« 木の実①カナメモチ、ネズミモチ、シャリンバイ、ユズリハ | トップページ | ヨモギハムシ(金銅色個体) »

2015年12月15日 (火)

木の実②クスノキ、エンジュ、クロガネモチ、アキニレ、ピラカンサ、センダン

 さすがに冷え込むようになった公園で、イヌシデが紅葉していました。
 風に舞う落ち葉も増えています。雌雄同株で雌雄異花です。
 10月には、花穂に何段にもなっている果苞の基部に、小さな果実(堅果)が熟しますが、もう殆ど見当たりません。Img_4790_2

 公園にも、冬の間、鳥の食糧になる果実を付ける樹木が植栽されています。
 毎年繰り返しのマンネリ記事ですが、そのいくつか。

●クスノキ:
 林地には大木に育った複数のクスノキがあり、点在する樹冠には多数のヒヨドリが群れてやかましく鳴いています。
 樹冠下には多数の実が落ちています。
 枝葉の間を見上げると、ヒヨドリの群れが忙しく移動しながら果実をついばんでいました。Photo

 
●エンジュ:
 もう既に、複数の植樹の果実はほとんど食べられていました。
 食べているのはもっぱらヒヨドリです。
 警戒心の強いヒヨドリが食べ残しているのは、駐車場の車の上まで張りだした枝から下垂した果実だけでした。Photo_2

 
●クロガネモチ:
 遊歩道脇に1本だけあって、たわわに赤い実をつけていますが、それなりに人の往来もあるため、警戒心の強いヒヨドリはなかなか近づかないようです。Photo_3

 
●アキニレ:
 果実は長径10mmほどの小さな平たい楕円形の翼果で、中央にちいさな種子があります。11月頃に淡褐色に熟します。
 複数の樹が点在し、いずれも高木になっていて、結実は望遠で覗かないと分かりません。
 この果実を目指してやってくる小鳥は、種を食べるのに適した嘴をもつアトリ科の鳥で、近くではカワラヒワがほとんどで、まれにマヒワ 、またアトリも。
 他にイカル、シメなどがいます。Photo_4

 
●ピラカンサ:
 例年なら、枝や葉が見えなくなるほどに赤い果実で覆い尽くされますが、今シーズンはなぜか結実がとても少なくて、まばらに付いた実はもう殆ど残っていませんでした。R0090561

 
●センダン:
 これまで観察できた公園近くのセンダンは伐採されてしまいましたが、別の畑脇には樹高20mほどに大きく成長した木が残っています。
 普段の散歩コースからはずれているため分かりませんでしたが、たまたま樹下の畑や歩道にまで、大量の淡黄白色に熟した果実が落下、散乱しているのが目に止まり、目新しくはありませんが撮ってきました。
 すっかり葉を落として裸になった枝に、まだ果実が残っていて目立ちました。20151215

 
 果実は10月頃には淡黄白色に熟します。果実は核果で、長さ1.5~2cmの楕円形。
 果肉は少なく、中に、縦に溝のある楕円形でとても硬い大きな種が1個入っています。
 ヒヨドリが食べて、果肉がとれてきれいになった種を”落とし物”として散布していきます。Photo_4

 なお新緑の頃になる5~6月頃、樹の梢に靄がかかったように紫色の小さな花がかたまって咲きます。

|

« 木の実①カナメモチ、ネズミモチ、シャリンバイ、ユズリハ | トップページ | ヨモギハムシ(金銅色個体) »

植物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 木の実①カナメモチ、ネズミモチ、シャリンバイ、ユズリハ | トップページ | ヨモギハムシ(金銅色個体) »