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2011年7月25日 (月)

アサガオ、ノアサガオ、ヒルガオ、メマツヨイグサ、ヘクソカズラ

 道ばたに雑草の花が咲いています。園芸種に較べれば華麗さはありませんが、よくできているなと感心するところもあります。ただ基本的にはつる性の植物はやはり迷惑雑草扱いですね。

①園芸種アサガオ:
 家庭から逃げ出したものがずいぶん広範囲にはびこっています。栄養条件などに恵まれないので、管理されたものに較べると花はかなり小ぶりですが、水色が涼しげです。R0015237

 
②ノアサガオ:
 多年生の蔓植物で、種はほとんどできません。とても丈夫な雑草で、毎年刈り取られても途絶えることなく、季節がくれば大繁殖して金網フェンスを覆い、迷惑ものの代表のようです。
 栄養条件さえ良ければ葉も花も相当大きくなるようですが、さすがに迷惑ものとしては慎ましい小ぶりの、しかし鮮やかな濃い紫色の花をたくさん付け、散歩する人の目を楽しませています。Photo

 
③ヒルガオ:
 迷惑雑草仲間で、同じ場所に競い合って繁茂しています。混生しているノアサガオよりも花径は大きいです。Photo_2

 
④メマツヨイグサと、園芸種の大輪ツキミソウ:
  メマツヨイグサ(写真上)は道ばたで、夕方から咲き始め、朝にはしぼむ1日花です。花粉は虫に運ばれやすいように、糸でつながっています。雌しべの柱頭は4つにわかれ、花弁・萼は4枚、雄しべは8本です。
 花後に花茎がさらに伸びて、冬、立ち枯れしたものが道ばたに残ると、これも美観を損ねます。
 園芸種大輪ツキミソウ(写真下2枚)はご近所の家庭菜園の角に植えられている大株で、夕刻になると大輪の花をいっぱい付けて見事です。
 糸で数珠つなぎになった花粉の様子や、めしべの長く伸びた柱頭が4つに分かれている特徴など、さらにはっきりしています。(画像はクリックで拡大します)Photo_3

 
ヘクソカズラ
 ”かわいそうな名前”の筆頭株にあげられる植物ですが、おかげですぐに誰にでも名前を覚えてもらえるという効用も。
 小さな花ですが、アップで見るとなかなかのものです。色や形に変異が多いのも特徴です。晩秋、フェンス周りの除草作業に悩まされる人たちにとっては、”へ、くそったれ”、でしょうか。Photo_4

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コメント

ひどい名前は付け替えようという活動をやっていらっしゃる奇特な御仁もおられますが,実際はなかなか一度決まってしまって長い間経過した事実は容易には変わらないようですね。
 もっとも名付けた当時の状況からはそれほどひどい,という認識などなかったのではと,事情も知らずに勝手に想像するのですが・・・
 近くに花径30cmはあろうかという巨大輪のアメリカフヨウが咲いています。在来の水色のアサガオの方が好みです。

投稿: クロメダカ | 2011年7月26日 (火) 23時25分

うちにも朝顔が咲いていますが写真のような
何も模様のないのが一番シンプルで涼しげで
いいですね!

ヘクソカズラ・・・誰がつけたかかわいそうな名前です

投稿: kin | 2011年7月26日 (火) 19時23分

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