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2013年4月15日 (月)

ウラシマソウ

 先のマムシグサ(またはミミガタテンナンショウ)が生えていたのと同じ山地で見かけたものです。
  木漏れ日のちらちらする、少し湿り気のある林床斜面に大小数株が生えていました。
 仏炎苞からのぞいている肉穂花序から伸び上がった付属体が糸のように長く伸びて垂れ下がっています。
 そんな姿を浦島太郎の釣り糸に見立ててつけられたという名前です。足もとが悪かったせいもありますが、なかなか満足な写真が撮れませんでした。
 気味悪いとは思いませんが、美しいものでもなく、奇妙な草姿です。
 この異様な付属体はなぜこのような形をして、どのような機能を果たしているのでしょうか。
 ともかく奇妙な姿のおかげで名前はすぐに分かりますが。

●個体a:R0032733a_2

R0032733a_4

R0032733a_5

 
●個体b:R0032736b

 
●個体c:R0032737c

 ウラシマソウ(サトイモ科テンナンショウ属):
 山野の林床に生える多年草で、地下に偏球形の球茎を形成し、周囲に子球をつけることが多い。葉は通常1枚で、成株では11~17枚の小葉を鳥足状につけます。小葉は先が鋭く尖る狭卵形か長楕円形で通常暗緑色。
 肉穂花序は葉の下につき大型の仏炎苞に包まれています。仏炎苞には濃紫色、緑紫色、緑色などで変異があり、内側には白い筋があります。
 筒部の口辺部はやや開出します。舷部は広卵形で先が尖り、開花の進展とともに垂れ下がります。
 肉穂花序の先端の付属体は釣り糸状に長く伸長し、これが和名の起源とされています。
 肉穂花序に形成される多数の花には花弁がなく、雄花は雄しべのみ、雌花は雌しべのみでできています。
 開花期は4~5月(関東)。分布は本州、四国を中心に、北海道と九州の一部。

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