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2011年11月 6日 (日)

マダラスズ(♂/♀)、タンボコオロギ、クロモンサシガメ幼虫、ゴミムシの1種

 平年より平均気温が高い状態が続いている関東地方です。10月中、また現時点までに、身近で見かけた昆虫類の記録です。

 堤防の間を通る舗装農道には、夏に繁茂した雑草が両側から覆い被さるようになったままで、まだ除草作業が始まらない草叢は、昆虫類の格好の住みかになっています。そして、普通は目にすることのない小さい(約10mm以下)昆虫も、草叢の移動のため道路に出てきますので、その時に目にすることが出来ます。

 大型のバッタやカマキリなどはたくさん車に轢かれて地面に張りついています。中には”立派な”マイマイカブリなどオサムシの仲間なども潰されて光っています。”小粒”のものは潰れても分かりません。

 舗装道路上を歩いていた”小粒”仲間です。近づくとぴょんと跳ぶか、速度を速めて歩いて逃げて行きます。

 
マダラスズ(ヒバリモドキ科): 
 草地に棲んでいる体長6~9ミリの小型のコオロギの仲間です。体は黒色で、名前のように後肢に黒白の縞模様に近いまだら模様があります。
 オスはメスより小さいですが、翅が長めで幅も広く、腹部がかなり翅で隠れるくらいです。昼夜を問わず「ジーッ、ジーッ、ジーッ・・・・」と単調な声で鳴いています。(なお下の写真は別々の♂個体です)Blg

 
 メスの翅は短くて腹部がかなり見えます。(こちらも別々の♀の個体です)8mm
 出現時期は(暖地では)6~7月、9~11月の二化性(年に二回発生)というバッタ類には少ない生態です。卵で越冬します。分布は日本各地。

 
タンボコオロギ幼虫(コオロギ科):
 舗装道端の湿った地面に出ていました。翅はほとんど生えていません。名の通り、田んぼのまわりでよく見られ、暖かい地方の湿地で見られます。
 本州で見られるコオロギのほとんどは、土中に産まれた卵の状態で越冬しますが、このタンボコオロギは幼虫で越冬する数少ない種類の一つです。
 成虫は体長15~18mmの中型のコオロギで、複眼の間に黄白色線があります。年に2回(5~6月、8~9月)見られ、初夏に見られる成虫は、幼虫で越冬したものです。
 オスはジィッ、ジィッと短く区切った声で鳴きます。分布は本州、四国、九州。0018571_1

 
クロモンサシガメ 幼虫(:カメムシ科サシガメ亜科):
 舗装道路上をゆっくり歩いていました。黒い体で目立ちません。大きさ10mm前後のサシガメ(幼虫)です。
 成虫は体長13~15mm。地表性で植物の根ぎわや石の下、浅い土中で生活している比較的普通に見られるサシガメで、捕まえたりして刺されると激しい痛みがあります。
 前胸背は光沢があります。また飛ぶための翅は退化し、長さは腹部中程くらいまでしかない短翅の個体が多く、(たまに長翅の個体がいます)このためあまり飛べず、もっぱら地面を歩いて獲物の小昆虫を探してまわります。
 ゴミムシやヒシバッタなどを捕捉して体液を吸います。幼虫も同様。
 出現時期 は5~11月、分布は 本州、四国、九州。Photo_3

 

ゴミムシの一種(オサムシ科):
 日陰や物陰を伝うようにして 舗装道路を歩いていました。ゴミムシの仲間は種類が多く,”絵合わせ“で検索してみましたがぴったり一致するものが見つからず、種名は分かりません。
 大きさ約19mm 、黒色で楕円形、上翅に条溝があるゴミムシ。他のオサムシ科の仲間では前胸部と腹部の間がくびれて、細長い体形をしているのに対してくくびれず、丸っこい体形をしています。
 ゴミムシの仲間は平地に普通に分布し、畑や公園で落ち葉やゴミ、また石の下にいて、植物の種子、小昆虫などを食べています。
 成虫で越冬します。出現時期3~11月、分布は日本各地。1

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