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2014年5月15日 (木)

ジャコウアゲハ♂

●ジャコウアゲハ(アゲハチョウ科):

 公園のオオムラサキツツジの生け垣周辺を黒いアゲハチョウが1頭だけ、ふわふわ飛び回って、ツツジなどで吸蜜していました。
 後翅がひどく損傷して、長い尾状突起はほとんど失われている個体でした。Img_3315_1t

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●胴体にある赤い毛の”赤色帯”(上から3枚目の原画トリミング)。Img_3315_3tc4

 黒いアゲハチョウはフィールドで普通に見かけますが、とまらないことが多く、たいていは通り過ぎてしまうため、種類まで確認できる機会は多くありません。
 今回も、飛んでいる時はクロアゲハかと思っていましたが、止まった時に、腹部の赤色模様が確認でき、また翅色が黒いことから、ジャコウアゲハの♂とわかりました。

 なお余談ですが、以前に、♀の個体が庭木にぶら下がってとまったことがありました。

※ジャコウアゲハ:
 大きさ(前翅長)は約5cm。雄の翅はツヤのない黒色、雌の翅色は黄灰色と異なっています。
 また後翅には♂赤色、♀黄色の斑紋があります。胴体には、雌雄とも赤色の毛の赤色帯があります。
 広い地域に分布していますが、見られる場所は、幼虫の食草であるウマノスズクサの生えている草原やその周辺に限定されます。
 幼虫の時から体内に毒を持っていて、鳥などに食べられるのを防いでいます。
 そのせいか、ほかのアゲハチョウにくらべると、あまりはばたかずにふわふわと飛んでいます。
 出現時期は4~10月、分布は本州、四国、九州。

 
 ついでに:
●シオカラトンボ♀:
 同じ時に、水路縁の枯れ葉溜まりに止まっていた新鮮な個体です。
 今後は観察の機会も少しずつ増えていくでしょう。Img_3312_1t

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