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2016年4月26日 (火)

シルクロード(ウルムチ・トルファン・敦煌・西安)をめぐる旅(6)

 5日目の記事の続きです。

■6日目:敦煌~西安
 (午前)
 ホテルにて朝食後、9時30分発、敦煌市内観光 

●[敦煌市博物館]:
 2012年5月に市内から鳴山路に移転してリニューアルオープンした敦煌博物館。
 立派な建物には、漢代から現代まで敦煌の歴史を学ぶことができるよう、時代ごとに多くの文化財・遺物が展示されています。
 メイン展示は莫高窟のレプリカ。莫高窟では写真撮影禁止でしたが、ここでは撮影OK。
 多数の展示があり,駆け足見学。

 そのいくつかの例示写真。
 詳細は省略しますが、
 順に
 ・仏画
 ・莫高窟壁画に描かれた長城の出入関図、また葛西漢長城の走行分布図など。 
 ・漢王朝時代のシルクロード地図
 ・元代、マルコポーロ敦煌見聞経路図
 (以下の画像はクリックで拡大します。)11

 ちなみに主要な展示には日本語を含む4カ国語の解説があり、時間があればじっくり見学出来ます。 
 その一例
 ※漢長城の解説(4カ国語中の日本語):
 (原文のまま→)「漢長城は延々と千キロ以上延び、辺鄙なところにあり、大量の兵士が駐屯していた.長城沿線の安全を守るため、漢王朝には23歳から56歳までの男性は国境地区へ1年の兵役に服する義務があった。
 普段は農作業に従事し,戦争時は戦いに出る。漢長城に駐屯していた軍隊に厳しい軍事と行政管理の制度があり、見張りを担当する兵士は常に軍事訓練に参加し定期的に審査を受け、成績の優れた兵士は賞金を与えられた。
 また、駐屯兵氏の日課は文書の伝達で、文書の出所や行方、担当者などの詳細を記録することであった。
 労作、功労と過湿、軍事機能、病気などの情況が詳しく記録されていた。さらに、専門の管理機関や組織は駐屯任務を担当し兵士らは自分の労働と命で西北国境の平和と安定、民族の団結と国家の統一を守っていた。

 
 ・その他
 莫高窟第96窟写真パネル、莫高窟第45窟の塑像レプリカ、壁画写真パネル、その他各種の遺物、往時の月牙泉や莫高窟写真パネルなどの展示。2

 見学時間は約90分。

 
 この後、途中で夜光杯工場に立ち寄り。

○夜光杯工場見学/ショッピング:
 夜光杯は祁蓮(チーレン)山脈でとれる玉石から作られる玉杯で、鉄分を含むため、磁石に感応する、と言うオハナシでしたが・・・
 3000年の歴史を持ち,周代には皇室にも献上されたという。
 物好きが試しに“お買い上げ”。マグネットの上において持ち上げて見ると確かにくっついていました。
 ・工場見学3

 
 昼食は「郷土料理」
 ・食後、同じ建物のスーパーマーケットへ30分ほど立ち寄り。4

 
 その後、敦煌空港へ。
 
 敦煌空港着。ここで現地ガイドTさんそしてA氏とお別れ。

 
 (午後)
 中国東方航空 国内線 敦煌発15:50にて西安へ。
 (所要時間2時間25分)5

※暇つぶしにパラパラめくっていた機内誌の記事:
 「中国公民出国(境)旅游文明行为指南」
 直訳すれば、 海外に行く中国人(ボーダー)の旅行文明的行為ガイド。 
 早い話、海外で何かと顰蹙を買っている行動を慎むように、と、「旅の心得10箇条」が書いてありました。
 ・リゾートの海浜で缶ビールの空き缶を投げ捨てるなど×。
 わかりやすい。守って下さいね。

 
 (夜 )
 ほぼ予定通り西安到着18:10、着後、空港ターミナルからは現地ガイド0氏が同行。

 西安(咸陽国際)空港は中国西北地区最大の空港で、西部大開発が進むとともに観光客、貨物取扱量が増加し、2012年5月に第三ターミナル完成が完成、その後も整備が進められた現在は中国で四番目に大きい空港という。
 確かに建物は広くまだ新しくきれいでした。
 (Google Earthから)Blggoogle

 ただそのためか、空港ターミナルを出てから、広大な敷地の一角にある駐車場のバスまで約15分、段差や未舗装の混在する道路を、各自スーツケースを押しながら歩いていかなくてはならないという。  まあ、その様なお国柄です。

 18:40頃バス出発、高速道路でホテルに向かう。所要時間約1時間の見込みでしたが、ちょうどラッシュアワーに重なり更に時間を要する大都会でした。6

 途中のレストランで夕食の「西安火鍋」

 ホテル着は21:00

■余談:
 バスの中で、ガイド氏の話:
 (日本には何回も訪れている、という日本通。日本語も達者で話題豊富)
※西安について
 ・西安空港は現在中国で4番目に大きい空港で、まだ新しい。
 ・地理:
  西安は咸陽と共に陝西省で、内陸部に位置する。冬は-8℃になり雪は降るがすぐに融ける。また夏は40~41℃にもなることがあり暑い。年間降雨量は600mm。内モンゴルの陝西省から日本まで黄砂が飛ぶ。
 ・産物:
  乾燥しているため米は獲れない。四川省から移入するがご飯にすると美味しくない。 小麦はまんじゅうにする。トウモロコシは豚の飼料に。春の代表的な果物としてクワの実が美味しく、秋にはザクロ、柿が美味しい。
 ・住んでいる代表的な動物はトキ、パンダ。
 ・植物で一番多いのはクワの木。
 ・鉱物では瑪瑙、水晶で、伝統の加工技術は日本の若狭、山梨まで伝わっている。
 ・電力はすべて火力発電で、風が吹かないので風力発電はない。
 ・新幹線が走っているので北京、上海でも数時間で行ける利便性がある。
 ・西安の人口(流動人口)は1千万人を超えている。(住所登録住民は800万人で、漢人のみである。全員マイカーを持っている。) (ウルムチはウイグル人が多いが)

             【西安/泊】(→2連泊) 
              - 7日目に続く

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