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2013年3月29日 (金)

カワラヒワ/ノボロギクの綿毛の種を食べる

カワラヒワ(アトリ科):

 田んぼに下りたカワラヒワのオス(♂)(気の毒ながら、”ほっかむりした泥棒顔”のようだといわれるように、頭部と顔が黒く、全体に体色も濃い)と、体色がうすめのメス(♀)(つがいだったのでしょうか)の2羽が、畦道に群生したノボロギクの草むらに入り込んで熱心に採餌をしていました。Photo_3

Photo_4

Photo_5

 
 ノボロギクは1年中花をつけ、綿毛の種をつけて飛ばしている元気者の(時には迷惑もの)雑草です。R0032141

 
 その綿毛の種を口いっぱいにほおばってから、巧みに綿毛だけを外して綿毛の根元に着いている小さな種だけを食べているのです。嘴はそうした採餌に適した形なのです。Photo_6

 カワラヒワの群れは、公園の林や草原で普通に見かけます。またご近所のテレビ・アンテナに止まって鳴いていたりします。
 体長は14.5cmで、マヒワより少し大きく、スズメよりやや小さめ。全体的に暗緑黄褐色で、短く太いピンク色の嘴が特徴的です。
 また翼(初列風切と次列風切)に黄色が混じるのが識別の目印になります。
 日本各地に分布する留鳥ですが、北国のものは冬に暖地へ移動する漂鳥。
 山地林縁から市街地の公園や川原などでも普通に観察されます。春には電線や木の梢に止まって”キリキリ・コロコロ・ビーン”と鳴いています。

 
Cf.メモ):
マヒワ(アトリ科):
 一見カワラヒワによく似た少し小さめの冬鳥で、当地では目にする機会は少なくて、これまでに一度しか記事にしていません。
 越冬のため飛来する冬鳥ですが、北国(北海道や本州中部以北)では繁殖もする留鳥です。
 体長12.5cmで、カワラヒワより小さく、雀より小さいです。カワラヒワに較べると全体的には黄色~黄緑色が強いですが、頭部や尾羽、翼は黒く、羽縁は黄色です。
 また嘴はカワラヒワより細く、色は薄いオレンジ色。
 オスの喉と頭部は黒く、特に頭部は黒いベレー帽を被ったように見えるのが特徴的です。
 顔や胸部、腰は黄色。背中は黄緑色、また腹部は白に黒褐色の縦縞があります。
 メスは黒い帽子は被らず、体上面が緑褐色で、黒褐色の縦縞があります。
 平地から山地の林縁などに生息し、草木の種子や芽などを食べています。繁殖期以外は群れで暮らしています。

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