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2013年12月

2013年12月31日 (火)

2013(H25)年 大晦日、見返りカイツブリ

 今年も終わりになりました。
 1年間、拙ブログにご訪問いただきありがとうございました。
 日記のつもりが、時々途切れることもあったりして、続けようという気力も経年劣化でしょうか。
 来年もよろしくお願いいたします。

 今年の日記のトリは鳥で。
●カイツブリ:
 いつも決まって”お尻を見せる”「見返りカイツブリ」。
 察知すれば逃げる、というのは人間の勝手な理解で、”もっと遠くへ”と常に先を目指す姿勢、なのでしょうか。
 (画像はクリックで拡大します)Img_0127

Img_0128

 
 広い池ではすぐに100m以上遠ざかってしまいますが、川幅のずっと狭い用水路に浮かんでいるのを先に見つけ、物陰に隠れるようにそっと忍び寄って、Img_0129

 
 私には初めて、正面から撮れた1枚限りの記念すべきショットです。
 精悍な顔つきが印象的です。Img_0130d

 では皆様、寒さに負けないように、そして良いお年をお迎え下さい。

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2013年12月30日 (月)

冬のボタンヅル、アブラチャン、オニグルミ、クズ、刺なしタラノキ

 冬の植物定番記事です。

●ボタンヅル綿毛の種:
 平地にも生えていますが、秋の除草作業で刈り取られて綿毛の種を見ることはまずありません。
 今頃の山地で、晴れた日には他の植物を覆い隠すように白く光って見えるのは、たいていこのボタンズルか、近縁のセンニンソウです。1r0050002

ボタンヅル:
 葉がある時期なら、両者の差は一目瞭然で、葉の形がボタンに似た鋸歯の多い葉ならボタンズル、そうでなければセンニンソウです。
  http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-b8d2.html

 
●アブラチャン冬芽:
 丸いのが花芽、尖っているのは葉芽です。
 その下に小さな葉痕/維管束痕がありますが、ルーペが必要です。2r0050003

 見れば撮ってしまう、おなじみのアブラチャンの冬芽です。
 (油瀝青:クスノキ科クロモジ属の落葉低木。早春の山地で、葉の展開に先立って淡黄色の花をつけ、春の訪れを告げます。花が良く似たダンコウバイと共に、山地、山里でよく見かけます。)

 
●オニグルミ葉痕/維管束痕:
 葉を落とした冬の間、色々な生き物の”顔”に見える植物の葉痕/維管束痕の定番で、人気ランキング上位定着者。3r0050003

 
●クズ(葛)葉痕/維管束痕:
 毎年のことですが、クズ・ファミリーはいつも表情豊かです。Photo

 
●刺なしタラノキ(栽培品種):
 畑のタラノキ。大きなV字形の葉痕に、多数の維管束痕がネックレスのように並んでいます。R0050008cctrm

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2013年12月29日 (日)

チョウゲンボウ、カワラヒワ

 先に記事にしましたので繰り返しです。
 遠目にはなかなかそれと分かりませんが、双眼鏡か、カメラの望遠で覗くと、チョウゲンボウとわかり、撮ったものです。

●チョウゲンボウ:
 良く晴れて、しかし寒かった下旬、田んぼ沿いの電線ケーブルにとまったもの。
 この後すぐにカラスに追われて飛び去りました。Img_0465trm2_2

Img_0466trm

 写真は撮れませんでしたが、やはりカラスは大きくて強いようです。

 
 別の曇りの日、逆光でしたがカワラヒワの傍にいた個体です。
 何でもかんでもすぐに襲うわけではなさそうで、カワラヒワも近くで周囲を伺っている様子でした。Img_0496

Img_0498trmcc

 
●カワラヒワ:
 別の日、公園で樹の実(イヌシデの実)を食べていたカワラヒワです。Photo

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2013年12月28日 (土)

12月の散歩道で、ハクセキレイ、キジバト、カワセミ、モズ、オオジュリン

 だんだん押し詰まってから、ゴミ屋敷になりかけている身辺の雑物整理。
 いっこうにきれいになりません。もう、来年に先送りの気分です。

 田んぼ道散歩のつれずれに、

●ハクセキレイ:
 1年中、いつでもいるのでほとんど撮らないのですが・・・
 陽射しがなくて寒かった日、用水路端で寒そうにして佇んでいたところ。Img_0214trm

 
●キジバト:
 つがいでしょうか、何もない畑地に下りて餌探し。
 こちらも年中フィールドで見かけます。街中にもやって来ます。通学路脇で巣作り、子育てもしていたりします。
 Img_0501

Img_0502

 
●カワセミ:
 頻度は多くはないものの、時々見かけます。
 例によって、目の前で飛び立たれてから、少し先の用水路コンクリート護岸にとまった所でワンショットです。
 もともと清流にしか棲まなかったのに、年中水位変動と濁っている時の方が多い用水路沿いでも生活できる逞しさを獲得しているのです。
 残念ながら清流が戻ったわけではありません。Img_0433_2trm

 
●モズ:
 この時期、けたたましい縄張り宣言の声を上げる姿はありませんが、フィールドではよく見かけます。
 この個体はまだ若鳥でしょうか。Img_0438trmcc

 
●オオジュリン:
 枯れヨシ原を少数の群れで移動していく姿を散見していますが、目立たないのとヨシに隠されて、なかなか写真には撮れません。
 先日、ヨシの奥で動き回っている所が1枚撮れ、たしかにやって来たという確認になりました。Img_04211223trmcc

 本種は、夏季に北海道と東北地方で繁殖。冬期には本州以南に南下して越冬する、と言うことですので、当地域では冬鳥。

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2013年12月27日 (金)

ホオジロ(留鳥/漂鳥)

ホオジロ(ホオジロ科)(留鳥/漂鳥):
 10月末くらいから直近まで、撮りためていたホオジロです。
 周辺にまとまった森や疎林などが少ない水田地帯の散歩コース環境では、生息数は多くはありませんが、1年中観察出来る留鳥です。
 枯れ野原が広がる冬期の方が遮るものがなくて観察には好都合です。

 
 10月下旬、晴れても寒かった水路脇で。Img_0376

Img_0377

 
 11月、水路脇の草地で。Img_0417

 
 12月、晴天の堤防草原で。Img_0475

 
 12月、曇天の田んぼ畦脇で。数羽の群れの一部。Img_0508

 全長17cmでスズメ(15cm)よりやや大きめで、特徴的な白と黒の顔模様によりすぐに見分けられます。
 草原や明るい林縁などに多く、冬期(非繁殖期)は小さな群で過ごし、主に地上に降りて種子などを探してついばんでいます。
 繁殖期は疎林地域に移動して、主に昆虫などの動物質を食べています。
 つがいでなわばりを守り、低木の枝や地上に椀形の巣をつくります。
 繁殖期の雄は古来「一筆啓上仕り候」と聞きなしされる複雑なさえずりがよく知られ、親しまれています。

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2013年12月26日 (木)

ツグミ(冬鳥)(2013/12)

 寒々とした一日でした。夜から明日の朝まで雨の予報です。

 閉じこもり解消のため、薄日の差していた午前中に自転車で少し運動に外出。
 田んぼ道にいるのはカラス、ムクドリ、雀に、セキレイなど年中うろうろしている留鳥ばかり。 

 バードウォッチングの専門家の話や、日本野鳥の会の観察マップなどの情報に寄れば、この冬は昨年に比べ野鳥の飛来が少ないようです。

 お昼近くになった帰り道で、農道沿いの桜の枝に、今シーズン初めて1羽のツグミを確認しました。Img_0489cctrm

 
 双眼鏡で確認してから近寄って1枚撮れたところで、声も上げず飛び去り、少し遠い電線にしばらくとまってから消えていきました。Img_0491trmcc

Img_0493cctrm

 これから少しずつ増えてくるのでしょう。

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2013年12月25日 (水)

冬のスズメ

 街中ではスズメの姿が少ないのですが、繁殖期ではないこの時期、フィールドでは”群れスズメ”が普通に観察されます。

 良く晴れた日中のこと、水田地域の中を通る舗装農道に、ばらまいたようにスズメの集団が降り立っていました。Img_0467trmcc

Img_0468trmcc

Img_0470trmcc

 付近には天敵のチョウゲンボウなどの猛禽類も生息しているのに無防備です。

 
 向こうから車がやってくるのに気がついて、一斉に飛び立って行きましたが・・・
 (画像はクリックで拡大します)Img_0472trmcc_3

 写真を見ると飛び方はシンクロナイズではなく、バラバラで、よくぶつからないものとあらためて妙に感心。

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2013年12月24日 (火)

メリークリスマス・リース/プリザーブドフラワー・アレンジメント

 今日はクリスマス・イヴ。

 毎年、年の瀬を迎えた商業クリスマス行事にさえ、あまり縁のない衆生のひとりではありますが、何となくブログ穴埋め記事の、メリークリスマス、です。R0050001

 素材は、妻の習作:特定のテーマを持たないリース/プリザーブドフラワー(preserved flower)のアレンジメント。

 最寄りの食品スーパーのX'mas dinner広告に誘われて、夕食材の買い物に。

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2013年12月23日 (月)

北関東の山・冬景色、ダイサギ?

 全天に広がった雲に陽射しが遮られて寒い一日でした。
 日中、散歩コースから遠望できた日光白根山、男体山など北関東の山並みは、先日の降雪で白さが増していました。

●左の白いピークは日光白根山、中央右よりは男体山。(画像はクリックで拡大します)Img_0429cctrmc

 
●アップで見ると富士山のように見える男体山Img_0430cc

 
●水路にはダイサギ?(チュウサギかも)が降りて、如才なさそうに佇立していました。Img_0443trmcc

 冬寒の一日でした。

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2013年12月22日 (日)

12月中旬、池の鳥(マガモ、コガモ、カワセミ、カイツブリ)

 冬至。冷たい風の吹く冬晴れの一日、雑事のみで一日過ぎてしまいました。
 就寝前、入浴してから、柚子が入ってないことに気がつき、明日までお預けに。
 そんな程度のぬるい日常です。

 何も無いので先頃の池の様子。
 今シーズン、当地の周辺では冬鳥の姿がずいぶん少ないというバードウォッチャーの声が聞かれます。

 それかともかく、池で見かけたのは特に変わり映えのない鳥だけでした。
●マガモ(冬鳥):Img_0049_3

 
●コガモ(♂)(冬鳥):Img_0096_2cctrm

 
●カワセミ(留鳥):
 はるか遠くの水辺の枯れ枝にとまって、時々水中にダイビングして魚捕りをしていました。
 水が濁っていて、しばらく見ていた間には獲れなかったようです。Img_0108

 
●カイツブリ:
 いつもと変わらず、気がつくとすぐに潜って遠くに去って行くので"お尻姿"のショットしか撮れません。
 ふわふわの白いお尻の羽毛の中に、ここがお尻という目印の黒い羽毛が”1本”。Img_0121_3

Img_0122

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2013年12月21日 (土)

がんばるヨモギハムシ(2013/12)

がんばるヨモギハムシ(ハムシ科):
 12月初旬、陽の当たる遊歩道でまだがんばっていた黄銅色のペアです。R0049979cctrm_2

R0049979cctrm_3

 
 近くには青藍色の雌雄も見かけました。R0049983_1

R0049983_3

 過去の記録を見ると、毎年12月初旬頃まで記録がありますので、これで普通のようで、温暖化とは関係ないようです。

 本種は、ヨモギ類の生える草原で、これら植物の茎や葉上で、また周辺の地表で普通に見られます。
 触れるとぽろりと落ち、ほとんど飛びません。
 晩秋には、お腹の大きなメスが産卵場所を探して地表を歩いている姿をよく目にします。
 成虫と卵で越冬します。出現時期は5~12月初旬、分布は日本各地。

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2013年12月20日 (金)

2013/12初雪、ヒヨドリ

 今日も終日雨の寒い日。
 午後3時前、レースのカーテンを開けると、暖房の入っていないリビングの窓が曇っていて、なにやら白いものが。Img_2414h

 
 窓を開けてみると”特大”の湿ったぼたん雪と冷気です。Img_2417h

 屋外に吊してあった温度計は2℃。
 降雪時間は30分くらいと短時間でしたが、今シーズン初雪の記録です。

 
 何も無いのでヒヨドリです。
 先日、窓の外でやかましく鳴いてたヒヨドリ。ご近所の庭の柿の実も既になくなり、通りを飛び回りながら、のぞいていったようです。R0050005cc

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 冬の間にやってくる小鳥のための餌台を作ってあるのですが、真っ先にやって来て食い散らかしていくのは決まってヒヨドリです。
 それだけでなく、一番困るのは、春先に大きく膨らんだ白木蓮のつぼみの基部を食い荒らして、そのせいで花がダメになること。
 「招かれざる客」なのです。

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2013年12月19日 (木)

オナガとムクドリ

 雪混じりにはなりませんでしたが、終日の小雨で真冬の寒さに。
 余計に寒くなるニュースもあったりして・・・

オナガ(カラス科):
 “ギューイ”という濁声をあげて、街中を数羽の群れて飛んでいるオナガです。
 つい先日のこと、散歩コースで最後に残った畑の柿の木に、ムクドリが陣取っていたところへ、1羽飛来してムクドリの食べ残しにありついた途端に、Img_0413trm

 
 ヤクザなムクドリに追われてしまいました。Img_0414trm

Img_0416trm

 目にする度に、ムクドリの目つきの悪さは可愛くありません。

※オナガ(留鳥):
 頭は黒、背は淡い灰褐色、翼と尾は青灰色の姿をひらひらさせて水平に飛ぶ様はエレガントですが、カラスの仲間。
 鳴き声は悪声です。尾羽は20cmほどと長く、頭と体の大きさはムクドリ大です。
 生息域は本州の中部地方以北に限られていて、山地の林縁や農耕地に点在する屋敷林、果樹園、住宅地など、人の生活の近くです。

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2013年12月18日 (水)

トックリバチの巣(抜け殻)

 寒い一日でした。朝から曇天で、日中の最高気温は7℃、夕刻から小雨模様で今夜半には雪が混じりみぞれ模様になるという当地のピンポイント天気予報です。

 11月初めにサザンカが1輪咲いた後、しばらく開花は足踏みしていましたが、このところ大分開花が進んできました。
 気持ちの上で暖かさを感じさせてくれます。R0050017

 
 耐寒性がなく屋外では冬越し出来ない鉢植えを室内に取り込むため、普段触らない園芸用品の小さな棚を片付けていたら、思いがけない所にトックリバチの巣(もちろん抜け殻です)が見つかりました。
 棚に張ってあった水平な紐にぶら下げるように造られていたものです。
 見る度に、よく出来ているな、と感心して繰り返しですが記念写真に。R0050001

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2013年12月17日 (火)

夏のクヌギ林で②オオスズメバチ、ゴマダラチョウとアカボシゴマダラ

 過去ログの続きです。夏の公園のクヌギ樹液で、やはり強かったオオスズメバチ。

●(オオスズメバチとカナブンがいた樹液で)ゴマダラチョウ3頭が吸汁しているところへ、1_2

 
●アカボシゴマダラが飛来して、2

 
●オオスズメバチが侵入者を追い出しにかかると、先にゴマダラチョウが次々に飛び去り、3_2

4_2

 
●最後に残ったアカボシゴマダラも追われて飛び去りました。5

 オオスズメバチが断然強いです。
※余談:
  オオスズメバチは腹部の”二本目の縞”が線のように細いですが、コガタスズメバチのそれはずっと太いので識別できます。
 なお、オスの腹部は7つの腹節、メスでは6つの節からできています。

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2013年12月16日 (月)

夏のクヌギ林で①

 今日は朝から強風が吹きすさび、田んぼ上空の高圧送電線を鳴らし、土埃を巻き上げて遠景は茶色に霞み、外出もままならず。

 夕刻、近くのスーパーまで買い物に行く途中、東の空に出来ていた交差している飛行機雲の下部、真ん中に月が出ていました。
 ガラケー(携帯電話)を探して、もたもたしながら撮影している、あっという間に、交差した飛行機雲が画面右方向に流れて、月ははずれてしまいました。
 やはり相当の強風が吹いていた証です。Blg20131216

話変わって:
 夏に撮りためて放置していた写真を整理。目新しいものは何もありませんが、ブログの埋め草に掲載しました。

 夏の公園のクヌギ林で。
●樹液に集まる昆虫
 コクワガタ、カナブン、コガタスズメバチ:1

 
●翅がボロボロのヒカゲチョウ:2blgr0036702_1

 
●上から順に
 コムラサキ、アカボシゴマダラ(移入外来種):3

 
●ゴマダラチョウ(上:在来種)と競合が懸念されているアカボシゴマダラ:4

 
●公園に住み着いた野良猫の糞に来たアカボシゴマダラ:5r0037100 

         ②に続きます

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2013年12月15日 (日)

ヒドリガモ、岸に上がって草を食べる

 冬の間、近くで一番よく見られるヒドリガモの一群です。
 日射しがある、しかし寒い日中、さして大きくない用水路に30羽ほどが降りたって、周囲の安全を確認した後、次々に岸辺にあがり、晩秋実施された草刈りの後に再び伸びはじめたイネ科の雑草のやわらかな部分を盛んについばんでいました。1img_0396

2img_0399

4img_0393

5img_0394

6img_0392

 草地の所々に、中途半端な草刈りをしたような部分を見かけるのはそのせいでした。

(余談: 12/14早朝、数日前から不調だったモデムがついに動作しなくなってネット不通に。
 新規交換に実質2日かかってしまいました。ネット中毒?から解放されるけれどもやはり不便でした。)

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2013年12月13日 (金)

コナラのドングリ、サルノコシカケの仲間、カワラタケ(2013/12)

 この冬、当地も初めて最低気温がマイナス1℃になりました。日中も寒かったです。明日以降も同じ予報で寒そう。

 冬の山野の雑記録です。 

●コナラのドングリ:
 広場の草地に生えているコナラの樹下に、落ち葉に埋もれてたくさんのドングリがあり、かき分けてみると既に地中に根を伸ばしているものもありました。
 ミズナラ、コナラなど、コナラ属のドングリは落果するとすぐに根を伸ばし、地上部が出ないまま冬を越します。
 他の植物に先立って翌春の成長を始めるためと言われています。
 根を地中に伸ばせずに乾燥したドングリは枯死するため、年を越したドングリを春に播種しても発芽しません。Photo

 
●サルノコシカケ科のキノコ:
 “さるのこしかけ”の仲間のキノコです。
 屋敷跡地に残ったコナラの大木の幹で、地上1.6mほどのところに着生していました。
 実際に腰掛けて見ることは出来ませんが、携帯用折りたたみ椅子ほどの表面積があり、とても頑丈そうでした。1

3

 
●カワラタケ(タマチョレイタケ科):
 山地の枯れた切り株に生えていました。
 見た目が年輪風の濃青色できれいだったので、珍しくはありませんが撮って来ました。
 本種は、広葉樹の切り株や枯れ枝、倒木、杭などに幾重にも重なるように群生します。
  カサはほぼ半円形で直径は1~5cmほど。表面の色は黒色、灰色、濃青色、黄褐色などの微毛が交互に同心円状に密生しており、切り株の年輪のような模様になっています。
 また、縁は波をうった様な形をしており、全体的に肉質は薄いですが、皮質でとても丈夫です。
 発生時期は主に春~秋ですが、冬に見られる事もあります。R0050006

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2013年12月12日 (木)

マイヅルテンナンショウの果実

マイヅルテンナンショウ(果実)(サトイモ 科):

先日訪れた渡良瀬遊水地で、真っ赤に熟したトウモロコシのような果実を見てきました。R0049973

 
 本種は,湿り気のある草地や疎林下などに生えるサトイモ 科の多年草で、草姿はマムシグサにやや似ています。
 分布地域は本州~九州ですが限局的で、現在では貴重種で絶滅危惧II類。
 遊水地でも生育数は多くないそうで、大切に見守りたいものです。R0049974

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2013年12月11日 (水)

最後のハラビロカマキリ、コカマキリ、ハヤニエになったショウリョウバッタ

 雑記です。

●カマキリ:

 初夏には庭先にもやって来ていたハラビロカマキリの子供。Blg

 
 晩秋、陽当たりの民家で。
 取り残された熟柿を見上げた時に、暖をとっていた最後の ハラビロカマキリ。(翅に白斑)Img_1582_2

 
 同じく初夏の庭にやって来たコカマキリの子供。Blg_2

 
 そして秋にやって来たコカマキリ。R0038067

 
●モズのハヤニエ:
 先日、モズが飛び回っているフィールドで偶然目についた”モズのはやにえ(早贄)”のショウリョウバッタ(褐色型)。
 自生した桑の木の枝に刺さっていました。ひからびてなかったので比較的新しい”作品”でしょうか。R0050005

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2013年12月10日 (火)

ハタケゴケ、コフキヂリナリア

●ハタケゴケ(ウキゴケ科):
 少ないながら、乾田化された田んぼの畦道に生えています。
 特に雨降りの後で湿気が残った地面に見かけられます。
 本種は、湿り気のある畦道や水田などに生育する小さなコケ植物の1種で、一年生の苔類。
 葉状体は黄緑色でロゼット状に広がり、葉状体の長さは5~10mm、幅2~3mmで、背面には溝があります。
 ロゼットの大きさは最大でも2cm程度。ゼニゴケほどのインパクトはありません。R0039603

 
●コフキヂリナリア(ムカデゴケ科ヂリナリア属):
 冬寒の公園植樹。
 すっかり裸になったケヤキの幹にべったり貼り付いていました。
 珍しくはありませんが、ブログ埋め草用に撮って来ました。
 都市部の街路樹でもごく普通に見られる地衣類です。灰白色~淡青色の地衣体はまるく広がっています。
 地衣体の周辺部は裂片状に分離しシワが多く、中央部は分裂がなく、粉芽塊が密集しています。 R0040369 R0040369trmcc

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2013年12月 9日 (月)

ハシビロガモ(冬鳥)

ハシビロガモ♂(エクリプス):
 11月下旬、今シーズン初めて観察したハシビロガモです。
 見えさえすれば、他のカモと間違えようのない”シャベルのような大きく幅広の嘴”を持ったハシビロガモ。
 池に浮いて午睡をとっていたハシビロガモのエクリプス(派手な体色が、繁殖期を過ぎて一時的に雌のような地味な羽色になっている状態の雄を指す)です。Img_0031_1

 
 翌日、他のカモ類に混じって泳ぎ回っている姿を観察しましたが、移動の途中で一時的に立ち寄っただけのようで、それ以降、今日まで姿は見せません。Img_0100_1

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 ちなみに、繁殖期の雄はもっときれいです。

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2013年12月 8日 (日)

カンムリカイツブリ/渡良瀬遊水地

カンムリカイツブリ(カイツブリ科):

 空気が乾燥してひんやりする晴天の1日、久しぶりに車で40分くらいの渡良瀬遊水地に行き、運動になりそうにない、のんびりウォーキングをしてきました。

 午前中はほとんど風もなくおだやかな広い水面の遠くに水鳥の姿がありました。R0049966

 
●カンムリカイツブリ:
 てくてく歩いていた橋の上から、逆光になる水面に、頭の上に黒い毛があり白く光る長い首をした鳥が数羽浮かんでいるのが目に入りました。
 すぐに潜水して次に浮かんだのはずいぶん遠く。
 カンムリカイツブリでした。
 頸部が非常に長く、体の上面は黒褐色で下面は白色。
 名前のように、頭頂には黒い冠羽があります。
 虹彩は暗赤色、嘴はまっすぐで長く、先がとがり淡いピンク色。
*1羽目の個体:1

 
*2羽目の個体:Img_0325 Img_0327

 本種は日本で見られるカイツブリの仲間では最大で、翼開長は85cmほど。
 冬鳥として九州以北に飛来しますが、青森県下北半島や琵琶湖では少数が繁殖しているそうです。
 (日本で)見られる個体数は多くはなく、地域によっては絶滅危惧II類に指定されているなども。(当地、埼玉県や長野県)
 確かに近所で確認したことはありません。

余談:
 渡良瀬遊水地は2012年(平成24年)7月3日、ラムサール条約(『特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約』)に登録され、以来、訪れる人が増えるとともに、ゴミも増加している模様。ゴミはお持ち帰りを。
 それはともかく、「特に水鳥の…」と記されていますが鳥類だけではなく、絶滅のおそれのある動植物が生育・生息していて、その地域を代表とする湿地等も登録されています。

 
 さすがにリクリエーションの場としては今は閑散期で、休日でも人影はまばら。
 ただ野鳥観察愛好者にとっては猛禽類(ハイタカ、オオタカ、ノスリ、ハヤブサ、サシバetc.)が観察できる“ホットスポット”として知られ、大型の望遠カメラを大木に向けてセットし、猛禽類の出現を待っているプロカメラマンらしき姿や、アマチュカメラマンの姿がありました。Img_0345

 私が目にしたのはトンビ(鳶)とカラスだけ。

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2013年12月 7日 (土)

アキノノゲシ;綿毛の種

アキノノゲシ;綿毛の種(キク科アキノノゲシ属):

 花は、秋の田んぼ道でしょっちゅう目にしていますが、108

 晩秋には圃場の整備などで他の雑草とともにきれいに除去されます。
 そしてまた、立ち枯れて種をつけて残っているものがあるのには気がつきません。

 たまたま全く別の地域の草むらで、他の雑草に混じって綿毛の種をつけていたのを目にして、撮って来ました。R0049975

 
 黄色の花の後に、白い綿毛になぜか真っ黒で、バナナのように曲がったタネが目立ちます。
 大きな種のわりに綿毛が小さいので、あまり遠くには飛ばないでしょうか。
 中には綿毛だけ飛んで、,種は残っているものもありました。
R0049969_1

Photo

 
 タネが脱落して残った萼が枯れた花びらのようにも見えたりして・・・。R0049969_3_2

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2013年12月 6日 (金)

オオバン、カイツブリ、そして立て札

 いつもの散歩テリトリーを出て、自転車で隣の市域の農村地帯まで行ってきました。
 特別変わった風物は全くありませんが、一つだけ、しょうもないものが目につきました。
 我がテリトリーでは見られませんので、その”立て札”を。他はおまけです。

まずはおまけから。

●川岸に上がってまだ緑の葉が残っているミゾソバを盛んに食べていたオオバンです。3r

 
●全く別のヘラブナ釣り池で、釣りゾーンから遠く離れた水域にいたオオバン。
 すぐに遠ざかりながら、逆光の中に入ってしまいました。
 その先で、水中に生えていた大きな水草の塊らしきものを咥えましたが、手に負えず、グェッとなったようです。3r_2

 
●同じ池の水域にいたカイツブリです。比較的近いところに浮かんでいましたが、見つかった途端に潜って遠くに浮かぶと、いつものように顔だけこちらに向けて遠ざかってしまいました。Img_0297trmcc_2

 
●帰ろうとした道端に、路上駐車の車列があり、その近辺(数カ所)にあった立て看板。R0049964cc

 御里が知れます。

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2013年12月 5日 (木)

崩れる蒲の穂

 稻羽之素菟/因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」の伝説にも登場する蒲(ガマ)の穂。

 11月中旬頃までは水没していた池の下段法面が、水位が下げられたため泥で汚れて乾き、歩けるようになっていました。
 そして、そこに生えて水没していた蒲の穂が乾燥し、崩れて綿状に広がり、周囲にも飛んでまとわりついていました。
 立ち寄ったのはほぼ完全無風の日だったので、綿毛の飛散はなくて幸いでしたが、北風が吹けば周辺に広く飛散することでしょう。1r0049963cc

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 なお再掲の画像ですが、種を一つ、ルーペで観察すると、”綿毛の付いたハンモック”に種が乗っている、と言う仕掛けのようです。
 これで、風に乗って飛んでいくのですね。52r31

 ほぐれてふわふわの綿状になったを見ると、確かに集めて蒲団フトン)が出来る、と納得です。

 ガマは夏に茎をのばしてガマの穂をつけますが、茎の上部には細い穂状の雄花序がつき、すぐ下に連続して褐色で太い、雌花の集まりの雌花序をつけます。
 雄花は黄色い葯をのばし、大量の花粉を飛ばします。
 秋には穂の上部の雄花序は黒褐色に収縮してわずかにまとわりついているような姿になり、遠目にはほとんど目立たず、褐色のフランクフルトソーセージのような雌花序は綿状になって崩れ、風に乗って飛散します。

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2013年12月 4日 (水)

チョウゲンボウ(冬鳥/留鳥)

 日没時間が1年で最も早い時期になり当地では午後4時27分頃になりました。
 午後3時を過ぎると急速に日の光が弱まっていきます。

●チョウゲンボウ(ハヤブサ科)
 正午前のたんぼ道沿い。すっかり葉を落とした桜並木で、100mほど先の枝先に茶色っぽい鳥が1羽とまっているのが目にとまりました。
 遠目には大きさはヒヨドリくらいにしか見えません。
 ハトでないことは確か。ゆっくり近寄ってからカメラをのぞくとチョウゲンボウと分かりました。Img_0243

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 50~60mほどまでに近づいて、飛ばれる直前。Img_0258

 
 さらに100mほど先に飛んでとまったのを見届けて再度の追っかけ。
 つねに首を左右にまわして周囲を見渡し、やがて、遠くへ飛び去っていきました。Img_0262trm

 
 今回は雌雄の別など分かりません。後向きのアングルでしか撮れなくて、体前面の画像がありません。またの機会に譲ることに。
 体は小さいながらも猛禽類特有の精悍な風貌です。Img_0262trm2

 10月下旬くらいから、旧家や農家などの屋敷林が残っている近くの田んぼ上空を飛ぶ特徴的な姿を時に見かけていました。
 また街中の遊歩道の植え込みに逃げ込んだスズメを追って突っ込んでいった姿も見たことがありました。
 写真に撮れたのは初めてです。

※チョウゲンボウ(ハヤブサ科)
 小型のハヤブサ類で、日本各地に冬鳥として飛来します。
 夏季に本州北部から中部で繁殖するため埼玉県では留鳥とされていますが、当地では地域環境にも寄るのでしょうか、見かける機会は多くはありません。
 全長 30~35 cmでハト大ですが、ずっとスマートで、長い尾を上下にひくひくさせています。
 翼を広げると 70~80 cmほど。雌の方が大きいです。羽の地色は赤褐色で多数の黒斑があります。
 農耕地から原っぱ、丘陵地帯、山林までの広い範囲に生息。単独か、つがいで生活しています。
 素早く羽ばたき体を斜めにしてホバリングしながら、地上の齧歯類、またスズメなどの小鳥や、昆虫、ミミズ、カエルなど見定めると急降下して捕食しています。

 余談ながら、近く(といっても車で40分くらい)に、チョウゲンボウの大群が見られることで知られた「渡良瀬遊水地」があります。大分前に、大群が飛来したというニュースで見学に行ったことがありました。

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2013年12月 3日 (火)

越冬ムラサキシジミ、カラスウリ(2013/12)

 屋敷林の北側で陽が当たらない農道の草地は、晴れた日中でもその辺りだけ空気は冷たく寒々としています。
 回り道しようとした開けた側に農家の生け垣があって、それに絡んで赤く熟れたカラスウリがたくさんぶら下がっていました。
 ついでに撮ろうかと傍に行きかけた時、足元のクローバーの間に一瞬、青く光るものが目に入りました。

●ムラサキシジ(シジミチョウ科):
 しゃがみ込んでみると、枯れ葉色の裏翅を閉じてじっと動けずにいるムラサキシジミでした。翅もだいぶ傷んでいます。R0049943cc

 
 そのまましばらく見ていると逃げる気配は全くなく、傷んだ翅をゆっくりと翅を広げ、やがて全開に。
 この動作を繰り返していたのでした。R0049935

 
 雌雄の差は青い鱗粉の形/大きさなど見分けることができますが、今回は傷んでいることもあって判然としませんが、♀でしょうか。
 越冬成虫でしょうね。無事に春を迎えられるように。R0049941cc

 
●後から撮ったカラスウリ:R0049933cc

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2013年12月 2日 (月)

イソシギ(2013/12)

 本日も晴れておだやかな1日でした。今日は”これをしなくては”、と思っていたことは結局やらずじまいに。

イソシギ(シギ科)(留鳥):
 11月下旬から、川筋や池の水際で姿を見るようになりました。
 目の前を、白い帯がみえる翼を震わせるように羽ばたき、そして滑空するという独特の飛び方をくり返しながら、水面ぎりぎりに飛ぶ姿を見て、イソシギがやって来たことが分かりました。
 大きさ20cmほどでスズメとムクドリの中間くらいの地味な鳥です。
 水生昆虫や甲殻類などの餌を探して、水際を足早に移動していきます。
 時折立ち止まり、ついばみながら短い尾羽を上下に振っています。
 日本各地で通年みられる留鳥とされていますが、近くでは夏の間はほとんど見かけません。
 地域環境にも寄るのでしょうか。過去5年間の記録を調べてみると、すべて冬期の12~2月でした。
 この時期はいつも単独で行動しているようです。1img_0228

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2013年12月 1日 (日)

冬のはじまり

 とうとう月カレンダーも1枚になりました。
 つい先頃まで”それなりに”きれいだった街中や公園の木々の紅葉も、晴れても冷たい朔風が吹く度に散り敷いて風景は急速に冬模様に変わってしまいました。
 温暖化が問題になる中、この冬12月~来年2月の長期予報(寒候期予報)では、3年連続寒い冬になるとのこと。そのように心づもりしていなくてはなりませんね。

●今日も良く晴れて風も弱く、田んぼでは枯れた二番穂が焼かれていました。R0040367cc

 
●先日まで黄色く紅葉していた公園のケヤキ並木もすっかり葉を落とし、R0040370

 
●1枚の葉も残っていないイチョウの枝にはカワラヒワが1羽。Img_0225trm

 
●川には留鳥のカルガモが多数集まり、Img_0229

 
●離れた浅瀬には冬鳥のコガモが数羽、陽射しを浴びて午睡する姿もありました。Img_0231trm

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