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2012年5月11日 (金)

愛鳥週間2012始まる/ムナグロ

 放鳥されたトキの雛も全国の皆さんに見守られて順調に育っているようですね。
  (→ http://www.ustream.tv/channel/toki002 )

 今年も昨日(5/10)から16日まで、愛鳥週間(バードウイーク)が始まりました。それにちなんで、飛来数が減少していると言われるツバメの全国的生息実態調査が、日本野鳥の会によって行われるようです。
 これまで全国では、石川県で継続的な調査が実施されていて、過去40年間の調査結果が報告されていますが、やはり、この間に約1/3にまで減少してしまっているとのことです。
(→http://www.pref.ishikawa.jp/seikatu/kouryu/undou2PFD/tubame/japanese_survey.pdf )

 子供の頃から大好きだった三好達治の詩に、
  “あそこの電線に あれ ツバクロが ドレミファソラシドよ” というのがあります。

 ”ドレミ”、までしか見られなくなった原因は確かに思い当たることばかりです。電線は地中化され、田んぼは害虫発生防除が徹底され、巣作り出来る軒先は減少し、子供の頃に普通に見られた「詩情のある光景」は、もう記憶の彼方になってしまいました。
 余談ながら自宅でもだいぶ前のことですが、軒下に初めてツバメが泥をくわえてやってきたことがありました。
 何度か繰り返しやってきて軒下のモルタル塗装壁面に数粒の泥をくっつけていましたが、乾くとすべて剥がれ落ちてしまうため、数日でこなくなり、その後は全くやってきません。

 さて、毎年、ほぼ田植えが終わったこの時期、近郊水田に、旅鳥《夏はシベリアなどの北国で過ごし、冬は暖かい南国で暮らす渡り鳥の中で、南北を移動する間の、春と秋に、日本に休息のために立ち寄る鳥たち》のムナグロが、小さな群れで入れ替わり姿を見せるようになりました。
 田植えの終わった水田に降りて、歩いたり走ったりしながら、急に立ち止まっては田んぼに生息する昆虫、甲殻類、ミミズなどを食べているようです。P5062172

 
 ムナグロはチドリ科の鳥で、全長23~26cm、雌雄同色で、成鳥の夏羽は、頭から体の上面は黄褐色と黒のまだらで、顔から下腹は黒色、その境目は白色です。嘴と足は黒色です。P5062151

 
 幼鳥(若鳥)は全体的に羽色が褐色なので識別できます。P5062162

 
 成鳥の眼は真っ黒い顔に埋もれて遠目にはどこにあるのかわかりませんが、上向きに顔をあげたときに何とかわかります。P5062155

Photo

 関東地方はこのところ連日、突風や竜巻、また雷雨などの注意報が出て天気が不安定です。元気で無事に旅を続けられるように。

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