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2016年7月 9日 (土)

北海道、襟裳岬ツアー(2016/6下旬)

 前回記事の続きです。

■3日目(最終日):
 長丁場になりましたが、今回ツアー目的の襟裳岬訪問の日。
 早朝は霧がありましたが時間経過と共にどんどん晴れていき、絶好の観光日和になりました。
 日頃の行いなど一切関係ない証です。(^_^;)

 ホテル発→紫竹ガーデン→道の駅・大樹→黄金道路→えりも(襟裳)岬→サラブレットロード→道の駅・新冠→千歳道産市場→新千歳空港→羽田→帰宅。

●ホテル出発、紫竹ガーデンに向かう途上風景:
 だんだん晴れていきました。10

 
●紫竹ガーデン:
 帯広/十勝平野に広がる紫竹ガーデンは、当時63歳だった紫竹昭代おば(あ)ちゃんが20年以上かけて作り上げたお花畑。
 トレードマークの装いで、今もお元気で観光客の求めににこやかに応じておられました。    
 さしずめ、アメリカの有名なターシャ・テューダーお婆ちゃん(故人)の日本版でしょうか。
 そこで見かけた木に咲くピンクの花は何だろうと後で調べて見たら「オオタカネバラ」と思われる花木。
 またピンぼけでしたが「シレネ・ブルガリス?」と思われる植物も。(画像最下段左)
 こちらは直接関係ありませんが、東武トレジャーガーデンで見かけた「シレネ・ユニフローラ」にも似ていて、ナデシコ科 / マンテマ属の園芸品種の仲間かと。11

 
(付)東武トレジャーガーデンの「シレネ・ユニフローラ」:
 「シレネ」は、地中海沿岸原産のナデシコ科マンテマ属の総称。
 風船のようにふくらんだ、うす緑の袋(萼)の先に白い小さな5弁の花をつけた、ユーモラスな独特の花姿からグリーンベル(Green bell)、ふうりんか(風鈴花)、白玉草の別名もある。
 最近も新しい園芸品種が発表されている。11_2

 
●紫竹ガーデンを出発して、道の駅「コスモール大樹」にトイレ休憩立ち寄り、広尾町を通り抜けて、海岸沿いに走る黄金道路を走って襟裳岬へ。
 ・広尾町:
 広尾町は、1984(昭和59)年にサンタクロースの故郷ノルウェーのオスロ市から、国外初の「サンタランド」として認定を受けて以来、「サンタランドの町」として町づくりを進め、「広尾サンタランド」がある。オスロ通り、サンタロードと名付けた道路もあり、また国道沿いの歩道や街路灯、またマンホールの蓋までサンタデザインのものがあるという。
 車窓から目にしたその一つで、ステンドグラス風のサンタ・デザイン街灯と、はっきりしませんが、写っていたサンタ・デザインのマンホールの写真も。

 ・黄金道路は、補修しても補修しても荒れる海の暴風雨ですぐに損壊し、(”金食い虫道路”というのが別名とか)それでも、海岸道路はトンネルや覆道による整備が進められていて、その分、ダイナミックな断崖絶壁風景はだんだん見られるところも少なくなってきたそうです。
 途上、フンベの滝があり、傍らにある海難供養碑 は荒れる海の記録でしょうか。
 百人浜を過ぎればもうすぐ襟裳岬です。
12

 
●襟裳岬:
 訪問当日は、直近の10日間でもっとも天候に恵まれた日だと、昼食を食べた「えりも岬観光センター」での案内。
 食事もそこそこに、見学してきた襟裳岬でした。
 ・襟裳岬へ:131

 昭和の時代に大ヒットした、森 進一『襟裳岬』:「♪襟裳の春は 何もない春です~♪」の歌詞で知名度の上がった岬ですが、当初は、"何も無い“とは何だと地元住民の反発も招いたそうです。
 やがて襟裳の知名度アップに貢献したとして「えりも町」から感謝状を贈られ、1997年(平成9年)には、えりも岬にこの歌の記念歌碑が建設されています。
 なお並んで、島倉千代子の「襟裳岬」歌碑(写真右)もありました。

 
 ・岬突端へ向かいます:132

 
 ・ハマナス、ハマエンドウ、オオハナウド、エゾカンゾウを見ながら突端に到着。
 さらに「襟裳神社旧鎮座詞跡」まで下りました。
 突端からさらに下った先の海岸に、ゼニガタアザラシが見られるかも知れないとのことでしたので、「襟裳神社旧鎮座詞跡」まで降りてみましたが、その時には見つかりませんでした。133_2

※襟裳岬に咲く花:
 ・オオハナウド:
 襟裳岬の突端まで降りていく階段の両サイドにセリ科の大型多年草が咲いていますが、遠目にはよく似たアマニュウ、オオカサモチ、オオハナウドの3種類が見られるということです。
 ただ,遠目には識別困難ですので、間違いがあるかも知れませんが近くに咲いていたものだけ撮って「オオハナウド」としました。
 ※オオハナウド:
  セリ科ハナウド属の多年草。本州近畿地方以北の高山から山間地の湿った場所に分布し、北海道では海岸にも生育してときに大群落となることがある。
 葉は大きく3出複葉で大きく切れ込みが入ります。茎の色は植物全体が完全に緑のものから赤紫のものまであります。花期は地域によって差があるが、多くは7~8月。

※参考
 ・アマニュウ:
 セリ科シシウド属の多年草で、遠目には区別できない仲間が多数ある群の中の一つ。  
 高地ではミヤマシシウドともよく似ているが、葉は大型で3裂し、丸みを帯びる。
 表面は無毛。分布は四国の石鎚山と中部地方以北の山地で、北海道では海岸にも見られる。花期は7~8月。
 ・オオカサモチ: 
 セリ科オオカサモチ属の多年草。本州中部地方以北の山地帯~高山帯の草地に、北海道では海岸にも生える大形の多年草。
 葉は細かく分裂することがオオハナウドとの違い。花期は7~8月。
 ・ハマナス:
 バラ科バラ属。海浜/海岸に生育する落葉低木。
 日本では北海道に最も多く、北海道の花にも指定され、えりも町襟裳岬もハマナスの名所になっている。花期は5~8月。分布南限は茨城県、島根県まで。
 ・ハマエンドウ:
 マメ科レンリソウ属。 海浜/海岸地帯に生育する多年草で濃紫色の花が美しいので栽培されることもあるという。
 最近は生育環境変化によりだんだん少なくなっているらしい。分布は日本各地。
 ・エゾカンゾウ:
 ユリ科。 湿原、山地や海岸の草原に生える多年草。橙黄色の花は数個が茎先につき、長さは8~10cm。朝開花して夕方に閉じる。花期は6月中旬~8月上旬。

 
 ・旧神社跡から時間を気にしながら襟裳岬センター、バス停まで戻る。134s

Img237

 
 ・ツアー最終行程は、サラブレッドロードを通り、新千歳空港へ。
 途中、えりも岬集落の民家の砂利敷きには、特産の日高昆布の干し場風景も眺められました。
 道の駅「サラブレッドロード新冠」でトイレ休憩を挟み、一路新千歳空港へ。
 着後羽田への帰途につきました。14

 
★短い所感:
   地方に行けば、大都市圏のような日常生活の利便生など望むべくもありませんが、先人が営々と積み重ね、紡いできた郷土に対する愛着と誇りとをもって、郷土と共生しておられる人々の姿は、日本中、どこにいっても共通して目にし、また感じることができるものと、あらためて認識できました。
 うまし国です。

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