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2015年5月 2日 (土)

エゴツルクビオトシブミの揺籃つくり①(2015/4)

 4月最終日も晴れて気温は上がりましたので、昆虫の活動には好条件とばかり、懲りもせず、観察に。
 AM10時過ぎ、頭上に垂れ下がったエゴノキの葉先に黒い塊が付いて揺れているのを見つけました。塊は、交尾中のエゴツルクビオトシブミでした。
 さほど離れてはいないものの手は届かない距離で、カメラは常時上向きに構え、風に揺れると、時には望遠マクロの画面から消えてしまう被写体を追いかけるのは、飽きっぽいニンゲンには不向きでした。

 全てフラッシュON撮影です。適当に数分間の休みを挟みながら、出来るだけ枚数を多く撮って、後でピンぼけや、画面に被写体が無いショットなどを削除。
 残りのショットを以下に単純に羅列しました。
 なお、結果的には葉巻工程が今ひとつ明解でなく、産卵の時期も不明なのは、撮影アングルに制限があることと観察不足のためでした。まあこんなものでしょう。

 見つけてから早速撮影を始めましたが、常時逆光になり、少し風があってゆれるため、もたついて最初のショットがなかなか定まりません。

 *①やむなく記録開始時間確認用にワンショット。(記録開始)時間はAM10:06でした。R0085899

 
 *②(後から、撮影画像による確認でしたが、)既に葉の切り込み作業は終わっていて、ちょうど葉巻工程の最初だったようです。
 なおこのペアーが作っていた揺籃は主脈 (中央葉脈)を切断しないタイプのものでした。R0085901

 
 *③AM10:06~10:13までは♂は♀につかまっているだけで、作業には役立たず。Photo_5

 
 *④その(続く直後は写真がありませんが)5分後のAM10:18~10:35までの記録画面では確かに葉巻作業に「協力」していることがわかりました。Photo_6

Photo_7

Photo_8

Photo_9

Photo_10

 
 *⑤しかし♂は、その10:35以降すぐに“お手伝い”を放棄して、ふらふらと作業現場を離れ、その後、近くの葉に飛んでぶらぶらしているのを見つけました。
 そしてその後も手伝いに戻ってくることはありませんでした。Photo_11

 
 *⑥♀はその間も、揺籃づくりに励み、AM10:41に作業が終わったようです。Photo_12

 
 *⑦そしてその場を離れて、近くの葉裏で休憩する姿がありました。
 下の2枚の画像は完成した揺籃です。アングルによって少し印象が変わりますが、完成時点と同じです。Photo_13

●結果:
 葉の切り込み作業所要時間が分かりませんが、「葉巻作業」に要した時間は、(♂のお手伝いもあって)意外に速いスピードで、作業開始時間AM10:06~終了時間10:41の35分間でした。葉の切り込みも含めて1時間ほどで作り上げるのでしょうか。

            -- 続く--

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