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2011年12月 2日 (金)

マメホコリの仲間《変形菌》

 11月中旬、所用の合間の1日を、里山ウオーキングで過ごしました。普通に歩けば多分2時間くらいだろうと思いますが、例によってぶらぶら歩きのせいで6時間かかっていました。
 トレイル・ランニング(トレラン)のコースが大々的に整備されて、大会も催されているという観光案内ポスターを駅で見かけたことも頭の隅にあり、特に地図も持たないで出かけたものです。Blgr0018947

 まず武田信玄の正室三条夫人の菩提寺として知られる円光院に向かい、そこから山地に入ります。
 樹木見本園を一周してから躑躅が崎園地、そして案内標識に従ってトレイルランニングコースを上積翠寺展望地、深草園地と辿り、ここで午後3時を回ったのでトレランコースから出て車道をてくてく歩いて積翠寺バス停、下積翠寺、武田神社、そして出発地へというコースでした。
 トレランコースはよく整備されていて分岐地点には案内標識が出ているので迷う心配はありません。
 ただ2日前にかなりの降雨があったせいで少しぬかるんでいるところもあったり、イノシシが掘り返したばかりの跡がたくさんあったりしました。
 コース沿いの林間/林縁には随所に倒木や切り株の腐木があり、その上に、種類は限定的でしたが、変形菌がたくさん見つかりました。
 「マメホコリ」(→http://research.kahaku.go.jp/botany/henkeikin/2102a.html )の仲間だと思うのですが、詳細は分かりません。

 最初は樹木見本園で、切りそろえて積み重ねられた腐木の上でした。10591059

 
 その後も次々に見つかりました。欲を言えば別種の変形菌も見つかれば良かったのですが・・・
 以下、見つかった順に並べましたが、これは同一の子実体です。1340

 
 膜が橙色で、空気がぬけて凹みが出来たボールのような形の子実体。これはこのような種類なのか、まだ幼菌のせいなのか分かりません。1345 

 
 その他、コースで見つかった順に、別々の腐木に形成された子実体です。後で見ると、傍にヤスデが写っている画像がありました。子実体の大きさの目安になります。Photo_2

 腐った倒木や切り株の前に都度しゃがみ込んで、写真撮りをしている時、一度、上の方から何かが走る音が聞こえました。
 イノシシ?! とんでもありません、立ち上がる暇もないほどのスピードで、背後を駆け抜けて行ったのは、汗臭いおっさん、ではなく、吹き抜けた風に爽やかな香水の匂いを残していった若い女性トレイルランナーでした。
 人気のない林地で、怪しげな風体のおっさんが、倒木にすり寄って写真撮りという後ろ姿に、一層スピードが上がったのかも知れません。
 それはともかく、時代は変わっているのですね。

 
(メモ):
ヤスデ:
 見た目が不快で一般的に「ゲジゲジ」と呼ばれる体長20~30mmほどの虫ですが、住宅周辺で見かけるヤスデは一部の種のみで、ほとんどのヤスデは森林で生活しています。
 そして、主に土壌の有機物や枯葉につく真菌類を食べて、分解者の役割を担っています。

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