« 御嶽山噴火(2014.9.27) | トップページ | ニラの花に集まるチョウ、その他のチョウなど »

2014年9月28日 (日)

初秋に咲いている雑草の花など③アメリカキンゴジカ、ヒレタゴボウその他

 身近なフィールドに咲いている見慣れた雑草の花を散歩のついでに撮ったもので、ゴミ箱に行く前の記事の最後です。

●ノボロギク(キク科ノボロギク属):
 ヨーロッパ原産の帰化植物1~越年草。
 
 頭花は腋性の散房花序状につき、黄色の筒状花からなりますが、まれに少数の小さい舌状花がついていることもあります。
 1年中花をつけ綿毛の種を飛ばしています。Img_5291

 
●アメリカキンゴジカ(アオイ科キンゴジカ属):
 見かけたのは午前11時頃でしたが、既に花はすべて閉じていました。
 本種は熱帯アメリカ原産の帰化植物で、畑、道端などに生育する高さ60cm程度の1年草です。
 直径1.2cmほどで淡黄色の花を次々と咲かせますが、開花時間は晴れた日の午前10時過ぎ頃まで、早々閉じてしまいます。
 花期は8~10月。 以前に少し細かく観察した記録があります。Photo_11

 
●スベリヒユ(スベリヒユ科スベリヒユ属):
 スベリヒユは熱帯から温帯にかけて生育する史前帰化植物。
 畑や路傍、荒れ地に生育しています。葉も茎も多肉質で乾燥には強そうです。
 粘液物質を含んでいて、昔はゆでておひたしなどにして食べたそうです。
 午前中に黄色い花を開きますが、午後には閉じて見えなくなります。Photo

 
●イヌガラシ(アブラナ科イヌガラシ属):
 湿り気のある野原や道ばたに生える多年草。
 枝先に総状花序をだし、直径4~5mmの黄色の小さな十字花を開きます。
 果実は長さ1.6~2cmの長角果で、弓状に曲がっていますが、真っすぐの場合もあります。
 茎に着く葉に切れ込みはありませんが、根生葉には切れ込みがあります。
 花期は4~10月。
 (草姿がよく似たスカシタゴボウは、果実が短く、葉に切れ込みがあるので区別できます。)Photo_2

 
●スカシタゴボウ(アブラナ科イヌガラシ属):
 水田や道端の湿地に生える越年草で、引き抜いてみるとゴボウ根です。
 葉には切れ込みがあり、果実は5~8mmと短い短角果なので、一見似ているイヌガラシと区分できます。花期は4~10月。
 (よく似たイヌガラシは、果実が1.5cm以上と長く、葉の切れ込みがないか、あっても少ないです。)Photo_3

 
●ハキダメギク(キク科):
 熱帯アメリカ原産で、大正時代に帰化したとされ、東京都世田谷のはきだめで初めて見つかったことが名前の由来との説がありましたが後に訂正されたとのこと。
 ともあれ「ヘクソカズラ」などと共に”かわいそうな名前”といわれる仲間の一つです。Photo_4

 
●ヒレタゴボウ(別名アメリカミズキンバイ)(アカバナ科チョウジタデ属):
 熱帯アメリカ原産の帰化植物一年草で湿地などによく生えています。一見チョウジタデに似ていますが黄色い花は大きく、まあまあきれい。葉の縁や先端部は赤紫色に彩られています。
 花弁には葉脈状の筋があります。茎にはより顕著な稜(あるいは翼)あり区別できます。 
 花期は8~10月。Photo_5

 
●アメリカタカサブロウ(キク科タカサブロウ属):
 帰化植物1年草で、タカサブロウに似ていますが、現在、当地では田圃脇や道端に生えているのはほとんどこちらのようです。
 花は直径5~7mm。舌状花は雌性で、筒状花は両性。
 そう果は幅1.9mm、長さ2.4mmほど。花期は9~10月。Photo_9

 
 ・タカサブロウとは、種(そう果)のまわりに“翼”が無いことで区別できます。Img_5419_2

 
●オオイヌタデ;アオゲイトウ;ムラサキアオゲイトウ:ホソアオゲイトウ(?)
  同じ草原の水辺や湿地に生えていました。Photo_10

 
 ・オオイヌタデ(タデ科イヌタデ属):
  高さ1以上になる1年草です。池の端や田圃脇の湿地に淡紅色又は白色の花をつけた個体が混じり合って繁茂しています。
  花序は長さ3~10cmと長く、先端は下垂します。花期は6~10月。
 ・アオゲイトウ(ヒユ科ヒユ属):
  熱帯アメリカ原産の帰化植物1年草。道端や畑地などに生えてすっと直立した茎をのばし、その先に太く短い緑色の花穂をつけます。
  駆除のやっかいな雑草仲間です。花期は8~9月。
 ・ホソアオゲイトウ(ヒユ科ヒユ属):
  熱帯アメリカ原産の帰化植物で、大型の1年草です。
  アオゲイトウに比べて一つ一つの花穂がとても長く伸び、全体として花穂は長く伸びて”ぎっしり”感があります。
  植物全体が緑色ですが、紫紅色を帯びるものもあり、ムラサキアオゲイトウと呼ばれています。花期は8~10月。
 ・ムラサキアオゲイトウ(ヒユ科ヒユ属):
  熱帯アメリカ原産の帰化植物1年草。ホソアオゲイトウの中で花穂が紅紫色になるものです。花期は8~10月。

 
※実のところ、写真だけでアオゲイトウなのか、ホソアオゲイトウなのか、判然としません。  もう少し細部の植物学的観察が必要のようですが、素人にはここまでです。Photo_8

                  (完)

|

« 御嶽山噴火(2014.9.27) | トップページ | ニラの花に集まるチョウ、その他のチョウなど »

植物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 御嶽山噴火(2014.9.27) | トップページ | ニラの花に集まるチョウ、その他のチョウなど »