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2011年10月 6日 (木)

クサギ(臭木)の実

 葉や枝を傷つけると臭いにおいがするのでクサギ、ですが、その昔は救荒植物として若い芽をゆでてから水にさらし食用にしたと、手元の樹木図鑑に記載がありました。
 それはともかく、花には芳香がありますが、この時期、,盛りは過ぎてまばらなにはなりましたが、まだ咲いています。R0017722_3

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 それに代わって、盛花期に緑色の壺形だった宿在性の萼が、しだいに赤みを帯び、さらに平開して紅色になり、濃紫青色の実(完熟すると黒紫色)に彩りを添え、なかなかきれいな様相を呈していました。すっかり秋模様です。R0017718

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 PS.
 前回の本種に関する記事で、Oさんから次のようなコメントを頂いていましたので、あらためて本文中に掲載させていただきました。

 『クサギの根を蒸し焼きにした灰を白酒(しろき)に混ぜたものを黒酒(くろき)といい、この白酒・黒酒を一対にして新嘗祭に神前に供えることが延喜式に規定されているとか。滋賀県愛知郡(えちぐん)の藤居本家では白酒・黒酒を現在でも毎年醸し、新嘗祭のときに宮中に献納しているそうです』

 救荒植物、というだけではなかったのですね。

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