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2011年11月 3日 (木)

ヒメハラナガツチバチ(♀)、土に潜る

 10月下旬の晴れた日、偶然に、目の前で土の中にもぐり込むハチを見つけました。

 コンクリートの縁石で日向ぼっこをしていたハチ(写真はクリックで拡大表示されます)が、R0018462_1

 
 ゆっくり這い出してR0018462

 
 草むらまで行くと、頭を地面につけ、(写真の下方が頭部、体を曲げ、翅は上に向いています))R0018462_22

 
 そのままどんどん地面にもぐり込んでいきます。
 そして逆立ちの格好で腹部先端だけ見えるようになり、R0018462_3

 やがて完全に潜ってしまいました。地中に造られている巣穴に帰るジガバチなどは、時に庭などでも見かけることがありますが、こちらは、寄生産卵のため、コガネムシ類の幼虫を探して穴を開けながら潜るということでした。

 後で写真を確認したところ、ツチバチの仲間で「 ヒメハラナガツチバチ」の♀と分かりました。

ヒメハラナガツチバチ(雌):
 ♀は触角が短く、体長は15~22mm。体は黒色で、鈍い光沢があり、お腹周辺に灰黄色の毛が密生しています。
 腹部の灰黄色の帯は毛束で、紋ではありません。(ちなみに♂は体の各所に黄色紋があるので別種のように見えます)。
 翅の先部分は濃褐色になっています。また♀は土を掘るための大顎が発達しています。そして土にもぐってコガネムシ類の幼虫を探して寄生産卵します。
 孵化したハチの幼虫はコガネムシの幼虫を食べて育ちます。成虫は花に集まり蜜を吸います。今頃はセイタカアワダチソウの花などにも吸蜜に来ているようです。
 成虫の出現期は5~10月、分布は本州以南。

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