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2014年9月 2日 (火)

アイスランド周遊の旅:5日目(ヴァトナヨーク国立公園,氷河と氷河湖ボート・ツアー)前編

 アイスランド周遊の旅5日目:(ヴァトナヨーク国立公園氷河と氷河湖ボート・ツアー)前編

※【冗長な記録になりましたので記事は二分割しました。
 今回の前編は、ヨークルサルロン氷河湖を巡るボート・ツアー基地に到着までの記録としていますので、読み飛ばして下さい。
 ボート・ツアーは続編で、次ページの記録としました。】

 エイイルススタジール発→ヴァトナヨーク国立公園へ。「ヴァトナヨークトル氷河」を眺めながらの、“ヨークルサルロン氷河湖”ボート・ツアー→キルキュバイヤルクロイストゥル泊

●アイスランドの旅、5日目行程参照地図:Photo_8

 ・朝:
 ”二重虹”
 出発の準備を済ませ、Img_2000

 
 7時半からの朝食に行こうと部屋を出ると、外から、“虹が出ているよ!”との声で、非常階段から外に出てみると、見事な大きな虹(主虹)が見えました。
 (画像はクリックで拡大します。)1img_2002717

 
 しばらく見ているうちに、最初は気がつかなかった“副虹”がうっすらと見えるようになり、そのうち写真にもはっきり写るまでになりました。
 これほど見事な主虹と副虹の二重虹を見たのは初めての経験です。
 副虹は、主虹と色の並びが反対です。
 二重虹が観察できた時間は10分間ほどでした。
 (強調のため一部露出を変えて撮影した画像もあります。)2l

※虹
 ・主虹は、太陽を背にして太陽の射す方向を中心に視半径42度の円として現れます。通常見える虹は円の上部が弧として見えていて、このとき外が赤になります。
 ・副虹は、視半径51度の円(の一部)として現れることがあり、外側が青、紫になります。
気象光学的原理:
 虹は空中の球状の水滴、つまり雨粒が光を屈折・反射して、太陽の虚像として見えています。
 主虹と副虹の色の順番が逆になるのは球状水滴内の複雑な反射と屈折によるものです。主虹は1回の反射、副虹は2回の反射です。
 (次のホームページ http://butterflyandsky.fan.coocan.jp/sky2/sky.html を参照させて頂きました。)

 
午前:
 エイイルススタジールa.m.9:00発、専用バスで、ヴァトナヨーク国立公園へ向かいます。所要時間は途中2回のトイレ休憩や昼食時間を含めて約5時間半。

 ・エイイルススタジールの宿泊地から、しばらくは国道1号線沿いの一部未舗装道路を走ります。
 牧草地帯や複雑な溶岩台地に豊富な滝が流れる風景を目にしながら標高500mほどの峠を越えて行きます。Photo

 
 ・峠を下って国道1号線に入り、フィヨルドが遠望できるようになりました。
 そして東海岸から独特の景観を楽しみながら南側の海岸に向い、フィヨルドが作る深い入り江の縁をいくつも巡って行きます。
 入り江に設けられたサーモン養殖場の円形の網が見られるようになると、ほどなくデューピヴォーグルです。Photo_2

※(暇つぶしの閑話休題)
 【余談1】:
 国道1号線はアイスランド本島を一周している約1,400km(一部未舗装)のリングロード。
 この他には氷河に閉ざされている内陸部にも国道26号および35号が貫通していますが、冬季は通行禁止になっているそうです。
 制限速度は市街地で50km/h、未舗装の田舎道で80km/h、その他の舗装路面では90km/h。
 市街地ではすべての日本車が走っていました。
 優れた品質が好評だそうですが、ただ、体格の良いアイスランド人にとっては少し窮屈なのだそうです。)

 【余談2】:
 (車中でガイドさんの話をうわの空で聞きながら・・・)
 46億年の地球の歴史を「一日」に例えると、地球物理学的には、「アイスランド」が出来たのはわずか「3分前」という(数字はガイドさんの話とは少し違いますが、島村英紀著『地震と火山の島国』から引用) 若い国土で、未だに拡張を続けているという。
 〈なお、ついでの参考までに、我が国については、ユーラシア大陸の東の端にひび割れが走り、割れた列島が大陸から分かれて日本列島が誕生したのは今から6分前 (参照→http://shima3.fc2web.com/201306seien.htm )とも。〉
 では、地球上に現れて単一種としては最大の生息数となって地球環境を痛めつけている生き物が出てきたのは何時か・・・考えないことに。

 
 ・出発後およそ1時間半で、氷河が造った秀麗な姿をしたBulandstindur山(1,069m)の麓にある港町「デューピヴォーグル」に着きました。
 ここは陸路のなかった1760年頃から 商品取引所があったところだそうです。
 ここで1回目のトイレ休憩。
 (写真上2枚は本のコピー)1

 
 ・デューピヴォーグルから先、フィヨルドは姿を消して海岸線に切り開らかれた国道1号線を進んで行きます。 
 途中の海辺に広がる草地には白鳥が集まっていました。
 そして遠方に、海に浮かぶような黒い低い台地の中に集落らしい風景が見えはじめたのが(ピンぼけ写真になりましたが)、ホプンです。
 黒い台地に見えたのは、火山灰や火山の溶岩流などが固まって出来た黒い土地だからです。海からの高さもわずかしかない平地です。
 さらにバットマンのような形の山を過ぎると、その先の国道1号線はトンネルになっていました。これで大分時間短縮が出来たそうです。Photo_3

 
 ・そこからすぐで、東アイルランドの商業の中心地で、漁業や海産物の町「ホプン」に到着しました(正午頃)。
 デューピヴォーグルを出てからから1時間半ほどでした。
 スーパーと図書館のトイレを借りて、2度目の休憩と買い物なども。Photo_4

 
 ・ホプンを出ると 国道1号線は南の海沿いを走ることになり、ヴァトナヨークトル氷河(註:「ヨークトル (jökull) は「氷河」の意で、日本語訳では”いわゆる重箱“の重ね言葉”になります」)が見えるようになり、氷河の先端(舌端)が いく筋か見えるようになりました。Photo_5

 
 ・さらに1時間ほど走って少し遅めの昼食を済ませます。Photo_6

 
 ・その後、約1時間で、ヴァトナヨークトル氷河を目前に眺められるヨークルサルロン氷河湖ボート・クルーズ基地が見えるようになりました。(14:25)Photo

 
 ・ヨークルサルロン氷河湖/ヴァトナヨークトル氷河パノラマ遠望(車窓から撮影): (画像はクリックで拡大します)Img_7136ct

 →この後、次ページ、水陸両用車(船)によるヨークルサルロン氷河湖を巡るボート・ツアーの記録に続きます。

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