« 名残雪 | トップページ | 北海道流氷ツアー(2012/2) 【その3】 »

2012年3月 2日 (金)

北海道流氷ツアー(2012/2) 【その2】

北海道流氷ツアー2日目:

 層雲峡温泉==紋別港③【ドリルで流氷を砕く砕氷船「ガリンコ号」乗船約60分、流氷見学:】、(下船後、昼食)==知床ウトロ温泉。夕食後、”知床ファンタジア2012”(オプション)鑑賞。                                            知床ウトロ温泉(泊)

 層雲峡温泉をバスで出発して紋別港へ向かいます。どんよりした曇り空で、外は吹雪、また地吹雪で、一瞬前が見えなくなる時もありました。高速道路がすぐ通行止めになります、というガイドさんの話を納得したものです。幸い通行止めには遭いませんでしたが。

ガリンコ号乗船:
 紋別港に到着した時には雪は止んで曇り空にやや強い風が吹いていました。
 期待の流氷ですが、出航前のアナウンスで、”本日の流氷は(防波堤で囲まれた)港内に留まったものだけで、港を出ると周遊海域には見られないので、乗船料金は割引になります”ということ。出鼻をくじかれました。
 そういえばバスガイドさんが港に着く前に、『流氷は常に風まかせ、波まかせで移動する”生き物”ですから、運が悪ければ見られないこともあります。その時は、海面を眺めるだけのクルージングになります』と、盛んにのたまわっていましたね。ほぼその通りになってしまいました。
 紋別港から周遊する「ガリンコ号」は、船の先端部にドリルを装備していて、流氷をガリガリと砕きながら進む船。もちろん氷がなければドリルは無用の長物。(今回は長物でしたね。)
 デッキに出ても風以外に何も無しで、時おり波しぶきがかかり、船長から、”特に前面デッキは注意してください”とのアナウンスがあり、早々に船室に引き上げました。
 以降は港に戻るまでキャビンに引きこもり。
 その間、船長から2回、右側に流氷が見えます、そして下船直前に、岸壁にオオワシがいます、のアナウンスがありました。
 確かに、”生き物”が見えた、という記録です。(でも正直、これだけではねェ)(画像はクリックで拡大します)Photo

 
知床ウトロ温泉へ:
 下船して、紋別からバスで宿泊地の知床ウトロ温泉に向かいます。途中の市街地でキタキツネの姿が見えました。この時期、民家の近くにもよく出没するそうです。
 そして網走が近くなると、水平線にはっきりと流氷群の真っ白い筋が見えるようになり、さらに進むと、海岸にも押し寄せている光景が間近にせまり、そして氷の上にオオワシの後姿も遠望できました。
 明日、のろっこ号で立ち寄る北浜駅前の海岸は流氷で埋め尽くされていました。ほどなく知床です。
 「ガリンコ号」での流氷観察は不発だったので、明日の「おーろら号」乗船への期待が膨らみます。Photo_2

 
エゾシカ(♂):
 知床間近の、小雪の舞う日暮れ時、道路脇に設置された電気柵の向こうに、”エゾシカがいます”、とガイドさんの声。
 運転手さんはバスを止めてくれます。窓ガラスは”しばれて”いて、拭いても直ちに氷が付きます。凍れる窓越しに、木の芽を小枝ごと囓る立派な角の雄エゾシカです。
 余談ながら温暖化で増え過ぎたエゾシカによる森林資源や農作物の被害は甚大だそうです。また知床で”餌が”増えたので冬眠しないヒグマも現れたと話題になりましたね。16433r

 
クリオネ:
 宿泊した知床ウトロ温泉ホテルのロビーに、クリオネの飼育展示水槽がありました。
 クリオネは北海道沿岸の海で一年中見られる巻貝の仲間ですが、成長すると貝殻は完全に無くなるので和名は「ハダカカメガイ」。
 体長約1~3cm。体は透明な部分が多く、赤く見えるのは生殖腺や中腸腺です。
 体の前部にある透明な1対の翼足を動かして遊泳する姿は天使に例えられ、「流氷の天使」(英語では sea angel)と呼ばれて親しまれています。3r

 
”知床ファンタジア2012”:
 夕食後、イベントの見物に。
 稲わらを燃やして発生させた煙にレーザー光線を当てて、ファンタジックな絵模様を極寒の夜空に浮かび上がらせる光とサウンドのイベント・ショー。寒かったデス。風向きによっては煙いことも。Photo_3

                  (続く) 

|

« 名残雪 | トップページ | 北海道流氷ツアー(2012/2) 【その3】 »

動物」カテゴリの記事

国内旅行」カテゴリの記事

自然」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。