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2014年3月22日 (土)

フサヤスデの仲間(その2)

 水田地帯が広がる近郊で、古くから点在する農家の防風(屋敷)林には、たいていシンボルツリーのようにひときわ目立つケヤキの木がありました。
 その樹高と、“箒立ち”と呼ばれる、ほうきを逆さに立てたような端正な樹冠は、歴史と風格を感じさせるものでした。
 しかし近年、特に目にする機会が増えたのが、その伐採です。
 長年月の経過と共に巨木となり、昨今の強風、さらには竜巻など、昔は思いもしなかった被害想定で、万一に備えてということなのでしょうか、クレーン作業で伐採される光景を目にするようになりました。
 傍観者には惜しいことと思えますが、やむを得ないことなのでしょう。

 ケヤキの木は、大木になると、樹皮が自然にヒビ割れて浮き上がるようになり、時間が経つと剥離して落下していきます。
 この樹皮の隙間は、たくさんの小昆虫類や土壌動物などにとって格好の越冬場所や住み処などになっています。

 雨上がりの翌日晴れ上がってスギ花粉の舞飛ぶ先日のこと、散歩コース脇の畑地を囲むケヤキ防風林のある農道を通りかかりました。
 その折りに暇ついでに、大木の剥がれかかった樹皮を2、3めくってみました。
 すでに記録したとおり、ここにもたくさんの“ミリメートルサイズ”の小動物や昆虫たちがいました。
 あまり余計なことはしないのですが、見ようと思って見なければ通常は目にする機会の少ない自然の一コマです。

 ケヤキの害虫であるヤノナミガタチビタマムシがいて、フサヤスデの仲間も居ました。

 今回は、アップで見ると気持ち悪さが先に立ってしまう、大きさ3~4mmの「フサヤスデの仲間」を先に繰り返し記事に。

 やはり樹皮下の隙間に群れていました。
 (写真上:モノサシの最小目盛りは1mm)Photo

 
 (何者かの)脱皮殻らしきものも一緒に。R00702181

 
 樹皮を剥がして日光が当たると、日陰を探して散らばって移動して行きます。Photo

 
 ゆっくり這っていくのをクローズアップで適当に撮影。ピンぼけがほとんどの中から、ましな画像をピックアップ、トリミングしました。
 写っていた頭部と尾端部。Img_1598trmcc

 
 これも1枚だけ、偶然写っていた、13対の歩脚が見える腹面からの画像。
 画面下が尾端。Img_160613trmccc

 
 おまけに撮った30秒ほどの手持ち撮影で揺らぐ動画です。それにしてもよく足が絡まないものです。

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