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2015年5月14日 (木)

セッカ(2015/5)

 留鳥(または漂鳥)のセッカです。

 当地では冬の間はほとんど姿を見かけることはありませんが、草原にヨシが伸び出す4月中旬くらいから、体の割には大きな声で鳴きながら、田圃や草原の上空を飛ぶのを見かけるようになります。 
 決して珍しい小鳥ではありませんが、スズメよりやや小さめ(全長13cmほど)の地味な姿で、また草地に降りる時はまさに”墜落”するように草むらに飛び込んでいくことが多く、どこに行ったのか見つけることは困難です。 
 また、運が良ければ、確認できる範囲の草などの枝先に止まって、風に揺れる姿を目撃しますが、たいていごく短時間で、すぐに飛び立ってしまうため、なかなかシャッター・チャンスには恵まれない小鳥なのです。
 今回たまたま、囀りの鳴き声を上げながら飛び立ったセッカが、60mほど先の茂りはじめたヨシ原に降りたのが見えました。 
 ゆっくり歩いて、目視確認できるところで立ち止まって望遠撮影開始。 
 突っ立ったまま手持ち撮影で、風に揺れる小さな被写体を追うため、かなりぶれた画像もありましたが、何とか見られる画像全てを、”うれしがって”掲載しました。
 撮影開始はヨシの葉を掴んで止まっていたところから。
 その後もそこから動かず、くつろいだ様子で時折、囀りの声を発しながらも盛んに羽繕いを繰り返していました。 
 そして一段落すると上空を見上げるしぐさの後にすぐに飛び立って行きました。 
 この間の時間は(画像のメモリーから)トータル2分14秒間でした。
 多分このような機会はまたとないであろうと思っています。

●セッカ♂:Photo_2

Photo_3

Photo_4

※セッカ:
 ヨシ原などの草むらで、草から草へと移動しながら昆虫などを捕えています。
 繁殖期の♂は「ヒッヒッヒッヒッ」と鳴きながら上昇し、「ジャッジャッジャッジャッ」と鳴きながら下降する、さえずり飛翔を繰り返しています。 
 そして♂はイネ科の雑草をクモの糸で縫い合わせた巣をつくって雌を呼び、繁殖行動に移ります。
 尾はくさび形で先端が白く、また尾羽の裏側には2本の黒い横線があります。
 本州以南の温暖な地域に分布。

 なお、繁殖期の♂の口の中は真っ黒で、婚姻色の一種なのではないかと云われていると、話には聞いていましたが、実際、今回撮れた画像を拡大してみて、はじめて確認できました。  (大きいサイズの画像再掲;クリックで拡大します。)Img_1311ct

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