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2011年10月25日 (火)

ハネナガフキバッタ、クサギカメムシ、オオトビサシガメ、クスサン繭(抜け殻)

 独鈷山トレッキングの時に見かけた昆虫等です。ハネナガフキバッタがメインで、残りはおまけです。

ハネナガフキバッタ:(バッタ科フキバッタ亜科)
 標高1266mの独鈷山頂にいました。ザックの上に止まっていたので直ぐに気がつきました。近寄ると草むらに逃げて目立たなくなりますので、出合いは幸運だったようです。Photo

 
 これまで翅が全くないか、短い翅のフキバッタさんには何回かお目にかかっていますが、このお方様には初対面で、多分、今後再び出会うことはないかと思いますので、まさに一期一会です。
 特別記念に大きなサイズの写真を一枚。(クリックで拡大表示されます)R00181212

 体長は35mmほど。イナゴの仲間ですが山地性のバッタで、成虫はフキやオオイタドリの葉などを食べています。
 フキバッタの多くは翅が退化して全くないか、短いのが特徴で、そのためあまり移動できず、地域間で個体差が大きい昆虫ですが、本種は翅が腹部より長い翅を持っているので移動も容易で、山頂までやってきたようです。また地域変異はあまり見られないそうです。
 出現時期:7月~10月、分布:北海道・本州・四国。

 
クサギカメムシ:(カメムシ科)
 霊泉寺の建物の中にいました。建て屋外にもくっついていました。いっぱいいたようです。体長約16mm、翅は濃い褐色のまだら模様をしています。
 畑などで、特に豆類につき、また果実などの汁も吸うので農家では嫌われ者です。晩秋の頃には、隙間から家の中まで入ってくる困りもの。Photo_2

 
オオトビサシガメ:(サシガメ科)
 独鈷山駐車場に停めた車の周りを飛びまわり、時々車に止まりました。全体は茶褐色の細長いひょうたん型の体型で、体長23mmほどのサシガメです。
 山地の木の上で生活しています。太い注射針のような口吻を伸ばして人を刺します。刺されたことはありませんが、刺されると相当痛いそうです。Photo_3

 
クスサンの繭(抜け殻):(ヤママユガ科)
 粗い網目状の繭(まゆ)で、中の蛹(さなぎ)が透けて見え、スカシダワラと呼ばれています。
 写真の”スカシダワラ“は落ち葉の散り敷く登山道に落ちていた抜け殻です。中に入っていた蛹は既に羽化していった後です。R0018090

 幼虫は長い白い毛で覆われています。クヌギ、コナラ、リンゴ、カキ、イチョウの葉を食べます。クリに付いて食害することからクリケムシとも呼ばれています。
 なお、成虫は大きさ(開張)120mmほど。翅の色は変異が多く、褐色から淡い黄褐色のものまでいます。ヤママユガの仲間には前翅と後翅にそれぞれ1対の目玉模様がありまが、本種の前翅の目玉模様は周りの色と似ていて分かりにくく、後翅の目玉模様は目立つものです。  

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