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2013年3月17日 (日)

能登・輪島の旅(2013/3) (3日目)

能登・輪島の旅

3日目
 今日は午前中フリー・プランで過ごし、午後3時前、ホテル発のバスで能登空港に向かい、帰路につきます。

 朝食後、まず旧輪島駅、今はバス・ターミナルの『ふらっと訪夢』へ向かいました。
 ここから昨日乗車した路線バスの他に、輪島市コミュニティバス“のらんけバス”も出ています。
 市民のための市内循環バスで、色々な巡回コースがあって料金は均一100円。
 観光案内所でもらった“輪島に来たら「のらんけ!」”というパンフレットに、時刻表と各種コースが掲載されているの見て、海コースに乗ってみることにしたのです。
 バスの発車までの待ち時間を利用して、『旧輪島駅』をのぞいてみました。

●「騙し絵の輪島駅」です。次の停車駅はシベリア。とくに説明不要と思います。
 感心しました。Blg

 
●「のらんけバス」海コース
 バス・ターミナルを出発したバスは、しばらく市街地を走ります。お年寄りの乗り降りがあり、市民生活の足になっていることが良く分かりました。
 やがてお目当ての海辺に出ると袖ヶ浜のきれいな光景が眺められるようになり、楽しめました。
 輪島の港には多数の漁船の賑わいがありました。しばらく後、”輪島の朝市に行かれるお客さんはこちらでお降り下さい”、という車内アナウンスがあり、「いろは橋」の袂で降車しました。Photo

 
●再び朝市見学へ。
 橋を渡ると朝市通りです。一緒に下りたおばさんが、”朝の時間帯はバスは朝市通りには入りません。それ以外の時間では(,バスが)通ります”、,とのことでした。
 のんびりと散策、少しばかり買い物もして、ゆったりした時間を過ごしました。混雑する、ということはありませんでした。Photo_2
 
 朝市通りを少し過ぎたところにやはり「のらんけバスの停留所(わいち界隈)」があり、そこから次の見学予定の「キリコ会館」まで乗車しました。もちろん100円です。

 
●「キリコ」見学:
 キリコ(切籠)は「巨大な御神灯」で、能登地方の夏秋の祭礼の時に、各町内から神輿のお供にかつぎ出される切子灯籠。

 キリコ会館には、3基の神輿と大柱タイマツ、そして能登地方独特の大小さまざまな20数本のキリコがところせましと立ち並んでいて、圧巻でした。
 案内係の方から詳細な説明を伺ってから館内をゆっくり見学。

 2Fには『あえのこと』※のジオラマ展示もありました。
※『あえのこと』
 「あえのこと」は、毎年12月5日、奥能登一円で町野町などの農家で行われている、田の神様を自宅に招いて今年1年の収穫に感謝する田の神様の祭のことで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
 各家によって儀式はいろいろですが、家の奥座敷に種もみの俵を据えて神座を設けます。 
 その前方には、2股の大根2本と主人のつくった栗の木の箸2膳分を左右にならべます。
 田の神様は、ご夫婦2神だとされているので、何事によらずに2膳分お供えするのです。   
 田の神は目が不自由なので、お風呂へ案内して入浴していただいた後、お座敷でお休みしてもらいます。
 また、真心をこめて作ったごちそうを盛ったお膳を、神様にお供えします。
 田の神様は、その家でゆっくりと越年されると信じられており、その後「田の神送り」と言って、2月9日に再び同様の「あえのこと」が行われます。(出所:輪島市観光協会ガイド)Photo_3

 見学を終えて外に出ると、天気は下り坂で特に風が強くなり、それに連れて寒くもあり、他にも見学出来る時間と場所はありましたが、昼食を済ませたら、早めにホテルに戻りました。

 
●帰路:
 午後3時前、ホテル発のバスで能登空港へ向かい帰路につきました。窓外の風景はまだまだ浅い春でした。3

付記:
 ”ささやかな旅に出る楽しみ”
 小さな旅をして、見知らぬ国や土地に暮らす人々やその自然に触れてみると、そこに人の生活がある限り、その地理的環境条件や気候風土に根ざした固有の生活様式と生活文化が生まれ育ち、伝統文化として伝承されていることがわかります。
 そしてそれらは、相対的に比較されるものではなく、絶対的価値のある固有/独自の文化として輝き続け、過去から現在、そして未来にわたり、そこに住む人々の生き甲斐、活きる力の根源となっていることが良く理解できました。

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