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2014年6月16日 (月)

ウマノスズクサ(馬の鈴草)

●ウマノスズクサ(ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属):
 ウマノスズクサは川の土手や畑、また林縁などに生えるツル性多年草で、ジャコウアゲハ幼虫の食草でもあります。
 近くの公園でもジャコウアゲハの観察が出来るので、近くに生えているところがあるかも知れないと、しばらくの間は散歩や近隣のハイキングの度に生えていそうなフィールドを見回していましたが見つかりません。
 ぼちぼち開花時期になり、近くの自然公園で花が咲いたというので”取材“に行ってきました。

 管理された標本個体はもちろんありがたく観察できました。Photo

Photo_2

 
 恐竜の仲間の”翼竜”を思わせるようなつぼみです。Photo_3

Img_3523_18t

 
 フィールドで、“雑草の藪間”に紛れて、他のツル植物と絡み合いながら大型雑草に”埋没“しているところでは、”そこに生育することを知っていなければ”探し出すのはなかなか大変でした。
 写真上:絡みあったツルで、緑色のものはウマノスズクサ、赤っぽいツルはアオツヅラフジでした。
 絡んだツル(写真上)を解きほぐしてみると、写真中:ウマノスズクサ、写真下:アオツヅラフジでした。Photo_4

 なお、近隣では、定期的な環境整備の雑草除草作業によって一斉に刈り取られてしまうため、一層、目にする機会がないのかな、と思いました。

 
※ウマノスズクサ:
 葉腋にサキソフォンのような形をした濃い紫色の花が1個ずつつきます。
 花に花弁はなく、3個の萼片が合着して筒状になり、先端は広がっています。
 花の付け根の部分にある球形部位は「子房」ではなく「柱頭室」で、その先にある花柄先端で少し太くなった部分が子房です。
 外側は黄緑色、内部は紫褐色。
 先端部には内側に向いた毛が密生して虫が”入りやすく、出にくく”なっています。
 なお、果実はやや細長い球形の「さく果」ですが、結実率は低くてなかなか種は出来にくいそうです。
 花期は6~8月、分布は関東地方以西~九州。

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