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2015年12月14日 (月)

木の実①カナメモチ、ネズミモチ、シャリンバイ、ユズリハ

 曇天下に冷たい風の吹く農道沿いや、町裏の遊歩道で。
 フィールドには、色々な木の果実がたくさん見られる時節です。
 木の実は、ヒヨドリなど鳥達にとっては重要な冬の間の食糧にもなります。
 動くことの出来ない木は、果実を食べられることで種が散布されて分布域を広げていくことに役立ちます。

●カナメモチ(バラ科カナメモチ属):
 ・果実:
  生け垣に仕立てられたカナメモチにたくさんの赤い実が熟していました。R0090549_1

 
 実の先端部の”黒い星”は、萼片が残ったものです。R0090549_1_2

 
 ・冬芽:
  また冬芽はすでに春の準備が進行していて、赤く膨らんでいました。R0090549

 本種は常緑小高木で、庭木として多用されています。
 初夏に白い小さな花を多数開きます。
 果実は直径5mmほどの楕円球形で、晩秋~冬に赤く熟します。
 分布は本州(東海地方以西)、四国、九州。

 
●ネズミモチ(モクセイ科イボタノキ属):
 生け垣に多用されています。通りがかりに、“鼠の糞”に喩えられる楕円形で紫黒色の果実が目につきました。Photo_3

 本種は常緑小高木で、生け垣などに多用されています。
 初夏には白色の小さな花がたくさん付きます。
 晩秋~冬には、花の数に比べるとずっと少ないですが、大きさ1cm弱の楕円形で紫黒色に熟した果実が出来ています。
 分布は中部地方以南の本州、四国、九州(主に太平洋岸)。

 
●シャリンバイ:
 町裏の遊歩道に植栽されています。花期は4~6月。
 剪定のタイミングによるのでしょうか、今シーズンは大量に結実して黒紫色に熟しています。
 実の直径は10mm前後。大きな種が入っていて、果肉の部分は少ないです。
 ヒヨドリはいよいよ困ってくると食べるようです。Photo_3

 
●ユズリハ:
 すぐ傍にユズリハが数本あり、そのうち1本は大木です。
 見上げると、既に大半の果実は食べられたり落下したりして、もう残り少ないようでしたが、数羽のヒヨドリが飛び回って茂みが揺れているので、今はこちらが人気のようです。1

 
 樹冠下の遊歩道には藍黒色に熟して、表面には粉をふいた卵状楕円形の実がたくさん落ちています。
 果実は核果で、大きさはシャリンバイより小さめな直径8mm前後。
 一粒潰してみると大きな種が一つはいっていますが、シャリンバイよりは果肉が多いかも。Photo

 
・遊歩道沿いではメジロやヒヨドリの姿も見られます。Img_4943

Photo_2

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