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2014年3月26日 (水)

コガタルリハムシ

 昨日の日中は22℃と冬のシャツでは汗ばむほどの陽気でした。今日は曇りで、過ごしやすい気温でしたが、夕刻から(明日朝にかけて)雨模様に。

 それはさておき、サクラの便りならぬ、コガタルリハムシの、”春になった”という便りです。

 コガタルリハムシが草地に葉を広げはじめたギシギシの上で活動をはじめていました。
 地上に姿を現してから間もない時期だったようで、ギシギシの葉はまだほとんど食べられていません。
 (以下、写真撮影は2014.3.24)R0070406

 
 光が当たったギシギシの株元近くで、3匹のオスが1匹のメスを巡って争奪戦を繰り広げているのが目にとまりました。R0070392_1

R0070392_2

R0070392_3

 
 既にお腹が卵でパンパンに膨らんだ♀が産卵場所をさがして新鮮なギシギシの上を歩き回っている姿もありました。Photo

 毎シーズンのことですが、今後”爆発的“に増える幼虫、成虫の姿を見ることになりそうです。

コガタルリハムシ(ハムシ科)
 ・大きさ約 5.5mm
 ・光沢のある青藍色で、やや細長い体型のハムシ。ギシギシ、スイバなどの葉を食べる。
 ・出現時期は3~6月。分布は本州、四国、九州。

※コガタルリハムシは特異な生活史を持っています。
 地中に潜って越冬していた成虫が春先に休眠から覚醒し、3月中~下旬頃に地中より這い出してきます。
 すぐに活発な活動をはじめ、4月~6月上旬は繁殖期で、♀のお腹は卵でパンパンに膨らんでいて、草地のギシギシやスイバの葉の裏に卵をかためて産みつけます。
 卵から孵化した幼虫は成虫同様に周囲のギシギシなどの葉を食べ尽くすように群れて成長し、充分成長(20日くらい)すると土中に潜って蛹になります。
 そして約1週間後に羽化した「新成虫」は、(5月初旬~6月上旬の間に)1週間ほど地上で活動した後、再び土の中に潜って夏眠、さらにそのまま成虫休眠越冬するのです。
 そして翌年の春、休眠から覚醒した成虫は地上に出て交尾、産卵して一生を終えるという、ユニークなライフサイクルなのです。

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