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2016年5月 2日 (月)

リンゴコブガ幼虫

●リンゴコブガ幼虫(コブガ科):
 散歩に出かけた近隣の、クヌギやコイナラなどの雑木が残る小規模の保全自然林にて。
 ちょうど陽が当たっているコナラの新葉の裏側に小さな影が透けて見えたので、何気なく葉を持ち上げてみたら、葉裏に小さな、しかし長い毛の毛虫がまったく動かず貼り付くようにくっついていました。
 初めて目にした、非常に奇異な姿をした、リンゴコブガ幼虫でした。

 体長約 15 mm。頭部は光沢のある黒色で丸く、体は暗褐色で細長く、長い灰白色のフサフサの毛を持ち、また、胸部~腹部にかけては黒褐色の長毛が、上方向と水平方向に伸びています。  
 そして何よりの特徴は、今までに脱皮した頭殻部分(頭部の抜け殻部位)だけを、第1齢から順に頭の上にトーテムポールのように積み重ねてくっつけていることによって、異形の姿をしていることです。
 また、くっつけている頭殻の数を数えることにより齢数がわかることになり、最大7個積み重なり、8齢が終齢にあたるそうです。
 今回の個体では6個あるようなので、7齢でしょうか。
 (画像はクリックで拡大します。)

 ・正面からR0091679ct

 
 ・斜め上方からR0091671

 
 ・側面からR00916687

 
 ・後方側面からR0091675

    (撮影4/30)

 ・幼虫は晩春~初夏に見られます。
 ・幼虫の食葉樹はクヌギ、コナラ、クリ、サクラ、リンゴなど。
 ・成虫の出現時期は6~8月、 分布は日本各地。

※成虫はまだ見たことはありませんが、図鑑を見ると茶褐色の太い横帯が特徴的のようです。
 銀色光沢をした鱗粉がまばらに散布されており、光の加減でキラキラと光るという。
 平地から山地まで広く分布。

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