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2011年9月11日 (日)

クサギ(臭木)

 公園の近くに行くと風に乗って何やらにおいが漂ってきました。見回すと、遠目に、こんもりと花をつけた樹木が見えました。
 近寄ってみるとクサギでした。傍に立つとかなり強く独特のにおいが鼻につきます。花の匂いです。
 葉を傷つけると悪臭があります。人によってはカメムシの悪臭だとする人もあるようです。R0016551_7

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クサギ(臭木):
 日当たりのよい原野などに見られるクマツヅラ科の落葉小高木で、樹高3~5mになります。葉を触ったり傷つけたりすると一種異様な臭いがするのでこの名がつけられました。
 花は白色で、花びらは萼から長く突き出してその先で開きます。おしべ、めしべはその中からさらに突き出しています。
 萼ははじめ緑色ですが、やがて赤色になります。花の盛りの時期には特徴のある香りが辺りに漂います。
 秋に黒紫色の実がなり、赤い萼が開いて残るためよく目立ちます。もうすぐ観察できるかも知れません。この種は鳥によって運ばれ分布を広げます。
 花期は夏。分布は日本各地。

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コメント

 Oさん、コメントありがとうございます。白酒、黒酒の御神酒は承知していましたが、クサギ(の灰)との関係はお教えいただいて初めて知りました。
 お酒はたしなむのですが、その故事来歴についてたしなみがありません。
 ありがとうございました。

投稿: クロメダカ | 2011年9月12日 (月) 15時27分

これがクサギですか。有難うございます。実物を見たことがないのに、雑学だけ知っていました。だから、あとは自分で「独特の花」を頼りに見つけ出し、匂いを嗅いでみたいものです。クサギの根を蒸し焼きにした灰を白酒(しろき)に混ぜたものを黒酒(くろき)といい、この白酒・黒酒を一対にして新嘗祭に神前に供えることが延喜式に規定されているとか。滋賀県愛知郡(えちぐん)の藤居本家では白酒・黒酒を現在でも毎年醸し、新嘗祭のときに宮中に献納しているそうです。

投稿: Oさん | 2011年9月12日 (月) 01時39分

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