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2014年9月 1日 (月)

アイスランド周遊の旅:4日目(北アイスランド東部「ダイヤモンドサークル」エリアの残部、デティフォスの滝見学)

 アイスランド周遊の旅4日目:
 昨日からの予報通り、今日は天候がめまぐるしく変わる荒れ模様の1日になりました。

 ミーヴァトン発→「ダイヤモンドサークル」エリア(昨日通過したミーヴァトン湖、グリッタギャウ、ナウマフィヤットル)
→デティフォスの滝→東アイスランド「エイイルススタジール」泊

午前:
 ・a.m.5時半、室内からの朝焼け風景。
 本日、天候荒れ模様の前兆だったのでしょうか。
 出発前の8時半頃外に出ると、雲が広がり、強風が吹き、肌寒かったホテル周辺。Photo_4

 ミーヴァトンをバスで出発。
 まずは昨日予定変更で行かなかった北アイスランドの景勝地「ダイヤモンドサークル」の、見残しポイント見学に。

 
○ミーヴァトン湖周辺、南部クレーター群を見学。Img_7032

 ここでクレーターというのは、火山活動にともなう溶岩流が湖に流れ込んで、その熱で水が爆発する”水蒸気爆発”によって形成された凹みのある小山状になった”プセウド(擬似)クレーター(pseudo-craters)地形”:”スクトゥスタダギール ガルル”のこと。

 
○周回コースへ。
 ・時折雨がぱらつき、風がブリーズするあいにくの天候の中、クレーター地形を眺めながら、Photo

 
 ・放牧の点々とした羊の群れを目にして、Photo_2

 
 ・更にその先の陥没地形なども見て、2

 
 ・また、途上で見かけた風の波間に揺れる白鳥や、水鳥で最も多いキンクロハジロ、次に多いスズガモの姿も遠望し、さらに小雨の岸辺に咲くマンテマの仲間、(ということではなく、ご本家のマンテマです。日本にもヨーロッパ原産の帰化植物として見られますが、様子は少し異なっています)やノコギリソウなどの植物も気まぐれ写真に。
 (余談ですが、いずれの鳥も冬鳥として日本でも見られます。)Photo_3

 
 ・最後にもう一度、ミーヴァトン観光の代表的スポットを振り返ります。(画像はクリックで拡大します)Img_7031img_7031

 (なお余談ながら、アイスランドの鳥は豊富で、キョクアジサシや”パフィン”などの渡り鳥だけなく、ワシ、ハクチョウ、ライチョウ、フクロウなどが生息しているそうです。)

 
ついで
○グリッタギャウ見学へ。
 豊富な天然温泉・,蒸気温泉地帯として知られ、1975~84年頃までは60℃近い地下温泉が湧き出していた「地球の割れ目」”ギャウ”。
 現在、この洞窟温泉は43~46℃になっていますが、岩盤崩落の危険があるため立ち入り禁止になっています。
 ・グリッタギャウ、洞窟温泉:Photo_5

 
 ・ギャウ(地球の割れ目):Photo_6

Img_7040_2

Img_1920_2

 
 ・近くに咲いていたノコギリソウやブタナの仲間、その他雑草の花も時間つぶしに:Photo_7

 
 見学を終えてバスに戻ると、車中のあちこちから”蚊がいる“、”小さなハエがいっぱい入っている”という声が。

 見ると私の座席の窓ガラスにも数匹が盛んに動き回っています。よく見るとフロントガラスにも。
 バスの運転手さんによれば、小虫は「ユスリカ」の仲間で、(蚊ではないので)刺されることはなく、「メマトイ」でもないので人の目(顔)にまとわりつくこともなく、潰したりしないでそのままにしておいて下さい、とのこと。
 潰すと後でガラス掃除が大変なのだそうです。

 話が逆戻りしますが、先に見学したミーヴァトン湖の名前は、アイスランド語で「蚊の湖」を意味し、大量の「ユスリカ」が発生するところから名付けられたのだそうです。
 夏には巨大な蚊柱となって、(そのため観光には防虫網を被ることもあるそうですが)そのユスリカなどを餌とする野鳥の繁殖地となっていて、アイスランド野鳥観察のメッカになっているとのこと。 
 ミーヴァトンでのバス乗降中にたくさん飛び込んでいたようです。

 ・暇つぶしにガラスを動き回るので、なかなか撮れない”ユスリカ”を撮ったりしていた10分ほどで、次の見学地ナウマフィヤットルの高温地熱地帯の白煙が見えてきました。Photo

 
○ナウマフィヤットル見学に。
 活発な地熱・温泉活動で地帯で、大規模の荒涼とした”温泉地獄風景”が広がっています。  ガス噴気孔や熱泉、酸性高温粘泥池(いわゆる泥坊主地獄)(mud pots)のある高温地熱地帯です。
 地下1000mの温度は200℃以上あるそうです。
 噴気孔から噴出される鼻を突くようなガスの臭気は硫化水素などによるもの。
 硫化水素ガスは地表層の水と反応して硫酸を生成し、岩石や泥を融かしてシリカや石膏の混合物である硫黄鉱床(sulphur deposits)を形成します。
 ここでは相当量の硫黄が採取されていました。

 遊歩道が整備されていて、日本の温泉地でも見られる”温泉地獄風景“です。
定められたコースルート以外の場所・地面は高温(80~100℃)で危険なため立ち入らないこと。
 ・ナウマフィヤットル:Photo_2

 
 ・全景:Photo_3

 
 ・噴気孔:Photo_4

 
 ・”泥坊主地獄”:Photo_5

Photo_6

 
 ・硫黄析出、高温酸性土壌危険地域、硫黄採掘施設跡:Photo_7

 
○見学後、昼食地へ。
 ・途上風景:1

 
 ・羊、馬、牛の放牧が盛んな地域。
 昼食はビーフステーキ:Photo_8

 
 ・昼食を済ませて出発後、天候急変、横殴りの雨模様の中、デティフォスの滝に向かいました。
 途中、日本のオーロラ研究所という赤い屋根の建物がチラリと見えました。
 激しい雨の中、アイスランドで2番目に長いという橋を渡り、やがて道路は舗装が切れて、未舗装道路に。
 そして、デティフォスの滝に近づく頃には、幸いなことに雨は小やみに。Photo_9

 
 デティフォス到着。雨はほとんど上がりましたが、強風が吹いていました。

○ヨーロッパ最大の水量というデティフォス。アイスランド語で「落ちる滝」の意味。
 瀑布の轟音と水しぶきはものすごく、数キロ先からも見えるほど。 
 ヨーロッパ最大の氷河「ヴァトナヨークトル氷河」メートルを水源とするヨゥクルスアゥ・アゥ・フリョルム川の流域にあり、その名の通り、幅100m、落差45mの、アイスランドで最もパワフル、ヨーロッパの滝の中でも最大級の水量(400立方メートル/秒)を誇っています。

 
 ・ガイドさんを先頭に雨で濡れて滑りやすい岩場の斜面を滝に向けて下っていきます。1_2

 目前にする轟音と水しぶきは凄まじく、ゴツゴツした岩場は滑りやすいので、足下には十分な注意が必要。
 雨は時折小雨程度だったものの、強風が吹きすさんで煽られ、足元の岩場も濡れて滑りやすく、水しぶき、水煙の上がる滝ならどこでも同じではありますが、写真撮りもおっかなびっくり。
 ・デティフォスの滝:P8311973

 
 (画像はクリックで拡大します)P8311972

P8311980

Photo_10

 
 滝から戻って下流を望む。P8311977

 
 見学後、宿泊地の東アイスランド・エイイルススタジールへ向かいます。
 出発後、強風のぶり返し。

 ・途中の峠越えは、通年「強風の通り道」といわれるとおり、周囲の風景が茶色に染まるほどの砂塵の嵐の中。
 ハンドルを握る腕にも力が掛かり”、腕が疲れる”という運転手さんの話とともに、安全運転でバスもスピードダウン。Photo_11

 
 ・峠を越えると風は弱まりました。Photo_12

 
 ・出発して約1時間ほど走って、再び小雨と、降車するのをためらうほどの強風の中、農家兼ショップに立ち寄りトイレ休憩/小休止。Img_1992

 
 ・その後、今度は激しい風雨になりましたが、宿泊地に近くなるにつれて雨が上がり、前方に虹が見え、Photo_13

 
 ・そして肥沃な内陸部の風景を目にしながらPhoto_14

 やがて東アイスランドの中心都市で、小さな空港もある、宿泊地の「エイイルススタジール」に午後6時過ぎ、無事到着。  
 天気予報の通り、めまぐるしく変わる荒れ模様の1日でした。
      エイイルススタジール(ハトルオルムススターズル地区)泊
               (→5日目に続く) 

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