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2014年7月16日 (水)

オオヤマトンボ

 池の縁を周回飛翔する飛翔するオオヤマトンボ:

 ずっと以前から、夏になるとウチワヤンマと共に、遠目には同じように見えますが“うちわ”がなく、緑色の複眼が鮮やかな大型のトンボが池の縁を周回パトロールして飛んでいるのを観察していました。
 ただウチワヤンマと違って静止する姿をまったく見る機会がなかったため、多分オニヤンマあるいはコオニヤンマだろうと思い込んでいました。
 ヤンマ類などの大型トンボは飛翔速度が速いため、飛んでいる姿をマニュアルで追っかけ撮影は難しいです。
 今回、思い立って、あらかじめ適当な目印にピントを合わせておき(置きピン)、その視野に入った瞬間に高速連写(使用カメラでは約13枚/秒)を何回か繰り返して実行し、ピンぼけながらなんとか撮影できました。
 そして、比較的マシな画像を確認して、オニヤンマなどではなくて、広い沼や池に生息するオオヤマトンボであったことがわかりました。

●オオヤマトンボ:
 ・撮影原画(7ショット/約0.5秒)Photo205

 
●すぐ傍の縄張りからスクランブル発進してくる大きなウチワヤンマ♂(下)と、お邪魔虫の小さいコシアキトンボ♂(上)Img_3930t

 
・2回目オオヤマトンボ(拡大トリミング画像):
 高速飛翔中にも、急カーブ時などには翅を自在に動かして対応しているようです。1_2

 
・3回目:2_2

 
・ピンボケもう1枚。顔に二本の紋様がありますが、ピンぼけで重なって太い一本のようになっています。Img_4055t540c

 なお余談でおおざっぱですが、今回撮影の視野範囲は5mほどで、ここを0.5秒ほどで通過しているので、(途中で縄張り監視中のウチワヤンマのスクランブルやお邪魔虫のコシアキトンボなどを避けるため、安定飛行だけでなく急カーブも交えながらも、飛行速度はおよそ時速36km/hというレベルでした。

 
付記
●オオヤマトンボ・ヤゴの抜け殻:
 昨年8月初旬に訪れた富士山麓の田貫湖(静岡県富士宮市)で、水際の草地に多数の(巨大な)オオヤマトンボ・ヤゴの抜け殻がありました。
 もちろん成虫もたくさん飛んでいました。
 ヤゴの抜け殻はその時に撮ったものです。どこかエイリアンのような姿です。Photo_2

※オオヤマトンボ(ヤマトンボ科):
 平地から丘陵地にかけての比較的大きく開けた池沼などで見られます。
 水面をパトロールして悠々と飛ぶ姿は一見オニヤンマと間違えてしまうほど大きいですが、実際はやや小ぶりです。
 胸部、腹部はオニヤンマの黄色と黒と異なり、黄色と金属光沢のあるダークグリーンのストライプです。
 出現時期は5~10月、分布は日本各地。

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