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2014年8月 9日 (土)

アカボシゴマダラの産卵

 いつもままならない天気です。当地は、蒸し暑かった昨日から曇天で弱い雨が断続的に降っています。
 台風11号には皆様十分な警戒と対応を。

 
 8月の始め、酷暑の続く日中はさすがに人影もまばらな公園。
 それでも偶々、セミが鳴く林地を、若いパパが虫取り網を持って、虫かごを持ったお嬢ちゃんと一緒に散策している姿を見かけました。珍しいことです。
 昨今はもっぱら”スマホ”が関心事で、フィールドに出て昆虫採集などに興味を示すお子さんは(大人も)少なくなってきたようです。

 公園を一巡して帰り際、樹陰に対座している二人の脇を通りました。
 若いパパが、大きな黒いアゲハの翅を両手指でつまんで広げ、それをお嬢ちゃんがデジカメで撮影しているほおえましい光景でした。
 (公園の林間には《ゴマダラチョウやアカボシゴマダラ以外に》クロアゲハなど3種類くらいの黒いアゲハが飛んでいてなかなか止まりませんが、その一頭を見事に網で捕獲されたようです。)

 
●アカボシゴマダラ産卵:
 公園出口で、田圃との敷地境界金網フェンス周りに、蔓性の雑草に混じって、ケヤキやエノキの高さ1mほどの幼木が混生しています。
 そして、ちょうど通りかかった時に、林地にいたアカボシゴマダラが1頭飛んできて、エノキの葉に産卵している様子。
 あいにく金網フェンスから向こう側に伸びた細枝でした。
 確かに”アカボシ”が垣間見えて確認。
 飛び去った後で、フェンスの網目に指を入れて細枝をこちら側に引きだしてみると、なんと,葉先にアマガエルがじっとくっついていて、その下に緑色で直径1mmほどのアカボシゴマダラの卵が産みつけられていました。
 見かけは、ゴマダラチョウの卵にそっくりです。
 (→印)8

 
 数日後、再び同じあたりで今度はフェンスのこちら側で産卵しているアカボシゴマダラを見かけました。
 飛び去った後、エノキの枝を探してみると、地表から50cmほどの下枝の葉表に、やはり緑色の卵がありました。Photo

 ケヤキ大木の木陰で見にくいので、産卵された細枝を折取って明るいところで観察。

 1枚の葉に1個ずつ、3個の卵がありました。①、②の2個は産卵直後のものです。

 
※産卵直後①の卵:Photo_2

 
※産卵直後②の卵:R0081822

 
 そして③の3個目の卵は、はじめは気がつかなかったものですが、既に時間が経過しているらしい卵でした。
※産卵後時間が経過している③の卵:Photo_3

 折取った枝葉は元のあたりに放置してきましたが、”駆除”したことになったのでしょうか。

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