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2012年7月 8日 (日)

夏の虫(Ⅱ)オオブタクサに集まるブタクサハムシ、コガネムシ、アシナガバエ科の仲間、不明のハエ/アブ(?)の仲間

 土木工事に際して運び込まれてきた土に混じっていた種によって、これまでに無かったところに今夏、突然出現した強害雑草オオブタクサの大群落。
 少し小型の仲間ブタクサとともに北アメリカ原産の帰化植物で、どちらも晩夏から秋にかけて、スギ、ヒノキ花粉症などに次いで多いとされる「ブタクサ花粉症」の原因植物として、疎ましい限りです。
 除草作業で、かなり減りましたが、手つかずで残されたところも。そんな”ブタクサ藪”に様々なムシが集まっていました。

●ブタクサハムシ(ハムシ科):
 その名の通りブタクサで大発生します。北アメリカ、メキシコ原産の帰化種小型ハムシ。体長4.2mmほどで、黄褐色に縦長の黒い紋が特徴的です。6r0023986_3

 幼虫も成虫もブタクサ、オオブタクサを食草として発生しますが、ヒマワリやキクイモなども食害する害虫です。
 ブタクサ、オオブタクサだけを枯らすまでに食べてくれるなら”益虫”なのでしょうが・・・
 出現時期は6~9月 、分布は 本州、四国、九州。

 
●コガネムシ(コガネムシ科):
  オオブタクサの葉の上に数匹いて、大量のウンチをしていました。草藪にもたくさんいました。7_2

 童謡に歌われている“お金持ち”のムシ。体長22mmほどで、全身が金緑色に輝くきれいな甲虫です。
 成虫は色々な植物の葉やクヌギ、ナラなど広葉樹の葉も食べます。幼虫は植物の根を食べます。植え替え時の植木鉢で鉢土中に見つかることも。

 
●アシナガバエ科のハエの仲間:
 ブタクサの大きな葉の上を忙しく歩き回っている小さなハエ(♂)の仲間。フィールドで普通に見られます。庭にもやって来ます。
 体長5mm前後で、肢が長く、メタリックな金緑色に輝くスマートな体型をしていて、小さくてもとても目立ちます。8r0023994_1trma_2

 
●ブタクサの葉にとまっていた不明のハエ/アブ(?)の仲間:
 いずれも10mm未満ほどの小さな虫です。9_2

10r0024004_2

 草むらに生息する小さな虫たちの世界のほんの一部です。

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