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2012年9月 6日 (木)

ヌートリア、ミシシッピアカミミガメ、トウキョウダルマガエル、バンの若鳥、アオサギ

 9月初めの2日間は、例によってゲリラ風の雷雨に見舞われ、稲刈りをはじめた農家は翻弄されたようでした。
 しかしカラカラに乾いていた地面は久しぶりの雨で少しは潤ったようですし、熱帯夜もおさまったのですが、案の定、関東の水瓶水源地域に降雨が少なくて、水不足の心配が出てきています。

 近辺では、稲刈りのために稲田の水が落とされているせいなのか、用水路の水量が少し増えていますが、そんな用水路域で、ここ数日のあいだに見かけた常連の動物たちです。

ヌートリア
 用水路に住み着いています。水辺に生えた大形の雑草アメリカセンダングサを囓りとって巣穴に運び込んでいるところでした。
 遠目には水流より早く雑草が流れていくので、アレッと思って目をこらすと、葉隠れ、水遁の術で行動する忍者の姿でした。厳冬期以外は流域でよく見かけます。丈夫な動物です。
 「ヌートリア」とはスペイン語でカワウソを意味する、南米原産の外来種です。P8093613

 先般、直接関係はない話題ですが、残念なことにニホンカワウソが、ついに絶滅と発表されましたね。

 
●ミシシッピアカミミガメ:
 照りつける日射しのもと、水路のゴミの上で惰眠をむさぼる姿です。本当にたくさんいます。定量的定点観察などしていませんが、増えていると感じます。小亀もたくさん生まれているようです。
 近辺では在来種の亀はもうしばらく見ていません。P8273660

 
●トウキョウダルマガエル:
 トノサマガエルとよく似たトウキョウダルマガエルです。
 ( http://www.hkr.ne.jp/~rieokun/frog/tkodarum.htm )
 田んぼで繁殖して丸々肥えた蛙たちは受難の時期になりました。稲刈りがはじまると、腹を空かせたチュウサギが大挙してやってきます。そして水がなくなって逃げ場のなくなったカエルの狩り場になるのです。P8273668trmcc

 
●バンの若鳥:
 留鳥ですが、例年秋が深まる頃になるとやって来て、冬、そして翌年春先まで用水路周辺で生活しています。ここにやってくるのは決まって若鳥で、親元から独り立ちして移動してくるようです。
 大変警戒心が強く、気配を察知すると、草陰にサッと隠れて様子を窺っています。季節の移ろいを感じました。P8273672_3trmcc

 
●アオサギ:
 同じ日に、川と池で見かけた別々の個体です。今頃は単独で、あるいはだんだん集まってきたチュウサギに追われたりしながら、”ゴワー”、あるいは壊れかけたドアが軋むような”ギィー”という、何とも救いがたい悪声を発しながら、黄金色に実った稲田の上をゆっくり飛んだり、あるいは水辺に降りてただひたすら同じ姿勢でボーッと突っ立っていたり。
 何を考えているのか、何も考えていないのか・・・。その姿に「思索にふける哲学者」を観るというお人もいらっしゃるようです。「何をあくせく、悠然と生きよ!」と。Photo

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