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2011年12月 3日 (土)

ケラ

 まださほど寒くなかった11月の初め、ケラが1匹、田んぼ沿いの道端を這っていました。
どこに行くのかと見ていると、土の湿った軟らかそうなところで、モグラのような前足で穴を掘りはじめ、あっという間に潜り込んでしまいました。
 虫それぞれの特技です。R0018760

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ケラ(バッタ目ケラ科):
 大きさ30~35mmで全体が茶褐色のコオロギに近い昆虫です。体の表面には細かい毛が生えてビロード状になっているので、水をはじき、また土にもぐる時にも泥が付きにくいです。
 成虫の後翅は腹部より長く発達していて、飛ぶことができます。畑や草原の地中で暮らしていて、ミミズや植物の根などを食べています。
 他のコオロギ類と同様に、オスの前翅の翅脈は複雑で、鳴くための発音器官があります。鳴き声は「ジー……」とも「ビー……」とも聞こえる連続音で、地中から聞こえるため、日本では古来「ミミズの鳴き声」と言われてきました。
 メスの翅脈は前後に平行に伸びた単純なものですが、わずかながら発音できます。
 指でつまみ上げるとシャベルのような前脚をひろげて、”万歳、お手上げ!”の格好に。
「はずれ馬券」をばらまいて、お手上げ!の姿は、オケラになった、と親しまれて?!来ました。
 出現時期は4~11月、分布は日本各地。

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