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2011年10月22日 (土)

サザナミスズメ幼虫、ヒロヘリアオイラガ幼虫、ナカグロクチバ幼虫、ホタルガ

 遅ればせながら、9月末、自宅やご近所でうろついていた、ガの仲間たちです。もう、うろつく時期は終わりに近くなりました。

 
●サザナミスズメ幼虫:(スズメガ科)
 食草はギンモクセイ(銀木犀)、イボタ、ネズミモチ(鼠黐)、オリーブなどモクセイ科の樹木とされていますが、見つけるのはいつもなぜかライラックの鉢植えです。
 緑地に白いハの字紋様 があるイモムシで、大きさ5 ~6cm 。蚊やゴキブリ用殺虫剤を、しずくが垂れるほどスプレーしても平気のようでした。
 放任すると葉を食べ尽くしてしまうので困るのです。分布は日本各地。R0017557_1

 
ヒロヘリアオイラガ幼虫:(イラガ科)
 庭木の葉の裏側にたくさんくっついていました。小さな、鶉の卵のような形で、独特の茶色い線の入った殻の中で蛹になり越冬し、7月から10月ごろに幼虫が出てきます。
 幼虫は多数の棘を持ち、気づかず触れると飛び上がるほどの鋭い痛みを生じます。 
 庭木の茂みに、市販の蚊、ゴキブリ用(ピレスロイド系物質含有)の殺虫剤をスプレーしてしばらくすると、地面に落ちてうごめいていました。終齢幼虫に近い幼虫です。若齢の頃は黒色だったトゲも緑色になり、一部がオレンジ色になっています
 なお、羽化した後の成虫の大きさ(開張)は30mm程度で、無毒です。Photo

 
●ナカグロクチバ幼虫:(ヤガ科)
 黒地にオレンジのラインが入っている大きくて派手な装いのイモムシが草むらから這い出して舗装農道を横切っていました。
 草切れで触れると、直ちに「6の字」になって”死んだふり”です。かなり待っていると動きかけたので、もう一度触ると今度は「への字」になってまた死んだふり。ピクリとも動きません。930

 
 放っておくと、しばらくしてから急に”尺取り虫歩き”になって、草むらに行ってしまいました。おかしな幼虫です。Photo_2

 成虫は見たことがありませんが、図鑑を見ると三角翼ジェット機のような姿です。
 →後日、写真が撮れました。こちらですhttp://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/20158-cf93.html

 幼虫の食草はイヌタデ、エノキグサ、コミカンソウなどで、農道脇の草地にもたくさん生えています。
 成虫の大きさ(開張)は約42mm、成虫出現時期は 7~8、9~10月。分布は本州、四国、九州。

 
●ホタルガ:(マダラガ科)
 時々、街中で飛んでいるのを見かけていました。飛んでいる時、黒地に白の太筋が弧を描いて、とても目立ちます。
 たまたま道路真ん中当たりをヒラヒラ飛んでいたところを、通りかかった車に”はねられて”、地面に降りたところを撮りました。
 やがてまた飛び去っていきましたが。
 触覚は雌雄共に櫛歯状ですが、雄のほうが枝が長く、この写真ではわかりにくいですが、♀のようでした。R0017809_1

ホタルガ:
 頭部は赤く、触角が立派で、全体は黒地に1本の太い白帯が目立つガです。何となく悪魔的な雰囲気で、ホタルでは名前負けしています。
 昼間に活動し、林の周辺の薄暗いところをヒラヒラとゆっくり飛びます。はねの白帯は、飛んでいてもよく目立ちます。
 住宅地の周辺で見られることもあります。幼虫は、サカキ、ヒサカキやツバキの葉を食べます。
 成虫の大きさ(開張)は45~60mm 、出現時期は6~7月&10月 、分布は日本各地。

※後日記事の一部に誤りがあることが分かり、青字部分が修正箇所です。

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