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2014年6月14日 (土)

佐渡島旅行(2日目)

 特異な歴史と文化を積み重ねて発展を遂げた、一度は行ってみたかった、佐渡島。2日目の記録です。

2日目:
 前日の天気予報は曇り一時雨でしたが、良く晴れて観光日和になりました。その分、暑くなりましたが。
 朝食後、バスで内海府海岸線沿いの道を走り、トビシマカンゾウの群生が見頃を迎えた景勝地「大野亀」、そして「二つ亀」の見学に向かいました。

 内海府海岸沿いに県道を北上して、佐渡最北端にある弾埼灯台のある弾埼を回り、外海府海岸沿いを南下、「二つ亀」見学は後回しにして通過し、更に南下。
 ほどなく到着した「大野亀」で真っ先にトビシマカンゾウの群生を見学。
 その後、来た道を引き返して「二つ亀」の見学になりました。
 大野亀の大混雑を避けるための判断でした。

●『大野亀』は佐渡外海府海岸のシンボル的な景勝地。
 標高167mの1枚岩から出来ている日本3大巨岩の一つだそうで(余談ながらあと2つは和歌山県古座川町の「古座の一枚岩」、そして屋久島の「千尋の滝の花崗岩」だそうです。)
 “登山道”も整備されていて、頂上には海の神、善法寺を祀った祠(航海の安全を見守る大きな石塔)があります。
 (麓の左斜面側からは肉眼でも確認できます。今回は自由時間が少なかったので、途中までしか登りませんでした。)
 近くの草地には(5~6月には)約50万株の黄橙色のトビシマカンゾウの花が草地一面に咲きみだれ、毎年6月第2日曜日 (今年は訪問前日の6月8日)に「佐渡カンゾウ祭り」が催されて大変な賑わいになるようです。
 その祭の翌日でしたが、それでも朝から混雑、しかし前日の大混雑を避けられて良かったようです。

①トビシマカンゾウの咲き誇る草地から大野亀の展望:1

 
②大野亀山頂に見える祠:
 写真上の丸印、写真下ズームアップ像。航海の安全を見守っています。Photo

 
③大野亀登山道の途中から振り返ると、次に訪問する2つの巨岩、「二つ亀」が見えます。Img_6549

 
④足元の草地に咲くトビシマカンゾウ(上)、アサツキ(中)、ノアザミ(下)などの野草:4

 
 見学後、Uターンして往路を戻り、通り過ぎてきた「二つ亀」へ。

●『二ツ亀』は外海府海岸沿いを走る県道から佐渡フィッシャーズホテルの方に入ったその奥にある2つの巨岩です。
 ここからは名前の通り二つの岩が重なって、巨大な(1匹の)亀のように見える景観をつくっています。
 干潮時には本島と砂州でつながります。ちょうどそのような時(写真中)でした。
 「二ツ亀」からは、先に見学した「大野亀」巨岩が見えます。Photo_2

 
 見学を終えてから、往路をUターンして両津まで戻り、国仲平野を通過して、佐渡の伝統工芸「無名異焼」(佐渡金銀山中より産出する酸化鉄を含む鉱物を無名異(むみょうい)と呼び、それを陶土に用い、高温焼成した焼き物)の「玉堂窯元」に立ち寄り、買い物も。

 
 その後、外海府の名所「夫婦岩」、そして「尖閣湾」の奇岩奇勝を訪ねます。

●夫婦岩は「佐渡弥彦米山国定公園 七浦海岸」にある景勝地。
 自然の造形によってつくられた2つの岩が、寄り添う夫婦に見立てられたもので、夫婦の記念撮影地のようです。Photo_3
 (余談ですがここで昼食)

 
 昼食後、尖閣湾見学に。

●尖閣湾は『君の名は』の舞台になったことでも知られる(入場有料の)景勝地。
 海底火山の噴火によって隆起した流紋岩が20mほどの海岸段丘を形成し、数万年もの波浪に侵食され、断崖絶壁、岩礁となったもの。
 海上から絶壁に生えた老松やイワユリ(スカシユリ)、ツツジなどの景色が眺められます。  
 また周辺は海中公園として整備されていて、海岸遊歩道や展望台、水族館のある揚島公園があります。
 海中透視船(グラスボート)にも乗って、しばしの海の散歩も楽しんできました。

 写真は上から尖閣湾遊覧グラスボート乗り場、船上からの海岸段丘風景、グラスボートから覗いた海中風景、下船後見かけた岸壁に咲くイワユリ、そして揚島遊園からの尖閣湾展望:Photo_4

 
 そして、二日目の最後は、期待していた佐渡金山史跡見学へ。
 佐渡島には金銀山の鉱山遺跡が数多く残っています。
 今回はその一つ、江戸時代の採掘の様子を再現した宗太夫坑跡を見学。
 悲喜こもごも、金の発掘で賑わいをみせた島の歴史を感じました。

●佐渡金山史跡/宗太夫坑:
 佐渡金山は慶長6年(1601年)頃から開発が進み、産出された金銀で徳川幕府の基礎が築かれたという、日本最大の金山。
 その一つ、江戸初期の富坑の青盤脈を掘った「宗太夫坑跡」は、昭和45年に宗太夫坑コース(江戸時代コース)史跡として整備され、江戸時代の佐渡金山を忠実に再現した施設。
 坑道延長は約280m。坑道入口より階段で下がっていき、最も深い箇所で地下3階程度。
 通行は一方通行。
 見学行程には等身大の約70体の電動人形が配置されていて、動きと音声、効果音で全盛期の採掘作業の様子が再現されています。

 またその後の第1展示室では採掘、製錬、佐渡小判になるまでの工程が1/10サイズのジオラマで再現され、第2展示室には実寸大の南沢疏水体験坑道や、純金復元の江戸時代の大判小判、金塊12.5kgなどが展示されています。

 写真は上から、佐渡金山の発見の端緒となった大鉱脈の露頭掘跡「道遊の割戸」、「佐渡金山・道遊抗入り口」、以降は「宗太夫坑コース」の坑内展示風景。Photo_5

 
※野生のトキ目撃(別に記録済みです):
 当日予定の見学を終えて、宿泊地への帰路、幸運なことに(北の大佐渡山地と南の小佐渡山地の間に広がる)佐渡の穀倉地帯、国仲平野の水田地域を通過中のこと。
 ベテラン・バスガイドさんから、”トキがいます”との案内で、車窓から林縁にいた野生のトキ7羽の姿を観察することが出来ました。
 私には今回の旅で一番のうれしい収穫でした。

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