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2011年7月22日 (金)

コムラサキ

 近隣に、小規模ながら自然林の残されている地区があります。
 7月初め、所用のついでに立ち寄ってきました。
 そこに何本かあるコナラの樹で、樹液のにじみ出しているところに昆虫が集まっていました。
 そしてほんの少数ながらコムラサキもいました。

1頭目:
 水際に生えている樹の、水辺側にいましたので、撮影には位置的には不利。
 とりあえずいましたよ、という記録に。Photo

 
2頭目:
 別の樹の根元に近いところに1頭いるのがわかりました。
 風景に溶け込んでいて、初めは気がつきませんでした。21

 
 熱心に吸汁していて、すぐ傍によっても逃げません。
 翅も少し傷んだ個体ですが、木漏れ日を受け、吸汁位置を変えると、同じ個体とは思えないほどきれいな紫色に輝くことがあります。23

 
 少し追っかけをして、最もきれいな輝きの瞬間を1枚撮ることが出来ました。
 翅の傷みがない個体だったらなお良かったのですが。
 (画像はクリックで拡大します)24r0014076

 
 なお、直近で撮影した画像には、複眼に毛が生えている様子が写っていました。25r0014090trm

 コムラサキは、タテハチョウの仲間。中型のチョウで、日本各地に分布しています。
 幼虫はヤナギ類を食樹とするので、水辺に近いところによく見られます。
 成虫はたいていクヌギやコナラなどの樹液や、熟した果実に集まっています。
 花にはほとんど訪れないようです。
 雄の翅の表面は、光を受けるとホログラムのように、とても美しい紫色に輝きます。

 なお、コムラサキというからにはオオムラサキがいますが、こちらはタテハチョウの仲間では最大級の、日本の国蝶に指定されている華麗なチョウです。
 (ちなみに国鳥はキジ、国花は桜)。
 オオムラサキの幼虫は、エノキを食樹とするため、エノキ林のある里山、山地などはよく見られます。
 かつては関東平野でもたくさん見られたそうですが、現在は環境変化などで数は減ってきたようで、近くでは見たことはありません。

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