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2016年10月

2016年10月31日 (月)

冬鳥キンクロハジロ、ホシハジロ、オナガガモ、マガモ、ハシビロガモ

 10月も終わりに。
 初旬は晴れると暑いな、と思いながら過ぎていきましたが、下旬のここ数日は急に最高気温も12月並という寒さになって、いつもながら時間だけが早く過ぎていきます。

 毎年のことですが、10月初旬には冬鳥のカモ類が渡来して移動・通過して行く姿を目にしました。
 中旬から下旬にかけても、移動・通過の途中で、文字通り池に一時的休憩に立ち寄り居眠りをしているのを見かけたカモ類の記録です。
 曇天下に、100m以上遠くに浮いて居眠りをしている鳥を、不鮮明な画像から識別するのはなかなか難しいことですが、ともかく記録のための記録、ということに。

●10月中旬観察(ヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、オナガガモ、マガモ):
 曇天の池の遠くに一群のカモ類が浮いていました。
 長居はしませんでした。Img_018610

 一応識別できた(推測も含めて)カモ類。
 一番多いのはヒドリガモで、こちらは毎年、冬の間には池でも姿が見られます。
 その他には

 ■キンクロハジロご一行様。
 ・キンクロハジロ♂:Img_0115

 
 ・キンクロハジロの群れに紛れて「ホシハジロ」♀若鳥?らしい個体(黄色↓)が数羽。Img_0117ct2

Img_0119ct

 
 ・紛らわしいですが、キンクロハジロ♀若鳥とホシハジロ♀若鳥区別。Img_0122

Img_0125

Img_0140

 
 ・ヒドリガモの群れに紛れてオナガガモ♀若鳥?:Img_0146

Img_0146_2

 
 ・またマガモ♂も混在:Img_0162

 
●10月下旬、一時的に晴れ間がのぞいたと思ったらたちまち曇天に変わった午前中の池の端:Img_0462

Img_0416

 
 ・ハシビロガモ確認:
  ヒドリガモの一群から遠く離れ他ところに、時折、胸が白く光るカモが浮いているのに気がつきました。
 双眼鏡でも判然としないので、コンデジの目一杯デジタルズームで覗いて、ハシビロガモの番(つがい)、2組と確認しました。
 余談ながら、折しも池周辺で除草作業が実施されていて、除草機械のエンジン爆音が移動するのに合わせて"眠い目をこすりながら”爆音を避けるように移動し、再び居眠りする動きを繰り返す、落ち着かない様子でした。
 
 ・ハシビロガモ♂(エクリプス):Img_0427

 
 ・番一組:Img_0436

 
 ・少し離れたところに番二組目が居眠り中:Img_0458

 
 ・そして、草刈り機械の爆音に目を覚まして、一組目の方に移動して行き、Img_0447

 
 ・居眠り中の一組目のところまで行くと、Img_0444

 
 ・1組目も目を覚まして4羽揃って、爆音から遠ざかって行きました。Img_0446

 昨今の池の情況は、一時休憩所として居心地の良い環境ではなく、そそくさと立ち去っていくのでしょう。

 なお蛇足ながら、東京都など大都市の有名な都市公園の池などの方が、 冬鳥のマガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロなどは多く安定して観察されるようです。

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2016年10月28日 (金)

みちのく紅葉ウオーキング(2016年10月下旬)

 みちのくの紅葉を訪ねる3日間のハイキングツアーに参加しました。
 訪問地域はずいぶん昔にも訪れたことがあるところでしたが、今回は幸いにも今季紅葉のベストタイミングということでした。
 それでもさほど混雑することもなく、落ち着いた風情の”日本の晩秋”を楽しむことが出来ました。

■概要:Blgimg268

Blg

 

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2016年10月26日 (水)

アカスジカスミカメ

●アカスジカスミカメ(カスミカメムシ科):
 水田脇の空き地に生い茂ったオギ(イネ科の雑草)の穂に大量に付いていました。
 稲の害虫としてよく知られたカメムシで、珍しいカメムシではありませんが、これほどまとまって群がっているのに気づいたのは初めてのことです。
 遠目には、オギの穂にとけこむような体色によるカモフラージュ効果で、すぐ傍で見ないとなかなか気づくことがありません。1r0012166

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4r0012039

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※本種は、体長5~7mmで、イネ科植物(イネ、トウモロコシ、イネ科牧草類)、キク科の雑草ヒメジョオンなどによく見られますが、特に稲につくと斑点米を発生させて玄米の品質低下を起こす農業害虫です。
 発生は年4回ほどで、時期は5月下旬~10月初旬くらいまで、分布は日本各地。

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2016年10月24日 (月)

キボシカミキリ

●キボシカミキリ(カミキリムシ科):
 自生したヤマグワの樹が近くにある堤防の遊歩道を這っていて、踏みつけそうになりました。
 本来は長い触角が両方とも同じくらいの長さで欠損していて、はじめは?と思いましたが、どう見てもカミキリムシで、手元の図鑑からキボシカミキリと判定しました。
 ごく普通に見られるカミキリだそうですが、近隣で見かけたのは初めて。Photo_2

 本種は、深緑色の体に薄黄色の斑点があるカミキリムシ。
 大きさ23mmほど。住んでいる場所によって、色や斑紋に変異が大きい。
 幼虫はクワ、イチジク、ミカンなどの生木の中芯部を食べすすみ、時に大きな害を与える。
 成虫も同種の木の皮の若い部分を囓って食害する。都市郊外でもよく見られる。
 出現時期は5~11月、分布は本州、四国、九州。

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2016年10月22日 (土)

ミサゴ(続)

 魚取りのためにやってくるミサゴですが、先般、池の上空に姿を見せましたが、その後もよく見かけるようになりました。
 たまたま曇天で肌寒い天気のこともあり、常連の釣り人もいなかった”釣り場”でしばらく暇つぶしをしてきました。

 繰り返し池の上空を広く旋回しながら、時おり狙い定めてザブンと大きな水音/水しぶきを立てて飛び込むミサゴの観察。(過去ログはこちらです。)
 飛び込む回数の割には、捕獲の成功率は少ない様子でした。
 片足でつかめる小さな魚の捕獲では、体力消耗に見合わないのでは、と心配になった暇人。

●ミサゴ:Img_0269

Img_0308

Img_0309ct

 
●魚取り失敗例:
 (以下いずれもピントの甘い連写画像です。)
 (画像はクリックで拡大します)1img_0374a

A_1A_2A_3

 派手なパフォーマンスの割には、”水と空気”しかつかめなかったようです。

 
●片足でしかつかめない小さな獲物が獲れた例。
 獲物をつかんで飛び上がっていくシーンです。
 魚は、画像を拡大して見ないと分かりませんでした。B1B2B3

 お気の毒。
 そんな小物でも、何処かに運んでいくように飛び去っていきました。

 なお、過去に”大物"を捕らえて運ぶ姿をとらえた記録があります。

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2016年10月18日 (火)

ミサゴ

●ミサゴ(留鳥):
 まずまずの天気になった先日の日曜日の昼前、散歩で通りかかった池に、ヒドリガモの一群がいるのを双眼鏡で眺めていた時のことです。

・ヒドリガモ:Img_0050ct

 
 突如、近くの水面から1羽の鳥が飛び立つのが視野に入りました。
 双眼鏡から目を離して見上げると、飛び立った茶色っぽい大きな鳥が、それより小さい1羽の(たぶんハシブト)カラス(全長57㎝)に追い回されているのでした。
 カラスの追撃は執拗で、追われている方は大きく旋回を繰り返しながら、遠ざかったり、こちらに向かってきたり。
 やがてカラスが追うのをやめると、遠くに飛び去っていきました。
 かなり距離が遠いのと、動きが速いので、コンデジでも望遠でとらえるのが大変で、何とか2枚だけ画面の端っこに入ったピントの甘い画像が撮れました。
 パソコンで拡大して画像を確認すると、片足で小さな魚を掴んで放さなかったミサゴでした。Img_005116

 
 ・片足に小さい魚を掴んでいるのが分かりました。
 (画像はクリックで拡大します)Img_0052_2

 ハシブトカラスが執拗に追い回していたのは獲物の横取り目的だったのでしょうか。
 カラスもヤクザです。
 なお、以前には今回よりも大物を掴まえて飛ぶ姿を目撃した記録があります。

※ミサゴ(留鳥):
 全長63cm、翼開長174cm(♀の場合)。トビ(♀)とほぼ同大のタカ。
 尾は短めで、翼は長め。背面は暗褐色で、下面は白色。翼の下面には暗褐色の模様がでます。
 水面上空でホバリングしながら水面下の獲物を見つけると急降下し、足を伸ばして水中へ飛びこみ、魚類を捕らえます。
 獲物が小さい時には片足で運び、大きなコイなどは両足で“手拭を絞るように”頭を先にして縦にして掴んで運びます。
 全国で見られます。(なお北日本では夏鳥で、当地(埼玉)では「冬鳥」,ということでした。)

            - 続報 -

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2016年10月17日 (月)

シマツユクサ

 今を去ること5年前に、はじめて当地でシマツユクサを見つけました。
 本来、本種は当地に自生分布する植物ではないため、最初はまったく知識もなくて間違っていましたが、後日専門家からの教えを頂いて、シマツユクサと確認が出来たものです。
 爾来、ほぼ同じ場所で毎年生育を確認しています。
 今シーズンは天候不順の他に、もうすっかり忘れていたこともあって、観察記録はありませんでしたが、数日前、偶然踏み込んだ雑草地にわずかながら特徴のある青い花がのぞいているのに気がついて記録のために撮ってきました。

●シマツユクサ:R0012113_1

R0012113_2

R0012113_4

 
 ・未熟の種:R0012113_3

  (昨年もほぼ同じ時期に、熟した種も観察していました。) 

 どこからどうしてやってきたものか、知るよしもありません。

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2016年10月16日 (日)

満月/タヌキ

●満月:
 昨夜はきれいな満月でした。
 夜10時半頃、ベランダから撮影した画像です。
 (画像はクリックで拡大します) Blgimg_0046hc20161015

 (ただ、細かなことを言えば、望遠で撮影した画像を拡大してみると斜め左上が暗くて、何となく欠けているようなので、専門サイト(CURRENT MOON PHASE)で確認したところ、15日午後10時33分の月は99%満月というところでした。
 なおまた国立天文台(天文情報センター暦計算室ページ  http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/ )の情報では、10月の満月は2016年10月16日(日)13:23 とのことで(もちろん見えませんが)でした。)

 
●タヌキ:
 それはともかくとして、 狸、です。 
 昨日は久方ぶりの爽やかな晴天に恵まれたお出かけ日和。
 (ただし地平は霞んでいて、空気が澄んでいれば眺められる筑波山から日光連山などの山並は遠望できませんでした。)
 弁当持参で、江戸川沿いのサイクリングコースまで自転車散歩に出かけてきました。
 サイクリングを楽しむサイクリストの邪魔にならないよう、ロードの端をのんびり走って良い運動になりました。Img_0037

 
 帰路は、1年半前に部分開通した圏央道沿いで、車があまり通らず、のんびり走れる田舎道を伝いながら帰りました。
 その途中のこと、圏央道から少しばかり離れた、用水路沿いの車道端で、道路を横断しようと足を止めて周囲を見回した際に、目前の整備中の水路に設置されたゴミ取り水門設備の上に、何と、狸が1匹うずくまっているのが目に止まりました。
 (画像はクリックで拡大します。)Blg

 
 正直びっくりしました。
 距離は2メートルほどですが、じっと見つめてもまったく動く気配もありません。
 痩せた腹部が動いていますのでもちろん生きていますが。
 おもむろにカメラを取りだして数枚撮りましたが、やはりまったく動く気配はありませんでした。
 ともあれ、どうしてそんなところにじっとしていたのか知るよしもありません。1img_0044

2img_0042

3img_0041

4img_0043

 (なお、痩せているように見えたのは、夏毛のせいだったようです。)

 
■余談:
 タヌキは夜行性ですから、このところの月明かりに誘われてさまよい出て、そのまま日中うたた寝をしていたのでしょうか?
 ただ、何となくうつろでもの悲しそうな、物憂そうな(眠かっただけ?)目つきの感じから察するところ、
 ♪ 証 証 証城寺 証城寺の庭は つ つ 月夜だ みんな出て 来い来い来い おいらの友だちゃ ぽんぽこ ぽんの ぽん♪
 (童謡の『証城寺の狸囃子(野口雨情 作曲:中山晋平)』) ではなく、

 “月みれば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど”
 に近い気分だったのかも。
 まあ、そんなことはさておいて、ともかく悪いニンゲンは騙されないように。

 なお、帰宅後、画像を確認してあまりに痩せた姿(に見えたこと)から、本当にタヌキかと、すこしチェックをしてみました。
 1アングルで、うずくまった姿しかないので分かりにくかったのですが、タヌキと外観が類似した動物のチェックポイント(参照した記事URL: http://tokyotanuki.jp/comparison.htm  )  
 すなわち狸の識別ポイントは ・耳は丸みのある三角縁が黒い。 ・脚は黒い。 ・鼻面は長い。 ・鼻が黒く、顔の黒模様が鼻(吻)の上面で左右つながっていない(例外もある)。 ・肩に黒い模様がある。(個体差があり目立たない場合もある)。 ★夏毛(6月~10月ごろ)の時期には毛が短く、やせて見える。その姿はイヌのようにも見える。 (なお11月以降は冬毛でふさふさし、太って丸く見える。) などから、
 今回の個体は夏毛で、印象はイヌのようにも見えるというところから、やはりタヌキ、としました。
 タヌキの棲息地は主に里山ですが、都市部にも少なからぬ個体が生息していて、水田地帯の広がる当地でも水辺で冬毛の姿を見かけたことがありました。

 
 *おまけ:
 群馬県館林市には「分福茶釜」の伝説・昔話で有名な茂林寺があります。
 現在も狸が化けたとされる茶釜が伝わっているそうです。
 茶釜に化けてニンゲンを化かしたというのですが、本当のところ、ニンゲンニ騙されてきたのは狸の方かもね。
 その分福茶釜の狸モニュメントです。
 ・東武鉄道・茂林寺駅前の狸一家モニュメントPhoto

 
 そして、茂林寺境内にずらりと並んでいるたくさんのモニュメントの1つ。R0010123

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2016年10月14日 (金)

ススキ/オギ、フジバカマ

 本日は午後2時過ぎくらいから青空が広がりました。
 少し歩いて買い物に行くと汗ばんでしまいました。
 昨日は(十三夜のお月見でしたが) 終日、全天雲に覆われた肌寒い一日になってしまいました。
 そのせいで、食品スーパーで特売されていた「十三夜・栗名月お月見ダンゴ」も、お月見とは無縁の商業イベントに終わってしまいました。
 昔と違った気象変動も大きくなり、晴れる確率も大分減少しているのでしょうね。

 ちなみに旧聞ですが、過去ログをめくってみると、2007年10月23日 (火)に、文字通りきれいなお月見が出来たという記録が一回だけありました。 
 なおその際、お月見には付きもののススキですが、すでに身近なフィールドには少ないと記していました。

■ススキ:
 そこで以下に、ススキを”ダシ”にした穴埋めブログです。

 先日の新聞記事に、関東では名所になっている箱根の仙石原のススキが見頃を迎えるようになり、一面黄金色のススキ草原に変わってきた(2016.10.12現在)との報道がありました。
 その景観は今後の天候にもよりますが、晩秋まで楽しめるそうです。
 なお、その美しい景観を守るため、草原内に雑木などが増えるのを防ぐよう、3月中旬~下旬にススキを燃やす草原焼きなどの維持管理もなされているそうです。

 ・それで、あらためて身近にススキが見られないかと、ご近所やフィールドをウロウロしてみました。
 結果、山野草を趣味にされているご近所のお庭に、フジバカマ(園芸種)などと共に、ススキが一株植栽されていて、塀の上まで花穂を伸ばしているのが見つかりました。
 しかし、フィールドにはススキは皆無でした。
 そして遠目にはススキによく似た草姿で、堤防沿いの草地や農道脇の空き地などに群生しているのは、すべて「オギ」であることをあらためて確認しました。  
 そしてまた、多分見られるかと思って行ってみた近郊の、小規模ながら山野草の植栽が保全されている管理地では、点在するヨシやオギ、またセイバンモロコシなどに囲まれた場所から少し離れた空間に、期待したとおり、株立ちしたススキを見つけることが出来ました。  
 
 なお、ついでですが、そこには在来種のフジバカマ(キク科ヒヨドリバナ属)の群落もありました。
 花はばらつきがありましたが、終わりになりかけたものも多く、また全草に病害虫の被害を受けた株が多いようでした。
 特徴としては相対的に園芸種より草丈は高く、花色は園芸種よりは地味で淡い(白っぽい)ものでした。

★撮ってきた画像と共にまとめ。

■ススキとオギの比較/見わけ方:
 10年以上昔ですが、地元の秋の植物観察会で、講師から身近なフィールドに繁茂しているイネ科雑草の見わけ方について教わり、“実習“したことがありました。
 特に遠目ではわかりにくかったオギとススキについては、花が終わった実りの時期には両者の違いが以下のように、はっきりする事を教わりました。
 (なお、以下に掲載した画像はこの度あらためて観察地で撮影したものです。)

 
●ススキ:
 ・小穂の付け根についている毛は短く、小穂と同じくらいの長さ。 
 ・小穂の先に長いノギ(禾)*がある。
  (*イネ科植物で、花の外側の穎(えい)の先端にある針状の突起)
 ・河川敷などでも見られることがあるが一般的には乾いたところに多い。
 ・生え方は株立ち。花期は8~10月。

 ・株立ちのススキ:Photo

 
 ・ノギ(禾)があるススキの小穂。付け根の毛は短いPhoto_2

 
●オギ:
 ・小穂の付け根についている白い毛は多数で長く、その長さは小穂の2倍以上くらいある。
 ・小穂の先にノギ(禾)はない。
 ・(ススキよりも)やや湿った所に生える。
 ・地下茎から1本ずつ茎を出して、株立ちしない。花期9~10月。

 ・オギの群生。
  雨上がりの図書館脇に群生していたオギ。
 花穂が乾いて広がると、小穂にノギ(禾)は無く、基部の白い毛は多数で長い事が分かります。Photo_3

 
 ・池端や道路端に蔓延る迷惑雑草のオギ。小穂にノギが無いのを確認。Photo_4

 
■くどくなりますが、花穂に禾(ノギ:小穂の先に付いている細い糸のようなもの)のあるススキ(左)と、禾はないオギの小穂(右)の比較再掲。Photo_8

 
 ・ついでに、今回記事に無関係ですが、水田地帯のフィールドに一番多いヨシです。
 湿地などを埋め尽くしています。Photo_6

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
★余談のついでに:

■ススキ:
 車で1時間少々の比較的近くに、ラムサール条約登録地である渡良瀬遊水地があります。  
 図鑑『渡良瀬遊水地の植物図鑑(2011年3月 発行)』を開いて見ると、「索引」に「ススキ」の項目はなく、遠目にはよく似た「オギ」の項に、“遊水池にはススキはほとんど無く,オギばかりである”。と記載されています。
 なお、オギは茅葺き屋根の葺き替え用に刈取りされていたそうです。
 現在はそれほどに、近くでススキを目にすることは難しいことになっています。

 
■フジバカマ:
 在来種は渡良瀬遊水池にも自生していて、かつて1度見学に行ったことがありました。
 分布域は少なくなっているようで(環境省レッドリストでは準絶滅危惧(NT)*になっています)、数ヵ所にそれぞれ小さな群落がありました。
 在来種は、園芸用に持ち込まれた外来のフジバカマと異なり、草丈1.5~2mと背が高く、葉の裂片が幅広くふっくらしている、と上記,遊水池の植物図鑑に記載されています。

※フジバカマ(藤袴、Eupatorium japonicum)はキク科ヒヨドリバナ属の多年生植物で、万葉の昔から秋の七草の1つとして、親しまれた野の花でしたが、現在は生育環境変化などのため自生のものは激減して、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)種*に指定されています。  
 余談ながら、現在「フジバカマ」と名札がつけられて園芸・通販店などで流通している多くは本種でなく、在来種よりコンパクトで花付きも良く色もきれいな、いわゆる“園芸品種”で、同属他種または本種との交雑種などが多いということです。

 *環境省レッドリスト2015、【植物Ⅰ(維管束植物)】準絶滅危惧(NT)297種中にリストされています。 http://www.env.go.jp/press/files/jp/28075.pdf

●フジバカマ:
 画像は今回ススキを見ることができた“山野草保全管理地”で見かけた植栽群落。Photo_7

 なお、フジバカマについて考察をされた参考記事(下記URL)がありました。
     http://park15.wakwak.com/~ooyabuen/fjbkm.html 

 (ハイパーリンクはしておりませんので、ご覧になるには上記URLをコピーして、ブラウザに貼り付け、アクセスして下さい。)

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2016年10月13日 (木)

ボラ幼魚の遡上

●ボラ幼魚:
 例年のことですが、今頃の季節(9月下旬から11月初旬くらいにかけて)になると、しばらくの間、町裏を流れる排水路に群れをなして遡上してくるボラの幼魚を見かけるようになります。   
 暇な通行人が足を止めてのぞき込むことがあるほどです。 
 胸鰭の付け根に青黒色の斑点1個があるのが特徴的です。Img_9299_4

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 また同じように、水路で間接的に繋がりのある調節池では、やはり体長が同じくらいの幼魚が大きな群れを作り、さざ波を立てながら、水面近くを泳ぎ回り、釣りのオジさんの撒き餌に群がるなどして嫌がられています。
 時にはハリに掛かったりして,オジさんが舌打ちしながらはずして放り投げているのを目にすることもあります。

※ボラ:
 基本的には海水魚であるが河口や内湾の汽水域に多く生息する。
 幼魚のうちはしばしば大群を成して淡水域に遡上する。
 水の汚染にも強く、都市部の港湾や川にも多く生息する。

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2016年10月12日 (水)

ウラギンシジミ♂

 公園にたむろする野良猫にネコ缶を与える愛猫家が置き去りにしていく空き缶の蓋をなめていた(翅表にオレンジ色の紋がある)ウラギンシジミ♂。
 とても執着していたようでした。Img_9238_2

Img_9238_4

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Img_9238_6

 
 (余談ながら♀は翅表の紋が水色。過去ログから画像再掲:1011pa114388

 ウラギンシジミは成虫で越冬します。栄養をつけておかなくては。

 ・しかし、住みついているノラ仲間には、自分で咥えてゴミ箱まで片付けに行くし”つけ”もして欲しいですが、言い聞かせてもムリでしょうかねェ。

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2016年10月11日 (火)

ビロードハマキ

●ビロードハマキ(ハマキガ科ハマキガ亜科):
 図書館脇の歩道を通り過ぎようとしていた時、目前上方を”小型のチョウ”らしきものが横切って行きました。
 目で追うと、少し遠い生け垣の高いところに降りました。
 やや下方から見上げる体側面をこちらに向けたアングルで止まっていて、その体型からすぐにチョウではなくガと分かりました。
 目一杯の望遠マクロズームで撮影。
 ハマキガの仲間で、その派手な固有のデザインから、容易にビロードハマキと分かりました。Blgimg_9724_2

 同じショット2枚だけ撮れたところで、すぐに飛び立って行きましたので、このアングル画像しかありません。
 止まっている体の上面から撮れたら、略長楕円形で派手な翅表デザインが撮れたはずですが。
※ビロードハマキ:
 大きさ(開張)♂37mm、♀が大きく50mmほど。
 出現時期は6~7月;9~10月、分布は本州、四国、九州。
 なお幼虫はカエデ、アセビ、ツバキ、ヤマモモ、オガタマノキ、カシなど広い範囲の樹木の葉を巻く害虫ハマキムシの仲間。

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2016年10月10日 (月)

カワヅザクラ(河津桜)返り咲き

 一昨日は曇天下に時折小雨、昨日午前中は強い雨、午後曇り。
 そして本日はようやく晴れるという天気予報はハズレで、終日肌寒い曇天になりました。
 でも、ハリケーンに襲われるよりはるかにマシで、感謝しなければ・・・

 先日(10/6、7)例外的に晴れ間がのぞいた折に、堤防沿いに植栽されている20数本のカワヅザクラの内の数本に、返り咲きの花がポツポツ付いているのを見かけました。
 その内の1本に、特別たくさんの花が開いていましたので、記念撮影してきました。
 9月中旬以降のおかしな天気続きの反映でしょうか。Img_9655

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2016年10月 8日 (土)

冬鳥(オナガガモ、コガモ、ヒドリガモ、マガモ)立ち寄り通過

 9月下旬から10月上旬にかけて、気候は夏に戻ったり秋になったりと行きつ戻りつ、はたまた次々に台風が通り過ぎて行ったりと、不安定な天気が続きました。
 そうした合間にも、例年の通り、冬鳥が渡りの途中で束の間の休息のために、留鳥のカルガモがたむろしている池に降り立ち、またすぐに飛び立って行く姿を散見するようになりました。
 生物の世界もそれなりに正確に時を刻んでいるように感じられます。

 なお今の時期、冬鳥のカモ類のオスは(繁殖期には派手な羽色の装いですが)エクリプス(非繁殖期には一時的にメスのような地味な羽色になっている)個体が多いので、素人には見分けが難しくて困るのです。

 それはさておいて、とりあえず双眼鏡でのぞきながら、わかる範囲でそれらしいものの写真を記録のため並べてみました。

●オナガガモ:
 池の水面は雨続きで水位が上がり、岸辺にたくさん生えたイヌタデの根元は水没している状態になっています。
 そこに姿をみせた1羽のオナガガモ(雌雄不明)が、どうやら茎先端部の柔らかい葉が好みらしく、盛んに伸び上がっては茎の先端に飛びつくようにして咥えて水中に沈め、若葉だけを食べている様子です。
 同じ動作を何回も繰り返していました。
 しばらく後に、カルガモの間を抜けて遠くに泳ぎ去り、その後姿は見えなくなりました。106

 
●コガモ:
 池で冬を過ごすコガモの群れは小さいものの、例年一番早く渡ってきて、一番遅くまで池の周辺で過ごしていきます。
 カルガモの周辺にいる時にはシルエットだけでも、その大きさ比較で大体見当が付きます。
 ♂の繁殖期の冬羽はとてもきれいですぐわかりますが、今は地味な茶色の個体ばかりで、遠目には、雌雄の区別はできません。

 曇天下、肉眼では黒いシルエットにしか見えませんでしたが、確かにコガモです。1051

 
 ・別の日、強風が吹きましたが、しばしの間、薄日も射していた時の観察。106_2

 
●ヒドリガモ:
 少し晴れ間がのぞいた日の正午前、突然上空から視野の中に降りて来た3羽の中の1羽。
 双眼鏡で追っかけして、ヒドリガモと確認しましたが、雌雄の別は分かりません。
 すぐに身を隠すように、水面上に出ているイヌタデの茂みに入ってしまいました。
 冬の間、近くでは毎年一番大きな群れで過ごしていく冬鳥です。10731

 
●マガモ:
 こちらは川での観察。
 カルガモが数10羽集まっている中に、遠目にも違いが分かる個体が1羽。
 双眼鏡でのぞくと嘴は黄色で羽は茶色のマガモのメスにそっくり。
 マガモも♂の繁殖羽根はきれいで、すぐに分かりますが、こちらは?
 例年、池でも少数ながら冬を過ごしていきます。1071

 やがて寒くなれば、冬枯れのフィールドで散歩の暇つぶしにもなる冬鳥観察です。

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2016年10月 7日 (金)

タマツノホコリ(変形菌)

 みかも山公園の林地で、地面に埋もれて土と見分けがつかないほど腐植した木材表面に変形菌の子実体が形成されているのを見つけました。 
 マクロモードで撮ってみると、やはり絶妙の造形のタマツノホコリのようです。
 いつものことながら、変形菌は実に不思議な生き物と思うものです。

●タマツノホコリ(ツノホコリ科ツノホコリ属):
 変形菌(粘菌)です。R0011943_1

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2016年10月 6日 (木)

マルバフジバカマなど秋の里山公園で

 9月末日、運動目的で出かけた「みかも山公園(栃木県)」。 
 お定まりのコースを歩いて来ました。その際、変わり映えしませんが、気まぐれに撮ってきた植物の記録です。(順不同)

 
●マルバフジバカマ(キク科ヒヨドリバナ属/アゲラティナ属):
 これだけが初めての記録です。
 林縁の草地に点々と咲いていました。
 草丈30~100cmになる北アメリカ原産の多年草です。
 葉は2~5cmの柄があって対生し、長さ7~15cm、幅4~9cmの卵型で、縁に粗い鋸歯があり、葉先は尖っています。
 花は白色で、小さな筒状花が15~25個ほど集まった頭花を形成し、多数の頭花を散房状に密につけます。
 開花するとフジバカマと同じような形態になります。Photo

 花期は8~10月、分布は現在、北海道~近畿にかけて、まれに市街地などで見られるという。  https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/81020.html 

 なお本種は、万葉の時代から「秋の七草」のひとつとして親しまれているフジバカマと同じ属の植物ですが、北米原産の外来種です。
  “マルバ”の名前が冠されていますが、葉が丸いわけではなく、フジバカマの葉が基部まで深く3裂しているのに対して、切れ込みの無い単葉なので「マルバ」とされたという。

 
●アキノタムラソウ(シソ科アキギリ属):
 山野の道ばたなどに見られる多年草。
 草丈20~50cm。葉は対生し、3~7個の小葉からなる奇数羽状複葉。
 下部の葉には長い柄ある。茎の上部に長さ10~25cmの花穂を出し、長さ1~1.3cmの青紫色の唇形花を数段輪生する。花冠の外側には白い毛が多い。
 花期は7~11月、分布は本州、四国、九州。Photo_2

 
●シラヤマギク(キク科シオン属):
 山地の乾いた草地や道ばたなどにふつうに見られる多年草。
 8月頃から茎を伸ばして生長し、草丈は1~1.5mになる。
 頭花は直径1.8~2.4cmで、舌状花と中心部の筒状花からなる。
 舌状花は白色、花数はまばらで少ない。
 花期は8~10月、分布は日本各地。Photo_3

 
●ヌスビトハギ(マメ科ヌスビトハギ属):
 平地から山地の草地や道ばた、林縁などに生える多年草。
 草丈は0.6~1.2m。根もとはやや木質化する。
 葉は3小葉からなる。花は細長い花序にまばらにつき、淡紅色で長さ3~4mm。
 節果には長さ1~3mmの柄があり、ふつう2個の長さ5~7mmの半月形小節果からなる。
 表面にカギ状の毛が密生した“ひっつき虫“になる。
 花期は7~9月。分布は日本各地。Photo_4

cf. アレチヌスビトハギ

 
●ヒメキンミズヒキ(バラ科キンミズヒキ属):
 山地の草地や林縁に生える多年草。草丈40~80cm、茎は細く、「キンミズヒキ」に較べて全体に小型で華奢な印象。
 葉は3~5小葉の羽状複葉。小葉は楕円形で鈍い鋸歯がある。
 花は直径約5mm、花弁は細いので「キンミズヒキ」と区別できる。
 花期は8~9月、分布は日本各地。Photo_5

 
●ヤブマメ(マメ科):
 日当たりのよい道端、草原や林縁などに生えるつる性一年草。
 数メートルにも延びる蔓は細く、下向きの細い毛がある。
 葉は3小葉に分かれた複葉で、基部に托葉がある。
 花は長さ15~20mmで紫色の蝶形花。葉腋から出る短い総状花序に2~8個がつく。
 果実は多くは閉鎖花から熟し、地上と地中とに出来る。
 花期は8~10月、分布は本州、四国、九州。Photo_6

 
●ヤブミョウガ(ツユクサ科ヤブミョウガ属):
 林地に生える多年草。夏にミョウガに似た長楕円形の葉を互生させ、茎の先端から花序をまっすぐ上に伸ばして、白い花を咲かせる。
 花には両性花と雄花がある。花後に直径 5mm 程度の球状の実を付ける。
 若い実は緑色で、熟すと濃い青紫色になる。
 花期は8~9月、分布は関東地方以西。Photo_7

 
●スイカズラ(スイカズラ科スイカズラ属):
 常緑つる性の木本です。未熟な緑色の果実がたくさんついていました。
 種は」鳥によっても運ばれて、分布を広る。時には増えすぎて困る雑草ならぬ”雑木"扱いにもなる。
 花期は5~6月、分布は日本各地。Photo_8

 
●チゴユリ(ユリ科 チゴユリ属)結実:
 山野の林内に生える多年草。
 初夏の林床に咲いていたチゴユリの株ですが、花茎先端に熟した液果が一つ(2個の場合もあります)付いていました。 
 花期は4~6月、分布は本州、四国、九州。Photo_9

 
●コウヤボウキ(キク科コウヤボウキ属):
 落葉小低木。林縁に点々と花を開いていました。
 花期は10~11月、分布は関東以西、四国、九州。Photo_10

 
●ワレモコウ(バラ科ワレモコウ属):
 草丈70cm~1m、人里から山地の草原や林縁に生える多年草。
 秋に茎を伸ばし、枝分かれした茎の先端に1~2cmほどの花穂がつく。
 穂の先端から、小さな花(2mm弱)が咲き始める。
 花弁はなく、花に見える暗紅色の部分は萼で、萼の色は秋遅くまで残る。
 冬には上部が枯れて根の状態で越冬する。
 花期は7~10月、分布は日本各地。Photo_11

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2016年10月 5日 (水)

リスアカネ、ツユムシ、ミドリヒョウモンなど秋の里山公園で

 9月末日、久しぶりに晴れるという天気予報をあてにして、単純に運動目的で雨具は持たずに出かけた「みかも山公園(栃木県)」。
 車で1時間少々ですが、着いた時には日照は少ない割に蒸し暑く、歩き出してほどなく、今にも降りそうな気配の曇天になり、止めて帰ろうかと思いながらも、お定まりのコースを歩いて来ました。
 人も少なく、静かで、そこここに秋の里山の気配を感じながら歩いて少しは運動不足解消になりました。

 その際、気まぐれで撮った昆虫や山野草を一応記録に。  
 特に目新しいものはありませんが、昆虫類です。

●リスアカネ:
 湿性植物園脇のロープにとまっていた1匹。
 翅の先端に黒褐色斑がある、きれいなアカトンボです。Photo

 通りすがりに撮っただけのため、本種の特徴(胸部側面の3本の黒条中、中央の1本が両端の2本より短い)が見える画像はありませんが、見かけた場所はリスアカネの生息環境に一致した状況下です。

※リスアカネ:
 大きさ40mmほどで透明な翅の両端が黒い赤トンボ。
 丘陵地の池などで見られ、水辺からあまり離れない。
 池畔の小枝などに静止していることが多い。
 木立の周辺など、あまり開放的でない場所を好む。 
 出現時期は6~11月,分布は日本各地。

 
●ツユムシ(ツユムシ科):
 葉上にとまっていました。上に曲がった産卵管が見えるので♀のようです。Photo_2

※全身がきれいな淡緑色の、やや小さめのキリギリスの仲間。
 山地・平地の草むらで見られる。
 大きさ(翅端まで)35mmほど。 
 出現時期は7~11月、分布は日本各地。

 
●ミドリヒョウモン(タテハチョウ科):
 大きさ(前翅長)36mmほど。ノアザミなど山野草の咲く草地にたくさん飛び回っていました。 
 写真はその中の1頭で、翅色が地味な♀の個体だったようです。Photo_3

※雑木林のまわりなどを活発に飛び回り、いろいろな花で吸蜜する。
 ヒョウモンチョウ類の中ではもっとも広く分布し、深山から都市郊外まで見られる。
 幼虫の食草はスミレ類。
 出現時期は5~6月、9~10月、分布は日本各地。

 
●ツマグロヒョウモン(タテハチョウ科):
 山地の草原に他のアゲハなどと共に縄張り争いをするように飛び回っていました。
 今やどこにでも見られるようになっています。

 ♂(2個体):2

 
 ♀:こちらがきれい。R0011973c

 
●キアゲハ(アゲハチョウ科):
 2個体。鳥に襲われ翅を損傷した個体(上)も。2_2

 
●ナミガタウスキアオシャク(??):
 大きさ(開張)20mmmほどの小さい淡白緑色のガ。R001193520mm

 この仲間は類似種が多いので、写真1枚だけの絵合わせでは不明です。
 ナミガタウスキアオシャクにも似ているかと思いましたが、出現時期も少し遅すぎるようで、間違いかも知れません。

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2016年10月 4日 (火)

ノビタキ

●ノビタキ(スズメ目ツグミ科):旅鳥

 9月下旬、池端の草地で初めて1羽だけ観察しました。
 比較的姿の見えやすい高い枯れ草の茎に止まっては、首だけを左右に回しながら、移動していきました。
 ほとんど体背面からだけで、腹面からの姿は一度も見られませんでしたが、 渡りの途中のノビタキ♀個体だったでしょうか。Img_9339_1

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※本州中部以北では夏鳥、全国には旅鳥として通過。
 大きさ(全長)は13cmで、スズメ(14cm)よりやや小さめ。 
 夏鳥として北海道では平地、本州以北では主に高原に飛来するが、秋の渡りの時期には冬羽で、各地の河川敷や農耕地にも姿を見せる、とのこと。

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2016年10月 3日 (月)

アカスジチュウレンジ終齢幼虫幼虫

 期待されていたとおり、大隅良典・東工大栄誉教授にノーベル生理学・医学賞。
 生理学・医学賞は昨年の大村氏に次いで4人目の受賞。
 本当にすばらしい、うれしいことです。

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 今日も雨降りです。

 そして閑話です。
 日照時間の少なかった9月、ミニバラは荒らされ放題になっていたのですが、これだけはと注意していたつもりのバラ(ロイヤルハイネス)の新梢(若い枝・シュート)が、なんと丸坊主に!Img_9475

 
●アカスジチュウレンジ終齢幼虫:
 昨日朝、雨上がりの庭に出て、ふと見やった時に目にとまったのは、丸坊主になった枝と葉脈。
 そして残りの葉を囓っていたバラの天敵仲間 「アカスジチュウレンジ」の終齢幼虫でした。R0011958

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 ・気づかず切除しなかったすぐ近くの新梢には、産卵された卵が孵化した跡の裂け目(産卵痕)が残っていました。R0011959

 終齢幼虫はこのまま放任するわけにも行かないので殺虫剤スプレー噴霧。
 ごく小規模被害なのでいとも簡単に駆除できましたが・・・・

 チュウレンジバチ類はバラ園芸家にとっては天敵とも言うべき害虫仲間です。
 葉は縁から食害されて葉脈だけが残るようになります。
 葉から葉へと連続的に食害が進行し、気がついたときは丸坊主に!
 そして終齢幼虫を放任すると被害木下の落葉や表土中に繭をつくり、前蛹で越冬して翌春まで残るそうです。

※アカスジチュウレンジの幼虫は6~10月はじめ頃までバラの葉を食害します。
 若齢幼虫では頭部、胸脚は黒く、胸腹部は黄緑色ですが(黒斑はなく)、体長20mmほどの終齢幼虫になると黒い頭部は黄褐色に変化し、また胸腹部には小黒斑が現れ、さらに胸脚は黄緑色で基部に黒い斑紋が出てきます。

※なお、過去ログをめくってみると記録が混乱していましたので、少し整理し直しました。
 ・まず幼虫について:
 よく似たチュウレンジ(ハ)バチは、若齢の時から頭部は黒色のままで、胸腹部は黄緑色、そして終齢幼虫になると(若齢の時にははっきりしなかった)胸腹部の背面と側面の黒い点状の斑紋が目立ってきます。

 ・また成虫のチュウレンジバチ(=チュウレンジハバチ)は胸背部の瘤全部と、胸部側面が暗色~黒色です。
 これに対してアカスジチュウレンジ成虫は胸背部の瘤がすべて黒色ではなく、橙色の瘤もあること、また胸部側面は橙黄色という違いがあります。

 
●アカスジチュウレンジ成虫:
 (胸背部の瘤中に橙色の瘤もあり、胸部側面は橙黄色):Photo_2

 
●アカスジチュウレンジ(左)、そしてチュウレンジバチ(右)(胸背部の瘤全部が黒く、胸部側面が暗色~黒色)Photo

 なお素人には判断のつかない画像もあって、これまで混乱していました。
 来シーズンにも機会は多くありますので、今後は留意して撮ってみたいと思います。

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2016年10月 2日 (日)

秋の空、返り咲きのサクラに赤トンボ

 昨日に続き、変わりやすい天気で、終日曇り”ところによって”朝夕雨の予報でした。
 昨日は小雨がパラつくことがありましたが、本日は見事にはずれて、早朝は曇っていましたが、10時過ぎから本当に久しぶりに、青空がひろがりはじめました。
 すぐ戻れるようにと自転車で散歩に。

 用水路の堤防沿いに植えられたサクラ並木(多分ソメイヨシノ)の数本に返り咲き(狂い咲き)の花がちらほら。
 そして田圃周辺の上空にたくさんの赤トンボが群れ飛んでいて、サクラの梢にもいっぱいお行儀よくとまっていました。
 

●秋の空:
 ・青い空に白い雲Img_9471

 
 ・サクラの梢に赤トンボImg_9455

 
 ・赤トンボ○印、返り咲きサクラ□印
 (画像はクリックで拡大します。)Img_9464177

 
 ・赤トンボ(翅の端が黒いノシメトンボ1匹、他はアキアカネ)と返り咲きのサクラ。Photo

 晴れるとやはり汗をかく暑さでした。
 台風18号が控えていますので、爽やかな秋はまだおあずけでしょう。

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