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2016年6月23日 (木)

6月の田圃、餌採りに来たサギの仲間

 梅雨入り直後、早苗がどんどん伸びはじめて濃い緑一色になってきた水田で。

 ●3羽のダイサギが水田にパラパラ降りたってザリガニ獲りに。
 カエルはまだオタマジャクシが多数。13img_8612

 
 田圃のザリガニはまだ小さいものの多数いるようで、嘴を田圃に入れる度に捕らえて呑み込んでいました。2img_8620

 
 小さいくてもハサミなどが邪魔になり、”丸呑み”にするには少し時間がかかっている様子でした。
 目先が繁殖期の緑色になっていて、飾り羽が風になびく個体と、まだ嘴の色が黄色い個体が見られました。Img_8625

※ダイサギ:
 ダイサギの口角(目の下の嘴の切れ込み)は目の後ろまで伸びています。
 (チュウサギの口角は目の下まで、というのが識別ポイント。)
 繁殖期および夏羽のダイサギのクチバシは黒、冬羽の時は黄色です。
 その途中でチュウサギのように先だけ黒くなる時期もあります。
 また繁殖期のダイサギの目先は緑色になっています。

 ★なお過去ログではすべて単純にダイサギとしていますが、正確には、ダイサギの仲間で、日本で繁殖するのは亜種「チュウダイサギ」、そして冬鳥として渡来するのは亜種「ダイサギ」で、体格は亜種「ダイサギ」のほうが大きいことです。
 また当地(埼玉県内)で観察されるのは「チュウダイサギ」の方が多く、「ダイサギ」の方は少ないが、河川や水田などで見ることが出来る、ということです。
 しかし素人には写真だけで両者の判断はできないので、単純に“チュウサギ”や“コサギ”ではない、「ダイサギ」としています。

 
●別の田圃では5羽のサギ仲間降りていました。
 少々遠くて判然としないところもありますが、こちらにはチュウサギが4羽、コサギが1羽混じっていたようです。Img_86305

 
 ・チュウサギ4羽。
 嘴は黒く、飾り羽の生えた繁殖期と思われる個体が3羽、Img_8632

Img_8638

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 また嘴の黄色い1羽が、なぜが落ちていた枯れ枝を咥えてウロウロする姿も。Img_8634

※チュウサギ:
 夏羽の個体はクチバシが黒く、繁殖期に現れる婚姻色は 虹彩が赤橙色で目先は黄緑色を帯びる。また、胸元と背面に細い飾り羽がある。
 冬羽の個体はクチバシが黄色く先端部分のみ黒いという違いがあります。

 
 ・コサギが1羽いました。
 写真左。はっきりしませんが、目先が婚姻色のピンクっぽい個体で、頭部、胸部、背などに飾り羽のある繁殖期の個体のようでした。Img_8639_2

10img_8654

※コサギ:
 嘴は通年黒色。足の指は黄色。繁殖期の1時期に現れる婚姻色では、黄色だった目先がピンク色に変わり、黄色の足も赤味を帯びる。
 また頭部や胸と背には飾り羽が見られる。

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