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2014年3月

2014年3月31日 (月)

ヒヨドリ

 良く晴れた今日も、昨夜からの強風が終日吹き止まず、舞い上げられた土埃などのせいで田圃地帯の遠景は茶色っぽく霞んでいました。
 雨の後に、日中の気温が19℃まで上がったこともあって、朝方は3分咲きほどに見えた春休み中の小学校のサクラも、夕刻には満開にちかいように見えました。
 ぴかぴかの1年生入学式の時には葉桜ですね。

 一番近くにある、県内屈指のサクラの名所の開花も始まっていますが、満開予想は今週半ば過ぎとのことで、夜桜見物が楽しみです。

 小規模ながら散歩コースに植樹されて大分育ち、3月中旬には満開に近くなった河津桜の並木。
 甘いもの好きのヒヨドリが入れ替わり立ち替わりやって来ては、花の蜜を吸っていました。
 冬の間美味しい食餌にありつけなかったヒヨドリには、まさに我が世の春到来です。323img_2418

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 気持ちは理解できます。
 しかし、バカヒヨドリと言いたくなるのです。
 毎年早春、決まって我が家の狭い庭にもやって来て、膨らみはじめたハクモクレンのつぼみを、付け根から囓って穴を開けてしまいます。
 その後もやって来る度に、大きくなる軟らかい花弁を順番に1花残らず囓っていく、もうバカとののしるほか無いヒヨドリです。
 ご近所の広い庭に、はるかに立派なハクモクレンの樹が在るのに・・・ 〔3月29日撮影〕329

 
 ヒヨドリの害さえなければ、「サンタ・ルチア」にも負けない美しい情景が思い浮かぶものを。
 昨日(3/30)の雨と強風の嵐に耐えながら一番きれいに咲いて、健気に歌うハクモクレン。
 何タルチア、惨タルチア・・・R0070532_330

 脳天気に、3月も去って行きました。

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2014年3月30日 (日)

2014/3 冬鳥オナガガモ北へ帰る

 昨日までの晴れとはうって変わって終日の雨降りで、午後から強風も。
 ただ比較的暖かいので、文字通り、”木の芽萌やし”です。

 木の芽 木の芽/木の芽のめぐりに雨が降る
                       若山牧水〔春の雨〕

●オナガガモ:
 冬の移動途中で数回姿を見せたオナガガモが、最後に池に姿を見せたのは3月初旬(3/4)でした。
 長旅に備えて、ぐっすりとお休み中の1つがいだったようです。
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 毎年一番遅くまでいるコガモ、そして次にのんびりしているヒドリガモの群れと、田圃地帯を単独でうろうろしているツグミも、このところの急な暖かさで、帰り支度を急かされているでしょう。
 旅の無事を祈ります。

 
●年中いるお邪魔虫のカワウはうろうろ。Photo

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2014年3月29日 (土)

シロバナカタクリ(2014/3)

 6年ぶりに不完全な個体ながらも、シロバナカタクリに巡り会いました。
 快晴で、長袖シャツ1枚でも暑いくらいに気温が上がった昨日、このところの運動不足解消のため、ハイキングがてら、隣県のカタクリの名所に行ってきました。
 見頃になっていることは確認済みで、ウィークデイとはいえ予想どおり混雑。
 撮影スポットを埋めていた団体さんに聞けば、花の写真専門講師同行の撮影ツアーとのこと。
 運動目的なので、長居無用とその場所は辞して、いつものように気ままなハイキングに。 
 盛りだくさんで自由時間の少ない団体さんや、グループは来ないルートを辿りました。
 まもなく見られるようになるチゴユリの群落の様子を見ようと、やや明るい林地斜面林床を通るルートに回ってみると、やはり今シーズンは遅れているようでした。
 しょうが無いなと、テクテク下っていくほどに、昔はそんなに多く見当たらなかったと記憶している林地斜面に、小規模ながらカタクリの群生がありました。
 場所はまったく別のところでしたが、一度シロバナカタクリを見ていたこともあって、誰と行き交うこともなく、ほとんど座り込むようにじっくりと観察しながら通過したのです。
 そしてなんと、不完全ではありましたが、ポツンポツンと3株が見つかりましたので、撮ってきました。

1株目:
 傍の花と較べると明らかに色は白いものの、花弁に薄くピンクが残っていました。
 また葉にも斑紋があります。
 (画像はクリックで拡大します。)Img_2530_1

 
 アングルを変えて見ました。Img_2530_3

 
2株目:
 少し離れたところにありました。1株目と大差なさそうでした。
 ただ、葉に紫色の斑紋がなく白っぽく抜けているようです。
 なお左にかぶさって見える斑紋のある葉は、隣にある普通の個体のものです。Img_2530_4

 
3株目:
 5mほど下で、ちょうど木の傍にあって、逆光ですこし見上げるようなアングルしか撮れないところにありました。
 そのせいもあってか、一番、白く撮れています。ただ葉には斑紋が残り、雄しべの葯も色が抜けきっていませんでした。Img_2530_7

Img_2530_7trm2

 ごく限られた群落の中で見られたものですから、「この程度のシロバナ」なら、それほど稀ではないのでしょうか。

※カタクリ(ユリ科カタクリ属):
 日本に分布するのは1属1種です。外国産と区別するため日本カタクリと呼ばれることもあります。
 近年は園芸品として北米原産の「白花カタクリ」や「黄花カタクリ」も流通しています。
 日本カタクリの白花は、確率的には数千あるいは数万分の一程度しか発現しないと言われる突然変異により、色素を失ったアルビノ(白化)です。
 中には、花弁に薄くピンクが残ったものや、点のように原色が残っているもの、また雄しべの葯に着色が残ったものも含まれますが、葯の色まで含めて全くの白(純白)という個体は更に希少と言われています。
 なお、茎の下部に1対ある葉の表面には、普通のカタクリに見られるような紫色の斑紋がありません。
 6年前に、幸運にも教えられて観察できたのは、まさにこのような個体でした。

 本種は、巡って来た春をほんの短い数日間(5~7日)の花期で彩った後、地上部は駆け足で姿を消して行くスプリング・エフェメル(春の妖精)の一つです。

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2014年3月28日 (金)

トビモンオオエダシャク/早春の蛾

トビモンオオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科):

 3月中旬、雨上がりの翌日でまだ寒い昼過ぎ、それでも気温は10℃近くまで上がった公園でのこと。
 ケヤキの幹の地面に近いところにトビモンオオエダシャクが貼りついているのを、全くの偶然に見つけました。
 そのあまりにも見事な隠遁術に驚き、また感心させられた早春の蛾です。(撮影2014.3.14)

※木肌隠れ術中(画面中央)の姿を撮ってから、1

 逃げられても良いかと、小枝の先で触れると、飛ばずにポタリ、と仰向けに地面に落ちてしまい、ゆっくりともがいています。
 寒さもあって充分活動できる状態になかったのでしょう。
 
※小枝を差し出すとつかまってぶら下がりました。
 そのまま明るいところに移動して記念撮影。
 そこで予想外にきれいな白い翅裏も観察できました。2

 
※大きな眼と櫛状の触覚も確認できました。♂の個体のようです。Br0070001_10trmcc

 
 口(口吻)は退化している模様。Br0070001_11trmcc

 
※お邪魔した失礼を詫びながら、もと居たあたりに止まらせたところ、触覚を広げて少し動いて体を斜めにしてから触覚を翅の下にたたんで、じっと動かなくなりました。
 そこに居ることを知っていなければ、やはり気づきにくい状態です。
 お見事でした。Photo

 
●幼虫:
 幼虫は尺取り虫で4~9月に現れ、終齢幼虫は70~90mm。サクラ、リンゴ、ナシ(バラ科)などのほか、クヌギ、コナラ(ブナ科コナラ属)、また、カエデ(カエデ科)、ツバキ(ツバキ科)などの多種の樹木の葉を食害して成長します。
 幼虫期が長く、数ヶ月かけて成熟するといわれています。
 頭部に1対の角状突起があり、体色は枝に擬態するため、茶色、褐色、灰色など変化があります。
 昼間は小枝や若芽に擬態してじっとしていることが多く、見つけにくいようです。
 晩夏~初秋に土に潜って蛹になり、越冬します。

●成虫:
 成虫は(年1化性で)、翌年の早春(3月〜)に羽化し、樹皮などに卵塊を生みつけます。
 開張(翅を開いたときの大きさ)は50~75mmほど。
 表翅や体の地色は灰色または茶褐色ものが多く、さらに黒っぽい波状のまだら模様があります。
 ただ翅のデザインは、樹木の木肌模様にとけ込んでフラージュするために色彩や斑紋には変化があり、またさらに隠遁効果を増すために斜めにとまるという行動をとることなどには驚かされます。
 分布は日本各地。

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2014年3月27日 (木)

アゼゴケ

 終日曇り/小雨のぐずついた天気に。気温は少しひんやり。
 東京ではソメイヨシノが開花しましたが、当地はまだ。しかし間もなくでしょう。

アゼゴケ:
 先日の”慈雨"のおかげで、乾ききっていた田の畦に適当な湿気が与えられ、明るい陽射のもとにすっかり春の気配になったたんぼ道。
 昨年秋に発芽して、ロゼット葉で越冬した雑草たちは一斉にスピードアップして成長をはじめています。
 その傍らで、まだ生育の邪魔をする雑草がはえてない裸地に、新鮮なコケが生えて、若緑のきれいな胞子体を立ち上げていました。
 単純に、きれいだったから撮ってきました。R0070293_1

R0070293_2

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 ※なお、田圃の畦にたくさん生えていたので単純にアゼゴケ、としたものです。
 (素人目にはよく似たアゼゴケ、ヒロクチゴケ、コツリガネゴケがあります。
 見た目の違いは「胞子体」の大きさで、その「さく(蒴)柄」の長さや「蒴」の大きさなどで見分けられるようで、蒴が小ぶりで、蒴柄が一番短いのがアゼゴケだそうですが、実際その場での判断は簡単ではなさそうです。
 また更に、正確な(アゼゴケかヒロクチゴケかなどの)種名同定には、顕微鏡レベルの観察によって、葉の中肋とよばれる主脈状の細胞群がどの辺りまで伸びているかなどを確認しなければなりません。)

 参考:Photo_2

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2014年3月26日 (水)

コガタルリハムシ

 昨日の日中は22℃と冬のシャツでは汗ばむほどの陽気でした。今日は曇りで、過ごしやすい気温でしたが、夕刻から(明日朝にかけて)雨模様に。

 それはさておき、サクラの便りならぬ、コガタルリハムシの、”春になった”という便りです。

 コガタルリハムシが草地に葉を広げはじめたギシギシの上で活動をはじめていました。
 地上に姿を現してから間もない時期だったようで、ギシギシの葉はまだほとんど食べられていません。
 (以下、写真撮影は2014.3.24)R0070406

 
 光が当たったギシギシの株元近くで、3匹のオスが1匹のメスを巡って争奪戦を繰り広げているのが目にとまりました。R0070392_1

R0070392_2

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 既にお腹が卵でパンパンに膨らんだ♀が産卵場所をさがして新鮮なギシギシの上を歩き回っている姿もありました。Photo

 毎シーズンのことですが、今後”爆発的“に増える幼虫、成虫の姿を見ることになりそうです。

コガタルリハムシ(ハムシ科)
 ・大きさ約 5.5mm
 ・光沢のある青藍色で、やや細長い体型のハムシ。ギシギシ、スイバなどの葉を食べる。
 ・出現時期は3~6月。分布は本州、四国、九州。

※コガタルリハムシは特異な生活史を持っています。
 地中に潜って越冬していた成虫が春先に休眠から覚醒し、3月中~下旬頃に地中より這い出してきます。
 すぐに活発な活動をはじめ、4月~6月上旬は繁殖期で、♀のお腹は卵でパンパンに膨らんでいて、草地のギシギシやスイバの葉の裏に卵をかためて産みつけます。
 卵から孵化した幼虫は成虫同様に周囲のギシギシなどの葉を食べ尽くすように群れて成長し、充分成長(20日くらい)すると土中に潜って蛹になります。
 そして約1週間後に羽化した「新成虫」は、(5月初旬~6月上旬の間に)1週間ほど地上で活動した後、再び土の中に潜って夏眠、さらにそのまま成虫休眠越冬するのです。
 そして翌年の春、休眠から覚醒した成虫は地上に出て交尾、産卵して一生を終えるという、ユニークなライフサイクルなのです。

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2014年3月25日 (火)

ささやかな庭にも春が来て/シロメダカ産卵、アマガエルなど

 ささやかな庭の春。
 朝はまだひんやりしていましたが、日中には気温はが20℃を超え、庭に出ると暖かさを通り越して暑いほどに。

●サンシュユの花
 線香花火のような花を開いてから意外に長持ちしましたが、そろそろ消えかかるようです。Photo_2

 
●ヒラタアブの仲間:
 ジンチョウゲにやって来たハナアブ。体長12mmほどで極端に小さいアブではありません。
 絵合わせしてみましたが写真のアングルが限定的で、同定できませんでした。R0070408_12mm_2trm

R0070408_12mm_3trm

 
●シロメダカ産卵:
 屋外メダカ水槽で飼育しているメダカには、3月になってから、暖かい日には様子を見ながら1日2回の給餌をはじめています。
 本日、水が目減りした水槽に給水していて、シロメダカ水槽で、20数匹いる中で1匹だけ、腹部に卵をくっつけて泳いでいるのを見つけました。
 水槽水温は日中でもまだ15℃前後にしか上がりませんが、早いものです。Blg2014325

 
●アマガエル:
 メダカ水槽に給水作業中、足元から冬眠開けらしい”アースカラー”のアマガエルが1匹、ぴょこんと跳んで出ました。
 花ニラの葉にとまって、しばらくしてまたピョン、というよりヨッコイショと重そうに、だるそうに跳んで行きました。
 ”土の色の場所”から出てきたばかりだったのでしょう。Photo_3

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2014年3月24日 (月)

ヒサカキ(公園植樹)

 昨日までは、晴れても強い風が吹いて今ひとつの天気でしたが、本日は風も比較的おだやかで、いよいよ春も本番のようです。

ヒサカキ(ツバキ科ヒサカキ属):
 公園植樹のヒサカキが花を開きはじめていました。
 3箇所に分散して3株が植えられていて、外見的な特徴は異なっていますが、詳細はわかりません。
 雄株は葉の付け根に、下向の小さな白い花をびっしりつけています。
 剪定/刈り込みで樹形が作られていて、束生した小さな花は、遠くからは葉に隠れて気がつきませんが、近くに寄ると特有のにおいで気づきます。
 葉は2列互生。葉身は長楕円形。縁には鈍い鋸歯があります。

※雄株です。:Photo

 
※2本目は雌株でしょうか、強い剪定で丸く、低く刈り込まれていて、つぼみはまばらでまだ開いていません。
 秋の果実形成期に紫黒色の実ができていれば確認できるでしょう。2

 
※3本目は、株全体の葉が害虫に蚕食されていて白点状に乾いていた株です。
 きれいな葉を探すのに苦労するほど。
 そのため遠目には、株全体が白点だらけの葉で覆われた樹木、という外観でした。
 葉も、つぼみの大きさも他の株よりかなり小ぶりです。つぼみは束生していて、花弁の赤斑が目立ちました。
 別の園芸品種のようにも見えましたが、詳細はわかりません。Photo_2

●ヒサカキ:
 雌雄異株です。庭木、生垣に用いられます。
 枝葉は、関東には少ないサカキの代わりに神前、仏前に供されます。
 開花期は3~4月、果実成熟期10~12月に黒紫色になります。分布は本州以西の各地。

 冬の山地で見かけた自生のヒサカキの葉も虫の食害で傷んでいるものが多かったと思います。

※余談追記:
 ご近所の庭に、同じように小さな花をびっしりつけているのも見かけました。塀の上に枝が伸びて見上げるようになっていたので気がつきました。
 どうやら関東(以北)では、ヒサカキを庭木にして(サカキにかえて)仏壇用に利用されるところも多いようです。

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2014年3月23日 (日)

ヤノナミガタチビタマムシ(その2)

 先日(3月中旬)、散歩コース脇で、畑地を囲むケヤキ防風林のある農道に寄り道しました。
 その折り、ケヤキの大木で剥がれかかった樹皮の隙間にも、ケヤキの害虫であるヤノナミガタチビタマムシが越冬しているのを、確認しました。

 1本目の木の円内に3匹いました。R0069993_5trmcc

R0069993_4trmcc

 
 別の木の円内には7匹いました。R0069993_9trm

R0069993_6trmcc

 
 更に別の樹皮下には10匹いました。Cc

 すでに前回公園のケヤキで観察記録済みですが、新たに見つけた小さな自然の一コマです。
 落葉期でもないのにケヤキの葉が茶色に枯れて多量に落葉してしまうなどの異常でもない限り、普段は、まずこの害虫の存在には気がつかないのではないかと思いました。
 大木のケヤキ並木や公園の林などでは、冬期にはごく普通に見られる事象なのでしょう。

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2014年3月22日 (土)

フサヤスデの仲間(その2)

 水田地帯が広がる近郊で、古くから点在する農家の防風(屋敷)林には、たいていシンボルツリーのようにひときわ目立つケヤキの木がありました。
 その樹高と、“箒立ち”と呼ばれる、ほうきを逆さに立てたような端正な樹冠は、歴史と風格を感じさせるものでした。
 しかし近年、特に目にする機会が増えたのが、その伐採です。
 長年月の経過と共に巨木となり、昨今の強風、さらには竜巻など、昔は思いもしなかった被害想定で、万一に備えてということなのでしょうか、クレーン作業で伐採される光景を目にするようになりました。
 傍観者には惜しいことと思えますが、やむを得ないことなのでしょう。

 ケヤキの木は、大木になると、樹皮が自然にヒビ割れて浮き上がるようになり、時間が経つと剥離して落下していきます。
 この樹皮の隙間は、たくさんの小昆虫類や土壌動物などにとって格好の越冬場所や住み処などになっています。

 雨上がりの翌日晴れ上がってスギ花粉の舞飛ぶ先日のこと、散歩コース脇の畑地を囲むケヤキ防風林のある農道を通りかかりました。
 その折りに暇ついでに、大木の剥がれかかった樹皮を2、3めくってみました。
 すでに記録したとおり、ここにもたくさんの“ミリメートルサイズ”の小動物や昆虫たちがいました。
 あまり余計なことはしないのですが、見ようと思って見なければ通常は目にする機会の少ない自然の一コマです。

 ケヤキの害虫であるヤノナミガタチビタマムシがいて、フサヤスデの仲間も居ました。

 今回は、アップで見ると気持ち悪さが先に立ってしまう、大きさ3~4mmの「フサヤスデの仲間」を先に繰り返し記事に。

 やはり樹皮下の隙間に群れていました。
 (写真上:モノサシの最小目盛りは1mm)Photo

 
 (何者かの)脱皮殻らしきものも一緒に。R00702181

 
 樹皮を剥がして日光が当たると、日陰を探して散らばって移動して行きます。Photo

 
 ゆっくり這っていくのをクローズアップで適当に撮影。ピンぼけがほとんどの中から、ましな画像をピックアップ、トリミングしました。
 写っていた頭部と尾端部。Img_1598trmcc

 
 これも1枚だけ、偶然写っていた、13対の歩脚が見える腹面からの画像。
 画面下が尾端。Img_160613trmccc

 
 おまけに撮った30秒ほどの手持ち撮影で揺らぐ動画です。それにしてもよく足が絡まないものです。

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2014年3月21日 (金)

ヒメテントウの仲間(大きさ2mmほど)

 冬と春を行きつ戻りつしながら春分です。ただ、終日、突風が吹き荒れました。
 ままならない天気ですが、後はサクラの開花を待つばかりに。

 小物の記事です。

●ヒメテントウの仲間(テントウムシ科ヒメテントウ亜科):
 3月中旬、公園のケヤキの樹皮下で越冬していたヒメテントウの仲間です。
 先に見かけたヒメアカボシテントウより更に小さく、全身黒色で、細毛で覆われて毛深く丸い、縦長の小さなテントウムシです。
 (なお余談ながら画面中央上に写っている白い毛の付いた生き物はフサヤスデの仲間です。)Br0070001_47

R0070052

 
 マイクロルーペで計測した体長は約2mm。 (スケール最小目盛りは0.1mm)R0070081

 
 たまたまルーペで観察した2匹の内、1匹の個体では、上翅の細毛の下に、2対(4個)の赤い丸斑が認められましたが、被写界深度の浅いデジカメでは撮りにくい被写体でした。42mm

※2017.2.27追記:
 後日、KUWAKIRAさんから「ヨツモンヒメテントウ」とお教え頂きました。

 ・不鮮明な素人写真で、「フェイク記事」になるところでした。

 もう一方の個体には、斑紋は認められませんでした。
 大きさや体型などは「コクロヒメテントウ」に似ていますが、いずれも詳細はわかりません。

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2014年3月20日 (木)

カイツブリ(2014/2~3月)

 今日は朝から終日冷たい雨が降って冬に逆戻り。

 2月~3月中旬の間、何もいない時に撮っていた、どこに帰る当てもない留鳥の、池のカイツブリです。

●2月中旬、珍しく8羽も群れていたカイツブリ。
 例によって見えた途端に尻を向けて遠ざかる、何時もの姿でした。Img_0740

Img_0741

Img_0742

Img_0742trm

 
●3月中旬、1羽だけ浮いたり潜ったりしていたカイツブリです。Img_2314cctrm

 水位変動の大きな調節池では(営巣)子育てできません。これから繁殖期を迎えると、時折餌採りにやっては来ますが、あまり姿は見せなくなります。
 

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2014年3月19日 (水)

フサヤスデの仲間(その1)

●フサヤスデの仲間(フサヤスデ科):

 ※ほとんどの人に”愛される”ことのないムカデ、ゲジ、ヤスデ、ヤスデモドキ、コムカデなど多数の足を持つ生き物は(学術用語ではありませんが)便宜的に「多足類」と総称されています。
 その中に含まれる、大きさ数ミリメートルの小さな「フサヤスデ」の仲間の”見聞録”です。
 
 まだ寒い日が続いていた3月中旬、ケヤキ並木の樹皮が割れて出来た隙間の内側で、他種の越冬仲間と同じように越冬中のフサヤスデの仲間を見つけました。

 数匹が他の昆虫類にまじってポツポツいたり、1_br0070001_49cctrm

 
 ヨツボシワシグモと同じ樹皮割れ目下に集まっていたり、Br0070001_26

 
 別の離れた場所のケヤキ樹皮には、単独の大きな集団になっていたりすることもありました。R0070054_1

R0070054_2

 最初の目視(直射日光の当たらない林)では、灰黒色のゴマ粒が並んでいる程度にしか見えませんでした。
 しかし、写真に撮って拡大してみると一見、ダンゴムシに、白いブラシ毛(尾毛叢)をくっつけたような珍妙な姿であることがわかり、あらためて記録としたものです。
 
 大きさは、全体(毛を含めて)で3mm~ほど、不鮮明な画像では判然としませんが、歩肢は13対、胴節は11個ということです。
 素人には詳しいことはわかりませんが、フサヤスデには3種の仲間がいる中で、最も普通に見られるという「ウスアカフサヤスデ」(体長4~4.5mm)なのか、地域によっては絶滅危惧種/希少種の 「ハイイロチビフサヤスデ(=ハイイロチビフサヤスデ)なのかはわかりません。
 なお本種はケヤキの樹皮下で5、6齢で越冬し、翌年初夏に成体になるという生活史だそうです。

※参考:
 (いずれもハイパーリンクはしておりません。ご覧になるには、URLをコピーしてブラウザに貼り付け、アクセスして下さい)

・ウスアカフサヤスデ: 
0) http://mushinavi.com/navi-insect/data-yasude_fusa_usuaka.htm

・ハイイロチビフサヤスデ:
1) http://www.pref.tochigi.lg.jp/shizen/sonota/rdb/detail/19/0021.html

2) http://www.jpnrdb.com/search.php?mode=map&q=111005010012597

3) http://www.bdcchiba.jp/endangered/rdb-a/rdb-2011re/rdb-201111tasoku.pdf

4) https://sites.google.com/site/yasuhikochikamimyriapod/myriapoda/diplopoda/polyxenida

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2014年3月18日 (火)

春1番/アシブトハナアブ、クロハナアブの1種

 春一番が吹きました。
 ちょうど正午頃からにわかに強風が吹き始め、玄関先にあった空のポリバケツが音を立てて転げ回ったりして、外に出るのもおっくうになるほどでした。
 気温は20℃まで上がりました。

 近くに植樹されているサクラ〔品種は確認出来ませんが河津桜?か、(アマギヨシノとカンヒザクラの交配種の)「陽光」?かも〕が、3分咲き位になっていますが、遠目には(小規模な)並木がピンク色に見えるようになり、R0070244

 
 日陰の足元にもキュウリグサが薄水色の小さな花を開き、春の到来を告げています。R0070221trmcc

 
 そんな折から、庭先にハナアブがやって来て、日溜まりを楽しんでいる様子でした。

●アシブトハナアブ
 日溜まりを選んで、じっと日光浴という様子でした。
 体長13mmほど。腹部に1対の黄色い三角斑があり、ハナアブに似ています。
 本種は名前のように、後肢腿節が太く、その脛節は内側に湾曲しています。
 胸部背に2本の縦スジがありますが、今回の個体では”痕跡程度”しか、写真に写っていません。
 幼虫は腐敗した植物を食べ、成虫は花に集まります。Photo

 
●クロハナアブの1種:
 はじめはサンシュユの花に来ていましたが、R0070177

 
 近寄ると逃げてしまい、その後また戻ってきて、もっぱら庭先で日向ぼっこを楽しんでいる様子でした。
 大きさ約12mm。中型のスマートな体型をした黒いハナアブの1種です。
 複眼の毛や小楯板の縁の毛の有無などが分類の基準になるそうですが同定は難しいそうです。112mm

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2014年3月17日 (月)

クロハナカメムシ

●クロハナカメムシ(ハナカメムシ科):

 ひび割れて浮き上がったケヤキの樹皮の隙間に集まって越冬していた体長3~4mmほどの小さなクロハナカメムシです。
 樹皮を剥がすとゆっくり歩いて散らばっていきました。R0070046trm

Br0070001_45cctrm

Br0070001_50trmcc

 樹皮の隙間に潜り込める平たい体型で、頭部は尖っていて、全体に黒っぽく、翅の白帯が目立ちます。
 年一回発生(1化性)で、夏に発生し、秋にはケヤキなどの樹皮下に集まり、越冬します。
 この冬は寒かったので、這い出す時をうかがっていたのでしょうか。LED懐中電灯の光を当てると、ゆっくり動いて逃げていきます。
 数匹はいたようですが画面に入っていたのは3匹だけでした。

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2014年3月16日 (日)

ヨツボシワシグモ

 今日は日中の気温が20℃近くまで上がり、昨日までの服装では暑いくらいになりました。

 そのせいもあってか、田圃脇にはツクシが伸び上がり、既に胞子を飛ばしてしまったものもあり、R0070073

 
 庭のツバキが一気に開花し、R0070180

 
 ジンチョウゲも開きはじめて、傍には徘徊性のハエトリグモの仲間、ネコハエトリの姿がありました。 
 初見です。Photo

 
 さて、本題です。

●ヨツボシワシグモ(ワシグモ科):
 ケヤキの樹皮下で越冬していた小さなクモ、ヨツボシワシグモの個体(亜成体?)です。
 (なおハイイロフサヤスデ(画面右上)の仲間も傍で一緒に越冬中でした。)Br0070001_24trmcc

 
 体長♂6~7mm、♀7~9mm。全体に黒褐色で、頭胸部に白色の縦条、腹部前方に白色の横帯、中央には明瞭な大きい1対の白斑があります。
 白色紋全体は、ウルトラマン、見方によっては人の笑い顔のようにも見えます。Br0070001_26cctrm

 草の間や落葉の中、地表を歩き回りますが、葉の上にいることも多いそうです。
 出現時期は6~8月、分布は日本各地。
 なお、これまでフィールドで気づいたことはありません。

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2014年3月15日 (土)

コヒゲジロハサミムシ

●コヒゲジロハサミムシ(ハサミムシ科マルムネハサミムシ亜科):

 ケヤキの樹皮割れ目に潜んでいた「コヒゲジロハサミムシ」です。大きさは目見当で12mmほどでした。
 回りにも色々小さな昆虫がいました。
 フラッシュでは色飛びするので、高輝度LEDライトで照らして撮影。
 何度か撮り直しましたが写りは今ひとつ。Br0070001_40trmcc

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※「ヒゲジロハサミムシ」との比較:
 本種より大型(体長18~30mm)で、触覚の先端付近の数節が白く、脚の腿節中央より先が白い「ヒゲジロハサミムシ」に似ていますが、本種は一回り小さい(体長10mm~)ハサミムシです。
 触覚の先端付近には、ヒゲジロハサミムシと同様に白色の節がありますが、脚は腿節も含めて白色であることでヒゲジロハサミムシと明確に識別出来ます。
 また鋏はほとんど湾曲せず、翅はありません。
 生息場所も(本種は)、地面や倒木の下よりも、樹上や樹皮下で見つかることが多いようです。
 成虫出現時期は4~11月。幼虫で越冬します。分布は本州、四国、九州。

 なお余談ながら、ハサミムシの大半は益虫で、人には害を与えません。

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2014年3月14日 (金)

クサギ(冬芽と葉痕/維管束痕)

クサギ冬芽と葉痕/維管束痕

 自生したクサギが切り倒された後に再び伸びだした小木の枝が、今シーズンは格好の観察材料になりました。
 寒かったので冬芽はまだあまり動いていません。
 
●冬芽は裸芽で暗赤紫色の毛が密生しています。
●頂芽は水滴形で、枝の太さのわりには小さめ、そして側芽は球形~卵形で、対生しています。
●葉痕は半円形~心円形で、隆起しています。
●維管束痕は5~9個がU字形に並んでいます。R0069970trmcc

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 思いがけないところに芽生えて育ち、邪魔になるので切り倒される、ご近所に自生する木です。

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2014年3月13日 (木)

ご近所の鳥/2014冬・キジバト、ムクドリ、ヒヨドリ

 日替わり天気で、今日は終日雨。でもこの雨は木の芽萌やしでしょう。 

 さて、 出番のないご近所の鳥。冬の日の散歩で、何にもない時に、撮ったものです。
 ゴミ箱に行く前にUP。

●キジバト:
 街中でも通年見かけます。民家の庭木で子育てをすることもあります。Img_1805cctrm

 
●ムクドリ:
 何時も群れています。時に街中での糞公害犯にもなっていて、基本的に嫌われ者です。 絵になりません。Photo_4

 
●ヒヨドリ:
 庭に来るスズメのための餌を横取りする迷惑者です。
 冬の間、少ない食べ物を探してそれなりに大変だったのでしょう。Img_1881

 
 ※センダンの実が、最後まで食べ残されていました。さすがのヒヨドリもなかなかこればかりは口にしたくなかったようです。
 中味は硬くて稜のある丸い大きな核です。(この核の中に種が入っています。)

果実で、可食部分は”皮”だけです。Img_1939trm2c

 
 ※エンジュの実はヒヨドリの大好物で、大木に鈴なりになっていたマメ果実は、すっかり無くなっています。
 わずかに残っているのは”実り不良品”の残渣だけでした。Img_1940

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2014年3月12日 (水)

アブラチャン、ダンコウバイ、サンシュユ(2014/3中旬)

 今日はやっと春らしい1日になりました。
 今シーズンは寒かったせいで、花木の開花が遅れています。

●アブラチャンとダンコウバイ:
 先日出かけた星野の里(栃木県)でも、例年なら開花が始まっているアブラチャンとダンコウバイはまだ蕾のままでした。
 黄色い花の盛りに時期には両者の区別がいつも難しいのですが、蕾が残っている時なら違いは歴然としています。

 ※アブラチャン冬芽(尖っているのが葉芽、丸いのが花芽):Photo

 
 ※ダンコウバイ冬芽/蕾:Photo_2

 
●ミツマタ:
 ミツマタもまだ開花の気配はなさそうでした。Photo_3

 
●庭では、ずっと足踏みしていたサンシュユが、やっと開きはじめました。
 線香花火のような黄色い花です。R0069933cc

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 陽射しはすっかり春のものです。

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2014年3月11日 (火)

ヤノナミガタチビタマムシ

 朝は屋外の水槽に氷が張る冷え込みでしたが、日中の気温は11℃まで上がりました。
 明日は暖かさとスギ花粉飛散が春本番という、うれしくもあり、うれしくもない予報。

●ヤノナミガタチビタマムシ(タマムシ科チビタマムシ亜科):
 先日、公園のケヤキの大木で、剥がれかかった樹皮の割れ目を剥がしてみると、隙間に数mmほどの大きさで、茶褐色の虫が一匹見えたので、とりあえず撮ってみました。
 小さな甲虫で、そのままでは何だかよく分かりません。11r0060296 2r006029614mm

 
 じっと動かないので、落ちていた小枝の先で、ポケットにあった(繊維屑がかなりくっついていたようです)透明プラスチック容器に載せてから、明るい直射日光のもとに持ち出してあらためて撮り直してみました。
 越冬休眠していたところを起こされて、直射日光に当たったからでしょうか、ゆっくり動き始めましたが、飛び立つ様子はありませんでした。
 ただ小さいこともあって、繰り返し撮り直しても、なかなかピントが合いにくかったり、光の受け方で色調が変化したりして難しい被写体でした。PhotoPhoto_2

 
 最後は定規の上に仰向けに載せて、およその体長計測(4mmほどでした)。
 翅を広げて起き上がろうともがきますが、何もつかまるものがない定規板の上では、ずっと仰向けのままでした。
 しかし広がった翅は大きく立派で、飛翔能力は大きいようです。
Photo_3

 Webの昆虫図鑑などを参照して、ヤノ ナミガタ チビ タマムシと同定しました。
 本種は、体長4mm弱で、背中に波形模様を持つ、ケヤキの害虫とわかりました。

 タマムシ(玉虫)といえば華麗な昆虫の代表格で、翅が法隆寺や正倉院の御物の玉虫厨子に使用されていることを思い浮かべますが、同類にこんな、見栄えのしない小さな害虫がいるとは・・・・

●ヤノナミガタチビタマムシ
 体長4mm弱。本種の幼虫はケヤキ(ニレ科)の若葉を食害し、冬期、ケヤキの樹皮を剥がしたりすると、越冬中の成虫集団がいることもあります。
 
※生活史:
 卵から孵化した幼虫は葉の内部に潜り、ケヤキの葉を内部から食害しながら成長し、初夏に葉の褐変・落葉を引き起こします。
 成虫になるとケヤキの葉を外部から主脈を残しながら食害します。
 気温が下がり始めた10月にケヤキ樹皮下に潜り込み、越冬します。
 翌年、ケヤキの開葉と共に活動を開始し、葉を食害しながら、交尾、産卵を行い、6月には姿を消します。
 http://www.pref.yamanashi.jp/shinsouken/documents/fukyuutuusin18.pdf

※参考:
 大きさもよく似た仲間のナミガタチビタマムシ、クズノチビタマムシ、ヤナギチビタマムシ、クズノチビタマムシ、サシゲチビタマムシ、また更に小さいウメチビタマムシ、コウゾチビタマムシなど、“食葉樹”によって分化した数十種類がいるそうです。

 追記:
  後日、別の記事(ヤノナミガタチビタマムシその2)があります。

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2014年3月10日 (月)

ヒメアカボシテントウ

 今日は日中の最高温度7℃、強風が吹いて真冬並みの寒い1日でした。

●ヒメアカボシテントウ:
 啓蟄も過ぎた先日、公園のアラカシの幹にちいさな黒い点があるのが目にとまりました。
 近寄ってみると。ぽつんぽつんと3匹、全身黒い体で、上翅に赤斑が1対(2つ)ある、体長4mmほどの小さなヒメアカボシテントウでした。

(暗いのでフラッシュ撮影)
 1匹目:Photo_4

 
 2匹目:No2

 
 3匹目:R0060189trm

 
 その傍にあった蛹の抜け殻。(関連があるかどうかわかりません)Photo_5

 
 ナミテントウの二紋型:2

 に似ていますが、大きさはその半分ほどしかありませんので間違うことはありません。

 本種は成虫で越冬しますが、越冬中でも気温が10℃ に上ると動き、12℃ になると摂食を行ない、また気温が下がると摂食していた近くで越冬状態に入るということです。
(参照: http://jairo.nii.ac.jp/0001/00018218/en )

 幼虫、成虫ともに、クワシロカイガラムシ,ルビーロウムシなどを食べる益虫。
 出現期4~11月、分布は日本各地

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2014年3月 9日 (日)

セツブンソウ(2014/3初旬)

 今シーズンは、先の記録的大雪のせいで開花が遅れていた星野の里(栃木県)にセツブンソウを見に行ってきました。

 セツブンソウ開花だけではなく、スギ花粉の飛散も昨年より遅れ気味のようで、昨年より楽でした。

 開花数はまだ少なかったのですが、充分楽しんできました。これからが見頃を迎えることになるようです。Img_2359

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2014年3月 8日 (土)

シロハラ(冬鳥)/ツグミ(冬鳥)

●シロハラ(ツグミ科):
 朝は屋外メダカ水槽に薄氷が張りました。日中は晴れましたが、時折突風が吹いて.相変わらず寒い一日でした。
 日中、公園まで自転車で散歩に。
 公園ではこれまで初めてのことでしたが、1羽のシロハラ(冬鳥)が、林の日陰ばかりを縫うようにホッピングしながら餌を探しているのを見かけました。黄色いアイリングが特徴的です。
 体長は25cmほどで、♂だったでしょうか。
 ツグミ同様、バラバラに散らばっていた仲間が集合して、集団で北に帰っていくことになりますが、その途中なのでしょうか。
 いずれにせよしっかり食べて体力をつけなくてはなりません。Img_2365trmcct

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※シロハラは、仲間のツグミによく似た体型をしています。
 全身ほぼ灰褐色で、和名の通り腹部が白っぽいです。
 雌雄同色ですがメスの方が顔や腹部がより白っぽく、また目の上に白色の薄い眉斑があります。
 平地から山地の林の茂みにいることが多いですが、落ち葉が散り敷いた市街地の公園や緑地帯などにもやって来ます。
 単独で行動し、ツグミと同様に地面に降りてホッピングしながら採餌します。
 食性は雑食で、落ち葉などをかき分け、獲物の昆虫やミミズなどの小動物を捕食していますが、木の実もよく食べます。

●ツグミ(ツグミ科)
 ツグミは田圃や畑、また公園の草地など、あちらこちらで今一番多く見られるようになり、シーズンはじめのような珍しさはなくなりました。Img_2066213cc

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2014年3月 7日 (金)

コゲラ

 1月下旬の旧聞です。自然公園から車道に出る人通りのない歩道橋を通りかかった際に、3mほどの目の前に枝を広げているサクラの木に、ギィッと鳴き声を上げて2羽のコゲラが飛んできました。
 これほど間近にやってくるのも珍しいこと。
 すぐに逃げるだろうとは思ったのですが、立ち止まってしばらく模様眺め。
 いつものように忙しく枝を突っつきながら餌を探して移動していきます。
 そして1羽が、枝にゴール〈虫こぶ〉の出来きているところで止まると、そのままずいぶん熱心にゴールを突っつきはじめました。
 こちらを気にする様子はまったくありません。そこで、やおらカメラを取り出して、その様子を撮ったものです。数分間も突っつき作業をしていたでしょうか。Img_1694trm

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 嘴は基部まで黒く、後頭部に赤い羽毛が見えれば♂ということで、注視していましたが結局確認できませんでした。〈見えない時もよくあるそうです。)

 もういい加減に、と思ったところで、別の1羽が更に近くにやって来ましたので、せっかくだからとその1枚です。Img_1779trm

 あいにく嘴が隠れて写っていませんのでわかりませんが、下嘴の基部が黄色なら♀だそうですが、あるいは2羽はつがいがったのでしょうか。

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2014年3月 6日 (木)

シジュウカラ(留鳥)

 啓蟄、ということでしたが、まだ当分の間は虫たちが這い出してくるような気候ではありません。
終日北西の冷たい強風が吹いた1日でした。

●シジュウカラ(シジュウカラ科):
 2月初旬、自然公園の開けた林地に群れていた四十雀です。スズメと同じくらいの大きさで全長14.5cm。Img_0718

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 平地から山地の林に棲んでいますが、市街地、住宅地にもよくやって来ます。
 木の穴に巣を造りますが、巣箱にもよく造ります。
 電柱や、ご近所のテレビアンテナのてっぺんに止まって、辺りに響く大きな声で”ツピ-ツピ-ツピ-”と鳴いて、いち早く春を告げるおなじみの鳥です。

※余談ながら、別にゴジュウカラ科のゴジュウカラ*がいます。
 平地から山地にかけての落葉広葉樹林で観察できますが、街中で見ることはありません。
「 むずかしや どれが四十雀(シジュウカラ)五十雀(ゴジュウカラ*)」                               〈一茶〉  
と詠われていますが、木の幹に垂直にとまり、頭部を下にして幹を回りながら降りる習性があり、すぐにそれとわかります。

 なお ロクジュウカラ、というのは鳥にはいませんが、人間にはたくさんいます。(^_^;)  

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2014年3月 5日 (水)

ハクセキレイとセグロセキレイ、カワラヒワ

 昨夜から雨になり、今日は終日雨。何も無いので、マンネリものばかりですが、しばらくストックからUPします。

●ハクセキレイ:
 ハクセキレイは通年単独または番い(つがい)で縄張りを持って分散して生活しています。 
 食性は雑食で、水辺だけではなく、畑などでも採食し、また市街地の建築物などにも塒(ねぐら)を取るなど、都市環境にも適応しています。
 そのため、田圃の広がる散歩コースには何時でもハクセキレイがいます。

 公園の枯れ芝地で採餌していました。
1

 
 街中の水路で水生昆虫を探していました。背中に斑点模様がある個体でした。2

 
●セグロセキレイ:
 一方、セグロセキレイは、生活様式はハクセキレイと同じですが、水辺の環境に強く依存していて、乾田や畑などの乾いた場所に採餌に来ることはほとんどありません。
 従って近隣で見かける頻度はハクセキレイに較べてずっと少ないのです。
 先日のこと、偶々、コンクリートの擁壁に囲まれた池の水門で、周囲に反響して一層大きな囀りの声を上げ続けている1羽のセグロセキレイを見かけました。
 春が来た、という囀りだったのでしょう。Photo

 
※余談ながら背中の色が黒い個体はどちらにもいて、遠目には両者はよく似ていますが、過眼線(野鳥の嘴の元から眼を通る細い線)を挟んで上下両方白いのがハクセキレイ、下(頬)が黒いのはセグロセキレイです。Photo_2

 
カワラヒワ
 留鳥です。今頃は少数の群れで普通に見かけます。
 公園のアキニレの大木に集まって、もう残り少なくなってきた実をついばんでいました。Photo_3

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2014年3月 4日 (火)

モンキチョウ、ベニシジミ(2014/初見)

 当地の3月上旬の平均気温は10℃を下回るかも知れなくて、そうなればまた記録的な”珍しい寒さ”になるかも知れないというお話です。
 明日からまた連続7日間は寒いという予測。
 着ぶくれていれば防寒には問題ないし、スギ花粉が飛びにくいからその方が良いかな、と思っていたりして・・・

 今日だけは日中晴れ間がのぞいて、気温は11℃まで上がりました。
 陽当たりの水路沿い堤防で今年初めてのモンキチョウを見かけました。
 ヒラヒラ舞いながら遠くにしか止まりません。何とか追っかけで”証拠写真”が撮れました。R0060234trmcc

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 その途中で、飛んでいたモンキチョウを追い払うように飛び出してきたこちらも初見のベニシジミ。R0060238trmcc

 暖冬/寒冬などの気候変動の影響もさることながら、毎年行われる草刈りなど人為的な生息環境攪乱のせいで、堤防で見かける蝶類の出現時期もかなり影響を受けることは想像に難くありません。

 暇ついでに、過去のモンキチョウの初見記録をめくってみると、
 2008/3/1; 2009/1/23; 2010/1/27; 2011/2/17; そして2012年、2013年は記録していませんでした。結構ばらついています。

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2014年3月 3日 (月)

「春よ来い 早く来い」

 冷たい雨が夜半に上がり、午後から日が射し始めました。外出するとスギ花粉に襲われそうです。

 天候不良だった昨日(3/2)は、Y新聞・日曜版、“名言巡礼”シリーズの「春よ来い 早く来い」/ 「糸魚川」の記事を読みながら、
 また地元の公務員ランナー川内選手が出場するびわ湖毎日マラソンのTV中継を見ながらコタツのお守りをしていました。

 記事は、童謡「春よ来い 早く来い」、また早稲田大の校歌「都の西北」を作詞したことで知られる相馬御風と、彼の故郷である糸魚川の冬の厳しさなどにまつわるものでした。
 また、糸魚川の歴史的風物を紹介したイラストもあり、その中に、「相馬御風宅」*に隣接する「駅前海望公園に立つ奴奈川姫像」が描かれていて、あぁ、あそこだったのか、と思いだしました。
 昨年8月、所用の車旅の途中、駆け足で「駅前海望公園」に立ち寄っていたからです。
 あらためて当時の写真を確認して写り込んでいた建物をチェックしましたがそれらしい建物は見当たりませんでした。Blgimg_0669

 
 .そこでネット地図を確認したところ”隣接“とはいえ、画面に映り込むような場所では無いことがわかりました。
 近いことだけは確かですので、また機会があって”忘れていなければ“訪ねたいと思ったことでした。Photo

*『相馬御風宅』は1952年(昭和27年)12月10日、新潟県の史跡に指定されました。
 日本文学界の発展と良寛研究に尽くした御風の業績を永久に保存するため、家屋が当時の姿のまま保存されています。
 また、収蔵されていた資料は隣接する『糸魚川歴史民俗資料館』に保存され、調査・研究や展示等に公開されています。
 休館日は月曜日、また閑散期(11/20~4/25)には事前予約が必要とのことです。
  https://www.city.itoigawa.lg.jp/rekimin/gyohutaku01.htm

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2014年3月 2日 (日)

ヒヨドリ/3月

 終日冷たい雨が降りました。雪にはなりませんでしたが最高気温6℃で蟄居。
 雨の中、今日もやって来た歓迎しないヒヨドリ。
 日記用に何も無いので、リビングから撮った姿です。
 スズメ用の餌を食べ尽くして、サザンカの花びらを散らして行ってしまいました。
 街中にも餌が乏しい天候が続きます。R0060220hcctrm

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2014年3月 1日 (土)

3月始まり/ユキワリソウ、ヒトリシズカ、サンシュユ、ネコヤナギ、ヒヨドリ

 3月の始まり。
 今日は朝から冷たい雨が降り、余寒というより完全に冬に逆戻り。今夜から降雪注意報が出ています。
 立春を過ぎて暦の上では「春」になっても、『早春賦』で”♪春は名のみの風の寒さや”、と歌われた頃と同じようです。

 昨日は雨の後に日中の気温が18℃まで上がる4月の陽気になりました。
 マスクとメガネで防衛をしたつもりで公園に行きましたが、茶色に熟した実をつけて花粉を振りまいている植栽のスギには勝てません。
 早速ティッシュペーパーの箱のお世話になっています。

●ほころびはじめたユキワリソウ(ミスミソウ):
 春一番に咲くといわれる雪割草。数年前に園芸種の鉢植えを一株もとめて庭植えにしていたものです。 
 先の記録的大雪から10日後の融けてきた氷雪の中に、小さなピンクの蕾を見つけました。(写真上)
 そして昨日、濃いピンクの花が開きはじめましたが(写真下)、
(花には花弁は無く、中心に雌しべ、その回りに雄しべが伸びだしています。
 1枚開いたピンクの花弁に見えるのは萼片で、その下の緑がかった萼のように見えるのは総苞です。)Photo

 今日は冷たい雨で、今はすっかり閉じてしまいました。

 
●ヒトリシズカ芽生え:
 雪が融けて、折れた小枝などの掃除をしていて見つけた芽生えです。(写真上)
 今日の雨の中、変化はゆっくりです。(写真下)Photo_2

 
●サンシュユ:
 昨日の暖気のせいで、あわてて線香花火のような黄色い花を開こうとした様子でしたが、またしばらく足止めになりそうです。R0060183

 
●ネコヤナギの雄花開花。
  昨日、1つの雄花序だけ開花しました。今日はそのまま冷たい雨に打たれていました。R0060212nn

 
●ヒヨドリ:
 お昼前、ご近所のスズメのために用意してある餌台に2羽のヒヨドリがやって来ました。R0060205cc

 甘い物好きのヒヨドリです。サクラの花の蜜をむさぼることができる時まで、しばらくの食いつなぎ我慢です。
 消費税アップで買いだめなどには無縁の世界の住人ですから・・・ 

 春の到来と共に、冬を過ごす渡りの途中で調節池を訪れていた冬鳥たちも北へ帰る準備の移動や、また旅立ちが始まります。
 今月中のしばらくの間、時には移動途中の小休止で通過していく北帰行の鳥の仲間に出会えるかも知れません。

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