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2014年6月

2014年6月30日 (月)

エサキモンキツノカメムシ、クサギカメムシ、オオホシカメムシ

 時々”ところによって”、強風や激しい雷雨に見舞われてしまうため、安心しての外出もままならなかった6月が終わります。

●エサキモンキツノカメムシ(ツノカメムシ科)
 6月中旬、青い実のついたミズキ(落葉高木)の葉裏のあちらこちらに、産みつけた卵を守っているエサキモンキツノカメムシの♀の姿がありました。
 のんきに葉表をうろついている♂もいましたが・・・

*ミズキ:R0080383_17

 
*葉裏に産みつけた卵を守る♀は逃げません。R0080383_9

R0080383_16ct

 
*のんきに葉表を歩きまわっていた♂。R0080383_14ct

※大きさ13mmほど。
 体の周縁部が緑色、中央部が褐色で、胸の両端が尖り、体の中央(小楯板)にハートマークのあるカメムシです。
 ミズキなどの樹上によく見られ、メスは産みつけた卵を守る習性があります。
 出現時期は5~10月、分布は本州、四国、九州。

 
クサギカメムシ(カメムシ科):
 同じ日、草地にいました。
 最も普通に見られるカメムシのひとつ。大きさ16mmほどで、暗褐色の体に細かいまだら模様があります。
 コナラ、クワ、クサギなどにつきます。モモ、ウメなどの果実も食害します。
 成虫で越冬し、晩秋に人家に入りこんで冬を越すこともあり、臭いので嫌われます。
 出現時期は4~11月、分布は日本各地。 R0080383_2

 
●オオホシカメムシ(オオホシカメムシ科):
 6月下旬、林縁に自生したアカメガシワ幼木の葉上にいました。
 赤褐色で、上翅中央に1対の黒紋を持ち、上翅の下部は黒くなっている、細長いカメムシ。
 ヒメホシカメムシに似ていますが、本種の方が体長18mm前後の大型で、スマートな体型です。。
 アカメガシワの花穂に集まり、ミカンやモモを食害することもあります。
 出現時期は4~10月、分布は本州、四国、九州。2r

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2014年6月29日 (日)

クワコ若齢幼虫

●クワコ若齢幼虫(カイコガ科):
 6月中旬に出かけた自然園の林地で、ヤマグワの葉に一見、鳥の糞に擬態したアゲハチョウの若齢幼虫のようなイモムシを見つけて、一応写真に撮りました。R0080344_1c

R0080344_2tc

R0080344_3t

 
 その後、管理棟で飼育されていたクワコの幼虫(4齢くらい?)と、(左が頭部)R0080344_44

 
 出来上がった繭R0080344_6m

 の展示/解説を見て、ヤマグワにいたのはクワコの若齢幼虫であったことがわかりました。
 クワコの繭は以前に見かけたことがありました。抜け殻だったようですが。

 クワコはカイコの原種といわれています。
 ヤマグワ、クワが自生しているフィールドでは5月下旬頃から9月頃まで観察されていますが、生息数はそれほど多くはないそうです。
 分布は日本各地。

 余談ながら先に世界遺産(文化遺産)として「富岡製糸場と絹産業遺産群」がめでたく登録されましたが、クワコも間接的に”源流”の一つとして、貢献したことになるでしょう。
 さらにまた、カイコにまつわる「蚕影神社」も、ずいぶん寂れてしまいましたが、あだ花ではありません。

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2014年6月28日 (土)

カルガモ親子(2014/6)

 梅雨入り後、よく降り続く雨のおかげで、水路の水嵩も増えたまま、しかも茶色に濁ったままの状態がずっと続いています。

 水路沿いに住み着いているカルガモの姿もいつになく少ないままでした。
 そしてもう子育て時期も終わるころになりましたが、子連れ姿を見かけていませんでした。

 そのような先日、曇り空のもと、いつもより流れが早く茶色に濁った水路に、3羽のカルガモ親子がいるのを目にしました。
 もうすっかり大きくなった2羽の子供を従えた親鳥が、こちらを気にしながら、遠ざかっていく姿でした。1r0080722t

2r0080729_2

3r0080723_2

4r0080724_2

 毎年見かけるカルガモ親子ですが、基本的には子だくさんで、昨年の記録を見ると子供11羽の大家族でした。
 今回、子供はたったの2羽で、よほどの事情があったのでしょうか。
 元気に育ってほしいものです。

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2014年6月27日 (金)

エノキワタアブラムシ

●エノキワタアブラムシ:
 5月下旬のある日、白い綿毛が、庭に自生したエノキの幼木の茎上を動いているのに目がとまりました。R0072788_1

 エノキに選択的に寄生する綿だらけのエノキワタアブラムシの胎生有翅型虫でした。

 
 さらに、葉の裏にたくさん(無翅型の個体が)集まっているのに気付いたのは、指先で葉をつまんだ時に、何となく違和感があったから。R0072788_12

 
 今回の写真では判然としませんが、翅には特有の黒い斑紋があり、翅脈沿いに黒く縁取られ、また触角は白色に黒色の斑紋があるそうです。

 右体側面から
R0072788_3ct

 
 体正面からR0072788_7ct

 
 左体側面からR0072788_6ct_2

 体長は2mmほどでエノキに集まる綿だらけのアブラムシ。
 有翅型、無翅型共、体は多量の綿毛状ワックスで覆われています。
 出現時期は5~11月、分布は日本各地。

 殺虫剤スプレーで簡単に駆除できましたが・・・
 それにしてもどこから、どのようにして寄主を見つけてやってくるのでしょう。

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2014年6月26日 (木)

ラミーカミキリ

●ラミーカミキリ(カミキリムシ科):
 5月下旬に、近くの自然園でもラミーカミキリが姿を現したというニュースがあったのを思いだして、6月中旬の晴れた日、“探索”に行ってきました。
 林縁の草地に生えたカラムシ群落の間で、1匹だけ見つかりました。R0080305_1ct

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 逃げ足が速く、最後はポタッと地面に落下。
 落ちたのを指でつまんで近くの草の葉に載せ、逃げられる前に計測。R0080305_4

R0080305_5

 体長16mmほどでした。R0080305_6

 現在の分布域は関東以西の暖かい地方に普通となっていて、ブログなどでも拝見しますが、その後温暖化により分布域は北東方向に広がっているということです。
成虫は初夏に発生し、イラクサ科のカラムシ、ヤブマオ、アオイ科のムクゲなどを食草としています。
 幼虫は食草の茎の中に食いこみ、茎の髄を食べて成長し、越冬します。
 本種はかつて繊維作物として輸入されたラミーに付いてきた外来種と考えられ、ところにより駆除の対象になっているようです。
 なお「カミキリムシ科」昆虫は検疫有害動物(植物防疫法)に指定されています。
 http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/60430.html

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2014年6月25日 (水)

ネコハエトリ、シラヒゲハエトリ、ササグモ

 今日も午後から断続的な雷雨で不安定な梅雨空が続いています。
 そんな折柄、庭で時々顔を合わす常連の、網を張らない徘徊性クモ仲間。
 いずれも体長1cm以下の小さなクモです。

 
●ネコハエトリ(ハエトリグモ科):
 花も終わったミニバラの絡んだフェンス上に出て、時折青空ものぞく曇り空を見上げていたネコハエトリ。
 いつも愛嬌のあるネコチャンです。♀だったようです。
 (♂の頭胸部は黒色で、腹部は茶褐色、中心に黒い模様、♀はオスより毛深く全体的に明るい茶褐色です。なお模様にはさまざまな個体差が見られます。)
 (画像はクリックで拡大します)R0072774

 
●シラヒゲハエトリ(ハエトリグモ科):
 雨上がりの外構壁面を歩き回っていて、飛んで近寄ってきたユスリカの仲間をゲットしたところ。
 体側部は黒色で、灰色の毛におおわれたハエトリグモ。
 触肢に長い毛が生えていて白髭のように見えるのでこの名前。R0072859ct

 
●ササグモ(ササグモ科):
 花の終わったチョウジソウ(園芸品種)の株間にいました。
 黄緑色~黄褐色で、腹部に茶赤色と白色の模様があるクモ。脚にはえている黒い毛が目立ちます。R0072890ct

 庭の草の間を素早く徘徊しながら、巧みにジャンプして、生まれたばかりの仔カマキリなどの獲物を捕らえています。
 いずれ攻守逆転する時も来ますが。R0080612

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2014年6月24日 (火)

あじさい祭見物

 気まぐれに降る雨の合間に、”カメラ、水筒、雨傘3点セット”をぶら下げて、近隣で開催中(2014/6/1~7/6)のあじさい祭(権現堂公園/埼玉県)をのぞいてきました。
 ここのアジサイは、永年にわたる地元の保存会有志やボランティアの方々の活動・協力もあって、現在は100種、16,000株にまでなっているそうです。

 アジサイにやはり晴天よりも曇り空、さらにはしとしとと静かに降る雨が似合います。
 花はまだ充分きれいでした。

Photo

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 特別展示品種の(上から順に)、マジカル、コンペイトウ、アナベル(ピンク)、シンディレラ、ダンスパーティ。Photo_4

続きを読む "あじさい祭見物"

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2014年6月23日 (月)

ベニスズメ幼虫、ホタルガ/(梅雨時)

 梅雨時特有のすっきりしない昨今、さらにうっとうしい記事で、蛾の仲間、2題。

●ベニスズメ幼虫:
 庭に植えっぱなしでも毎年花を咲かせ、蔓延りすぎるカラー
 実は4日ほど前に、玄関先を黄緑色の“イモムシ“が這っていて、その翌日今度はカラーの葉上に、同じ黄緑色のイモムシがいるのを見つけ、写真を撮ってから”処分”していました。 
 (これもベニスズメ幼虫(緑色型または褐色型4齢)だったようです。)R0080453613445

 その後、家人が、黒い”毛虫”がいるというので、雨上がりのカラーをのぞいてみると、確かに黒いケムシが1匹いました。
 また別に株の下の方にそれより大きなイモムシがくっついているのに気がつきました。
 よく見ると葉がひどく囓られていて、中には軸だけになった葉もありました。R0080653

 
 すぐに目についたものだけつまみ出してみると(ケムシ以外に)3匹(写真)。R0080548_6cm1

 それから株元に殺虫剤をスプレーしてしばらく後に、なんとさらに9匹もの大きな褐色の終齢(老齢)幼虫が地面に這い出していました。
 中には緑色の糞を排泄してもだえているものもいて、さすがにこうなると気持ち悪さだけに。 
 どうやら集団で食害していたようです。
 やむなく深めの穴を掘ってすべて放り込んで埋めてしまいました。
 ”飼育して成虫になるのを観察してみよう”、などという気分にはならなくて・・・)

 余談ながら、サトイモ科のカラーを食害する害虫はセスジスズメ幼虫との観察がほとんどですが、『カラー病害虫』のページ( http://gaityuu.com/kusabana/karaa/benisuzume/page0001.htm )では、ベニスズメ幼虫も含まれていました。
 こんな極端な例は初めてのことで、(セスジスズメ幼虫/成虫はこれまで自宅や近くでも見かけていますが、)ベニスズメ成虫はこれまで見たことはありません。

 
●ホタルガ(マダラガ科):
 雨の後、門扉にとまっていたのに気づかず、開けたら目前に飛び立ち、しばらく周辺をヒラヒラ飛んだ後、お向かいの玄関ドアに貼り付きました。
 嫌がられたでしょう。
 大きさ(開張)5cmほど。立派な触角に赤い頭部、翅には黒地に1本の太い白帯があり、ヒラヒラ飛ぶ時もよく目立ちます。
 こちらは街中でも時に見かけます。
 出現時期6~7月、9月、分布は日本各地。
 (なお幼虫の食葉樹はサカキ、ヒサカキ、ツバキなどで、ご近所の庭にもあります。) R0080611ht

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2014年6月22日 (日)

ミドリヒョウモン(前蛹・蛹・成虫)

 5月中旬、里山のハイキングコース擬木に複数の蝶の蛹がぶら下がっているのを目にしました。
 2mほどの間に点々とぶら下がっていて、まとまっているのも珍しいなと、撮ってきました。
 ミドリヒョウモン幼虫/蛹のようです。

●一頭はちょうど前蛹状態でした。R0072627ct2

 
●ぶら下がっていた蛹の2個体例。R0072622_2ct

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●それから一ヶ月後(6月中旬)、少し遠かったのですが同じ環境下にヒョウモンチョウの仲間が飛び回っていました。
 後裏翅の画像がありませんので不確かですが、ミドリヒョウモンではないかと思いました。Img_3603ct

Img_3608t

※ミドリヒョウモン(タテハチョウ科):
 大きさ(前翅長)36mmほど。翅表面はオレンジ色で、後翅の裏面には白と黄緑色の帯があるのが特徴。
 雑木林のまわりを活発に飛び回り、いろいろな花で吸蜜する。ヒョウモンチョウ類の中では分布域はもっとも広い。
 幼虫の食草はスミレ類。
 出現時期は5~6月、9~10月、分布は日本各地。

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2014年6月21日 (土)

初夏の昆虫(ムナグロナガハムシ、クワハムシ?など8種)

 うかうかしている裡に、一日曇天になった本日は、昼の時間が一番長く、太陽の位置も一番高い「夏至」。
 折り返し点を過ぎることになりました。

 おそまきながら、5月中にフィールドで見かけて撮ったものの新鮮味がなくて”ボツ”にした、または不明の昆虫たちをせっかくだからと、掲載しました。

●ムナグロナガハムシ:Photo_2

 
●ムナキルリハムシ:Photo_3

 
ルリクビボソハムシ(あるいはキバラルリクビボソハムシ?): 
 訂正しました。不明です。あるいはクワハムシ?かとも。
Photo_4

 
●アカハネムシ:Photo

 
●ヤマトシリアゲ:
 なぜか撮影日に見かけたのは♀ばかり。Photo_6

 
●不明のゾウムシ2種:2

 
●不明のヒメバチの仲間:Photo_5

 
●不明の甲虫:
 金緑色に輝いて毛深く、セマダラコガネに似た大きさ/体型でした。R0072187t

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2014年6月20日 (金)

チュウサギ/アジサイ(6月)

 ここ数日、午前中は晴れ上がり、午後から夜間に突然の激しい雨、というパターンで、気温の割には湿度が高くて蒸し暑い日々です。

 水田の稲も順調に育っているようで、上空は青空でも遠景は何となくモヤッとした日中のたんぼ道。

 気の早いチュウサギ7羽がやって来て、田圃で育ちはじめたカエルやアメリカザリガニを探している様子でした。
 カルガモは水田の雑草を食べているようですが、チュウサギが来たので道端で模様眺めの様子。R0080569

 田圃周辺に伸びた大型雑草の刈り取り作業が行われ、畦道に伸びだした雑草は除草剤散布などの作業が、暑い中にも進められている昨今の水田地域です。

 
 舗装農道沿いに植栽されている一群のアジサイの中に、基本的な花色は純白ですが、時間経過と共に少しずつ赤色が混じってきて、最後はほとんど赤花のように変わる株が数株あります。
 近隣にアジサイ名所があって、今「あじさい祭」が催されて賑わっていますが、そこでは見かけない品種のようで、見る度に色変わりを感心しながら楽しませてもらっています。
 (写真の花は同一株のものです。)R0080592

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2014年6月19日 (木)

ギンリョウソウ、コアジサイ、ヤマウグイスカグラ、モミジイチゴ、ヒメコウゾ(5月中旬の低山で)

 比較的近くなので、天気さえよければ運動目的で時々出かける「みかも(三毳)山」(栃木県)です。
 月遅れの記事になりましたが、5月中旬に低山ハイキングコース林縁で見かけた植物です。 

●ギンリョウソウ(シャクジョウソウ科):
 久方ぶりに見かけた葉緑素を持たない、腐生植物、多年草のギンリョウソウです。
 日陰の林床斜面に生えていました。雨の後で適当な湿気も保たれていたせいか、あちらこちらに点々と生えていました。
 足元が悪く、照度不足で、撮り直しても手ぶれぎみ写真に。
 花期は6月~8月上旬、分布は日本各地。なお、似た植物にシャクジョウソウがあります。Photo

 
●コアジサイ(小紫陽花)(アジサイ科):
 林縁に点在していました。
 山地や丘陵の明るい林内や林縁などに自生する落葉低木で、日本固有種。
 清楚な感じのアジサイで、装飾花はなく、花はすべて両性花です。
 両性花の直径は約4mm、花は白色~淡青色の5弁花です。
 花期は4~6月、分布は本州の関東地方以西、四国、九州。Photo_2

 
●ヤマウグイスカグラ(スイカズラ科):
 この辺りでは普通に見かける落葉低木のヤマウグイスカグラ。
 赤い実(液果)がついていました。ウグイウスカグラの実には無い、毛や腺毛が見られます。 
 実は食べられます。囓られた跡もありました。
 花期は4~5月、果実が赤く熟すのは6月頃、分布は本州中西部、四国、九州の山地。Photo_3

 
●モミジイチゴ(別名キイチゴ)(バラ科):
 少し離れた日の当たる林縁斜面に生えていましたが、近づけない所です。
 黄色い実が美味しそうですが、望遠で写真撮りのみ。
 葉がモミジに似ているのでモミジイチゴ。
 山野の日当たりの良い林縁に自生する落葉低木です。
 茎には棘が多く、葉柄、葉脈にも棘があります。うっかり踏み込んで絡まったり触れたりすると大変です。
 春、(冬芽からのびた)短い枝に白い花を1個下向きにつけ、初夏には果実が黄色に熟します。
 果実はキイチゴの仲間ではもっとも上品な味で美味しいといわれ、初夏の里山のデザートになりますが、里山の生き物の食べ物ですね。
 分布は東日本以北。R0072592c

 
●ヒメコウゾ(姫楮)(クワ科コウゾ属):
 雌雄同株の落葉低木で、新枝の下部の葉腋に雄花序、上部の葉腋に雌花序がつき、雄花序は径1cmほどの球状、また雌花序は径4mmほどの球状で、長さ5mmほどの赤紫色糸状の花柱が多数ついています。
 果期は7~8月で、径1.5cmほどの赤く熟した球状の集合果ができます。
 花期は4~5月、分布は本州(岩手県以南)、四国、九州。Photo_4

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2014年6月18日 (水)

ヒバリの若鳥(?)/6月の大雨後

前置き:
 当地(関東)は去る6月5日から雨で、翌日6日には梅雨入りした模様とのニュース。
 そしてその後の3日間で地域によっては平年6月の1カ月分を越える降雨量になったという。
 その間は風雨ともに強く、安全のために玄関先やベランダなどの日よけシートはすべて取外したりしてしのぎました。
 その後も12日までは局地的ではありましたが雨続き。
 この間、散歩コースの調節池には行きませんでしたが、14日、しばらくぶりに覗いてみると、予想どおり、堤防の下の草原/草むらは完全に水没していました。Img_3566

 長い前置きになりました。
 あれほど騒々しかったオオヨシキリの大声はまったく聞こえず、姿もありません。
 セッカも同じように声も姿もありません。

●ヒバリ若鳥(?):
 そしてただ一羽、すぐ目の前、除草された堤防の草の上で、冠羽を立てながら大きな声を張り上げて“鳴(泣)き叫んで”いたのはヒバリの若鳥のように見えました。
 数分間、延々と鳴いていましたが、近寄ってくる仲間の姿はありませんでした。1img_3551t

Photo_6

3

 その後も貯留水位はあまり変わっていませんでした。

 
 そして、昨17日に通りかかると、排水門の設備が稼働していて排水路への放流が行われ、既に草原がのぞくまでに水位も下がっていました。
 また梅雨入り前に始まり、雨降り中は中断されていた除草作業も再開されていました。R0080570

 不確かではありますが、草地は一週間くらい完全に水没していたのではないかと思います。 
 草地で暮らしていた”飛べない住民”はどうしたことでしょう。

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2014年6月16日 (月)

ウマノスズクサ(馬の鈴草)

●ウマノスズクサ(ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属):
 ウマノスズクサは川の土手や畑、また林縁などに生えるツル性多年草で、ジャコウアゲハ幼虫の食草でもあります。
 近くの公園でもジャコウアゲハの観察が出来るので、近くに生えているところがあるかも知れないと、しばらくの間は散歩や近隣のハイキングの度に生えていそうなフィールドを見回していましたが見つかりません。
 ぼちぼち開花時期になり、近くの自然公園で花が咲いたというので”取材“に行ってきました。

 管理された標本個体はもちろんありがたく観察できました。Photo

Photo_2

 
 恐竜の仲間の”翼竜”を思わせるようなつぼみです。Photo_3

Img_3523_18t

 
 フィールドで、“雑草の藪間”に紛れて、他のツル植物と絡み合いながら大型雑草に”埋没“しているところでは、”そこに生育することを知っていなければ”探し出すのはなかなか大変でした。
 写真上:絡みあったツルで、緑色のものはウマノスズクサ、赤っぽいツルはアオツヅラフジでした。
 絡んだツル(写真上)を解きほぐしてみると、写真中:ウマノスズクサ、写真下:アオツヅラフジでした。Photo_4

 なお、近隣では、定期的な環境整備の雑草除草作業によって一斉に刈り取られてしまうため、一層、目にする機会がないのかな、と思いました。

 
※ウマノスズクサ:
 葉腋にサキソフォンのような形をした濃い紫色の花が1個ずつつきます。
 花に花弁はなく、3個の萼片が合着して筒状になり、先端は広がっています。
 花の付け根の部分にある球形部位は「子房」ではなく「柱頭室」で、その先にある花柄先端で少し太くなった部分が子房です。
 外側は黄緑色、内部は紫褐色。
 先端部には内側に向いた毛が密生して虫が”入りやすく、出にくく”なっています。
 なお、果実はやや細長い球形の「さく果」ですが、結実率は低くてなかなか種は出来にくいそうです。
 花期は6~8月、分布は関東地方以西~九州。

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2014年6月15日 (日)

佐渡島旅行(3日目)

3日目:
 最終日の朝、スタッフの見送りを受けて宿泊ホテルを出発、バスで小木港へ。

 小木海岸では、昔ながらのたらい舟と箱メガネを使った主にサザエ・アワビ・ワカメ漁の風景が見られるそうですが、現在は小木港から漁に出る「たらい舟」のほとんどは船外機(舷外機)を装備していて、手漕ぎのものはほとんど観光用とのこと。

●たらい舟体験
 観光用に作られた「たらい舟」は、実際に漁に使われているものより大きいそうです。
 幸い当日は晴れて、女船頭さんの巧みなカイさばきでゆらりゆらりとしばしの港内遊覧、15分ほど。
 (余談ながら、雨でも傘をさして乗船できるため欠航はほとんどないということです。)
 思った以上に舟は安定していますが、漕いで前に進むのはなかなか至難の業。
 女船頭さんの話では、地元の海女さんたちは「マイ・たらい舟」を持っていて、海産物を採取するため外海にもそれで漕ぎ出すそうです。Photo

 
 続いて「宿根木」(江戸時代に発展した北前船回船業で栄えた集落で独特の街並みが保存されています)の見学に向かいました。

●宿根木
 江戸幕府の直轄地、佐渡の金銀の積出港だった小木港沿いにあって、北前船交易の寄港地として栄えた小木地区の宿根木です。
 寛文年間(1661~1678)に廻船業の集落として発展し、入江の狭い地形に、往時は船大工や船主が住み、今も船板をはめ込んだ民家や石畳の路地、また往年の船主が遠く尾道から石材や石工を運んだ船つなぎ石や石橋など、昔の面影が色濃く残された地域で、国の伝統的建造物群保存地区にも指定されています。
 保存地区内には車も通れない路地が入り組んでおり、舟板を模した茶色で統一された風景が広がっています。
 「塩」の看板がある150年以上前に建てられたという通称「三角家」や、路地の両側に建つ総2階の建物などが並んでいます。
 また実際に生活されている民家棟も修復・公開(有料)されるなどして修景整備も進んでおり、タイムスリップしたような雰囲気と同時に、生活感も十分漂っていました。
 保存地区を通り過ぎて十王坂を登ると小木郵便局、すぐその先に佐渡国小木民俗博物館があり、隣接する千石船展示館には、日本初の完全復元千石船「白山丸」が公開展示されています。
Photo_2

 
 見学後「佐渡歴史伝説館」へ。

●佐渡歴史伝説館:
 歴史上の人物が佐渡で繰り広げた出来事や、古くから語り継がれている伝説など、佐渡ゆかりの歴史伝説が見聞できるミュージアムです。
 1階には順徳上皇、日蓮上人、世阿弥らの人形ロボットと光と音の織りなす歴史のフロア、
 2階では動くジオラマと語り部ロボッによる「山椒太夫」「安寿と厨子王」「鶴女房」などの伝説の場面が映し出されて楽しめます。Photo_3

 
 その後、佐渡地酒の酒蔵に立ち寄り、試飲、買い物なども。

 
 続いて今回旅程最後の訪問スポット、「五重塔で有名な妙宣寺」の見学に。

●妙宣寺・五重塔:
 真野地区にある「妙宣寺」。承久の乱に敗れ順徳天皇とともに佐渡に流されてきた武士が出家して、13世紀に開いたとされる寺で、入口には立派な仁王門があります。
 妙宣寺の五重塔は、新潟県内でも唯一の五重塔です。
 19世紀の文政年間に日光東照宮のものを模して建造されたという木造・純和風で高さ24.1mの塔。国の重要文化財にも指定されています。Photo_4

 
 後はお定まりの佐渡海産物土産店で買い物など。

 
 終えてから、「帰路」はカーフェリーで新潟へ。今春就航した新造船「ときわ丸」でした。

●乗り心地は快適でした。ただ2時間半は、少々退屈しました。Photo_5

 3日間の旅程で初日のみ小雨でしたが、後の2日間は天気予報以上の好天に恵まれて、駆け足ながらよい旅になりました。(完)

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2014年6月14日 (土)

佐渡島旅行(2日目)

 特異な歴史と文化を積み重ねて発展を遂げた、一度は行ってみたかった、佐渡島。2日目の記録です。

2日目:
 前日の天気予報は曇り一時雨でしたが、良く晴れて観光日和になりました。その分、暑くなりましたが。
 朝食後、バスで内海府海岸線沿いの道を走り、トビシマカンゾウの群生が見頃を迎えた景勝地「大野亀」、そして「二つ亀」の見学に向かいました。

 内海府海岸沿いに県道を北上して、佐渡最北端にある弾埼灯台のある弾埼を回り、外海府海岸沿いを南下、「二つ亀」見学は後回しにして通過し、更に南下。
 ほどなく到着した「大野亀」で真っ先にトビシマカンゾウの群生を見学。
 その後、来た道を引き返して「二つ亀」の見学になりました。
 大野亀の大混雑を避けるための判断でした。

●『大野亀』は佐渡外海府海岸のシンボル的な景勝地。
 標高167mの1枚岩から出来ている日本3大巨岩の一つだそうで(余談ながらあと2つは和歌山県古座川町の「古座の一枚岩」、そして屋久島の「千尋の滝の花崗岩」だそうです。)
 “登山道”も整備されていて、頂上には海の神、善法寺を祀った祠(航海の安全を見守る大きな石塔)があります。
 (麓の左斜面側からは肉眼でも確認できます。今回は自由時間が少なかったので、途中までしか登りませんでした。)
 近くの草地には(5~6月には)約50万株の黄橙色のトビシマカンゾウの花が草地一面に咲きみだれ、毎年6月第2日曜日 (今年は訪問前日の6月8日)に「佐渡カンゾウ祭り」が催されて大変な賑わいになるようです。
 その祭の翌日でしたが、それでも朝から混雑、しかし前日の大混雑を避けられて良かったようです。

①トビシマカンゾウの咲き誇る草地から大野亀の展望:1

 
②大野亀山頂に見える祠:
 写真上の丸印、写真下ズームアップ像。航海の安全を見守っています。Photo

 
③大野亀登山道の途中から振り返ると、次に訪問する2つの巨岩、「二つ亀」が見えます。Img_6549

 
④足元の草地に咲くトビシマカンゾウ(上)、アサツキ(中)、ノアザミ(下)などの野草:4

 
 見学後、Uターンして往路を戻り、通り過ぎてきた「二つ亀」へ。

●『二ツ亀』は外海府海岸沿いを走る県道から佐渡フィッシャーズホテルの方に入ったその奥にある2つの巨岩です。
 ここからは名前の通り二つの岩が重なって、巨大な(1匹の)亀のように見える景観をつくっています。
 干潮時には本島と砂州でつながります。ちょうどそのような時(写真中)でした。
 「二ツ亀」からは、先に見学した「大野亀」巨岩が見えます。Photo_2

 
 見学を終えてから、往路をUターンして両津まで戻り、国仲平野を通過して、佐渡の伝統工芸「無名異焼」(佐渡金銀山中より産出する酸化鉄を含む鉱物を無名異(むみょうい)と呼び、それを陶土に用い、高温焼成した焼き物)の「玉堂窯元」に立ち寄り、買い物も。

 
 その後、外海府の名所「夫婦岩」、そして「尖閣湾」の奇岩奇勝を訪ねます。

●夫婦岩は「佐渡弥彦米山国定公園 七浦海岸」にある景勝地。
 自然の造形によってつくられた2つの岩が、寄り添う夫婦に見立てられたもので、夫婦の記念撮影地のようです。Photo_3
 (余談ですがここで昼食)

 
 昼食後、尖閣湾見学に。

●尖閣湾は『君の名は』の舞台になったことでも知られる(入場有料の)景勝地。
 海底火山の噴火によって隆起した流紋岩が20mほどの海岸段丘を形成し、数万年もの波浪に侵食され、断崖絶壁、岩礁となったもの。
 海上から絶壁に生えた老松やイワユリ(スカシユリ)、ツツジなどの景色が眺められます。  
 また周辺は海中公園として整備されていて、海岸遊歩道や展望台、水族館のある揚島公園があります。
 海中透視船(グラスボート)にも乗って、しばしの海の散歩も楽しんできました。

 写真は上から尖閣湾遊覧グラスボート乗り場、船上からの海岸段丘風景、グラスボートから覗いた海中風景、下船後見かけた岸壁に咲くイワユリ、そして揚島遊園からの尖閣湾展望:Photo_4

 
 そして、二日目の最後は、期待していた佐渡金山史跡見学へ。
 佐渡島には金銀山の鉱山遺跡が数多く残っています。
 今回はその一つ、江戸時代の採掘の様子を再現した宗太夫坑跡を見学。
 悲喜こもごも、金の発掘で賑わいをみせた島の歴史を感じました。

●佐渡金山史跡/宗太夫坑:
 佐渡金山は慶長6年(1601年)頃から開発が進み、産出された金銀で徳川幕府の基礎が築かれたという、日本最大の金山。
 その一つ、江戸初期の富坑の青盤脈を掘った「宗太夫坑跡」は、昭和45年に宗太夫坑コース(江戸時代コース)史跡として整備され、江戸時代の佐渡金山を忠実に再現した施設。
 坑道延長は約280m。坑道入口より階段で下がっていき、最も深い箇所で地下3階程度。
 通行は一方通行。
 見学行程には等身大の約70体の電動人形が配置されていて、動きと音声、効果音で全盛期の採掘作業の様子が再現されています。

 またその後の第1展示室では採掘、製錬、佐渡小判になるまでの工程が1/10サイズのジオラマで再現され、第2展示室には実寸大の南沢疏水体験坑道や、純金復元の江戸時代の大判小判、金塊12.5kgなどが展示されています。

 写真は上から、佐渡金山の発見の端緒となった大鉱脈の露頭掘跡「道遊の割戸」、「佐渡金山・道遊抗入り口」、以降は「宗太夫坑コース」の坑内展示風景。Photo_5

 
※野生のトキ目撃(別に記録済みです):
 当日予定の見学を終えて、宿泊地への帰路、幸運なことに(北の大佐渡山地と南の小佐渡山地の間に広がる)佐渡の穀倉地帯、国仲平野の水田地域を通過中のこと。
 ベテラン・バスガイドさんから、”トキがいます”との案内で、車窓から林縁にいた野生のトキ7羽の姿を観察することが出来ました。
 私には今回の旅で一番のうれしい収穫でした。

続きを読む "佐渡島旅行(2日目)"

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2014年6月13日 (金)

佐渡島旅行(1日目)

 特異な歴史と文化を積み重ねて発展を遂げた、一度は行ってみたかった、佐渡島です。
 相も変わらず、お仕着せの安直な旅。その簡単な備忘録です。

●2泊3日の訪問先観光スポット・マップ:
 (画像はクリックで拡大します。)C

 
1日目:
 新幹線新潟駅からバスで新潟港へ。往路はカーフェリーではなく、ジェットフォイル(全没翼型水中翼船)に乗船。65分で両津港へ。

 曇り空ながら海面はおだやかで、高速船の快適な船旅。
●写真上から、新潟港出航前のジェットフォイル、2枚目:両津港へ向かうカーフェリー「おけさ丸」を追い越していきました、3枚目:新潟港へ向かう新造船で、今春就航したカーフェリー「ときわ丸」、4枚目は新潟港へ向かうジェットフォイル。
 水面下の水中翼とジェット噴射によって、船体は海上1.5mの高さで浮上し、波の影響も受けず時速およそ80キロで航海することができる高速船。Photo

 
 着後、あいにくの雨の中でしたが、両津ふれあいガイドさんの案内で市内見学:
●1枚目は佐渡島の最高峰1,172mの金北山遠望、2枚目:佐渡の春夏秋冬、というモニュメントの一つ、「佐渡の冬」の彫像、3枚目:「村雨のマツ」、4枚目:史跡「:村雨のマツ」由来と夷港税関跡」、5枚目:随所に見られた「トビシマカンゾウ」の花、最後はイカのデザインのマンホール蓋。Photo_2

 
 市内見学後、本日一番の楽しみにしていたメイン・スポット「トキの森公園・トキふれあいプラザ」見学に。
 先に別記録としています。
●トキふれあいプラザのトキ。Img_3413t2

 
 見学を終えてからボタンやシャクヤクが有名で、花の寺とも呼ばれる「長谷寺(ちょうこくじ)」へ。
 なお既に両方とも花は終わりでした。
 長谷寺は日蓮聖人や世阿弥も訪れたと言われる古刹で、約1200年前に弘法大師により創設されたといわれる歴史のあるお寺。
 現ご住職はそれにもまして、大変ユニークなお方でした。
●長谷寺の豊富な収蔵文化財。ご住職の熱のこもった説明も時間がなくて途切れがちに。
 また境内にはウサギが放し飼いになっていて、ご住職のアイデアによる”草取り”ウサギなのだそうです。Photo_3

 見学終了後、再び国仲平野を通過して、宿泊地(両津温泉郷)のホテルへ。(2連泊)。

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2014年6月12日 (木)

トキ(佐渡市トキの森公園)

初めての佐渡訪問。
 トキを間近に観察できる、ということで、まず佐渡市トキの森公園を訪ねました。

 トキの森公園(http://tokinotayori.com/tokipark/)には、 「トキ資料展示館」と「トキふれあいプラザ」があります。

①「トキ資料展示館」には、保護増殖、野生復帰の取り組みなど多数の資料、
 またニホンの野生のトキとしては最後のトキで、2003年に36歳で死亡した「キン」の剥製なども展示されています。

●「キン」の剥製Img_3391ct

 更に続く”観察回廊”からは隣接するトキ保護センターのケージにいるトキを観ることができます。
 また
②「トキふれあいプラザ」施設には、トキが飛翔可能な大型ケージが設けられていて、より自然に近い環境を再現することで、飛翔、採餌、巣作り等トキの生態が観察できるように整備されています。
 仕切りはハーフミラーで、向こう側のトキにはこちらの人間は見えませんが、こちらからは2cm!の間近でトキを観察することが出来る、というトキを驚かさないための工夫がなされています。

●”観察回廊”から見学できる多目的飼育ケージのトキ:
 飼育ケージまでは15mほどの距離があり、ケージ越しで撮るのはなかなか難しいです。
 繁殖ケージのエリアは保護のため、近くづくことはできません。3r

 
●間近にも観察できるトキふれあいプラザのトキ:
 顔が赤いのが成鳥(上)で、黄色いのは幼鳥(下)Photo

2r

Photo_2

Photo_3

 鴇色の翼を広げて碧空を群れ飛ぶ姿が早く見られるようになることを期待したいです。

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2014年6月11日 (水)

野生トキ(佐渡島)2014/6

 昨夜、(2泊3日で出かけた)佐渡島からの帰路、新潟から乗車した新幹線内の電光掲示板で、『野生トキ60羽定着 環境省、1年早く目標達成 』とのニュース速報を目にしました。
 新潟県佐渡市などで実施している国の特別天然記念物トキの保護事業で、目標として設定している「佐渡島に野生で60羽定着」を、予定より1年早く達成したとのこと。
 地元の方々の餌場作りへの協力などが実を結んでの実現という。

●野生トキ7羽目撃:
 大変な幸運に恵まれたようで、前日(6/9午後4時17分頃)、宿泊地に戻る350号線、金井を過ぎてしばらく行ったあたりの観光バス車中で、ガイドさんから“左手奥の木にトキがとまっています。運転手さんが見つけました”の声。
 乗客は一斉に“どこ?どこ?アッいた!飛んでいる!”

 運良く左窓側の座席で、曇り空の元、かなり距離も遠くバスのガラス窓越しながら、めいっぱいのズーミングで不鮮明ながらも、木にとまった7羽のトキの姿を撮ることが出来ました。
 (画像はクリックで拡大します。)

①木にとまる群れと、飛翔する1羽:Img_3502c

 
②木にとまる7羽確認:Img_3510c

 
③目いっぱいズームアップ:Img_3509ct

 
④2羽が羽ばたき1羽飛び立つ。トキ色の羽根色がきれい。Img_351271ct

 
⑤残った6羽。Img_35136ct

 (この観察時間は4分間ほどでした。)

 他に飛び回っている個体も見えましたが、車中から窓越しに追うのは無理で、すぐにギブアップ。
 地元のベテラン観光ガイドさんも、「一度にこんなに多く(7羽)見ることができたのは初めて」、ということでした。
 野生復帰は順調に進んでいるようで喜ばしいことです。

 (なお、前日訪問した「トキの森公園・トキふれあいプラザ」で飼育中のトキも間近で観察できました。別途記録予定。)

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2014年6月10日 (火)

ハオルチア・ザラメレツーサ(多肉植物)

 先頃ホームセンターの園芸コーナーで見かけて、衝動買いしてきたハオルチア・ザラメレツーサです。
●ハオルチア・ザラメレツーサ:R0080075t

 
 なお、今まで、ハオルチア・オブツーサを“飼育”しています。
●ハオルチア・オブツーサ:R0080083t

 どちらもアフリカ原産のユリ科ハオルチア(Haworthia)属の多肉植物です。
 植物全体を直射日光に曝したり、冬の寒さに曝したりすると耐えられずに枯れることがありますが、それだけ気をつければ他にはあまり手が掛からず、横着者にはうってつけのグリーンです。

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2014年6月 9日 (月)

コマユバチ科の仲間

●コマユバチ科の仲間
 5月中旬、全くの偶然のこと、目前で、サンゴジュ生け垣の若葉に張られていた棚グモの網に小さなハチが引っかかってもがきはじめました。
 体が小さいので相対的には網の目が粗く、タイトに捕らえられたのではなさそうで、時々は動作を止めながらもしばらくもがいてから、何とか網からはずれて傍らの葉にとまり、身繕いをはじめました。
 こんな機会でもなければ、なかなか撮れそうにない画像です。R0071646_2t_4

R0071646_4_3

R0071646_6_3

R0071646_7_3

R0071646_8_3

 名前について少し調べてみましたが、とてもわかりませんでした。
 ヒメバチ科とコマユバチ科の簡単な見分け方、という文献*で、翅脈の様子がコマユバチ科に似ているように思いましたが素人には無理な領域です。
*http://himebati.jimdo.com/%E5%AF%84%E7%94%9F%E8%9C%82%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%A8%E7%89%B9%E5%BE%B4-%E5%86%99%E7%9C%9F/%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%83%A6%E3%83%90%E3%83%81%E7%A7%91-braconidae/

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2014年6月 8日 (日)

ベニキジラミ

●ベニキジラミ(キジラミ科):
 生け垣の若葉に1匹だけとまっていました。。
 とても小さくてなかなかピントが合いませんでした。もたもたしている間に逃げられました。  
 赤橙色の体に透明な翅をもった大きさ(体長)2mmほど、翅端まで3mmほどの小さなキジラミの仲間。寄主植物は、アケビ、ミツバアケビ、ムベなど。
 成虫で越冬します。
 出現時期は5~11月、分布は日本各地。R0072562

R0072564 
 (5月中旬撮影)

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2014年6月 7日 (土)

5月に見かけたカメムシ(ヒメツチカメムシ他7種)

 フィールドで普通に見られるカメムシです。

●カスミカメムシの仲間:
 ノイバラ周辺に沢山飛び回っていました。
 体長5mm弱。葉にとまっても動き回るので、被写体ブレやアングルが悪くて、なかなか名前の確認に役立つものが撮れませんでした。
 マダラカスミカメまたはモモアカハギカスミカメ(カスミカメムシ科)などに似ているところもありそうですが、名前は不明です。Photo

 
●チャバネアオカメムシ(カメムシ科):
 林縁にいました。
 大きさ11mm前後、黄緑色で、その名のとおり翅の部分が茶色いカメムシ。
 林地の周辺など見られ、サクラやクワの実の汁を吸う。カキ、ナシなど、果樹園の果実を食害するので嫌われものです。
 出現時期は4~10月、分布は日本各地。R0072346ct

 
●アカスジキンカメムシ幼虫(キンカメムシ科):
 コナラ、アカメガシワと別々の樹上で見かけました。
 きれいなカメムシの代表格の一つ、その幼虫です。成虫のきれいさはイメージできません。
 大きさ17~20mm。林地林縁の草の上や木の幹にじっととまっていることが多く、写真撮りに好適なカメムシです。(成虫画像は過去のものを再掲しました。)
 出現時期は5~8月、分布は本州、四国、九州。Photo_2

 
●ホオズキカメムシ(ヘリカメムシ科):
 林縁にいました。
 大きさ16mmほどの濃茶色で、がに股の後脚の”腿節”が太く、体表面に細かい短毛がはえているカメムシ。
 ホオズキやヒルガオ科の植物(サツマイモなど)も食害します。
 出現時期は5~6月、8月、分布は本州、四国、九州。Photo_3

 
●ホソハリカメムシ(ヘリカメムシ科):
 林縁にいました。
 大きさ10mmほど、淡褐色で、やや細長いカメムシ。胸部の両端が鋭く尖っています。
 スズメノテッポウ、イヌビエなどのイネ科の植物に寄生します。イネの害虫としても有名です。
 出現時期は4~10月、分布は本州、四国、九州。Photo_4

 
●マルカメムシ(マルカメムシ科):
 公園の生け垣の隙間に自生したケヤキの幼木に、まるで「カメムシの稔る木」のように集まっていました。
 体長5mm、丸っこい体型で黄褐色の上に黒い点刻が密にあるカメムシです。
 臭いカメムシ仲間の中でも、特に触ると悪臭を放つ、嫌われ者です。
 悪臭成分はアルデヒド系不飽和化合物で、外敵などに対しては毒物や忌避物質として働き、仲間には警戒フェロモンとして、また少量放出の時は集合フェロモンとして作用し集合します。
 ただこれほどまでに集中しているのを見たのは初めてです。
 出現時期は4~10月、分布は本州、四国、九州。Photo_5

 
●ヒメツチカメム(シツチカメムシ科):
 庭先を這っていました。
 大きさが4~5mmほどの小さな小判型のカメムシ。光沢のある黒色で、腹端(膜質部)は褐色です。
 外観はツチカメムシ(大きさ7~10mm)にそっくりです。
 地表に落ちている植物の実や、地中の植物の根を吸汁しています。
 出現時期は5~10月、分布は日本各地。5mm

 
●スカシヒメヘリカメムシ(ヒメヘリカメムシ科):
 タンポポの綿毛にとまっていました。
 外観がよく似た仲間がいてなかなか正確なところはわかりません。
 これまでも毎年繰り返し記録していますが、今回もスカシヒメヘリカメムシとしました。
 写真1枚だけで正しいかどうか確信はありません。
 大きさ6mmほど。体色は個体によって変化に富み、黒褐色、褐色、赤褐色などのものがいます。翅は透明です。
 出現時期は5~11月、分布は日本各地。R0073031

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2014年6月 6日 (金)

梅雨入りの庭で

 先頃の予想より3日ほど早く、昨日午前中、関東甲信地方と北陸地方が梅雨入りしたと見られるとのこと。
 当地では昨夕刻から雨降りになり、今夜半まで降り続く予報ですが、降り方は予想外にしとやかです。
 カラカラに乾いていた狭い庭には恵みの雨です。

 風薫る5月に開花した狭い庭の薔薇も、既に盛りを過ぎて、入梅前にすべて切り取ってしまいましたので季節の移ろいを一層感じています。

●ロイヤルハイネス:
 雨にも病害虫にも弱くてやられっぱなし。適切な管理がなければ”作品”にはなりません。
 本来はもっとすばらしい剣弁高芯咲きの名花なのですが・・・R0072554

 
●ジュリア:
 渋好みです。R0072790_1

 
●ディンティ・ベス:
 一重咲きです。Photo

 
●ブルームーン:
 切り残したのはこれだけ。今日も雨に打たれてがんばっています。R0080082

 
●名前不詳:
 もちろん名前があったのですが、いつの間にかわからなくなって・・・。
 ・写真上:サーモンピンクの花を次々に咲かせる強健種で、放任しても問題なしです。
 ・写真下:某”記念創作品種”、ということで買い求めた株が、経年形質変化で、本来淡いピンク色だった花色も、黄白色の別物になった、遺伝的には安定してなかったものらしい”作品”。Photo_2

 
●ミニバラ:
 最盛期には賑やかですが、散り始めると通学路の遠くまで花弁が飛散するので、いつも早めに花を切り取ることになります。Nc

 
●ヘメロカリス(園芸種):
 陽射しがなくとも、雨の中でも橙色の花(1日花)を次々に開いています。R0080081

 
●アジサイ:
 梅雨シーズンを楽しめる花ですね。色付きはじめた花が雨に打たれてきれいです。Photo_3

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2014年6月 5日 (木)

5月、生け垣にいたミズアブの仲間他5種

 若葉が展開した5月、大規模の生け垣に集まっていた虫どもの色々。
 特別の理由は無く、偶々そこに居ただけの輩から、そこでなければならないものなど、小さな生き物たちの自然との関わりが垣間見えた観察の最終回です。

●ミズアブの仲間:
 胸部が金緑色に輝いてきれいな個体でした。名前はわかりません。
 1,2枚目は同一個体、3枚目は近くにいた別個体です。3

 
ニホンカブラハバチ
 偶々居ただけです。R0071634ct

 
ヤノナミガタチビタマムシ
 別々の固体です。律儀に、きっちりとケヤキの幼木だけにとまっていました。
 食葉樹種が決まっているからです。2_2

 
●ホソヒラタアブ(別々個体、上2枚)と
●アシブトハナアブ(3枚目)2_3

 
●ナミテントウ:
 19星形(上)と2星形(下2枚)。
 あちらこちらを歩き回っていました。アブラムシを食べるため、ここに居れば.当分困ることはなさそうです。192

 
ゴマラチョウ幼虫:
 こちらも食葉樹のエノキに居ました。Photo

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2014年6月 4日 (水)

雑記メモ/諏訪湖間欠泉

 6月2日(~3)、会場としては初めての諏訪湖畔(長野県上諏訪地区)での同窓会に出席するため、ずいぶん久しぶりにJR中央線の特急に乗りました。
 小淵沢を過ぎたあたり、読んでいた文庫本にも飽きて、車窓から曇天のためシルエットにしか見えない南アルプス方面を見るともなくぼんやり眺めていた時に突然こんな光景が。
 何、これ?Photo_2

 
 2分ほど経過して太陽との位置関係がかわったところで、単なる飛行機雲だったことがわかりました。ナーンダ。R0080054_2

 これまでにも、諏訪湖畔は、バス旅やマイカーでは何度か”通過”していますが、泊まるのは初めて。

 翌日帰路、すこし湖畔を散策して帰りました。標高759m、琵琶湖畔周回道路約16km。諏訪湖1周遊覧船が就航していて、また周辺には多数の美術館など多彩な観光名所があり、なかなか魅力的な諏訪湖畔です。

 
 偶々通りかかった諏訪湖間欠泉センター前で、”間もなく噴出が始まります”、というアナウンスが聞こえたので立ち寄り見学してきました。
 噴出高さは昔よりは低下しているそうです。R0080065ctr

Photo_3

Photo_4

 この噴出開始から終わりまで2分弱でした。しばらくしてもう一度噴出します、という案内でしたが散策優先に。

 卒業以来、既に50年が過ぎた爺さんばかりの同窓会で、フィジカルには出席者それぞれ相応の”劣化”が進んでいます。
 が、出席してみてあらためて、サミエル・ウルマンの「青春の詩」をじっくり味わったことでした。

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2014年6月 3日 (火)

ホシアシブトハバチ(5月の生け垣で)

 5月、若葉が展開している生け垣の隙間に自生したエノキの幼木に飛んできたホシアシブトハバチです。
 しばらく周辺を飛び回っていましたが、やがて新梢にとまると、周囲を念入りに点検してから、やわらかそうな茎を後肢でしっかり押さえて産卵をはじめました。R0071669_4

2r

R0071669_7

R0071669_12

R0071669_15

 撮影アングルが今ひとつになりましたが、産卵行動中は枝を触ってもまったく逃げる様子はありませんでした。
 なお、今シーズン1度目の観察も記録しています。
 

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2014年6月 2日 (月)

ヨツボシハムシ(5月の生け垣で)

 5月、若葉が展開した生け垣に絡んで伸びだしたツタの若葉に、たまたま、とまっていたヨツボシハムシです。
 以前、庭にやってきたこともありますが、頻度は多くはありません。

●ヨツボシハムシ:R0071618_7

R0071618_2t

R0071618_3t

R0071618_5t

R0071618_6ct

※大きさ5mmほど。淡黄白色の上翅に4つの大きな黒い紋様があるハムシ。カラスウリなどの葉を食べます。幼虫は地中で植物の根を食べて育ちます。成虫で越冬します。
 出現時期は5~8月、分布は本州、四国、九州。

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2014年6月 1日 (日)

水田雑草関係過去ログ一覧メモ

 2013年以前、これまで水田雑草に関連して記録した過去のブログ記事26のリストです。
 当然のことになりますが、記載している植物名には重複・繰り返しがあります。
 ご覧になるには、記事タイトルに表示されているURLをクリックして下さい。

㉗クログワイ(16/6/24記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-a945.html
㉖稲刈り前の水田雑草とアメリカザリガニ(13/09/02記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-4eed.html
㉕水田雑草の花(オモダカ、ヒメシロアサザ、ミズアオイ)(13/08/17記事): 
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-fe3e.html
㉔ミズアオイ/コナギ (13/07/13記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-ba51.html
㉓ミズワラビ(12/10/07記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-5713.html
㉒稲刈り前の水田雑草:イヌホタルイ、オモダカ、コナギ、ヒメシロアサザ、ミズワラビ(12/09/08 記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-02d4.html
㉑田んぼの雑草(ミズワラビ、アメリカアゼナ、ヒメシロアサザ)(11/08/23記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-e91f.html
⑳2011/夏の水田雑草(ウリカワ、オモダカ、コナギ、ミズアオイ、ヒメシロアサザ)(11/07/26記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-d7d0.html   
⑲キカシグサ(10/10/28記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-6476.html
⑱ミズマツバ(10/10/27記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-8599.html
⑰水田雑草:ミズワラビ、ヒメシロアサザ、コナギ、オモダカ、クサネム(10/10/10記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-d0c2.html
⑯水田雑草:オモダカ、コナギ、ウリカワ、ミズアオイ、イヌホタルイ(10/07/22記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-6685.html
⑮オモダカ、コナギ、イボクサ、ザクロソウ(09/10/19記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-fa55.html
⑭夏の水田雑草(ミズワラビ、コナギ、オモダカ、キクモ)(09/08/19記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-4c1c.html
⑬ヒメシロアサザ(08/09/21記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-5f99.html
⑫ミズワラビ(08/09/19記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-5713.html
⑪オモダカ(08/09/12記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-efbf.html
⑩クロメダカ:屋外コンテナ水槽による飼育(08/09/09記事):
  http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post_66e8.html
⑨ミズワラビ(08/08/12記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_5713.html
⑧ミズアオイ、コナギ、ウリカワ(08/07/29記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_54e3.html
⑦キクモ(07/10/19記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_da55.html
⑥ウリカワ(07/10/17記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_0e68.html
⑤ミズワラビ(2)(07/09/11記事):
  http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/2_1fdc.html
④コナギ(07/09/06記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_6ac2.html
③クサネム(07/09/04記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_53d9.html
②ミズオオバコ(07/08/27記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_ad32.html
①オモダカ(07/08/16記事):
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_efbf.html

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ヒメアトスカシバ♂

 夏。とりあえず終日かんかん照りの35℃からスタート。
 関東の梅雨入は、平年(6月8日頃)より遅めの、6月中旬頃の見込みとのこと。
 降雨量については未だ予報値がないようですが、災害につながるような降り方だけは無いことを祈るのみです。

●ヒメアトスカシバ♂(スカシバガ科):
 しばらくぶりに通った図書館からの遠回り帰り道。水路沿いの野道です。
 トンボの餌場、”小虫”が”発生”する草むらが、なぜか今期はきれいに刈り取られていて、そのせいかイトトンボなどの姿もまばら。
 何もいないと通り過ぎようとした目前のアカメガシワのひこばえに、“ハチもどき”がとまっているのに気がつきました。R0073022c

 
 直ぐにハチの偽物で、ハチのように”洗練された姿”ではなく、蛾であることがわかりました。
 図鑑でヒメアトスカシバ♂と確認しました。R0073013_1

 
 オスは腹部の先端の白い縁取りのあるヒラヒラした部分を広げて見せています。R0073013_1ct

R0073013_3t

R0073013_6tt

※ヒメアトスカシバ:
 大きさ(開張)♂24mm、♀26mmほど。
 オスは腹部の先端の模様が少し違っていて、白い縁取りのあるヒラヒラした部分を広げています。
 なお、メスはお尻のヒラヒラをしまっていて、白い縁取りも無く、腹部先端に黄色の2本縦筋が見えます。
 後翅には鱗粉が無くて透けて見えます。だから、後「スカシバ」。
 ハチに擬態していて、昼間活動し、ハチのように飛んでいます。
 近くに寄って葉を揺らすとすぐに飛んでいきました。

 なお、幼虫はヘクソカズラ(アカネ科)の茎にもぐりこんで生活し、直接目に触れることなく、終令幼虫のまま越冬します。
 成虫出現時期は5月下旬~9月頃。分布は本州、四国、九州。

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