで画像を見たときに、そこにメダカよりも小さいフナ?の稚魚が写っていたことがわかりました。なんだかとても懐かしい記憶がよみがえりました。
 だから、近くで、おじいちゃんに連れられた小さい子供たちが網を振り回していたのでしょうか。Photo_13

 
ツバメエダシャクの仲間:
 近くの舗装された道に、真っ白いガが転がっていました。小鳥に襲われて、命つきたのでしょうか。
 大分翅が損傷し、特に後翅の尾状突起がほとんど欠損しているので同定はできません。似たものがたくさんいますが、大きさなどからシロツバメエダシャクかと思いましたが・・・
 ガにしては気持ち悪さはずっと少ないです。
Photo_14

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2011年7月23日 (土)

夏草や・・・

 夏本番、酷暑の中で、1級河川沿いの堤防/河川敷では、2m以上に伸びた葦原や雑草の除草作業が行われています。R0014589

Photo

 
 同じ環境に混じって生えていた準絶滅危惧種のミゾコウジュも、うち続く乾燥に耐えかねていたようですが、一緒に刈り取られることでしょう。R0014171

R0014172

 
 ”夏草や 馬鹿者どもが 宴の跡”76r0014175

 作業地で部分的に舗装されている空き地に、”外来種の新人類”が侵入して狼藉を働き、そのまま去った跡が残されていました。この種の者は、はびこると困る強害種です。絶滅してほしいのですが・・・

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2011年7月22日 (金)

コムラサキ

 近隣に、小規模ながら自然林の残されている地区があります。
 7月初め、所用のついでに立ち寄ってきました。
 そこに何本かあるコナラの樹で、樹液のにじみ出しているところに昆虫が集まっていました。
 そしてほんの少数ながらコムラサキもいました。

1頭目:
 水際に生えている樹の、水辺側にいましたので、撮影には位置的には不利。
 とりあえずいましたよ、という記録に。Photo

 
2頭目:
 別の樹の根元に近いところに1頭いるのがわかりました。
 風景に溶け込んでいて、初めは気がつきませんでした。21

 
 熱心に吸汁していて、すぐ傍によっても逃げません。
 翅も少し傷んだ個体ですが、木漏れ日を受け、吸汁位置を変えると、同じ個体とは思えないほどきれいな紫色に輝くことがあります。23

 
 少し追っかけをして、最もきれいな輝きの瞬間を1枚撮ることが出来ました。
 翅の傷みがない個体だったらなお良かったのですが。
 (画像はクリックで拡大します)24r0014076

 
 なお、直近で撮影した画像には、複眼に毛が生えている様子が写っていました。25r0014090trm

 コムラサキは、タテハチョウの仲間。中型のチョウで、日本各地に分布しています。
 幼虫はヤナギ類を食樹とするので、水辺に近いところによく見られます。
 成虫はたいていクヌギやコナラなどの樹液や、熟した果実に集まっています。
 花にはほとんど訪れないようです。
 雄の翅の表面は、光を受けるとホログラムのように、とても美しい紫色に輝きます。

 なお、コムラサキというからにはオオムラサキがいますが、こちらはタテハチョウの仲間では最大級の、日本の国蝶に指定されている華麗なチョウです。
 (ちなみに国鳥はキジ、国花は桜)。
 オオムラサキの幼虫は、エノキを食樹とするため、エノキ林のある里山、山地などはよく見られます。
 かつては関東平野でもたくさん見られたそうですが、現在は環境変化などで数は減ってきたようで、近くでは見たことはありません。

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2011年7月21日 (木)

ヤマモモ

 昨日は、幸いなことに予報よりも穏やかな天気で過ぎ、今朝はひんやりとした空気に包まれた台風一過のスタートになりました。
 さて、少し時期遅れになりましたが、ありふれた生活ゾーンの風景です。

 十数年前、遊歩道として整備された時に植えられた数本のヤマモモが大きくなって、今シーズンはこれまで見たことがなかったほど大量の実が成りました。R0014247

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 そして6月中旬頃から、赤黒く熟した実が石造りのベンチ周りに落ちるようになり、7月初旬には辺り一面に散らばっていました。78r0014246

 
 夜間照明もあって、地域のお年寄りや子供達が日常的に利用する遊歩道ですが、ほとんどの人は無関心です。
 落ちたものを拾って口に入れてはいけません、ということなのでしょうか、通路に落ちた実を踏みつぶして通り過ぎていきます。
 踏みつぶされたものは腐敗もしないで、通り過ぎる時、エステル様の香気さえ漂うほどでした。
 通行の邪魔にならないように下枝はすべて切除されていますから、大人でも手が届くところに実がなくて採れない、ということでもあるのでしょうか。

 2,3個拾って食べてみると、大きめの種がありますが、甘酸っぱくて美味しいものでした。Photo_15

ヤマモモ:
 山地に自生するヤマモモ科の常緑樹。雌雄異株のため、結実には雄木が必要。
 街路樹として公園や街路にもよく植えられている。花期は3~4月、数珠つなぎに小さな赤色の花をつけ、6月になると黒赤色の実が成る。
 果実は甘酸っぱく、食べてよく、またジャムや果実酒にも利用できる。

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2011年7月20日 (水)

アブラゼミ

 昨日(7/19)は台風6号の影響で早朝から雷鳴とともに断続的にたたきつけるような雨の一日。関東は翌日以降も悪天候の予報なので、普段は取り外している駐車場屋根の支柱を取り付けようと、降雨の弱まった合間を見計らって玄関先に出たところ、思いもかけないところにアブラゼミの抜け殻があるのが目にとまりました。今夏初めて庭で見つけたアブラゼミの抜け殻です。
 なぜ、こんなところにと不審に思いながらも、支柱をセットし、改めて抜け殻があった付近をのぞいてみると、なんと、ブロックの隙間にアブラゼミの成虫が雨に濡れながら、じっと動かずにいるのを見つけました。R0015109

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 一昨日の夜も蒸し暑く、ポツりポツりと雨が落ちていましたが、その夜、羽化したものと思います。それにしてもここは庭木のあるところからは大分離れていて、コンクリート床の駐車場という環境なのですが・・・

 
 午後、3時過ぎ、再び空は暗く、土砂降りの雨になったので、のぞいてみると変わらずにブロックの隙間にいました。
 余計なこととは思いましたが、手でつかんで見ると♂ゼミで、ジーッという短い鳴き声を発して脚を動かすので、一応元気ではあるようです。 そこで、小降りになったのを見計らって、庭木の幹に止まらせておきました。
 夕刻、再び雨脚が強まったので2Fの雨戸を閉めようとして外を見ると、なんとびしょびしょのベランダに仰向けになって、そのアブラゼミが動けないまま落ちていたのです。
 やむなく再び拾い上げて、ティッシュ・ペーパーにくるんで水を拭き取り、そのまま、今度は雨の当たらない玄関先に出しておきました。R0015118

 今朝、玄関先を見たところ、少し移動して棒につかまり、まだとりあえず元気でいました。
 公園でもまだアブラゼミの鳴き声は聞かれず、抜け殻も見当たりません。そんな時に羽化してきたのだから、元気に飛び立っていってくれたらいいのですが、今日、明日と天気予報は大雨のようです。どうなりますか・・・

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2011年7月19日 (火)

コガネグモの網にかかったチョウとバッタ

1)キアゲハ:
 樹間の空中高く、大きな網を張ったのはコガネグモ。
 高温注意情報と、おまけのスモッグ注意報も出された昼下がり、キアゲハ(と思います)が網にかかり、翅は痛み、鱗粉ははがれ落ち、もはや力なくもがいていました。
 元々弱っていたから網にかかって逃げられなかったのかもしれません。4

 
 下の草むらで頃合いを見計らっていた網元のコガネグモ(写真上)です。その後どうなりましたか。
 なお、近くの草むらには,同じくらいの体格のナガコガネグモの若い個体(写真下)がいましたが、こちらは網元ではありません。Photo_2

 
2)トノサマバッタ:
 草むらに丈夫な網を張ったコガネグモが、もくろみ通り、少し小ぶりながらもトノサマバッタを捕らえていました。
 見つけたときには既にバッタの自由は奪われていて、網元のなすがままに。1

 
 これがあれば当分飢える心配はない。念には念を入れて、せっせとぐるぐる巻きに。2

 
 出来たできた、これだけやっておけばもう安心。草陰に下りて一休みするか、と余裕の風情。3

 子供はいない、こがねぇぐも。

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2011年7月18日 (月)

カラスウリ

 熱中症への注意を促す「高温注意情報」が出されるようになって、夜になってもいっこうに熱気がおさまらない連夜です。
 こんな時には、少しでも涼気が感じられるカラスウリの花に"熱中しよう"、と写真撮りに。
 実に繊細なレースは、周りの雑草に触れたり、お邪魔虫が飛んできて触ったり、あるいは少しの風で揺らいでレース同士が絡んだりして、なかなか完璧なレースが展開した花は見つかりません。

 懐中電灯に大きなガが飛び入りでやってきたりして、熱中できないまま、数枚の写真を撮って熱中症にならないうちに早々に退散。

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 しばらくしたら、「スズメウリ」の花も咲くようになります。

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本日のメモ追記:
 珍しく、午前3時に起きて、リビングのテレビに。もちろん女子W杯サッカー決勝戦、なでしこジャパンの”優勝”を観るため。前半45分。心臓に応えましたね。最後、感動しました。

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2011年7月17日 (日)

ニイニイゼミの羽化(2011/夏)(続)

 ニイニイゼミの羽化が進行している夜の公園の植樹林。まだ数はすくないものの、別の樹にもポツポツと、抜け殻が残っています。
 そして、一つ、地面から1mほどの高さにまだ乾ききっていない抜け殻がありました。2030r0014492

 
 そしてそのすぐ上を、ゆっくりと登っていく羽化が完成したばかりのニイニイゼミの姿がありました。
 所々にコケ類が付着した樹皮の色彩模様にすっかり溶け込んだニイニイゼミの迷彩服なら、暗がりでたむろしている間抜けな野良猫たちに狙われることもないでしょう。2030r0014491

 
 別の木の幹では、地表から2mほどのところ、懐中電灯の光の中に、動きを止めた幼虫がいました。
 撮影後、拡大してみると、背中に割線が出来ていて、2カ所から体液がにじみ出しているのがわかりました。羽化が始まる直前だったようです。お邪魔はしませんでした。2037r0014494

 
 所々から樹液が浸みだしているクヌギには常連のガやカナブンなどが訪れていました。2050r0014433

2050r0014508

 暑い夏の夜景の一コマ。

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2011年7月16日 (土)

ニイニイゼミの羽化(2011/夏)

 夜の公園。酷暑の熱気が冷めやらず、濁った空には満月がにぶく輝く、こんな夜には何かが起こる、そんな予感は・・・何もありません。
 月明かりの入らない公園の植樹林では、まばらながらも、ニイニイゼミの鳴き声が漏れてきます。

 ニイニイゼミの幼虫は泥にまみれたままの姿で、ゆっくり幹を登っていきます。ここまでくれば大丈夫というところで動きを止めると、羽化を待ちます。
 毎シーズンのことで、幼虫には迷惑なことでしょうが、今年もそのお姿を撮らせていただきました。フラッシュは使わないこととして、左手にLED懐中電灯、右手にデジカメ、見上げる位置にいる幼虫を撮るには万歳の姿勢。
 首は痛くなるし、腕はだるくなるし、長時間のおつきあいはまさにお手上げ、耐えられません。

 動きが止まった幼虫の背中が割れて体がのぞき、殻から抜け出たセミはそれにつかまって翅がのびるのを待ちます。翅が完全にのびきると、つかまっていた殻から下りて、木の幹をゆっくりと登っていき、飛び立つ朝に備えます。ここまでの所要時間は、1時間くらいでしょうか。

記録写真:
 ①撮影開始20:00。待つこと5分(20:05)、背中が割れ初めたので、動画撮影スタート、最初の60秒では、ただ単純に割れ目がスローモーションで広がっていくだけ、その次の60秒でも,同じ。当たり前といえば当たり前ですが、いかにも動画としては単調すぎてインパクトがないので(幼虫モデルさんには勝手な言い分で申し訳なかったのですが、動画ストップ。
 静止画像は、初めから3分間経過(20:08)時点の画像です。200020053

 
 ②羽化開始7分後(20:12)、頭が抜け出ました。
そして13分後(20:18)には、体の大部分が抜け出し、お得意の”イナバウアー”姿勢になりました。(下から見上げた時の様子)20122018

 
 ③14分後(20:19)”イナバウアー”姿勢を横から撮影。まだ脚の一部が抜けきっていないようです。
 そして21分後(20:26)、ほぼ完全に抜け出た体を胴先端で支えて、”金メダル”間違いなしの完璧なイナバウアー・ポーズの演技です。
 ただ、この演技時間が結構長いのです。身勝手ですが、万歳姿勢にも疲れて、もっと下の方にいるモデルを探しに近くの樹に浮気、移動しました。(→続報します)20192026

 
 ④羽化開始35分経過時点(20:40)で戻ってみると、すでに抜け殻にとまっていて、すぐ上の写真では小さく縮まっていた翅がもう大分広がっていました。頭でっかちの赤ん坊の風情です。
 そして肉眼ではっきりわかるほどのスピードで翅が展延していくのがわかりました。(36分後(20:41)の様子。20402041

 
 ⑤羽化開始後45分経過時点(20:50)です。まだ抜け殻につかまったままで、翅も伸びきっていません。もうしばらくして翅が伸びきれば、殻から離れて、より安全な樹の上方へと登っていきます。
 別の樹で、抜け殻から下りて、幹をゆっくり登っている個体を記録しましたので、このお方の撮影はこれで終了としました。
 朝の早い小鳥たちが、生まれたての若いセミを狙って起き出すまでには、十分な時間の余裕が有ります。
 無事、地上で短いながらも、夏を謳歌してもらいたいものです。帰路、見上げる空にぼやけた満月がありました。20502055

余談:
 それからもう一つ、公園に野良猫が増えました。数十匹いるでしょう。満月に向かってニャー吠えする、などの芸が出来るものはなく、月光のとどかない樹林の薄暗がりに たむろしながら、餌撒き人のくるのを、ぐうたらしながら待っている様子。
 自然の風景にマッチしません。野良猫たち自身のせいではありませんが・・・

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2011年7月15日 (金)

トンボ5種(シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、チョウトンボ、ギンヤンマ

 身近で見かけるありふれたトンボです。近郊の水田地帯や,用水路など、昔とちがってトンボのヤゴが生息できる環境が減りましたので、全体に種類も個体数も減ってきました。

●シオカラトンボ:
 田んぼにいた羽化間もない♀と成熟した♂。Photo_3

 
●オオシオカラトンボ(♂):
 見かけても、飛び続けていてなかなか写真に収まらないトンボ。P6290076

 
●ショウジョウトンボ:
 顔まで真っ赤なショウジョウトンボ。Photo_4

 
●チョウトンボ(多分♀):
 ブログ定番のチョウトンボ。今回はあまり追っかけをしませんでした。♂、♀および光の受け方で翅のホログラムが華麗に変化して、見た目よりきれいに写ります。5r

 
●ギンヤンマ:
 ♂が葦の生えた水辺を遊弋していて、とまるのを待っていたら、飛んできた♀とあっという間にタンデム、葦の茂みにとまりました。
 周りにいっぱい小鳥が待ち受けていますので、ここなら安心かも。
 おかげで写真は撮りにくかったです。
(写真はクリックで拡大します)P7030069

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2011年7月14日 (木)

ナツアカネ

 梅雨明けと同時に連日の猛暑日です。早いところでは例年6月下旬にはニイニイゼミの初鳴きが聞かれるそうですが、先日から自宅周りでも”ニィー”という鳴き声が聞こえるようになりました。
 庭のメダカ水槽で、雨蛙のオタマジャクシが大分大きくなっています。踏みつぶしそうになるほどいっぱい足下に蛙になって出てくると困るな、と今から心配です。
 相変わらずノシメトンボと、ナツアカネが毎日やってきます。草はらと違って、接近してもすぐには逃げません。
 今回は、確かにナツアカネと判断できる”お姿”が撮れましたので記録しました。胸の3本の黒い筋模で、真ん中の黒線が,途中で太いまま切れているのがナツアカネ、ということです。(ちなみにアキアカネは、当該部分が平らに切れないで、尖っています)

ナツアカネ:
 典型的な赤とんぼで、今はまだ黄橙色ですが、秋になると、同じ赤とんぼのアキアカネよりさらに赤く、特にオスは顔や胸までまで真っ赤になるのです。Photo

Blgr201176_6

 
 今週末に催される夏祭りに、飛び入り参加のドジョウすくいの練習中、です。R201176_3

 
参考:
 田んぼにいたアキアカネです。R0015485_2

 
 
追記:
 最近、毎日やってくるノシメトンボ。右後翅の先端(黒い紋様のある部分)が少し欠けているのが目印で、同じ個体がやってきていることがわかりました。町内会のトンボさんらしいです。それほど移動区域は広くはないのでしょうね。Photo_2

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2011年7月13日 (水)

ナシケンモン褐色型幼虫の被害

 6月初旬から7月初旬にかけて、庭植えの園芸植物や雑草、さらに緑のカーテン用にとゴーヤーの種をまいて育てていたポット苗が次々と何者かに食害され、特に伸び出したゴーヤーのポット苗は深刻なダメージ受けてしまいました。
 注意してみるものの、なかなか犯人がわかりませんでした。
 殺虫剤は出来るだけ使用しないで、見つけたら逮捕、処分、というつもりでしたが、全くお手上げで、ある晴れた日の朝、園芸用の総合殺虫剤の散布に踏み切りました。被害の大きい周辺の植物に重点的にスプレー実施。
 散布してもすぐには特に何もなかったのですが、その日の午後になって、茶色の毛虫が”モクモク”という感じでたくさん這い出してきました。十数匹居たでしょうか。
 犯人に決まっています。
 その後も、クジャクサボテン、そしてホトトギスを、日中堂々と食い荒らしている同じ茶色の毛虫を現行犯逮捕。
 身元調査の結果、ナシケンモン(ガ)の褐色型幼虫とわかりました。(なお、黒色型も普通にいるそうです)
 食草のスペクトルは広く、庭木の葉から、園芸植物、農作物、雑草、何でも、日中から猛烈な勢いで食害するという、難物でした。
 多くの毛虫や芋虫は、食草として特定の限られた範囲の植物しか食害しない、というのが一般的ですが、このお方は特別のようです。
 そういえば、今シーズン、この毛虫は以前から、ブロック塀を這っていたり、自宅前の通りを這っているのを目にしていたのですが、まさかそれほどの悪者とは思いもしなかったのです。
 今回の出来事以来、見つけたものはその場で、弁明の機会は与えず、裁判にかけることもなく、胴体切断の刑に処しました。生々しい処刑現場の報道写真は差し控えました。
 
ナシケンモン褐色型幼虫:
 逃げるナシケンモンをステンレス製の箸でつかみ、身を翻して箸に噛みつこうとするやつを、胴体切断。(右下の画像は、切断胴体の上半分です)Photo

 
被害植物の実態。
 ゴーヤーは新しい葉が丸かじりされてしまい、地植えにしても活着しませんでしたので、先日、やっと売れ残りの苗を買うことが出来て庭に植えましたが、梅雨明けと同時に猛暑日が続くこの夏には間に合いそうにありませんね。Photo_2

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2011年7月12日 (火)

コシアキトンボ

 近くではシオカラトンボがとても少なくなって、どういうわけかコシアキトンボの方がよく見かけられるようになりました。
 ただ、日中、明るいところでは縄張りを見張って飛び続け、ほとんどとまらないのでシャッターチャンスが少ないトンボです。
 できの悪い写真しかありませんが、記録として掲載しました。  雄の腰の部分は白く、また顔も白いです。4

R0013781_2

R0013781_3

 
 なお、雌の”腰巻き”は淡黄色で、肉眼では、オスとは容易に識別できますが、カメラの性能のせいで、黄色が色飛びしてほとんど白くしか写っていません。R0013820_1

R0013820_2

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2011年7月11日 (月)

お邪魔しました。(ハスジカツオゾウムシ、シオヤアブ、ホソハリカメムシ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ

 夏の原っぱは、昆虫たちの生命賛歌の舞台です。お取り込みの最中に、いろいろとお邪魔してしまいました。

ハスジカツオゾウムシ:
 大きく伸びたヨモギの葉陰でした。写真1枚で、お名前は間違っているかもしれませんが、あしからず。あまりじろじろ見つめないでください。こちらのお仲間は、たいてい何時もこうしているのが習性ですから。R0013637

 
シオヤアブ:
 白い尾毛があるのが♂。自分より大きなセミなども捕まえて体液を吸うショウもないアブ。Sioyaabu

 
ホソハリカメムシ:
 イネ科の植物にくっつきます。居たのは「ネズミ麦」の穂。イネを食害することもあり、害虫にもなります。Photo_2

 
モンシロチョウ:
 やはりフィールドでは一番多いです。Nc

 
ヤマトシジミ:
 やっかみで邪魔しにくるのもいますね。きっとシミジミもてないオスでチョウ。Nc_2

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2011年7月10日 (日)

仲良し(カルガモ親子、シジミチョウ、イチモンジセセリ)

カルガモ:
 7月初め、さして広くない用水路で、カルガモ親子が身の回りの自然を体験学習中。生物の頂点に立つ人間の姿をいち早く見つけた母さん(写真左端)が、小ガモ4兄弟姉妹に教えます。
 ”あの2本足は危険生物だから100m逃げなさい”
 もう大きくなった小ガモたちは、互いに顔を見合わせながら遠ざかっていきます。”なんだか運動神経、にぶそうだけどなあ・・・”って言い合いながら。Blg20117971p7050008

 
 春先、ハルジオンが咲いたあとから、夏の田んぼの畦筋に群生したヒメジョオン、そしてシロツメグサやハルノノゲシに、小型のチョウたちが集まって、仲良く吸蜜していました。

ベニシジミとイチモンジセセリ:Blg

 
ヤマトシジミとベニシジミ:
 傍らの黄色いノゲシの花では、初めは仲良く見えた両者でしたが、肩がぶつかり合うようになるとと、結局、争いになっていましたね。Blg_2

 ヤマトシジミの方が体格は小さいのに、いろいろな場面で、なかなか気が強いようです。

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2011年7月 9日 (土)

オオモノサシトンボ(雌)

 オオモノサシトンボです。こちらも大変貴重なイトトンボです。今回は、羽化して間もない♀(雌)の姿です。尻尾をゆっくり曲げたり伸ばしたりしていました。
 脚の色にもまだ赤みが強く残っている個体でした。(画像はクリックで拡大します)R0013997

R0014004

R0014001

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Photo_2

 大きなドングリまなこの両複眼の間に、単眼が三つあり、あごひげを生やした丸顔のように見えます。
 それにしても、単眼にはどのような機能があるのでしょうか。
 機会があればトンボに複眼アイマスクをかけてもらって確かめたいところですが・・・、アッ、貴重なトンボにそんなことを要求してはいけませんね。
そんな空気を察したかのように、ふわりと草むらに消えていきました。

追記:
 関東地方も本日午前中、梅雨明けした模様とのことでした。平年より12日、昨年より8日早いという。
 早速、当地も猛暑日の連続らしいですが、まあ、昨年夏は思いっきり暑かったので、何とかなるでしょう。

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2011年7月 8日 (金)

2011/6 九寨溝、黄龍の旅(4)

 前回の続き、最終回です。

5日目:6/21(火)
 九寨溝出発バスで成都まで、来た道を辿って戻ります。この日は朝から終日雨降り。ただバスでひたすら戻るのみということで、ほとんど休息(-_-)zzz時間となりました。
 車窓から、雨と霧に霞む山間の僻地風景を眺めるともなく眺めながら平武へ(約170km/約4時間)。
Photo_11

 
 途中ショッピングに立ち寄り。昼食後、さらにゆっくりと低地の成都まで(約280km/約6時間)。さすがに腰が痛くなりました。時折現れる地方市街、おまけのバス事故目撃、Photo_12

 
 そしてどこに行っても建設ラッシュの光景にあらためて経済活動の勢いを感じ、成都市街に入るとお定まりの渋滞風景、そして渋滞を避けて歩道も走れるという電動バイクの多いことに感心しました。
 渋滞による時間の遅れを見越して早めの夕食を済ませ(皆、疲れでほとんど食欲なし)、四川博物館の前を通り、ルイビトン、グッチなどのブランドショップ街を通って、Photo_13

 
 今回の旅の最後の「娯楽」”芙蓉国粋川劇場“へ。時おり居眠りしながらオプションの川劇鑑賞でした。54

                              【成都泊】

 
6日目:6/22(水)
 帰国。
成都発→上海(浦東)、乗り継ぎ→成田へ。16:00、成田着。
たまたま窓側席だったので目に付いた”防疫、検疫”体制の充実強化が肝要、という情景。 
 箱庭的風景はやはり日本の風光です。Photo_14

 あらためて、近くて、やはり遠い大陸での異文化体験の旅でした。

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2011/6 九寨溝、黄龍の旅(3)

 前回の続きです。
4日目:6/20(月)
 午前、バスで黄龍へ向かいます。(約140km/約3時間30分)。途中、雪宝頂(標高5,588m)の峠(5,000m)を越えていきます。Photo_9

 
 午後、今ツアーのもう一つのハイライト、「黄龍」の観光ハイキングです。
 「黄龍」は”黄龍の景観と歴史地域”として世界遺産に登録されています。中国四川省成都から北に約230km離れた地域にあるアバ・チベット、族チャン族自治州松潘県にある景勝地です。
 岷山山脈の一部である玉翠山の山頂(標高約5,100m)から北に向かって伸びる全長7.5kmの峡谷(黄龍溝)で、世界有数のカルスト地形です。
 地質学的には、新生代第四紀に隆起した石灰岩層が氷河に侵食されて巨大な峡谷となり、そこに石灰分の豊富な水が流れ続けた結果、石灰華の沈殿したエメラルドグリーンの美しい石灰華段をはじめ、黄金色に輝く石灰華の層、そして石灰華の滝や谷が形成されたものです。
 現地に設置された案内板には、日本語を含む5カ国語で、『黄龍は岷山の主峰—雪宝県玉翠峰の麓に位置し、縦約7.5キロメートル、横約2.5キロメートル、平均標高3550メートルであり、鳥瞰すると、青い山をくねくねと泳いでいる黄龍のように見えます。
 観光地には,数千の石灰華の彩池、石灰華の浅瀬と鍾乳洞が広がっており、世界で最も規模の大きい、最もよく保存された、最も奇異なカルスト台地となっております。1992年、黄龍は世界自然遺産に登録されました』と記されています。
 黄龍全体のうち、麓の「迎賓池」(標高3,199m)から「五彩池」(標高3,553m)までの約4.3km区間が風景区として整備されています。
 なお、余談ながら、同じような景観は世界遺産に登録されている、トルコの石灰棚「パムッカレ」に見ることが出来ます。丘陵地帯の石灰棚が弱酸性の雨によって溶け、地熱によって温泉となり沈殿した石灰が固まった結果、独特の石灰棚湖沼群の景観が出来たものです。

 時間と体力があれば往復とも徒歩が良いのですが、今回は上りの途中までロープウエーに乗りました。56

 
 黄龍入り口から左側に1km先の紅岩関(海抜2,900m)にあるロープウエー乗り場まで行き、ロープウエーで、海抜3473mの終点まで行きます。そこから林間の桟道を更に2km程登ると、五彩池となります。
 整備された遊歩道(広い木道)に沿って、順路の、五彩池(ごさいち)、黄龍古寺(こうりゅうこじ)1

 
 映月彩池(えいげつさいち)、黄龍中寺(こうりゅうちゅうじ)、玉翠彩池(ぎょくすいさいち)、争艶彩池(そうえんさいち)、明鏡倒影池(めいきょうとうえいち)、盆景池(ぼんけいち)、金沙鋪地(きんさほち)、洗身洞(せんしんどう)、蓮台飛瀑(れんだいひばく)、飛瀑流輝(ひばくりゅうき)、迎賓池(げいひんち)へと、棚田状に展開する雄大な石灰岩層の景観を堪能しながら、出(入り)口までの約4時間半、それぞれのペースで、思いおもいのハイキングを楽しみました。
 ただ、環境保護と混雑緩和のために、1日当たりの入場者数制限が実施されているとはいうものの、国内観光客であふれ返っているのにも驚くばかりでした。
 地勢的にも時期的に天気が変わりやすく雨が降りやすいということで、必携の雨具は用意していましたが、幸い終日曇りで、雨には降られませんでした。
 観光後、途中トイレ休憩、ショッピングにも立ち寄り、九寨溝に戻ります。帰路の所要時間は予想より早くて、約3時間でした。2

 
 コース中の随所に見られる高山植物がきれいでした。リスも数回見かけました。Photo_10

                              【九寨溝泊】

 

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2011/6 九寨溝、黄龍の旅(2)

 前回の続きです。
3日目:6/19(日)
 終日九寨溝観光
 ツアー・ハイライトの世界遺産「九寨溝」は、石灰岩質の岷山山脈(びんざんさんみゃく)のカルスト地形の中で、標高3,400mから2,000mの山域に大小100以上の淡水湖沼が連なる地帯です。
 谷はY字形状に分岐しており、岷山山脈から流れ出た水が滝や棚田状の湖沼を形成しています。水は透明度が高く、山脈から流れ込んできた石灰岩の成分(炭酸カルシウム)が沼底に沈殿し、日照条件によって青やオレンジなど独特の色を呈します。
 またジャイアントパンダの生息地のひとつとしても有名です。この独特の景観は水に含まれる大量の石灰分によるところが大きく、棚田状の湖群は石灰分の沈積によって形成されたものです。
 この地域はチベット人など少数民族の居住地としても知られ、「九寨溝」の名は、チベット人の村(山寨)が9つある谷であることから付けられたものです。
 なお、九寨溝に似た景観は、同じカルスト地形であるクロアチアの世界遺産、「プリトヴィッツェ湖群国立公園」にも見ることが出来ます。
 また余談ながら、日本にも湖沼の景観が美しい五色沼(福島県)などの観光地がありますね。
Img008

 
 九寨溝の観光はバスと徒歩で巡ります。10人未満の少人数のためチャーター車の利用ができなくて、乗り合いバスに混乗することとなりました。
 現地観光客は、日本では常識の整列・順番乗車など全く無視で、バスが来ると我先に割り込み、押し合いへし合いで、混乱。慣れない日本人は何時までたっても乗れません。意を決して、力ずくで乗り込むしかないのでした。
 日本人は外に出てみると、決定的に”生活力に欠ける”ことがよく分かりましたね。それはともかく、観光です。途中でバス車中からチラと見えたのは孔雀(クジャク)海。ただもっとよく見えるのは満員の乗客の頭デス。
 観光コースのハードの部分、すなわちルート、案内表示板、要所にあるトイレ等々は、実によく整備され、行き届いていて、相当のインフラ(社会資本)投資がされていることがよく分かりました。

 最初のハイキングは、Y字形の足の位置になる樹正溝(じゅせいこう)地域の観光です。成都からチャーターした大型バスが駐車できる「樹正賽の集落」がある地点まで行って、下車。そこからハイキングスタートです。
 樹正群海(じゅせいぐんかい)、樹正瀑布(じゅせいばくふ)、老虎海(ろうこかい)を見学しました。Photo_5

 
 それから車道に戻り、“試練”の乗り合いバスへ。うまく適応できない人があって、3回目にやっとグループで乗り込んで、次のY字形の右腕部分に位置する日則溝(にっそくこう)地域に移動しました。
 ここでは、箭竹海(ぜんちくかい)、熊猫海(ぱんだかい)、五花海(ごかかい)、珍珠灘瀑布(ちんじゅたんばくふ)、鏡海(きょうかい)を見学。Photo_6

 
 最後は、再び乗り合いバスで移動してY字形の左腕の則査窪溝(そくさわこう)地域です。ここでは、長海(ちょうかい)、一番有名な五彩池(ごさいち)、そして則査窪賽の集落を経て、諾日朗瀑布(だくじつろうばくふ)などを巡り、バスで移動後更に犀牛海(さいぎゅうかい)を見学、そしてまたバスで移動して最後に盆景灘(ぼんけいたん)を見学しました。Photo_7

 見学が順路の通りにならなかったのは、混雑を調整するためだったのですが、それでもやはり大変な人出でした。
 途中ショッピングにも立ち寄り、観光後、ホテルへ戻りました。

 
 夜は、オプションのチベット民族ショーを楽しみました。チベット仏教の世界観をモチーフにしてアレンジ、構成されているようでしたが・・・Photo_8

 この日の所感は、景観のすばらしさはともかく、バスに乗らなくてはお話にならないので、必死の特訓を受けたこと、そしてその成果として、帰国した時、思わず『割り込み行動』が出るのでは、と笑いあったことでした。
                               【九寨溝泊】

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2011/6 九寨溝、黄龍の旅(1)

 以前に、中国/上海に旅行した時の現地ガイド氏は、日本で10年間の”勤務”経験があるというまだ若い男性で、中国社会の現状についても、マニュアル通りではなく、時に、歯に衣を着せない辛辣な批評もする痛快な人物でした。
 帰り際に、あらためて中国のおすすめ観光スポットはどこかと尋ねたところ、「九寨溝」「黄龍」、と言われました。中国内観光旅行者の大人気スポットでもあるそうです。
 一応記憶に残っていたのですが、しばらく情報もなく、忘れかけた頃にたまたま機会があり、初めて行って見ることにしました。
 いつものように旅行会社企画のお仕着せ旅行でしたが、ツアー参加人数は一桁と少なく、その分、旅としては何事にもゆったり出来て、現地でのチャーターバスは、1人で4座席使っても余るという気楽な旅だったと思います。
 ただ、中国の、スケールの大きな自然景観には、いつもながら驚き、感心するのですが、そこに関わる人間の部分については今ひとつ、感動に乏しかったなぁ、というのが正直な実感でした。
 
旅行期間は2011.6.17(金)~22(水)の6日間。
 旅程は次の通りでした。
1日目:6/17(金)
 成田発10:55→ 上海(浦東)→乗り継ぎ→成都。 浦東空港で、折り返しの乗り継ぎ便が原因不明で遅延。よくあることだという。それでも何とか、夜更けて日付の変わった深夜1時過ぎ、成都着。
 (なお日本との時差は-1時間。中国の方が遅れています。夏時間はありませんが、場所によっては3~4時間の生活時間のずれが生じています)。【成都泊】
Blg

 
2日目:6/18(土)
 成都発、バスで→綿陽(メイヨウ)→江油 (コウユ)→平武へ移動(約280km/約6時間)。
 成都から九寨溝間は、高度差に少しずつ体を慣れさせるため、バスでゆっくりと、標高約3,000mの九寨溝に向かいます。(なお九寨溝まで飛行機便もあります)。
 九寨溝には家屋に羊の紋章を掲げた白い家に住むチャン族と、チベット族の2少数民族が暮らしています。生業は農・牧業ということです。
 余談ながら、ビールは色も味も(アルコールも)薄かったです。Photo

 
 途中、千手観音で有名な報恩寺に入場観光。
 金持ちが皇帝の宮殿を模して建てたことで命の危険を察して、”お寺です”と言い逃れをして命を免れたといういわれがあるという。Photo_2

 
 平武では、九寨溝を神聖な地として崇めてきたチベット族の住む白馬チベット民族村で下車観光。
 ここには4チベット族がいる中で、白馬チベット族が独自の文化を持つことで有名だそうです。Photo_3

 
 後、ここから更に九寨溝まで移動(約170km/約4時間)します。
 途中標高4,200mの杜娟山(とけんざん)の峠を越えていきますが、高度が上がるにつれてガスにまかれ、あいにくこの間だけ視界不良で何も見えませんでした。
 九寨溝のホテルはデラックスです。Photo_4

                               【九寨溝泊】

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夏の夜ウオーキング/虫の集まらなくなった外灯

 梅雨明けしそうで梅雨明けしない、節電の日々の関東です。先日、日中の外出用にと、最寄りのドラッグ・スーパーで、”首巻き冷却ベルト”を買いました。
 たくさんの品揃えがあり、おおざっぱに言えば、保冷効果は60分、90分、そして120分の商品群でしょうか。
 120分というものにしました。使用上の注意が書いてあって、効果時間については、120分は目安で、状況や使い方、人によっても短くなる場合があるという。
 特に、信じるチカラの弱い人や、頭に血が上りやすい人は30分ぐらいらしい。
 早速、翌日の日中、ペットボトルも忘れずに、サウナ風温風が吹き付けてくる舗装農道の”健康ウオーキング”に。
 最初は、これはいいな、と感じていた首筋が、”予想通り”30分でほかほかしてきて、そのうちとうとう暑苦しくなったため首巻きをとり、50分でペットボトルも空になり、早々にギブアップ退却。軟弱もののそしりは免れないでしょう。

 やはりこの時期、うろうろ”徘徊”するのは、人通りの途絶えた夜間しかない、ということで、LED照明の懐中電灯と、ペットボトル、それに、「行き倒れ高齢者身元確認/連絡用」の”携帯”をポケットに突っ込んで、いつものコースの「不健康夜間ウオーキング」に。
 餌撒き人を待つ野良猫しかいない夜の公園を一回りして帰宅。
 あまり快適ではありませんが、各種の「節○○」を実現するには、こんな消極的なことしか思いつかない昨今です。

 そこで一つ気がついたことがあります。昔は、夏の夜、自宅前の街路灯や夜の公園の照明には、灯りを求めてたくさんの虫が群がっていたものですが、今、全くそのような状況が見られません。(写真はすべて”携帯”によるもので、実際よりかなり暗く写っています)Nec_0309

Nec_0311

Nec_0314

Nec_0316

Nec_0318

 周りを水田地帯に取り囲まれた地域環境ですから、いっぱい飛んできていて当たり前だったのに、姿がないということは、水田地帯にも、(害)虫は、すっかりいない環境になっているのでしょうね。

 

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2011年7月 7日 (木)

ネズミモチの花、ナミアゲハ、ヒョウモンチョウ、アオスジアゲハ、クロアゲハ

 近郊の水田地帯には、歴史のある屋敷林に囲まれ、さらにネズミモチの生け垣に囲まれた大きな農家が点在しています。
 さすがに世代交代によって、お屋敷だけは現代風に変わりつつありますが、生け垣などは変わらずによく手入れが行き届いていて風格が漂います。
 6月になるとネズミモチの白い花が開花して、ずいぶん遠くまで特有の香りが漂い、季節の移ろいを知らせてくれます。6

 
 そして、満開の時期を迎えた中旬には、生け垣一帯は蜜を求める虫たちの社交場になって、たくさんのチョウや昆虫が集まってきます。
 忙しく飛び交い、めまぐるしく移動するため、なかなかシャッターチャンスには恵まれませんが、通りがかりに何枚か撮れたチョウのスナップです。

ナミアゲハとヒョウモンチョウ:Photo

 
アオスジアゲハ:
 忙しいチョウです。一カ所にとどまらないで動き回りながら吸蜜するのも、周りにたくさんいる小鳥などから身を守るためなのでしょうか。2r

 
 またこの時期、農道や草地にヤブガラシが繁茂するようになります。とても小さな花をたくさん付けますが、これがまた昆虫たちの人気で、やはり多数のチョウやハチ、ハナアブ、カナブン等々がやってきます。
 忙しく動き回る黒目のアオスジアゲハ。4r_2

 
クロアゲハ:
 こちらも常連で、庭にも偵察に訪れますが常に素通りしていきます。そして一昨日(7/5)、なぜかマキの葉にとまりしばらくご休憩に。
 そのお姿を部屋の中から1枚。P7040005

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2011年7月 6日 (水)

ベニイトトンボ

 ベニイトトンボも分布は限局的で、また生息環境の変化で生息数を減らしているイトトンボの一つです。
 雄は名前の通りきれいな紅色ですが、雌は黄緑色を帯びていて容易に識別できます。
 6月末から7月はじめに、水辺の近くの草むらにいたものです。
 とても大きな黄緑色のドングリ眼が印象的でした。
以前に、オオセスジイトトンボに捕食されているのも観察したことがあります。

ベニイトトンボ(♂):イトトンボとしてはやや大型。
 (画像はクリックで拡大します)R0013880

Photo

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ベニイトトンボ(♀):
 黄緑色を帯びています。R0014119

 
 ドングリ眼(まなこ)です。R0014124

 昆虫のなかで、特にトンボの仲間の複眼は、頭部のほとんどを覆っていて、非常に広い視野をもっています。また、数万ものレンズを集めた構造によって、高い解像度や獲物の動きを敏感に検出する能力を実現しています。
 ひとつひとつのレンズを小さくすることで、焦点距離が短くなり、レンズから像を結ぶ位置までの距離=複眼の厚み、を小さくすることができます。また、レンズが小さくなると、個々のレンズに入ってくる光の方向が限定され、解像度が上がります。それが軽量で高性能な複眼の秘密です。(→http://www.nhk.or.jp/school/junior/yougo12.html

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2011年7月 5日 (火)

オオセスジイトトンボの捕食行動

 オオセスジイトトンボの栄養飛翔活動は、通常、個体数としては遙かに多数混在しているクロイトトンボやアジアイトトンボなど小型のイトトンボ類の捕食のようです。
 またカゲロウの仲間など、小昆虫類も捕食するようです。

 観察したのは、6月中旬から下旬です。水辺から少し離れた草むらで、今回の捕食者はいずれもオオセスジイトトンボの♀のようでした。

①クロイトトンボを捕食:
 捕らえられたのはクロイトトンボの♂です。同じ画面で見ると、オオセスジイトトンボの大きさが改めてわかります。
 写真下が同じ草むらにいるクロイトトンボ(♂)です。Photo

 
②アジアイトトンボ(♀)を捕食:
 近寄ると警戒して獲物をくわえたまますぐ近くに移動しますが、あまり遠くには逃げません。なにしろ食べるのに忙しいのです。
 見る間に、筋肉の多い胸部が食べ尽くされ、胴部へとかじりついていきます。残酷ですが、ここまで食べられても尻尾は曲がったりのびたりして動き、生きながらにして食べられているのです。
 確かではありませんが、餌食になったのはアジアイトトンボの♀個体のようです。
 写真下が、同じ草むらにいるクロイトトンボ(♂)の姿です。Photo_2

 
③クサカゲロウを捕食:
 獲物はすでに頭部が食べられた後で、不確かですが、残った部分の様子から、クサカゲロウ(写真下は同じ草むらにいた個体)ではないかと思います。
 小型のイトトンボ類と較べてどちらが好みなのでしょう。実際は、たぶん好き嫌いをいうほど楽な生活ではないのでしょうね。4r

 
参考まで:
 6月中旬、庭のマキの葉にくっついていたクサカゲロウの卵と、玄関の軒下にいたクサカゲロウです。2

 
④アジアイトトンボ(♀)を捕食する、別のオオセスジイトトンボの雌:
 アジアイトトンボも小さなトンボです。小さな蚊を捕食しているのを見かけたことがあります。
 接近すると、ジロリと睨まれたようです。両複眼の間の紋様中に黒い3個の単眼があり、”奴さん”の顔のようにも見えます(写真 中)。Photo_4

 無益な殺生というのは、人間しかやらないのですね。

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2011年7月 4日 (月)

ハンゲショウ

 二十四節季、七十二侯の一つ「半夏生」(ハンゲショウズ)は、陰暦で、かつては夏至から数えて11日目(7/2~7/6)とされていましたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっていて、今年は去る7月2日でした。
 この暦でいわれている「半夏」は田畑の雑草だったサトイモ科の「カラスビシャク」のことです。
 そしてまたこの頃、ドクダミ科の「半化粧」(ハンゲショウ)の花も盛りを迎えます。R0014054

 
 白い花の周りの葉が、一部だけ真っ白になるので、まるで半分だけ白塗りの化粧をしたようにも見えるのですが、先の七十二侯の「ハンゲショウズ」と混同されて「半夏生」とも表記されているようです。R0014055trm

 ご多分に漏れず、こちらも環境変化、生育適地の減少で地域によっては、ほとんど自生が見られなくなったところもあるということです。
 以前、ホームセンターの山野草コーナーで売られていた鉢植えを買ったことがありましたが、予想通り、翌シーズンには枯らしてしまいました。
 それはともかくとして、この時期は古来、天から毒気が降るともいわれていました。放射性物質は想定外ですが・・・
 「半夏雨」といって、大雨に注意、ということでもありましたが、昨今、降ればすぐに発表される大雨警報は、やはり想定外?
 穏やかで美しい自然、、取りもどすのは容易なことではなさそうです。

 なお、余談ながら、、半夏生には蛸(タコ)を食べる習慣があるということを伺いました。いろいろな文化があって、いいですね。

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2011年7月 3日 (日)

オオセスジイトトンボ連結、産卵行動

 水辺の草むらを遊弋飛行しながら黄緑色の雌を見つけた青色の雄オオセスジイトトンボは、素早く、尻尾の先で雌の首筋をつかんで連結し、産卵場へと誘導していきます。
 水面を飛びながら一度蓮の葉に下りました。P6300015

 
 その後ペアはすぐに飛び立ち、蓮の葉陰の水面で産卵行動に移りました。雄はイトトンボ科特有の尻尾立ちの姿勢をとりますが、この雄は横着をして蓮の葉につかまっていたようです。P6300012trmcc

 
 別の連結カップルが草むらにいました。すぐ傍ではオオヨシキリがギョギョシギョギョシとやかましく鳴いていました。
 雌の首を掴まえて連結した雄は、飛び立って産卵場に向かおうと懸命に試みるのですが、雌はよほど気に入らない雄だったのか、葉にしがみついたまま離れようとしません。
 どうしても行きたくない風情で、なかなか事態は進みません。ニンゲンだけでなく、トンボの世界にもいろいろな事情があるらしいです。
 結末はどうなりましたか・・・11

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2011年7月 2日 (土)

オオセスジイトトンボ(♀)

オオセスジイトトンボ♀:
 体全体が黄緑色をしたオオセスジイトトンボの雌です。(ただし、未成熟の若い雄も、同様の色をしていて、体色だけでは素人には見分けがつきません)

オオセスジイトトンボ♀(個体1):R0013601

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オオセスジイトトンボ♀(個体2):
 飛ぶのに支障はなさそうでしたが、写真を見ると右前翅に異常がある様子でした。羽化の際に生じた障害でしょうか。2

 
 (参考)撮影した画像のうち、少し水色を帯びていて、若い雄ではないかと素人判断した個体です。R0013683

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2011年7月 1日 (金)

2010/10北京ツアー(4,5日目)

4日目:2010.10.23(土)
 終日北京観光
 混雑する前にと言うことで朝一番に『北京動物園パンダ館』見学。Photo_8

 
世界遺産・『頤和園(いわえん)』見学。
 1998年に国連のユネスコによって『世界の文化遺産』に登録されています。北京の北西郊外にあり、中国に現存する最大規模の皇室庭園。歴代皇帝の権力闘争の所産でもあるようだ。
 自然の風光を遙かにしのぐ壮大な景観は、中国庭園建築の神髄を感じ取ることができるというガイドの説明でしたが、あいにく見学時は今にも雨が落ちそうな曇り空のもと、その光景はぼやけたものでしかありませんでしたが、それで良かったのかも。Photo_9

 
『盧溝橋』訪問。
 日中戦争」の発端となった1938年7月の盧溝橋事件。そしてその戦争の記憶と切り離せない場所『盧溝橋』訪問。観光という対象ではありませんね。Photo_10

 
世界遺産・『周口店遺址』、北京原人の古里見学。
 北京の南西約50km、房山区周日店の竜骨山の洞窟に残された遺跡群。今からおよそ50万年前のいわゆる旧石器時代のもので、1921年にはヒトの臼歯が発掘され、1929年に完璧な原人の頭蓋骨が発見され、北京原人と命名された。
 その後、多数の骨や石器などが発掘され、さらに山頂の洞窟からは周口店洞上人が発見された。
 1953年創建の周口店遺址博物館には、北京原人や山頂洞人などにまつわる人骨・石器・動物の骨などが展示されているが、レプリカも多い。Photo_11

 
『京劇』鑑賞(オプション)。Photo_12

                              (北京泊)

 
5日目:2010.10.24(日)帰国
 朝、北京発→成田へ。

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2010/10北京ツアー(3日目)

3日目:2010.10.22(木)
 終日北京観光
世界遺産・『天壇公園』見学。
 観光地、施設には、どこに行っても例外なく人の多いのに辟易するが、特に天壇の公園域は、老人の憩いの場になっているそうで、朝から混雑しきり。人混みには世界一の技倆を持ったスリがいるので厳重注意。
 『天壇(てんだん)』は中華人民共和国北京市崇文区に位置する史跡で、明清代の皇帝が天に対して祭祀を行った宗教的な場所(祭壇)である。敷地面積は約273万m²。1998年よりユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。(Wikipedia)Photo_5

 
『天安門広場』見学。
 いろいろな歴史、出来事のニュースが世界中を駆け巡っているので、TVで良く見慣れたおなじみの光景でした。Photo_6

 
世界遺産・『故宮博物院(紫禁城)』見学。
 故宮博物院は、中華の歴史的遺物を所蔵・展示している中国(中華人民共和国)と台湾(中華民国)に存在する博物館で、中国北京市-故宮博物院(紫禁城); 中国瀋陽市- 瀋陽故宮博物院; 台湾台北市-国立故宮博物院の3か所にそれぞれ施設がある(Wikipedia)。
 今回は、北京市の故宮博物院(紫禁城)を見学しました。Photo_7

 
(北京泊)
連泊のホテルです。Img_30524plaza_hotel

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2010/10北京ツアー(2日目)

 2日目:2010.10.21(水)
  終日北京観光
世界遺産・『万里の長城』(金山嶺)見学。
 よくも飽きもせず造り続けたものです。今でも発掘作業が行われているところからは、基部から人骨がたくさん出てくるそうです。やっつけたり、捕虜にして長城建設労働に使役した匈奴のものだ、ということでしたが。Photo
 ↑おまけです。アカスジキンカメムシの幼虫がいました。成虫は金属光沢をした緑色に赤い筋模様が大変美しいカメムシです。

Photo_2

 
世界遺産・『明の十三陵』の一部、定陵見学
 明の十三陵とは、中国の北京市昌平区天寿山にある明代の皇帝、后妃の陵墓群である。成祖永楽帝以後の皇帝13代の皇帝の陵墓があるため、この通称がある。このうち定陵は発掘され、内部は地下宮殿として公開されている。(Wikipedia)Blg

 
車窓から眺めた北京オリンピック『鳥の巣』と、『水立方競技場』会場施設。Photo_3

 
『胡同』散策
 散策、といっても、混雑する狭い路地裏のような街並みを、輪タクに乗って約一時間の周回、見学。
胡同(こどう)とは、主に中華人民共和国の首都北京市の旧城内を中心に点在する細い路地のこと。伝統的家屋建築である四合院が多くこの胡同に面し、古き良き北京の面影をしのばせる。(Wikipedia)Photo_4

                                (北京泊)

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2010/10北京ツアー(1日目)

 GDP世界第2位の経済・途上大国が隣にあると言われていた昨年(2010年)10月、その姿の一端が見えるかもと、暇つぶしの格安・北京観光パックツアーに参加して来ました。
 予想通り、あまり感動するシーンには、巡り会いませんでしたが、ご存じのとおり、世界第2位は確認されましたね。
 正味4日間の北京滞在中、青空が見えた日は1日もなく、北京オリンピック開催期間中は大気汚染/スモッグ対策のために工場の操業も停止させて対処したという話のように、空はスモッグなのか霧なのか、両方なのか分かりませんでしたが、曇りっぱなしで、それはともかく経済発展を続ける大国の証だったのでしょうか。

 それから9ヶ月近く遅れの、それほど、どうでも良い)備忘録です。

1日目:2010.10.20(火)
 成田発→北京へ(約4時間)。Img_2896jpgcctrm

Img_2903

                                 (北京泊)

 翌日からの観光スケジュールは、基本的には“混雑”が主要な理由で、見学場所と順序、およびその日時の組み合わせが当日になって"最適化”を目的に変更に次ぐ変更。
 他ではこれほどのことは経験しませんでした。

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オオセスジイトトンボ(♂)

 暑い7月のスタートです。近くのホームセンターの熱中症対策グッズコーナーに、”首冷却用ベルトはすべて売り切れました。今後の入荷の予定は不明です”、との掲示ががありました。他にも、冷却用バンダナやネッカチーフ、枕、そしてシーツまで。

 そこで、少しでも涼感が感じられるかと、全身さわやかな水色のトンボに登場してもらいました。
 6月中旬から下旬に撮影できた「オオセスジイトトンボ」の♂です。大変貴重な大型のイトトンボです。(画像はクリックで拡大します)P6300001

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 羽化して間もない若い雄は、雌と同じ黄緑色ですが、成熟した雄は、美しい水色になるのです。
水辺を悠然と遊弋飛行しながら、雌をみつけるとすばやくキャッチして連結し、産卵場所へと誘っていきます。

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