« コガネムシ幼虫/ヒメハラナガツチバチ(♀) | トップページ | 豪雨など、小人閑居して雑日記(2015/9) »

2015年9月12日 (土)

シママメヒラタアブ/ヤブガラシ&ノブドウの花で吸蜜(2015/9)

●シママメヒラタアブ(ハナアブ科マメヒラタアブ属マメヒラタアブ亜属):

 今朝は当地にも震度4の地響き。震源地が東京湾というのは嫌らしい感じでしたが・・・

 本記は、災害列島に、またもや大きな災害をもたらした台風18、17号が襲来する直前の記録です。
 田圃道/用水路沿いに、ヤブガラシが繁茂して花をつけるようになっています。
 毎シーズン、花には常連の昆虫類が吸蜜に集まります。
 その中に初対面の(複眼に縞模様がある)(多分)、シママメヒラタアブがいることがわかりました。
 大きさ(体長)は6mmほどで、初めは単に小さなハナアブの仲間と思ってスルーしていたのですが、気まぐれに撮った,画像を拡大してみると、複眼に白い縞模様があって(白い毛が生えているのだそうです)、他のアブの画像と違っていることに気づき、これははじめて確認したアブ、ということで少ししつこく追っかけして撮ってみたものです。

※ヤブガラシの花で吸蜜していた個体:
 画像は撮影順で、同一個体か否かは区別できていません。R0088487ct1_1

R0088487ct1_4

R0088487ct1_5

R0088487ct1_7

R0088627_1

R0088627_2

R0088627_3

 なお、日本で見られるマメヒラタアブ亜属(Paragus)の仲間には3種あり、そのいずれにも複眼に縞模様があること、またそのうち、シママメヒラタアブとノヒラマメヒラタアブはよく似ているということです。

 今回の画像から観察できた特徴としては
 ・顔正面は白色であること。(白色の毛が生えている。)
 ・小楯板の縁は太い黄色であること。
 ・脚の付け根(腿節基部)は黒くないなど、脚部の色模様。
  等が読み取れ、これらの特徴から「シママメヒラタアブ」、としました。
 (素人の写真だけによる判断ですから間違いがあるかも知れません。)
 なお、複眼が離れているのは♀、くっついているのは♂です。

 
※次に、ノブドウの花で吸蜜していた複数の個体:
 翌日、小雨がぱらつく同じ水路沿いで、少し離れたところに繁茂していたノブドウの花にも、やはり多数の小昆虫に混じって複数の同じハナアブが忙しく飛び回って吸蜜しているのを確認。
 こちらも追っかけをした画像です。R0088642_1

 
 次の4枚は同一個体の画像で、複眼が離れているので♀のようです。R0088642_8

R0088642_9

R0088642_10

R0088642_11

 
 ここから別個体です。R0088642_13

R0088642_14

R0088642_16

R0088642_17

 (なおまったくの余談ながら、複眼に縞模様がある同類にオオハナアブもいます。)

 この翌日から雨続き、そして台風18、17号に起因する「線状降水帯」の大雨が続き、結局それ以降にはまったく姿を見ることはなくなりました。
 千載一遇のチャンスだったようです。

 
※ヤブガラシとノブドウ:
 花の形や咲き方、またその経過などは、両者よく似ているところがあります。
http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-4e81.html

 
■マメヒラタアブ亜属について、参照させて頂いたページ:
http://www.hegurinosato.sakura.ne.jp/2bangura/vi_abu_hae/shimamamehirataabu.htm

 
※線状降水帯:
『線状降水帯の形状と構造』 -気流解析の勧め-
 気象研究所 瀬古弘
http://www.mri-jma.go.jp/Dep/fo/lab2/member/hseko/rainband.pdf

 
★2015.9.9;21時50分、当地上空の雨雲/降水量情報(tenki,jpから)
 9日午後から10日午前3時頃にかけて断続的に豪雨の真っ赤な部分が通り過ぎて行きました。Tenkijp

|

« コガネムシ幼虫/ヒメハラナガツチバチ(♀) | トップページ | 豪雨など、小人閑居して雑日記(2015/9) »

昆虫」カテゴリの記事

植物」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。