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2014年10月

2014年10月31日 (金)

カワセミ♂(2014/10)

 日没が早くなり、日の出は遅くなって10月も終わりです。
 前日までは気持ちの良い秋の好天でしたが、明日からはあいにくの天気という予報です。

 散歩コースで。
 清流とは縁遠い用水路沿いに、少数ながらワセミが生息しています。
 水位が変動し、透明度に欠ける水流しかない水系のため、本来は繁殖など難しい環境ですが、カワセミの方が適応能力を身につけているのでしょう、たくましいものと思います。

 草木が茂る夏季の水路沿いでは、殆どの場合、すぐ近くから”チーッ”と一声発して飛び立って行く”翡翠色の宝石”に気づくだけです。
 そして少し先に止まっても、草葉の陰に隠れて再発見することが難しいのです。
 しかし晩秋から冬に向かうと、雑草は刈り取られ、水路沿いの樹木は葉を落とすため、飛び去った先を確認できるので、時には追っかけで撮れることもあります。

 一昨日、たまたまごく近い枯れヨシの茎に止まったところを橋の欄干の陰から見つけて、運良く撮れました。
 濁った水面を注視する様子を見せたので、飛び込むかと思ったら、すぐに飛び去ってしまいました。
 止まっていたのはごく短時間で、撮ったのは2枚だけ。いつ見てもきれいです。今回の個体は嘴全体が黒い♂でした。(ちなみに雌は下嘴が赤色です。)
 (画像はクリックで拡大します)Img_6580

Img_6582

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2014年10月30日 (木)

キンボシハネカクシ

 10月中旬、記事にまったく関係ありませんが、台風19号襲来の直前で、当地はまだ良く晴れていた12日の昼頃のことです。19

 
 周囲に雑草の生えた遊歩道を、金色に光る虫が素速く横切っていきました。
 キンボシハネカクシでした。
 スニーカーで行く手を邪魔して、止まったところを撮影。何度か繰り返すうちに、舗装の割れ目に潜り込んでいきました。
 (画像はクリックで拡大します)R0082484_3

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 これまで観察した個体よりはるかに金色が多くて美麗な個体でした。
 本種は地表性で、普段は草むらや物陰にかくれて生活しているため、目にする機会は多くありません。
 (なお、これまで見かけた個体とは金色のパターンが少し異なるので、あるいは別の種類かとも思いましたが、昆虫図鑑でも、ネット上の図鑑などでも情報が少なくてよく分からないため、これまで同様にキンボシハネカクシとしました。)

※参考:
 過去のブログ記事

・2014/07/12 キンボシハネカクシ:
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/2014-eee7.html

・2013/11/07 キンボシハネカクシ:
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/201311-7284.html

・2013/09/06 キンボシハネカクシ:
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-8db3.html

・2009/06/20 コハナバチの仲間?、シロスジヒゲナガハナバチ、キンボシハネカクシ
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-a543.html

 

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2014年10月29日 (水)

ミサゴ、獲物をゲット

 10月中旬から、冬鳥の群れる調節池で、何度かミサゴの採餌行動を観察しましたが、魚を捕らえた画像での確認はできませんでした。

 今回初めて確認できる画像が撮れましたので記載しました。
 相変わらずのピンぼけですが。

 上空を横切って、水面に冬鳥がいない200mほど先の池の端まで飛んで行き、Img_6377

 急降下して水煙を上げました。
 遠過ぎて、カメラは向けず、目視だけでしたので、その時には採餌の成果は分かりません。

 飛び上がるとこちらに向かって飛んできます。
 近づいてきたところで、何か掴まえているらしいことが分かり、カメラを向けました。
 少し距離はあるものの、目の前を斜めに横切って飛ぶ姿が撮影できました。

 それなりの大きさの獲物をゲットしたようです。 Img_6387s100

 
 魚種は分かりませんが、確かに魚の頭部を前に、尾びれを後にして掴んで(魚体を縦に向けて)運びながら、飛び去っていきました。5r

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2014年10月28日 (火)

調節池の冬鳥とミサゴ(2014/10)④

 10月下旬になってからも、相変わらず池には数百羽の冬鳥が群れています。
 (画像はクリックで拡大します)Img_6549

 
 そして、上空には魚取りのミサゴが飛来しています。1

 
 多数の群れがいる水面域には、魚も浮いてこないようで、群れが少ないか、いない空いた水面に飛び込みをしています。Photo

 (この時は捕れなかったようです。)

 
 時には、その水しぶきが上がる様に驚いて、群れの一部が大騒ぎする光景も見られます。
 自分たちを襲う鳥ではないことは承知しているのでしょうけれども・・・
 (画像はクリックで拡大します)Img_6543

     後日、魚を捕獲した記録があります。

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2014年10月27日 (月)

調節池の冬鳥(2014/10)③ホシハジロの群れ

 中旬以降の調節池。日中休息している、あるいは採餌している冬鳥の群れは数百羽になっています。

 今シーズン最初にやって来たのはヒドリガモの群れで、今も一番多数群れています。

 その後にやって来たのがホシハジロの一群です。潜水ガモといわれ、潜水して小魚などを捕食します。Img_5890_2

 池には多量の小魚が群れているので、採餌場所としては好適らしく、いまのところ二番目に大きい群れでいるようです。

 距離が遠いこともあって双眼鏡でも紛らわしくて、他にもよく分からないものがいますが、短時間で確認できたのは、

 
●ヒドリガモ:
 毎年、春遅くまで長居するのですっかりなじみになっています。Img_5915

 
●ホシハジロ:
 起きている時には、代わる代わるピョコンピョコンと潜水して水中の小魚を採餌しています。
Blgimg_5890_13

 
●オナガガモ(写真奥の2羽):
 数はごく少ないですが、写真手前のホシハジロの向こうにいるのがオナガガモの若鳥のようですが、確信はありません。Img_5890_4

 
●コガモ:
 あまり大きな集団ではありませんが、毎年このまま春まで、池や用水路で過ごしています。Img_5916

 その他マガモ(青首)やキンクロハジロなどの姿も見られました。

 なお、今の時期は、エクリプス(カモ類のオスは、一般的には雌に比べて派手な羽色ですが、非繁殖期には羽色がメスのように地味になること。)のオスがいるため、素人には一層わかりにくくなっています。

※余談:
 今日の地方ニュースで、昨日(10/26)、栃木県大田原市の羽田沼に、今シーズンはじめてハクチョウ2羽が飛来。昨年より2週間早いという。

 当地でも、過去の冬鳥(ヒドリガモ)飛来のブログ記録をたどってみると見ると、今シーズンは冬鳥の飛来がなぜか、かなり早いようです。

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2014年10月26日 (日)

ハナムグリ幼虫の背面歩行(その2:動画)

 先に見かけた背面歩行するハナムグリの幼虫を、同じ環境で再び見かけました。Blg20141026r0083036


 今更、という感じですが、動画を撮りましたので追加記事としました。(45秒)


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2014年10月25日 (土)

ミサゴ

 10月中旬から調節池の水位があまり下がらないため、水面が広々としているからでしょうか、大変珍しいことに上空にミサゴ(留鳥)が時折姿を見せるようになりました。
 ミサゴは、ワシ・タカ類には珍しく、もっぱら魚を食べる猛禽の仲間です。
 終日飽きることなく釣り糸を垂れている常連の釣りキチおじさん達に、最近の池の(魚の)状況を聞いてみると、”魚の種類も数も多いよ”、ということです。
 傍に腰を下ろして、しばらくミサゴを観察しました。
 上空を悠々と旋回しながら、魚を見つけたら低空に降りてきてホバリングすることはほとんどしないで急降下、足から水面に飛び込んで、魚を捕捉し、すぐに羽ばたいて飛び上がる、という行動を繰り返していました。
 200mくらい遠くで飛び込んだ時でも、真っ白い水煙が上がるのがくっきり見えてなかなか迫力がありました。
 動きが速いので、素人には撮影はなかなか難しく、何度も繰り返しチャレンジした結果、1回だけ、高速連写〈約13枚/秒〉で飛び込む前後の様子を撮ることが出来ました。
 もちろんピンぼけですが。

 上空から旋回しながら低空に降りてきたところでファインダーにとらえ連写シャッターON。
 2回羽ばたいた後、急降下。PhotoPhoto_2Img_6317c

 
 水中に足から突っ込んだ後(この瞬間の水しぶきは少ない)、2回激しく羽ばたいて飛び上がる(この時に大きな水しぶきが発生する)瞬間まで。Photo_3Photo_76_2

 17枚の連続ショットです。残念ながら魚は捕捉していませんでした。

 
 この後も、上空に2羽が現れ、1羽が降りてきたので、シャッターチャンス。
 やはり2回羽ばたいた後に急降下体勢を取りましたが、飛び込まないで行ってしまいました。
 フェイントでした。Photo_4Photo_5Photo_6

●ミサゴ(ミサゴ科):
 全長約60cm、翼開長(翼を広げた時の長さ)は160~170cmで、トビと同じぐらいの大きさのタカの仲間。
 頭部が白く、また全体的に翼下面が白く見えるので、トビなどとは容易に区別できます。 
 タカの仲間では珍しく魚食性で、海岸や大きな川、湖、池などの上空数十メートルを飛び回り、魚を発見すると(ホバリングしてからのこともありますが)、一気に急降下し、足から水中に飛び込んで長く鋭いかぎ爪を持った足で魚をつかみ獲ります。
 水面から飛び立って魚を運ぶ時には魚の頭を前にするように縦に持って飛んでいきます。
 ミサゴの英名はOsprey(オスプレイ)で、よく耳にするアメリカの軍用機の名前と同じです。
 ミサゴは、翼をパタパタさせて同じ場所に空中停止(ホバリング)することができ、似ているのかも知れません。
 日本全土に生息する留鳥。

 後日、再度観察した記録があります。

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2014年10月24日 (金)

調節池のヒドリガモ、オオバン、カイツブリ(2014/10)②

 10月中旬、台風などのせいで貯水量が増えたまま、なかなか水位の下がらない調節池。
 渡りの途中で翅を休めに降りたらしい冬鳥の群れが見えました。Img_5853ct

 
●ヒドリガモ〈冬鳥):
 今シーズン最初に渡りをしてきたヒドリガモの姿が確認できました。例年一定の数が、この池で冬越しています。Img_5854

 
 水際近くには、盛夏の間はほとんど姿がなかった留鳥のオオバンやカイツブリが姿を見せるようになりました。

●オオバン:
 水中に沈んでいるヨシの若葉などを食べている様子。Photo

 
●カイツブリ:
 あいかわらず逃げ足の速いカイツブリです。若鳥らしい姿もみえました。Photo_2

Photo_3

Img_6244t

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2014年10月23日 (木)

コブクザクラ、カントウヨメナ、スズメウリにウリハムシ、チゴユリ、ヤクシソウ、コウヤボウキ(2014/10)

 秋も深まるフィールドで。

●コブクザクラ(子福桜)(バラ科サクラ属):
 公園樹として植えられていたものです。
 日本原産の栽培品種で、「春」と、「秋から冬」にかけて咲く二季咲きの桜です。
 ちょうど二回目の開花が始まっていたところだったようです。
 花色ははじめ白色で、後に淡紅色に変わるという八重咲きです。
 雌しべの数は7~8本あり、一つの花に1~3個の果実が付くので“子福桜”と名付けられたとのこと。
  庭木や公園樹として植栽されていて、樹高は:2~5メートル、花は小ぶりで花数は多くはなく、あまり目立たないため、知らずに通りすぎることもありそうです。Photo_7

 
●カントウヨメナ:
 晩夏から花を開いていたカントウヨメナが、雑草と共に刈り取られたあと、大型の雑草がなくなって日当たりが良くなった草地に再び花を開いていました。
 草丈が短く、花色もきれいだったので記念撮影。Photo_5

 
●スズメウリにウリハムシ:
 晩夏に青い実をつけていたスズメウリが灰白色に熟して吊り下がり、季節の移ろいを知らせてくれます。
 熟した実にはウリハムシがやって来て囓っていました。Photo_6

 
●チゴユリ結実:
 初夏の林床に咲いていたチゴユリの株ですが、花茎先端に花後の熟した果実が一つ付いていました。R0082904

 
●ヤクシソウ:
 林縁に黄色い花を開いていました。Photo_8

 
●コウヤボウキ:
 ちょうど花盛りのようで沢山の花を開いています。
 たまたま、咲き始めた一つの花に、2匹のブドウトリバ〈蛾の仲間〉が吸蜜に来ていました。
 何となく不似合いですが・・・Photo_9

 
 〈追記〉:
 記事アップ後、カントウヨメナの花画像で、中心部に白っぽいものが載っているのに気がつきました。
 原画サイズで確認したところ、小さな蛾が吸蜜している姿でした。画像はトリミングしてコントラストを修正しています。R0082884

 はっきりしませんが、「シロアヤヒメノメイガ」ではないかと推測。
※シロアヤヒメノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科):
 大きさ(翅をひろげた時)20mmほど。花の蜜を吸います。
 出現時期は5~10月、分布は日本各地。
 なお幼虫はキク科ヤオオバコ科植物の葉を食べます。

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2014年10月22日 (水)

秋晴れの1日、トビ、ヒバリ、モズ、アオサギなど

 秋の一日。晴れて暑いくらいになった散歩コースで。

●しつこくトビにまとわりつくカラス。
 トビの姿を見ることは少ないのですが、カラスのヤクザ振りにあきれることがあります。
 トビの方が強いと思うのですが・・・Photo

 
●ヒバリ:
 住み処の草原が、今夏は再三にわたり”洪水”に見舞われて、不安定なシーズンになったため、みんな何処かへ引っ越していたようですが、久しぶりに姿を見せて、堤防の上を歩いていました。Photo_2

 
●モズ:
 9月末くらいには、山から下りてきて、梢やテレビのアンテナ、電線ケーブルなどの高みに止まり、やかましく鳴いて縄張り確保の作業に忙しく飛び回っています。Img_53959

Photo_3

Photo_4

 
●アオサギ:
 池の端で、のんびり日向ぼっこをしているカルガモ、そしてミシシッピアカミミガメの傍に、アオサギが一羽やって来て、Img_5465_1

 
 足元の棒きれらしきものを咥えるとウロウロと。
 回りは無関心ですが、何をしているのやら。Img_5465_2

 
 アカミミガメの近くまで行き、棒を差し出して・・・Img_5465_3
Img_5465_4

 
 カメの傍の水中にポチャンと落としたようです。
 どうしたの?、とミシシッピアカミミガメは思う様子はみじんも無さそう。
 みんな暇で、相互無関心で、のんびりした秋日和の池の端。Img_5465_5

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2014年10月21日 (火)

コガタスズメバチ、ヒメハラナガツチバチを捕らえて肉団子に

 庭先で、たまたまツリバナの枝先に後肢で逆さまにぶら下がり、何やらしているハチの姿が見えました。
 近寄ってみると、コガタスズメバチ*が、庭によく来ているヒメハラナガツチバチ**を捕らえて肉団子にしている最中でした。
 既に頭部と翅は切除されていて、胸部と残りの部位を肉団子に加工中でした。
 カメラを近づけてもまったく気にする様子はありません。
 後肢はもっぱらぶら下がり用。触覚で獲物の向きや位置状態を確認しながら、中肢で獲物を保持、そして前肢で操作しながら大顎で肉団子に丸める、という作業を熱心に続けていました。
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 邪魔しないように離れましたが、5分以上かかったでしょうか、やがて出来あがった団子をかかえて飛び去りました。

※コガタスズメバチ(スズメバチ科):
 コガタといってもそれほど小さいわけではなく、見かけはオオスズメバチと似ています。
 ただし胸部背面は黒色ですが、オオスズメバチに見られる一対の褐色紋が無いことで明確に見分けがつきます。
 昆虫や、ガの幼虫などを捕らえて、その場で食べることもありますが、多くは、捕らえた獲物をかみ砕いて丸め、肉団子にして(オオスズメバチ同様)、巣に運んでいきます。
 スズメバチの姿は自宅では普段はあまり見かけませんが、どこから来たのやら・・・

 
※※ヒメハラナガツチバチ(ツチバチ科):
 秋になってから、よく庭にやってくるヒメハラナガツチバチで、写真の個体は触覚が長いので♂でした。
 体長15~22mm(♀が大きい)で、一見ミツバチのようにも見えますが、黄色味が少なく、腹部が長いことで識別できます。Photo_5

 本種は花の蜜によく集まり、普通に見られます。
 単独で生活する寄生蜂で、♀は交尾後、土中のコガネムシ類の幼虫を探し、見つけると土中に潜って毒針で刺して麻酔してから卵を産みつけ寄生します。
 孵化した幼虫は寄主の幼虫を食べて成長します。
 なお成虫は乾いた地中に潜って越冬します。
 出現時期は5~10月、分布は本州、四国、九州。

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2014年10月20日 (月)

ツリバナにキバラヘリカメムシ/夏から秋へ

 初夏に多数結実してつり下がっていたツリバナの青い実が、異常気象といわれ、荒れた8月の風雨で、枝の上部のものはかなりちぎり落とされて、ずいぶん数が減りました。
 下枝に残った果実は、9月には少しずつ赤くなってきました。
 それと共に、所々に、(居るのは承知していた)キバラヘリカメムシに吸汁されて、茶色に変色して萎縮した実が残っているのも目にとまりました。Photo

 またそれまでまったく気づいていなかった孵化間もない幼虫も、葉裏に隠れてついているのがわかりました。

 
 9月下旬になると、実は赤くきれいに熟して5裂し、橙赤色の仮種皮に包まれた種子5個がのぞくようになりました。
 それと共に、大きくなった幼虫が樹全体に分散しているのが目に着くようになり、一部は駆除。Photo_2

 
 また葉裏に卵の抜け殻が(写真から数えてみたら40個)あるのも偶然に見つけました。Photo_3

 
 10月はツリバナのハイライトシーズンです。
 赤い花がつり下がっているような風情が”ツリバナ“なのです。R0082195

 
 それを台無しにするのが成虫になった“キバラヘリカメムシ“です。
 すべての”ツリバナ”に取り付いて仮種皮を吸汁していました。R0082334

R0082307_3

 
 赤い実のかたまりごと手のひらで握ると、3匹が指の隙間から逃げていきました。
 後で手のひらを嗅いでみると、においますが“悪臭”ではありませんでした。Photo_4

 その後、18,19号と二度の台風で、実はほとんど落ちてしまい、それと共にカメムシの姿もなくなりました。
 そしてまた、葉は紅葉を待たずに枯れ落ちてしまい、今は秋風に針金のような細枝が揺れるだけになりました。

※キバラヘリカメムシ(ヘリカメムシ科):
 大きさ14~17mm、背面は黒褐色、腹面は黄色、脚は白と黒、付け根は赤色。
 ツリバナ、マユミ、ニシキギ、ツルウメモドキなどニシキギ科の樹木上にいます。
 出現時期は4~10月、分布は本州、四国、九州。

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2014年10月19日 (日)

秋のカマキリ

 10月中旬、お腹の大きくなった雌カマキリが産卵場所を求めて草原から道端に出てくるようになりました。
 それなりに交通量のある舗装農道では、轢かれてしまうこともままあります。
 鎌を振り上げてみてもムリ、ということは分からないから・・・

●チョウセンカマキリ:
 自宅の外構壁に登っていたもの。チョウセンカマキリのようですが、確認はできません。P9202295

 
 草むらにいたチョウセンカマキリ:2

 
●オオカマキリ:
 道路の真ん中で、どこに向かおうとしていたのか、翅を立てて何かに向かって威嚇のポーズを取っているのが遠くから見えました。
 傍に行くと鎌を振り上げてきます。
 写真だけ撮って退散。Photo_7

 
●ハラビロカマキリ茶色型:
 やはり道端を這っていました。なお通常は緑色のものが多いです。
 アップにするとかなり怖い顔です。Photo_8

 いずれにせよ皆んな”年貢の納め時”の季節を迎えました。

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2014年10月18日 (土)

ヤブツルアズキ(2014/10)

 初夏と晩秋の2回、かなり徹底して除草作業が行われる農道端ですが、途絶えることなく毎年生えてくるヤブツルアズキです。

●ヤブツルアズキ(マメ科ササゲ属):
 1年草のツル植物です。毎年絶えることなく農道脇の雑草に混じって生えています。
 黄色い花が開き、豆果も出来ていました。
 豆果は線形で毛はなく、6~14個の種子が入っています。1p9302394_6

3p9302394_3

4p9302394_5

 
 葉は互生し、3出複葉。葉脇から総状花序を出して、淡黄色の花をつけます。
 花の中央竜骨弁はねじれ、左の翼弁がかぶさり、右の翼弁は竜骨弁を抱くように突き出ます。2p9302394_2


 豆果にハスモンヨトウの幼虫がくっついていました。
 農作物なら何でも食害するヨトウムシと呼ばれる(蛾の)幼虫の仲間です。5p9302398

 本種がアズキの原種であるとされています。
 花期は8~10月、分布は本州、四国、九州。
 (なお、花がそっくりの仲間にノアズキがありますが、葉や豆果の形が異なりますので容易に区別できます。)

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2014年10月17日 (金)

秋の雑草(ミズヒキ、ミゾソバ、センダングサ、その他)

 フィールドには、大雨も台風もあまり関係無いように、常連の秋の雑草が元気よく生えています。
 散歩のつれづれに気まぐれに撮った雑草です。

●ミズヒキ(タデ科ミズヒキ属):
 この画像だけは、我が家に居ついてしまい、抜いてもぬいても生えてくる雑草です。
 上から見ると赤く見え、下から見上げると白く見える花を紅白の水引に見立てた名前。
 開花時期8 ~10月。分布は日本各地。Photo

 
●ミゾソバ(タデ科イヌタデ/タデ属):
 田圃や水路脇の湿地に群生する1年草です。
 枝先に10個ほどの花が頭状に集まって咲きます。
 花被は長さ4~7mmで5裂し、上部は紅紫色、下部は白色です。
 花期は8~10月、分布は日本各地。Photo_2

 
●センダングサ(キク科センダングサ属):
 黄色いセンダングサの花にキタテハが吸蜜に来ていました。
 センダングサには数種類の仲間があり、区別に迷うことがありますので、単にセンダングサ、としました。
 結実すると“ひっつき虫”になり、気づかないうちに大量にくっつくと取り除くのが大変な迷惑雑草です。花期は9~10月、分布は関東以西。Photo_3

 
●ハナイバナ:
 目立たなくて、景観を損ねるようなこともない小型の雑草なので、再登場です。
 花は直径3mmほどの淡青紫色。花冠は5裂します。
 厳冬期以外には花をつけています。分布は日本各地。Photo_4

 
●ホトケノザ:
 一年草です。さすがに酷暑の時期にはあまり見かけませんが、秋に芽生え、地面付近で枝分かれして広がりそのまま花を咲かせます。
 ただ早春から6月頃までの花色の方が濃くてきれいです。分布は日本各地。Photo_5

 
●イシミカワ:
 つる性1年草です。長さ1~2mにのび、下向きの鋭い刺があり、他の草や木にからみついて蔓延る迷惑雑草です
 茎の先や葉腋に短い総状花序をだし、淡緑色の小さな花を多数かためてつけます。
 花のあと花被は多肉質になってそう果を包み、直径約3mmの球形になり、花被の色は緑白色から紅紫色、青紫色へと変ります。
 その後、黒色で光沢のあるそう果がのぞくようになります。
 花期は7~10月、分布は日本各地。Photo_6

 
●オナモミ:
 ひっつき虫仲間。在来種のオナモミに替わって、外来種のオオオナモミが蔓延っているようです。
 今回のものは一度雑草が刈り取られた後に再び延びてきた小さな株で、どちらなのか特徴がはっきりしないので、オナモミとしました。分布は日本各地。Blgr0082844

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2014年10月16日 (木)

富士山初冠雪(2014/10/16)

 当地から、西南西の方角に直線距離で約120km離れている富士山です。
 昨日の深夜ラジオ番組で、今雪が降っています、明日雲に隠されていなければ初冠雪ということになるでしょう、と聞いていました。
 今朝、富士山初冠雪のニュースがありましたが、散歩コースで富士山が見える“定位置”まで行ってみると、幸いにもそこだけ雲が無く、確かに真っ白くなった富士山を望むことが出来ました。1img_5869

2img_5867

 
 たまたまファインダーにシラサギが1羽入って来たので意味なくパチリ。3img_5871

 
 それにしても高圧送電線、電線ケーブル類の多いこと。4img_5863

 
 近くの水路にはいつものように、ダイサギが1羽、ぽつねんと立っていました。Img_5878_1

Img_5876

 
 今年は、というか、今年も、といった方が良いのか、”異常気象“続きで、各地に残念な災害が発生していますが、季節だけは確実に巡ってすっかり秋になっているようです。
 昨日は午前中から小雨模様で肌寒かったのですが、今日の日中は汗ばむほどになりました。  爽やかな秋、少しは感じられる時間がほしいものです。

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2014年10月15日 (水)

ハナムグリ幼虫の背面歩行

●背面歩行中のハナムグリ幼虫:
 小雨がポツポツ落ち始めた遊歩道に、白いイモムシが這っているのを目にしました。
 近寄って懲りもせず写真撮り。曇天下で動く被写体のためブレることが多く、何枚か撮ってから画像をよく見ると何かヘン!
 腹面が上になっているのです。R0082817

 あらためて這っている“ご本人を”よく見ると、頭は仰向けで、足も上向きで、背中を下にしてモコモコとかなりのスピードで這っているのです。
 枯れ草の茎で触るとコロンと丸まって止まりますが、
 (はっきりしない写真ですが、拡大原画像では背中側に太い針のような剛毛が生えているのがわかりました。)R0082820

 
 すぐにクルリとやはり“上下逆さまに起き上がってモコモコと“仰向け状態で”歩いて行きます。R0082821

 
 再び邪魔して“普通の姿勢”に起こして見ても、そのままでは動かず、R0082822

 
 やはりクルリと丸くなってから、R0082823

 
 上下反対に向き直り、背面歩行していきました。R0082824

 動画を撮ろうかとも思いましたが、あまり気持ちよくもないので止めました。
 後で調べて、ハナムグリの幼虫とわかりました。

 それにしても、地上でブリッジ歩行する理由は何なんでしょうね。

※ハナムグリの幼虫は(通常は土の中で生活していますが)地表に出ることもあって、その際に移動する時には背面を下にして体を真っ直ぐ伸ばし、背面に密生する剛毛を地面に引っ掛けながら蠕動して、かなりの速さで背面歩行(ブリッジ歩行)するというのです。
 はじめて目撃しました。
 よく似たコガネムシの幼虫も植木鉢などから掘り出すことがありますが、こちらは地面に置くと丸まっていますが、やがて普通に歩いて行きます。ハナムグリとの区別はこれで分かるそうです。

( 後日、同じ状況に再び遭遇したので、動画を撮りました。お暇ならこちらをどうぞ。)

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2014年10月13日 (月)

秋のフィールドで(フジバカマ、ムラサキシキブ、シュウメイギクその他)

 テレビをつけると台風19号関連ニュースばかり。当地は今夜遅くから未明にかけて風雨のピークになりそう。
 油断の無いように。各地で被害の未然防止を、そして被災は最小限に、と願うばかり。

●フジバカマ:
 畑に植えられたフジバカマの大株でした。園芸種かも知れません。
 アオスジアゲハ、そして、きれいな色で翅の切れ込みも鋭い秋型のキタテハが吸蜜に来ていました。R0082354

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 ※キタテハ(秋型):Photo_2

 
●刈残されたセイタカアワダチソウが再び勢いを増して黄色い花をつけています。
 モンシロチョウなどが群れていました。R0082380

 
●草地ではツマグロヒョウモン♂がウロウロ。Img_5743

 
 自然林の林縁で見かけた木の実など。

●ガマズミ:
 赤い実がきれい。R0082174

 
●ムラサキシキブ:
 以前は自宅にもありましたが枯れてしまいました。R0082175

 
●ワレモコウ:
 今ひとつ、でした。R0082173

 
●メドハギ:
 道路脇に生えている迷惑雑草ですが・・・Photo

 
●シュウメイギク:
 なぜだか例年より元気で、続く台風にもめげずにたくさんの花を開いています。
 白い花に見えるのは花弁ではなく萼片です。
 よく見ると枚数は5~7枚あり、その大きさも形状にも”揺らぎ”があって、このことが”茶花”としての形にとらわれない自由で、しかも”侘び”の雰囲気を醸し出しているのでしょうか。Pa032408_2

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2014年10月12日 (日)

ルリクチブトカメムシ

●ルリクチブトカメムシ(カメムシ科):
 はじめて見かけたカメムシです。本日、自宅の外構の壁を這っていました。
 曇天でしたが瑠璃色に輝いて大変目立ちました。近寄ると隠れようと逃げるため、今ひとつの画像ばかりに。
 行く手を手のひらで遮ると這い上がってきたので、そのまま掴まえて家に戻り、シャーレに入れて撮り直し後、放免。
 なお手のひらを嗅いでみると特有の臭いがついていましたが、悪臭ではありませんでした。1

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※大きさ7~8mmほどでやや小型ながら、全身が金属光沢のある瑠璃色で大変きれいなカメムシ。
 捕食性の昆虫で、平地の畑、雑草地に普通に見られ、蛾やチョウの幼虫、またハムシ類を捕食するという。
 出現時期は6~11月(成虫で越冬)、分布は日本各地ですが、見つかる頻度は少ないそうです。

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※放免後、ウロウロしていたので追加記録。5r

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2014年10月11日 (土)

冬鳥(2014/10)①ヒドリガモ

 午後7時のニュースでは、大型で非常に強い台風19号は沖縄本島地方などを暴風域に巻き込みながら北上し、沖縄・奄美では猛烈な風が吹いているということでした。
 今後、13日には台風は強い勢力のまま九州南部、その後14日にかけて西日本と東日本に接近する恐れがあるとの予報です。
 早めに必要な対応をしっかりしたいものです。

●ヒドリガモ:
 ところで、当地は、日中良く晴れて、吹く風は上着の長袖シャツ1枚では少し肌寒さを感じるくらいになりました。
 先の台風18号の降雨を貯留した調節池の水位はまだあまり下がっていなくて、この後大丈夫なのかなと、ぼんやり眺めた池の遠くから、ピューイ!という声が聞こえ、一群の水鳥が休んでいるのが分かりました。
 冬鳥として毎年やってくるヒドリガモの一群でした。
 台風がやってくる地域からではありませんから,渡来時には影響なかったのでしょうが、やって来たら途端に影響を受けてしまうことに。
 ともあれ、渡りの途中で小休止のため、水位が上がって広くなった池に降りたようです。
 長居はしないですぐに飛び立って移動して行くと思いますが、季節の進行がはっきりと分かる自然の営みでした。Img_5755

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※ヒドリガモ(カモ科マガモ属):
 ユーラシア大陸の北部の寒帯地域やアイスランドで繁殖し、冬季はヨーロッパ、アフリカ北部、インド北部、中国南部、朝鮮半島、そして日本にも冬鳥として全国の湖沼、河川、に渡来して越冬する淡水型カモの一種です。
 全長49cmほど。くちばしは灰白色で先端は黒色です。はピューイと笛の音のような強い声で鳴きますので、その声だけですぐにヒドリガモが居るとわかります。
 雌は他のカモよりは赤味があります。
 腹は白色で,水中の水草などを食べるために逆立ちしたりすると、遠くからでも良くも目立ちます。
 オナガガモ、マガモ、コガモなどと並んで、毎年調節池でも普通に見られる冬鳥のカモ仲間です。

※追って書き:
 後から気がついたのですが、すべての画像で、♂は♀によく似た羽色のエクリプスでした。
 一部は、つがい形成期を迎えて、少しずつ繁殖時の生殖羽への換羽が進行している個体も写っています。12月頃にはおしゃれな姿に変身しています。

 
●近くには留鳥のカルガモがいます。
 ついでに撮ってしまいました。Img_5789

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2014年10月10日 (金)

ホシホウジャク

ホシホウジャク(スズメガ科ホウジャク亜科):

 晴れた日中、ちょうど満開の“庭で蔓延って困る”ホトトギスの花に吸蜜にやって来ました。
 いつもは忙しく花から花へと、ごく短時間に移動して行くので写真に撮ることはありません。
 しかしこの日は同じ花で, 数十秒間も見事に完全な空中停止(ホバリング)を維持して、長い口吻を伸ばして吸蜜を続けていたため撮影できました。
 (画像はクリックで拡大します。)

●ホシホウジャク:R0082325

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●ホトトギス:R0082333

 
ついでに、
●ニイタカホトトギス(園芸種):R0082337

※ホシホウジャク:
 大きさ(開張)4~5cmで、全体に茶色っぽく、後翅の黄橙色が目立ち、腹部には白い帯があるスズメガの仲間です。
  昼間に行動します。住宅地周辺でも見られる普通種です。
 出現時期は7~11月,分布は日本各地。
 なお幼虫は近くに蔓延るヘクソカズラの葉を食べます。

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2014年10月 8日 (水)

2014年10月8日皆既月食

2014年10月8日皆既月食

 時間
 ①半影食の始まり : 17時14.1分
 ②部分食の始まり : 18時14.5分
 ③皆既の始まり   : 19時24.6分
 ④食の最大     : 19時54.6分
 ⑤皆既の終わり   : 20時24.5分
 ⑥部分食の終わり : 21時34.7分
 ⑦半影食の終わり : 22時35.2分

 (・最大食分     :    1.171)

 
●観察記録:
  写真撮りで、街の明かりや車のヘッドライトをを避けるために、すぐ近くのたんぼ道まで行ったり来たり。
 皆既のはじまる頃には、後で気がついたのですが、たんぼ道には夜露が降りはじめていたようです。
 21時過ぎくらいから急速に雲が広がりはじめ、夜間は弱い雨になりました。

 
 ★17時54分(半影食は写せません):1754img_5633

 
 ★18時14分(部分食の始まり):1814img_5639

 
 ★19時16分(皆既食の途中):1916img_5659

 
 ★19時24分(皆既食の始まり):1924img_5665

 
 ★19時54分(食の最大):
 赤銅色の月です。1954img_5672_3

 
 ★20時25分(皆既食の終わり):
 ピンぼけ画像になりました。
 夜霧がひどくなっていたようで、レンズがすっかり濡れていました。
 あわてて拭きましたが遅かりしです。2025img_5694

 
 ★21時00分(大分戻ってきました。)2103img_5733

  この頃から雲が湧き始めました。

 ★21時34分(部分食の終わる時間ですが、ほぼ完全に雲に被われてしまいました。まあどうでも良い結果です。)2134img_5738

 
※(ちなみに前回の皆既月食は2011年12月10日でした。)

 (なお、次回の皆既月食は来春2015年4月4日の午後9時頃ということです。)

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2014年10月 6日 (月)

台風18号一過

 台風18号が通り過ぎていきました。
 自然の力の前には抗す術もなく、首をすくめて通り過ぎるていくのを待つのみ。

 周囲には何のアクセントもない平板な水田地帯。何も無いのが良い事もあるな、と思える時も・・・

 20数年前までは台風など大雨の時は必ず冠水して通行止めになった付近の道路も、その後の調節池などの治水対策のおかげで大事に到ることはなくなりました。

 台風一過の午後には青空と共に気温も上がり暑いほどに。
 日が傾くのもすっかり早くなった4時頃の調節池。
 青い双耳峰の筑波山がくっきり見えていました。

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2014年10月 2日 (木)

ニラの花に来たハチなどの昆虫

 遅ればせの記事ながら、先の、ニラの花に来たチョウなどの続きです。
 いずれも日常的に見かけるもばかりで、目新しいものはありません。

●フタモンアシナガバチ:R0082141

 
●ヤマトアシナガバチ(と思います):
 (よく似たキアシナガバチまたはセグロアシナガバチがいます。
 この写真1枚では情報不足で、正しいかどうかわかりません。R0082156

 
●キオビツチバチ:Photo_7

 
●ヒメハラナガツチバチ♀:
 翅先が暗色になるのが特徴。Photo_8

※ハチ以外にも

●コアオハナムグリ:R0082123

 (カナブンもいましたが撮れませんでした。)

 
●キンバエまでも。R0082139

 なお、現在はニラの花は終わって大量の種ができていました。
 はじける頃に除草が行われると多量の種がこぼれて、来シーズンも大繁殖するかも知れません。

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2014年10月 1日 (水)

秋本番のフィールドに咲く花(フジバカマ、ツリフネソウ、タヌキマメ、その他など)

 10月のスタート初日はどんより曇り、午後は一時小雨模様の冴えない天気になりましたが、秋本番です。
 近隣の自生地で維持管理されていて、秋の風情が感じられる野草の花を見てきました。

●シロバナサクラタデ(タデ科イヌタデ属):
 湿地に生える多年草です。根茎は地中で長くのび、枝を分けて増えます。
 枝先に花序を1~5本出し、白い花を多数つけます。
 花期は9~10月、分布は日本各地。Photo_2

 
●フジバカマ(キク科):
 草丈1.5~2mになる多年草です。自生地はだんだん少なくなり、準絶滅危惧種になっています。
 花期は9~10月、分布は本州、四国、九州。Photo_3

 
●ツリフネソウ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属):
 やや湿ったところによく見られる1年草です。
 舟を吊り下げたような姿に見える花は紅紫色で、直径3cmほどの花が数個つり下がっています。
 花弁は3個(その内、下の2個が大きくて黄色の斑点があります)、萼片も3個。
 そして萼片も紅紫色で花弁のようにみえ、下の1個は大きく袋状になり、その先端は細長い踞になってクルリと巻いています。
 (ちなみに花色が黄色のキツリフネは巻きません)
 果実は肉質のさく果で、長さ2~3cmほど。熟すと果皮が5片にはじけてクルクルと巻き、種子を飛ばします。
 花期は7~10月、分布は日本各地。Photo_4

 
●ワタラセツリフネソウ(ツリフネソウ科):
 渡良瀬遊水地に自生している個体が、2005年9月21日に日本植物学会で新種として発表されました。
 ( http://www.ryomonet.co.jp/mo/mo/ )
 それまではツリフネソウとして区別はされていませんでしたが、外観や遺伝子レベルでも違いが認められて、2009年新種として登録されています。
 ワタラセツリフネソウの小花弁は先端が萎縮して黒っぽくなっていてわかりやすい特徴の一つです。
 花期は8~11月、分布は関東平野の湿地や水辺。Photo_5

 
●タヌキマメ(マメ科タヌキマメ属):
 今回は自生地で見つけられませんでしたので、管理栽培されている観察用標本の写真です。
 本種は日当たりのよい草地などに生える1年草。
 茎は直立し、草丈は20~70cmほどになります。植物全体に褐色の長い毛があります。
 葉は線形または披針形で、長さ4~8cmほど、先はとがり、互生しています。
 茎先に穂状花序を出し、青紫色で大きさ7~10mmほどで蝶形の花をつけます。
 花の基部にある萼は大きく、褐色の毛が密生していて、和名はこれを狸に見立てたもの。
 花は下から上に順次開花し、結実して豆果になります。Photo_7

 
 ・花の基部を被う毛の密生した萼は、花後さらに1.5cmほどに成長し、豆果を包むようになっています。
 豆果は熟すと割れて、中から多数の種子が放出されます。
 花期は7~10月、分布は本州(東北地方南部以西)、四国、九州。Photo_8

 
※ついでに、むりやり再登場のキツネノマゴ。これで狸と狐のセットに。
●キツネノマゴ:Photo_6

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