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2013年7月11日 (木)

オオシロフクモバチ、コゲチャオニグモを捕らえる

●オオシロフクモバチ(別名オオシロフベッコウ)(ベッコウバチ科):
 公園の歩道で見つけました。クモを狩るクモカリバチの仲間です。
 体の大きさ1.5cmほどの小ぶりのハチにしては、大きな蜘蛛の獲物を巣に運んでいる様子。
 ツツジの植え込みから出てきて舗装歩道を横断し、1r0036518_2_2 2r0036518_3_2

 
 巣があるらしい芝地を一生懸命運んでいきましたが、茎に引っかかって思うように動かせなくなり、3r0036518_4_2 4_2

 
 一旦置き去りにして飛び立ちました。
 ここまで3~4mは運んだでしょうか。
 ”留守“になった間にクモの様子を確認してみました。死んでいるわけではなく、麻酔状態になっているだけで、突っつくとわずかに動きます。5r003651813mm_3

 ハチは、この後、近くにあるらしい巣の穴の大きさなど確認して、あらためて運び込んでから、獲物の体に卵を産みつけ、蓋をして一仕事が終わるようです。(→参考映像)

※オオシロフクモバチは全身黒色で、腹部に白紋があるクモカリバチの仲間です。
 コガネグモ科のオニグモ、ナガコガネグモなど大型のクモ(♀)を捕らえ、針で刺して麻酔液を注入します。
 殺傷能力はなく、麻痺させて仮死状態になった獲物に卵を産み付けます。
 その後、獲物のクモは“生き餌”としてフレッシュな状態で、幼虫の餌になります。
 出現時期は4~10月、分布は日本各地。

●今回の観察でオオシロフクモバチに捕らえられたのは、コゲチャオニグモ♀でした。
※コゲチャオニグモ(コガネグモ科):
 体長(♀)13mm前後。(なお♂は小さく8mm。) オニグモの一種で、色彩変異も多いそうですが、通常は淡茶色で模様は不明瞭、また腹部はほぼ円形です。
 夜行性で草間に垂直の円網を張り、日中は草花の陰に隠れていることが多い。
 出現時期は5~10月、分布は本州、四国、九州。

※参考映像:
 http://cgi2.nhk.or.jp/school/movie/clipbox.cgi?das_id=D0005400327_00000&keepThis=true&TB_iframe=true&width=920&height=480

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