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2013年9月28日 (土)

シュウカイドウ、シロハギ、クサギ/ボタンクサギ、ミズタマソウ、ヒガンバナ(赤/白花)

 昨日は”爽やかな秋”を象徴するように快適な1日でした。田んぼ道にはには、シオカラトンボに替わって急にアカトンボが増えてきました。
 そして早くもモズの高鳴きが響き、冬鳥のヒドリガモの群れが飛んでいくのも目にしました。
 説得力のある、秋が来た、自然です。

 さて、遅れの記事です。9月半ば過ぎ、越谷アリタキ植物園に咲いていた花。

●シュウカイドウ(シュウカイドウ科):
 夏の間から長期間、花を開いています。
 丈夫な花で、我が家の庭にも長年”勝手に”生息”していましたが、いつの間にか姿を消してしまいました。
 雄花の花弁は4枚ではなく、大きい2枚の萼と、小さい2枚の花弁からできています。(写真2,3枚目)
 雌花には雄しべと異なるかたちの雌しべがあり、また稜の付いた子房があります。(写真下2枚)
 花期は6~11月。2

 
●シロハギ(白萩)(マメ科ハギ属): 
 清楚な白い花をつけていてきれいでした。
 シロハギはミヤギノハギ(宮城野萩)の変種で、園芸種として公園や庭園、民家の庭に植栽される落葉広葉低木で、樹高は1.5~2m。
 葉は3出複葉で互生し、長さ2~3cmの楕円形。長く垂れさがった枝の葉腋から総状花序をだし、白色の蝶形花をつけます。
 花期は8~9月。Photo_2

 
●クサギ(従来はクマツヅラ科でした):
 日当たりのよい原野などによく見られる落葉小高木。葉に悪臭がある事からこの名です。 
 独特の花姿と、花後、濃紅色になった萼が星状に深裂して開き、中央に藍色の球形果実を載せた姿はよく知られています。
 花期は8~9月、果期は9~11月、分布は日本各地。(写真上から3枚目まで)
●ボタンクサギ(クマツヅラ科クサギ属):
 ボタンクサギは 中国南部原産で、冬に葉を落とす落葉性低木です。
 庭や公園などに植栽されています。かすかに芳香があるピンク色の小花をボール状につけます。
 こちらも名前のとおり、葉や茎を切ったり折ったりすると独特の異臭を発しますが、普通のクサギよりは弱いものです。
 花期は7~9月。(写真4枚目)4

 
●ミズタマソウの果実(アカバナ科ミズタマソウ属):
 野草園コーナーに生えていました。以前に山地でも見かけています
 既に花は終わり、名前の通り(雨で濡れていれば一層)水玉のように見える丸い果実(堅果)が点々とついていました。
 本種は山地の湿り気のある林縁や林床に生える草丈20~60cmほどの多年草です。
 茎頂部や上部の葉腋から総状花序を出し、長さ約3~4mmの小さな白い花を疎らにつけます。
 花の後ろには白いカギ毛が密生した卵形の子房があり、花が落ちる8~9月頃にはカギ毛が密生した球形で径4mmほどの丸い果実(堅果)になります。
 この時の様子が“水玉”に喩えられて和名になりました。
 花期は7~9月、分布は日本各地。Photo_3

 
●ヒガンバナ(赤/白花):
 ヒガンバナは昨今どこに行っても群生が見られるようになりました。
 シロバナヒガンバナは園芸種で、まだ少数派でしょうか。Photo_4

 なお余談ながら、埼玉県には昔から有名なヒガンバナの群生地として、「巾着田曼珠沙華公園」(日高市)があり、今年からは『500万本の曼珠沙華』を標榜する日本一の群生地として、PRされています。

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