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2012年4月 6日 (金)

ツグミ

 冬鳥として10月下旬~11月中旬に大集団で日本に渡って来て全国に分散していったツグミ。
 ごく身近にもいて、晩秋にはノイバラやズミの漿果、またピラカンサの実をついばんでいたり、冬には乾いた田んぼや公園などの地面で餌を探したりしている姿を普通に見かけてきました。
 飛び立つ時などに短く“クィクィ”と声を出しますが、通常ほとんど鳴くことがありません。
 先日めずらしく2羽が争っているのを目にしましたが、通常はバラバラに離れて暮らしています。
 今頃は、田起こし作業が行われている田んぼに、掘り返されたばかりの土中から這い出してくるミミズや虫を求めて、よく姿を見せています。

 例年より遅い春のツクシが頭を出した田んぼの畦で、なにやら思案している風情の後ろ姿(3月下旬)。3_1

 
 みんなどうしているかなあ、と、思案顔。3_2

3_3

 
 草原でたまたま2羽が出会って蹴り合いの喧嘩をした後で、いつもの胸張りスタイル。けっこう短気ものらしい。P3010575

 
 目前で微動だにしないツグミ。2012322rimg0018cc1

 道端で、目の前にいたもの。1.5mほど離れていたでしょうか。なぜか完全に”固まって”、彫像のように、あるいはとても良く出来た剥製かと思うほど、微動だにしません。
 死んでいる?まさか。
 ポケットからカメラを取り出して数枚シャッターを切っても変わらず。ポケットにしまってから、1歩踏み出した途端に飛び去りました。はじめて経験したことでした。

 冬鳥は順次北へ旅立っていったようですが、ツグミの旅立ちは少しゆっくりで、4月も半ば過ぎから5月頃、再び集合し、大集団になって北へ帰っていきます。
 それまでは、ツグミの主な餌は農業害虫になる昆虫類が中心ですからツグミは益鳥です。  
 帰り路でも、一網打尽につかまえられて焼き鳥にされないよう、気をつけて旅してほしいものです。

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