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2013年6月20日 (木)

ホウチャクソウ、ウワバミソウ、ヒイラギソウ、マムシグサ花後、ハルリンドウ花後

 時期遅れですが、6月初めの筑波山系で見かけた花の続きです。

●ホウチャクソウ(ユリ科チゴユリ属):
 林縁に咲いていました。山野の林内に生える多年草。高さ30~60cm。
 茎は上部で分岐します。葉は長楕円形。枝先に筒状の白い花が1~3個ずつ垂れ下がってつきます。花の長さは1.5~2cmで先は緑色を帯びています。
 花期は4~5月、分布は日本各地。Blg

 
ウワバミソウ(蟒蛇草)(イラクサ科ウワバミソウ属):
 山道沿いに生えていました。
 ウワバミ(大蛇)が出そうな山地の湿った斜面に群生する多年草で、茎はみずみずしく、高さ30~40cmで葉は大きな鋸歯のある、ゆがんだ長楕円形。
 山菜としても親しまれています。
 花期は4~9月、 分布は日本各地。Blg_2

 
●ヒイラギソウ(シソ科キランソウ属):
 林縁に咲いていました。
 ヒイラギソウは山地のやや湿った木陰に生え日本固有種の多年草です。葉がヒイラギ(柊)に似ているのでこの名前ですが、花は全く別です。
 草丈は30~50cm。茎の上部に鮮やかな青紫色の唇形花を数段に輪生、密集して咲かせます。
 森林伐採など自生環境の変化や、盗掘などによって個体数が減少しています。
 とるのは写真だけに。環境省レッドデータブック(2007年)の絶滅危惧IB類(EN)に指定されています。
 花期は4~6月、分布は本州の関東地方と中部地方の一部。Blg_3

 
マムシグサ花後:
 苞(仏炎苞)に包まれたトウモロコシのような青い実がのぞいていました。秋には赤く熟します。有毒です。Blg_4

 
●ハルリンドウの花後:
  小さな植物の塊に、アレッ!とのぞき込んでみたら、地面から跳ね返りの泥で少し汚れていましたが、花後のハルリンドウでした。
 既に”口“の中は空っぽのものから、まだ種が残っているものなどありました。Blg_5

 ハルリンドウは、晴れた日は、アヒルのような口は閉じていて、雨が近づくと口を開け、口の中に落ちてきた雨滴によって種が周囲にはじき飛ばされる“雨滴散布”という方法で種を飛ばして分布を広げます。
 フデリンドウなども同様、リンドウの仲間に多い勢力拡大戦略です。
 余談ながら、ハタケチャダイゴケのペリジオールも同じように散布されます。

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