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2015年12月 5日 (土)

秋から初冬に見かけたありふれた昆虫①クワハムシ、オオクロカメムシなど。

 秋から初冬に見かけて、撮りためていたありふれた昆虫。
 ゴミ箱に行く前にまとめ(順不同)。

●コガタスズメバチ:
 ご近所で留守宅になっている2Fの軒下に、コガタスズメバチが巣作りをはじめて日に日に大きくなっていくのを、隣家の主婦がベランダから見つけて、どうしたものかと話題に。
 しばらくの後に家主の方が来られて駆除され、無事一件落着。
 (9月11日撮影)Photo

 なお余談ながら、最近、特定外来生物に指定されている外来種の「ツマアカスズメバチ」*が日本に侵入。
 強力な繁殖力で在来の生態系に影響を及ぼす危険性があり、駆除が必要という。
* http://www.env.go.jp/nature/intro/5pr/info/tsumaaka.html

 
●クワハムシ(ハムシ科):
 薄曇りで少し風のある日中、外構壁にくっついていた初見のハムシ仲間。
 時折ピカッと光ったので気がついたものです。
 体長5mmほどの小さな甲虫で、細長い触角が風になびいて揺れていました。
 なかなかピントが合わず、不鮮明な画像になりました。
 小粒ながら光を受ける角度によって緑~藍青色に光ってきれい。
 胸部のところに横に1筋、深い溝があるのが特徴。
 食草は名前の由来となった桑以外にも数種。
 出現時期は5~9月、分布は日本各地。
 (9月19日撮影)2015919_2

2015919_1

 
ヨモギハムシ
 ・♂の個体。大きさ8mmほど。ヨモギが生える草地から遊歩道に出て歩いていたもの。
 (11月24日撮影)1124

 
 ・♀の個体。卵をかかえた大きなお腹した個体が産卵場所を求めて、同じ遊歩道を歩いていました。
 行く手を枯れ茎で邪魔すると這い上ってきました。
 成虫と卵で越冬します。
 (12月1日撮影)Photo_2

 
●アトボシアオゴミムシ:
 遊歩道をすばやく歩いて草の根元に走り込んで静止した時のワンショット。
 大きさ15mm弱。出現時期は4~11月、分布は日本各地。
 (9月3日撮影)93r0088853


●セアカヒラタゴミムシ(オサムシ科):
 草地から遊歩道に出ていた2個体。
 (10月30日撮影)Photo_3

 大きさ18~20mmほど。体は黒色で脚が黄褐色のゴミムシ。
 個体変異があり、胸部は、赤褐色もしくは黒色。
 上翅には光沢がなく、中央に赤褐色の紋があるが、紋のない個体もいる。
 公園や人家周辺でもよく見られる普通種。
 昼間は、草の根ぎわや石の下、溝の落ち葉の下などに隠れていて、主に夜になると活動。
 出現時期は3~11月、分布は日本各地。

 
●ムラサキシラホシカメムシ:
 大きさ5mmほど。庭先の掃除をしていた時に這っていたもの。出現時期は4~10月。
 (9月1日撮影)Photo_4

 
●マルカメムシ:
 大きさ5mmほど。クズの葉裏に集まっていました。
 クズに群がる常連。特別”クサイ”ことでも有名。
 (10月30日撮影)1030

 
●オオクロカメムシ(カメムシ科クロカメムシ亜科):
 近くにヨシ原のある池の堤防コンクリート階段で、じっと日向ぼっこをしていた個体です。
 体長8~10mmほどで、体は汚れた感じがあり、光沢のない黒~黒褐色の地味なカメムシ。
 これまで観察した(気がついた)ことがなく、初見でした。
 (10月28日撮影)Photo_5

※本種は水辺に生えるイネ科植物(イネやヨシ)などの根際に集まり吸汁しているため、観察される個体の体表面には泥汚れがついていることが多いそうです。
 なお、外見が類似している同属のヒメクロカメムシは本種よりも小さく、クロカメムシは本種よりも胴長なので判別できます。
 出現時期は5~11月、分布は本州、九州。

             次に続く

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