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2016年10月 6日 (木)

マルバフジバカマなど秋の里山公園で

 9月末日、運動目的で出かけた「みかも山公園(栃木県)」。 
 お定まりのコースを歩いて来ました。その際、変わり映えしませんが、気まぐれに撮ってきた植物の記録です。(順不同)

 
●マルバフジバカマ(キク科ヒヨドリバナ属/アゲラティナ属):
 これだけが初めての記録です。
 林縁の草地に点々と咲いていました。
 草丈30~100cmになる北アメリカ原産の多年草です。
 葉は2~5cmの柄があって対生し、長さ7~15cm、幅4~9cmの卵型で、縁に粗い鋸歯があり、葉先は尖っています。
 花は白色で、小さな筒状花が15~25個ほど集まった頭花を形成し、多数の頭花を散房状に密につけます。
 開花するとフジバカマと同じような形態になります。Photo

 花期は8~10月、分布は現在、北海道~近畿にかけて、まれに市街地などで見られるという。  https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/81020.html 

 なお本種は、万葉の時代から「秋の七草」のひとつとして親しまれているフジバカマと同じ属の植物ですが、北米原産の外来種です。
  “マルバ”の名前が冠されていますが、葉が丸いわけではなく、フジバカマの葉が基部まで深く3裂しているのに対して、切れ込みの無い単葉なので「マルバ」とされたという。

 
●アキノタムラソウ(シソ科アキギリ属):
 山野の道ばたなどに見られる多年草。
 草丈20~50cm。葉は対生し、3~7個の小葉からなる奇数羽状複葉。
 下部の葉には長い柄ある。茎の上部に長さ10~25cmの花穂を出し、長さ1~1.3cmの青紫色の唇形花を数段輪生する。花冠の外側には白い毛が多い。
 花期は7~11月、分布は本州、四国、九州。Photo_2

 
●シラヤマギク(キク科シオン属):
 山地の乾いた草地や道ばたなどにふつうに見られる多年草。
 8月頃から茎を伸ばして生長し、草丈は1~1.5mになる。
 頭花は直径1.8~2.4cmで、舌状花と中心部の筒状花からなる。
 舌状花は白色、花数はまばらで少ない。
 花期は8~10月、分布は日本各地。Photo_3

 
●ヌスビトハギ(マメ科ヌスビトハギ属):
 平地から山地の草地や道ばた、林縁などに生える多年草。
 草丈は0.6~1.2m。根もとはやや木質化する。
 葉は3小葉からなる。花は細長い花序にまばらにつき、淡紅色で長さ3~4mm。
 節果には長さ1~3mmの柄があり、ふつう2個の長さ5~7mmの半月形小節果からなる。
 表面にカギ状の毛が密生した“ひっつき虫“になる。
 花期は7~9月。分布は日本各地。Photo_4

cf. アレチヌスビトハギ

 
●ヒメキンミズヒキ(バラ科キンミズヒキ属):
 山地の草地や林縁に生える多年草。草丈40~80cm、茎は細く、「キンミズヒキ」に較べて全体に小型で華奢な印象。
 葉は3~5小葉の羽状複葉。小葉は楕円形で鈍い鋸歯がある。
 花は直径約5mm、花弁は細いので「キンミズヒキ」と区別できる。
 花期は8~9月、分布は日本各地。Photo_5

 
●ヤブマメ(マメ科):
 日当たりのよい道端、草原や林縁などに生えるつる性一年草。
 数メートルにも延びる蔓は細く、下向きの細い毛がある。
 葉は3小葉に分かれた複葉で、基部に托葉がある。
 花は長さ15~20mmで紫色の蝶形花。葉腋から出る短い総状花序に2~8個がつく。
 果実は多くは閉鎖花から熟し、地上と地中とに出来る。
 花期は8~10月、分布は本州、四国、九州。Photo_6

 
●ヤブミョウガ(ツユクサ科ヤブミョウガ属):
 林地に生える多年草。夏にミョウガに似た長楕円形の葉を互生させ、茎の先端から花序をまっすぐ上に伸ばして、白い花を咲かせる。
 花には両性花と雄花がある。花後に直径 5mm 程度の球状の実を付ける。
 若い実は緑色で、熟すと濃い青紫色になる。
 花期は8~9月、分布は関東地方以西。Photo_7

 
●スイカズラ(スイカズラ科スイカズラ属):
 常緑つる性の木本です。未熟な緑色の果実がたくさんついていました。
 種は」鳥によっても運ばれて、分布を広る。時には増えすぎて困る雑草ならぬ”雑木"扱いにもなる。
 花期は5~6月、分布は日本各地。Photo_8

 
●チゴユリ(ユリ科 チゴユリ属)結実:
 山野の林内に生える多年草。
 初夏の林床に咲いていたチゴユリの株ですが、花茎先端に熟した液果が一つ(2個の場合もあります)付いていました。 
 花期は4~6月、分布は本州、四国、九州。Photo_9

 
●コウヤボウキ(キク科コウヤボウキ属):
 落葉小低木。林縁に点々と花を開いていました。
 花期は10~11月、分布は関東以西、四国、九州。Photo_10

 
●ワレモコウ(バラ科ワレモコウ属):
 草丈70cm~1m、人里から山地の草原や林縁に生える多年草。
 秋に茎を伸ばし、枝分かれした茎の先端に1~2cmほどの花穂がつく。
 穂の先端から、小さな花(2mm弱)が咲き始める。
 花弁はなく、花に見える暗紅色の部分は萼で、萼の色は秋遅くまで残る。
 冬には上部が枯れて根の状態で越冬する。
 花期は7~10月、分布は日本各地。Photo_11

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