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2013年10月24日 (木)

マダガスカル旅行記(2013/10) (5)ベレンティからフォール・ドーファンへ

5日目:(日程概要地図はこちら
 午前中は(昨夜に続き)、ベレンティで、”ガレリの森ゾーン”のウォーキング・サファリへ。
 その後、続いてアンタンドロイ族(Antandroy)を紹介したアレンベル博物館の見学も。
 見学後、ロッジで昼食。
 食後、再び90kmの悪路を、本日の宿泊地フォール・ドーファンに戻ります。
 (前後しますが、フォール・ドーファンに到着後、宿泊予定のホテルにチェックイン後、近くで行われていた道路工事のために、一部の部屋が突如断水になり、翌朝まで水道が使えないという事態が発生し、急遽,近くのホテルに分宿というトラブルも。)

 (前回記事記載のように)ベレンティは1936年、2万5000ヘクタールに及ぶサイザル麻プランテーションのフランス人オーナーが、その私有地の中に設けた250ヘクタールのプライベート保護区になっていて、現在のオーナーは2代目だそうです。

●ベレンティの朝。
 昨日は暗くなって到着したので周囲の様子は全く分かりませんでした。
 朝起きて散歩をかねて見学に。ベレンティ・ロッジは保護区で唯一の宿泊施設。
 全16棟のバンガローで構成されています。バンガローはゆったりした造りで、部屋の設備として蚊帳付きのベッド、換気ファン、シャワールーム、水洗トイレがあり、電気も使用もできます。
 但し時間制限があり、朝は5:00~10:00まで、午後は17:00~22:00時まで。
 それ以降のために蝋燭が準備されていましたが、懐中電灯を持参していますので不要でした。
 なお昨夜は、やはり持参した蚊取り線香をつけて就寝しました。

 朝、朝食前の散策に出るとワオキツネザルが出迎えてくれました。
 ちょうど出産の時期ということで、子猿を連れた姿がそこかしこに見られました。
 ベレンティ保護区にいるキツネザル達は日頃から人間に慣れていて、警戒心はありませんが、媚びることもありません。
 カフェテリアの中まで入ってくることもしばしばで、管理の人に追われていました。
 むろん、餌やりは禁止です。

 ロッジ周辺にはたくさんの熱帯植物も植えられています。サボテンのように見えますがサボテンではない固有種の”金棒の木”(ディディエレア科)、ユーホルビア(膨れサンゴ)の仲間、パキポディウム(象の足)の仲間など。
 そして樹上には朝日に向かい日光浴をするワオキツネザルの姿がありました。
 すぐ目の前に近寄ってくる親子の姿も。子供は生後数ヶ月で母離れするそうです。
 その他、ロッジの板張り外壁の隙間には大きさ2.5cmほどの小さく地味なマダガスカル・マメヤモリの仲間がいました。
 最後の写真は朝食時に出されたバオバブの実です。甘みのある独特の食感がありました。バオバブジュースにすると美味しいそうです。Blg5

 
●ウォーキング・サファリ:
 ベレンティ保護区では、ベロ-シファカ、アカビタイチャイロキツネザル、チャイロキツネザル、ワオキツネザル、(寝ている)イタチキツネザル、そしてハイイロネズミキツネザル(と聞きましたが写真は”ネズミ”より大き過ぎて間違いのようです。)など、レムール類の自然の姿が観察できました。Blg56b

 
●また、お目当てのレムール以外に観察できたものは、、
 樹上に造られたシロアリの巣や、マダガスカル・ボア(無毒のヘビ)、また飼育されているホウシャガメ/(マダガスカルホシガメ)(黒褐色の甲羅に鮮やかな黄色い放射状の模様があり、カメの仲間で最も美しいといわれるマダガスカル固有種で陸上に生活する絶滅危惧種)と、大きさ10cmほどのクモガメ、そしてナイルワニやカメレオンなどの爬虫類、
 また、ムナジロカラス、マダガスカルヤツガシラ、抱卵中のマダガスカルサンコウチョウ、他にもオオハシモズ(すぐに飛ばれて写真は撮れませんでした)などの鳥、
 さらに群生したハゴロモ仲間の幼虫(昆虫)や、キチョウの仲間、(ヒメ)ジャノメチョウの仲間、その他数種類の(写真に撮れませんでしたが)チョウ類などでした。Blg5

 
●締めくくりはやはりテレビCMなどでもよく知られたベロ-シファカの横っ飛びです。Blg5trm

 鬱蒼と茂る連続した森で生活していた頃には、地上に降りて姿をさらしながら、危険な横っ飛びなどする必要はなかったはずですが・・・。
 
 そして最後に保護区内にあるアレンベル博物館の見学に。:
 (ここでは写真は撮影しませんでした。)
 ここはマダガスカル南部の自然や風土、そして、この土地に住むアンタンドロイ族の衣服や生活様式、葬式、割礼などの風習、また動植物などが主に写真パネルで展示紹介されている、こじんまりした施設です。
 陶器や機織り機、復元された住宅なども一部展示されていました。住宅の建材は「金棒の木」*だそうです。
 (*カナボウノキ(ディディエレア科)の常緑小低木で、マダガスカルの固有種

 見学後、ロッジに戻って昼食。

 
 食後、出発準備をして、再び90kmの悪路を、揺られゆられて宿泊地のフォール・ドーファン(旧市名で、現在はトラニャロ(Tolanaro))に戻ります。
 途中、何回か休憩をかねて写真ストップも。

●はじめの写真は、昼食時に食べたジャック・フルーツ。
 ベレンティロッジから、所々舗装が残っている所以外では赤い土埃を巻き上げながらバスは走ります。
 しばらくで南アンボサリ(Amboasary Sud)地区で、一年中(乾期でも)干上がることのないマンドラーレ川(Mandrare)を渡り、そこから国道13号線を、フォールドーファンに向かってひた走ることになります。
 川はまさに近くの住民の日常生活基盤になっていて、洗濯、水浴び、憩い、ゼブ牛の水飲み場、等々様々な光景がありました。
 川を過ぎた辺りに質素な”小屋”の集まった大きな集落があります。そこを過ぎると道路両側に見渡す限り、葉から繊維を取る”サイザル麻”の広大なプランテーションが広がっています。オーナーはフランス人。
 .ここで写真ストップ。。
 本種はメキシコ原産で、苗を育てるのに3年、葉を収穫できるようになるまで更に3年。そして収穫期は4~5年間で、年に1回、1株から30枚葉を収穫するという。
 そして花が咲くと株の寿命が尽きて枯れるということでした。
 次に、「ザー}という種のバオバブが1本(残って)生えているところで休憩をかねて写真ストップ。
 道端には、日本のボランティアが作り方を教えたという、”バオバブ”や”ワオキツネザル”など木彫りの民芸品を並べた屋台店があって、買い物も。
 素朴な手作りの味が魅力的で、「ワオキツネザル」 2個買い求めました。(3000アリアリ、130円ほどで、とても安いです。)
 車窓から、今も行われている焼き畑農業や、やはり都市部とは格差のある集落の風景なども眺めながら、出発から4時間弱かかって、ほぼ予定の時間どおり17時過ぎにフォール・ドーファンに無事到着。 
 ホテルのチェックインも終わり、部屋に入れてほっと一息ついたのも束の間、冒頭に記載したようにトラブル発生。
 移動の必要がないとして割り当てられた部屋は2部屋ある広い所でしたが、シャワーのお湯はでませんでした。
 宿泊ホテルが分割されたため夕食は19時過ぎ、別のホテルの食堂まで食べにいきました。
 (以下の画像はクリックして拡大表示でご覧下さい。(地図))Blg51 Blg5_3

 なお、部屋には電気蚊取りが備えられていましたが、持参した蚊取り線香をつけて、早めに(22時)就寝。
            (HOTERU DAUPHIN泊)
             (6日目に続きます。)   

 

 

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