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2011年11月13日 (日)

トノサマバッタ、ハネナガイナゴ、コバネイナゴ、オンブバッタ

 原っぱの道端や草叢で、晩秋を迎えて何かと慌ただしい(そんなことはない)バッタたちの姿です。

 
トノサマバッタ( バッタ科):
 草原に行くと、“佃煮”に出来るほどたくさんいます。ペアーになっているときには重くて跳べません。
 名前のとおり、がっしりとした体格で体長35~65mmの大型バッタ。普通年1回の発生ですが、暖地では6月頃と、秋の2回発生します。
 広い草地ある場所に多く、非常に敏感で、単独でいる時には近づくとすぐ飛んで逃げます。翅は褐色のものがほとんどですが、胸は緑色から茶色までいろいろな型のものがいます。
 出現時期 は7~11月、分布は日本各地。Photo

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ハネナガイナゴ?(バッタ科イナゴ亜科):
 大きさは♂17~34mm、♀21~40mm。水田やその周辺の草原にいます。側面に濃茶色の筋がはいった明るい緑色のバッタで、腹端を明らかに越える長い翅を持っていますが、この個体ははっきりしません。中途半端のようです。
 越冬は土の中に産んだ卵。出現時期 8~11月、分 布 本州・四国・九州。R0018664trmcc

 
コバネイナゴ?:
 コバネイナゴです。同じ環境に棲んでいますが、翅が腹端より短い種類です。どっちつかずの中途半端な個体も見られわかりにくいです。R0018787

 
オンブバッタ(オンブバッタ科):
 草叢に踏み込んでみると、あちこちで大/小/褐色/緑色、自由な組み合わせでペアーを組んでいます。
 頭がとがった、やや小さめのバッタで、大きさ♂20~25mm、♀40~42mm で緑色のものが多いようですが、褐色のものも少なくありません。
 原っぱ、畑、空き地などに多く、幼虫は6月頃から見られ、草原に足を踏み入れるとピンピンはねまわって逃げます。
 成虫の出現時期は8~12月、分布は日本各地。Photo_2

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コメント

 昔から外国のニュース報道などで、バッタや毛虫、ヤスデの大群が列車を止めたなどということを聞きますが、少なくとも現在の日本ではイナゴなどが大群をなすことはありませんね。農薬のおかげで。
 イナゴも、土中に産んだ卵はいろいろな天敵の昆虫(の幼虫)などに寄生されて、全部無事で成虫になるわけではありません。適当な自然のバランスがあったところに”農薬”がプラスされて、昔に比べれば数はずいぶん減っているようです。
 極悪非道のイナゴが何種だったのかなどは知りません。

投稿: クロメダカ | 2011年11月15日 (火) 17時02分

イナゴ・バッタの仲間って、種類が多いのですね。おまけに、写真を見ると、素人目にはイナゴなのか、バッタなのか区別がつきません。
カップルの写真ばかりアップされていますが、彼らの本性は繁殖欲旺盛で、食欲旺盛なのでしょうか?・・・というのは、北国の開拓時代の話として、汗水垂らして育てた作物を「イナゴ」の大群に食い尽くされる悲劇がよく描写されているのが印象的だからです。
この極悪非道の「イナゴ」は、どの種類なのか、その正体が気になってきました。ご存知でしょうか?

投稿: ハクナマタタ | 2011年11月14日 (月) 10時28分

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